NO REGGAE NO LIFE~レゲエな日々~

レゲエの用語やアーティスト情報、MVなども紹介します。

レゲエ 用語 Bombo claat(ボンボクラ)

汚い罵声

パドワの一種で相手をけなす罵声のひとつ。
英語でいえば、シットやファッキン!に近いです。つまり汚い言葉です。
ボンボにあたるBomboは女の子のナニ。日本語の方言であるボボに似ているのが結構おかしい。クラにあたるClaatは英語のclothで布。
Bombo Claatで、生理のときに当てる布を指す言葉なのです。
つまり汚いという意味。実際は生理~なんて誰も考えずに「コンチクショウ」「クソったれ」という感じで使うのが一般的だろう。
当然、ジャマイカで上流階級に属する人間は使わない。
他の表現には、ほとんど同じ意味の言葉で、ラス・クラがある。
この場合、「ラス!」だけでも使用可です。
とにかく相手をけなす時にも。憤まんを表現するにも便利な言葉。
ミュージシャンも結構使っている。


レゲエ 用語 Bob Marley(ボブ・マーリィ)

レゲエ界の最重要人物

本名はロバート・ネスタ・マーリィ。
1945年にセント・アンで白人の父と黒人の母の間に生まれる。
10代になるとキングストンの西部にある低所得者層が住むトレンチタウンに移る。その地で、ピーター・トッシュ・バニーウェイラーらと出会い、1964年にヴォーカル・グループ「ザ・ウェイリング・ウェイラーズ」を結成。
グループ名を「ウェイリング・ソウル」「ザ・ウェイラーズ」と変えながら活動を続け、次々とヒットを送り出す。
72年には、世界的なレコード会社アイランドで契約、翌年リリースしたアルバム「キャッチ・ア・ファイア」で世界的にデビュー。
一躍時代の寵児として注目を浴びる。
74年にピーターとバニーが脱退。その代わりにアイ・スリーをコーラスに加え、グループ名を「ボブ・マーリィ&ザ・ウェイラーズ」に変更
世界的な成功を収めた最中の81年にガンのため36歳の若さで死去してしまった。

レゲエ 用語 Big Up(ビ・ガップ)

相手をホメたたえる言葉

相手を大きく呼んで称える言葉。日本語に直訳すると「よお!大物」とのような感じ。通常の英語の文法としては無理があるが、ジャマイカ人ならではの感性から生まれた言葉である。実際には、あまり深い意味は考えずに、「リスペクト」と同じように使う。
つまり、相手に敬意を示した挨拶みたいなもの。「よくやったな!」みたいに、ホメるときや、勇気づけるようにも使える。
「リスペクト」との厳密な違いは、感謝の気持ちのあるなし。
「リスペクト」は感謝の気持ちがこもり、「ありがとう」という意味でも使うが、「ビ・ガップ」には感謝の気持ちはない。
この「ビ・ガップ」が使われ出したのは、ここ5~6年のようで、ミュージックシーンで流行し、一般的になっている。最近のレゲエCDをよく聞くと結構聞くことができる。

レゲエ 用語 Batty Boy(バティ・ボーイ)

シャレにならない本気の悪口

バティ・ボーイとはホモセクシャルのこと。
ジャマイカの男性観として、「男は、男らしくなくちゃ!」というものがあり、シャレにならないくらい本気の悪口になってしまう。
まだまだ経済的に貧しい国であるジャマイカは日本とは比べものにならないほど生活がハードです。男らしい(強そう)人間じゃないとやっていけないとう背景のもと、ナヨナヨしている(弱そうな)バティ・ボーイは非常に嫌われバカにされる。

レゲエ 用語 Babylon(バビロン)

権力や罪悪の象徴

権力や罪悪が集まった場所やモノの象徴として使われている。
具体的には警察や社会体制、都市、国などがそれに該当します。
また、アフリカからジャマイカへ無理やり奴隷として連れてこられたアフリカ系黒人のジャマイカ人にとっては、ジャマイカという場所自体がバビロンとも言われている。
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