今日は休みでしたが、例のごとくサービス出勤でした。
とにかく忙しく、残業や休日出勤をしても追いつかないのです。
まともに休んだ日の方が少ないぐらいですが、まあ、仕方がないですね。

今日の午後は、ちょっとした仕事で徳山ダムへ行ってきました。
徳山へはよく行きますが、ダムに寄ったのは久しぶりです。
平日ですが、天気が良いせいか、けっこう多くの人が来ていました。

徳山堰堤

ダムの手前から見た堰堤です。
徳山ダムはロックフィルダムですので、堰堤にコンクリートは使われていません。
粘土のコアをはさんで、岩石を積み上げた構造です。
堤高は161mで、多目的ダムとしては日本一です。
手前の白い部分は、洪水時の排水路です。

徳山湖

堰堤の上を歩くことができます。
巨大なダムですが、揖斐川が作る峡谷のいちばん狭い個所に堰堤が造られていますので、堰堤を歩く限りはそれほど大きなダムには思えません。
湖面も堰堤からはあまり広く見えませんが、実際の総貯水容量は日本一、湛水面積にしても日本第3位を誇っています。
ダム湖は『徳山湖』と名付けられました。

洪水吐きと発電所

洪水吐きのはるか下方に、建設中の徳山発電所が見えます。
最大で153,400kwの発電能力があります。

発電概要

発電の概要は、この看板の説明をご覧ください。(クリックすると大きくなります)

洪水吐きゲート

城塞を思わせる洪水吐きのゲート。
大雨などで満水になった際には、このゲートを開いて放流を行います。
通常は使用されることはありません。
ただ、毎年のゴールデンウィークには観光放流が行われ、今年も多くの見物客で賑わいました。
そうしたイベントの際は、私の勤務する西美濃プラネタリウムも賑わいます。

現在、徳山ダムでは湖面利用の一環として、湖面を周遊する船が毎月2回、運行されています。
湖上からしか近づけない箇所も見ることができますのでけっこうな人気です。
正式には「徳山湖自然環境観察会」という名称です。
興味のある方は以下のページをご覧ください。

http://www1.town.ibigawa.lg.jp/cms/contents_detail.php?co=kak&frmId=5736