バイクメーカーのヤマハが、大半の車種を製造終了とするニュースが、バイク愛好者を驚かせ、嘆かせています。
大型バイクに関しては製造終了車種は少ないものの、このところ人気が復活しつつある250CCから400CCについては、壊滅的といってもいい状況です。
ロングセラー車として長い人気を保ってきた単気筒車、SR400の製造終了は特に愛好者を嘆かせています。
他のメーカーについても状況は同じで、例えばスズキも中型排気量の車種に関していえば、大半が製造終了となっています。
年を追うごとに厳しくなる排ガス規制に対応できなくなったというのが、製造終了の理由ですが、バイクの絶対数から言っても、排気量の小ささから言っても、バイクの排ガス量などたかが知れており、落ち込んでいたバイク需要がようやく回復傾向を見せはじめているこの時期に、排ガス規制を一方的にバイクにも当てはめてしまうのは、日本経済にとってもマイナス以外の何者でもないと言わざるを得ません。
ヤマハのSRについては後継車種を開発中との説も流れていますし、他のメーカーに関しても何らかの手を打つだろうとは思いますが、いずれにしても、せっかく盛り上がりかけたバイク熱に水をかける状況そのものは、大きく変わりそうにはありません。
ヤマハに関して言えば、セロー250の製造終了についても大きな不満の声が上がっています。
いわゆるオフロードバイクの車種は、このところ減る一方でした。
バイクの楽しさをいちばん体感できるオフロード車は、ラインナップとして不可欠だと思うのですが、最盛期に比べると、現状でも半分以下のラインナップとなっています。
さすがに今さら2スト車を復活させてほしいとは言いませんが、なんとか最低限のラインナップは、各メーカーともに維持してほしいものだと思います。
これから先、どのような状況になってゆくのか、何ともわかりかねますが、不安と期待を込めて見守ってゆくしかないというのが現状です。