ホンダのフィットに乗っています。
色は淡い水色、4WDなので雪道もそれなりに走り、燃費は市街地で15km/L、長距離を走ると19km/Lと、まあまあ平均的でしょうか。
通勤にも星見にも家族で出かける際にもこの車に乗っていますが、乗っているとどうしても引け目を感じてしまいます。
大衆車だから?ではありません。
私は車のブランドやスタイルにまったくこだわりがなく、排気量も気にしません。
唯一気にするのは燃費ぐらいでしょうか。
そんな私がなぜ10万kmも乗ったフィットで引け目を感じるのかといえば…。

ありていにいって、車が汚いからです。
とても目上の人や妙齢の女性を乗せる気にはなれません。
どこが汚いって…外装も内装もです。
といって、洗車をしないからとか、車内の清掃をしないからというわけではありません。
それなりに洗車も掃除もしているのですが、洗車の翌日には外装はベタベタ、薄汚れてしまっています。
砂嵐のひどい砂漠に住んでいるわけでもないのにどうして?と思われますよね。
我が家にはガレージがありません。
つまり露天駐車なのですが、ちょうど駐車スペースの真上に電線があり、そこは雀のお休みどころになっています。
たくさんの雀が電線にとまり、大量の糞を車に落とします。
おかげで車はいつも鳥の糞だらけ。
加えて、駐車スペースの上に張り出したエノキの木が、初夏から初秋にかけて大量の樹液を分泌します。
その樹液が落ちて、雀の糞とダブルパンチで車を汚してくれるのです。

内装の汚れは…。
正確には汚れではなく、とにかく雑多なモノが載っているのです。
晴天が続けば天体望遠鏡が何台も載っていますし、やはり天体観測用の防寒具も載っています。
仕事で山へ行くことが多いので、雨具やスコップ、長靴などの道具類が積載されており、トランクスペースは決してオシャレとはいえないそうした用品でいっぱいになっています。
山へ行った帰りなど、車体は泥で汚れ、車内にはさまざまな道具が積まれていますので、どう見ても土建関係者
の車に思われることでしょう。
冬には、積雪地域へ出かけることが多いので、防雪関係の用品が加わります。
こんなわけで、何ともばっちい車と相成ってしまっている次第なのです。

といって駐車場所を変えるわけにはいかないし、雀を追い払う術もありません。
エノキの木は切ってしまえばいいと思われるかもしれませんが、基本的に木は切らない方針です。
趣味と仕事の都合上、道具類をその都度載せたり下ろしたりするのは効率が悪いので、トランクスペースの道具類もまあ仕方がないかなというところです。
「星を見るのが趣味だなんて、ロマンチックですね」なんてよく言われるのですが、実態はこんなもので、少しもロマンチックではありません。
街中でとっても汚い水色のフィットを見たら、私だと思ってください。
車ぐらいは綺麗に、オシャレにしたいのですが、私の場合、どうもばっちいのが板についてしまっているようです。