夕方、涼しくなった時間帯を見計らって散歩に行きます。
昼間は37度を超える激烈な気温のため、とても外に出る気になれません。

散歩のコースには猫がたくさんいるために、毎日の散歩を「猫散歩」と呼んでいます。
昨日は、18時過ぎに家を出ました。
家を出てすぐに気づいたのが、東の空に雄大な姿を見せている「かなとこ雲」。

20240809積乱雲01

「かなとこ雲」は、発達した積乱雲の上部が圏界面に到達し、そこから上に伸びることができずに横へ広がった状態を指します。
一昨日も、やはり東の空に同じような雲が見えていました。
天気予報によれば、各地で天気が不安定な状態で、あちこちで雷雨が頻発しているとのことでしたから、こんな雲が発達するのでしょう。
とはいえ、私の住む岐阜県西濃地方は降雨に見放されており、連日猛烈な日照りが続いています。
雲の下では雷雨となっているであろう「かなとこ雲」直下の地域を羨ましく思いながら、望遠レンズで撮影しました。
この雲は、東海地方一円から見えていたようで、滋賀県や愛知県の方からも「見たよ」という連絡をいただきました。
本当に、少しでもお湿りが欲しいところです。
畑の作物は水不足でもう限界、野山の草木も枯れ始めており、気温は連日の36度越え、例年はエアコンを使用しない我が家でも、今年はエアコンを使っていることは、数日前のブログに書いたとおりです。

さて、かなとこ雲を眺めながらとことこ歩いていると「猫ロード」に入りました。
畑の中に民家が点在する田舎道ですが、餌付けしている家があるのでしょう、この道沿いには猫の姿を見ることが非常に多いのです。

さっそく一匹見つけました。
黒白の猫さん。
じっとこちらを見つめています。
望遠レンズで撮影。

猫散歩01

奥にはもう一匹。
遠いので300㎜で撮影しましたが、夕方で暗かったため、やや手ブレ気味。
わが家の猫、まめのすけに顔だちが似ています。
「猫ロード」にいる猫の多くが、まめのすけによく似ていることから、私と娘は、まめのすけも生まれはこの猫ロード一帯なのではないかと推察しています。
「猫ロード」に生息している雌猫の一匹が拙宅近くで生んだ仔猫が、どういう理由かはわかりませんが、母親に遺棄されてしまい、それをたまたま娘が拾ったというのがまめのすけの生い立ちのように思います。
こんな猫でした。

猫散歩02

口元に模様があるところなど、まめのすけによく似ています。
遠くにいたので、300㎜レンズでもちょっと不鮮明で申し訳ないです。

その後もゆるゆると散歩を続け、畑と田んぼの中を歩いて帰宅するまでに7匹の猫を見ました。
猫といえば、一ヶ月ほど前から我が家を訪ねてくる仮称「こまめ」。
毎日餌を与え、だいぶ慣れてきたものの、まだ捕獲には至っていません。

IMG_1112

よく見ると、体に二箇所、大きな傷があり、他の猫との喧嘩で負傷したものと思われます。
この写真では見えない体側の傷で、悪化しないかと心配しています。
最近、顔を見せる頻度が減ったことも心配の種で、他の猫に縄張りを奪われつつあるのかもしれません。

暑い毎日ですが、エアコンの効いた部屋に籠っていては運動不足になってしまいますので、これからも晴れた日は猫散歩に行くつもりです。
面白い写真が撮れたら、またお見せしますね。