しばらく前のことですが、天文趣味の先輩がとある新聞の切り抜きを送ってくれました。
記事のタイトルは『ギターに挑戦するなら何を弾く?』
新聞社が、ウェブサイトでのアンケートを基に投票結果をまとめたもので、私が興味を持ちそうだからとメールで送ってくれたのです。
おおいに興味を持って投票結果を見たところ…。
なるほどと得心するとともに、私のいちばん好きなフォークグループの曲がトップ5のうち3曲を占めていたことに、これまたおおいに満足しました。
まず第1位は…『なごり雪』でした。
イルカが歌ってヒットさせた曲ですが、元々は「かぐや姫」のアルバムに収録されており、作詞・作曲は、正やんこと伊勢正三です。
私は中学生の頃から「かぐや姫」が大好きで、いわば私の原点ともいえるフォークグループです。
今でもギターをつま弾いて「かぐや姫」の曲を歌うことがよくあります。
第2位は『いい日旅立ち』でした。
山口百恵がヒットさせた曲で、国鉄のキャンペーンソングとしても知られています。
作詞・作曲は谷村新司。
この曲も時々ギターで弾き語りしますが、私は谷村新司のオリジナルのほうが好きです。
第3位は『神田川』。
かぐや姫最大のヒット曲であり、名曲中の名曲として有名です。
いわゆる「四畳半フォーク」の代表曲でもあり、もの悲しくも叙情的なメロディラインと詞が日本人の心にマッチします。
聴けば聴くほど、心に響いてくる曲です。
第4位は『22歳の別れ』。
元々は、かぐや姫のアルバムに収録されていた曲であり、かぐや姫解散後、作詞・作曲者の伊勢正三が作ったグループ、「風」のデビューシングルとなりました。
この曲も国民的な名曲であり、その魅力は今でも人々の心をつかんでいます。
この曲を初めて聴いた中学生の私は「22歳ってすごく大人なんだな」と思っていましたが、いつのまにか、その3倍近い年齢になってしまいました。
第5位は『あの素晴らしい愛をもう一度』です。
音楽の教科書にも採用されている名曲で、私も大好きです。
私の大好きな「かぐや姫」の曲が3曲もランクインしていたのはとても嬉しいことですし「やはり、かぐや姫は偉大なグループだったのだ」という確信を、さらに強いものにすることができました。
同時に、今は忙しくて昔のような音楽活動ができずにいますが、いずれはまた、ギターを手に音楽を楽しみたいと思わせられた記事でした。
天文、文学、音楽は、私という人間の根幹をなす趣味ですから…。