2005年05月08日

「嫉妬の文化」へのカウンタカルチャー

メトロセクシャル推進委員会はこちらへ移転しました。


「おいおいそんな格好してると目をつけられるぞ」
「部長が白シャツなんだからカラーシャツはよせよ」
「なんでカフスしてんの?」
男の嫉妬ってこわいんだぜ



他の人間の目を気にしてお互いをお互いで縛りあう窮屈な関係に、あわれ世の男性は疲れ切っています。
厭世の裏返しだったりすることはあったかもしれませんが、歴史をふりかえると、前田慶次に代表される武将たちの歌舞伎者文化、モボモガなどファッションに興味をもったりすることが必ずしも「×」ではない時代や文化があった日本。倹約倹約と幕府が通達しても、表は質素にして裏地に凝ってみたりと、町民レベルから大名レベルまで「洒落」ていることが好きな明るい国民性だったように推察します。


▼なんで嫉妬するの?
それがいつからこんなガチガチの「根性」「男らしさ」⇒「男の嫉妬」みたいな世界になっちゃったんでしょうか?

「団塊の世代」とその影響を受けた世代。
「戦後経済発展、いまの日本を作ってきたのはオレたちだ!」「寝るヒマも惜しんで家族の為にがんばったんだ!」「遊ぶヒマがあったら仕事しろ」「男が金を稼ぐんだオレたちが大黒柱だ!」「男は男らしくしろ」

我々の父親の世代、その先輩方が日本の戦後を立て直して下さった「恩恵」にわれわれ「戦争を知らない世代」は、どっぶりと浸っています。困窮のさなかご飯もロクに食べることも出来ないのに、必死で働いていただいた皆様のお陰でいまがあるんです。ただ、今はもうその状態は抜けたんです。なんだか団塊の世代自体が、自分たちが作った怨霊に苦しめられているような気がします。そしてその怨霊は正体不明になって下の世代に連綿と続いてしまっているのです。
風景







なんで嫉妬するんでしょう?
答えは簡単で、「オレは出来ないのに、アイツはやってるから」です。

どうしたら解決するんでしょう?
これも簡単で「”オレ”もやれば?」です。

しかめっ面してるお父さんだって、本当はアルマーニ着たいかもしれない。本当は髪の色を変えてみたいかもしれない。まだまだチャレンジしてない沢山のことにトライしたいし、女の子たちと楽しく話してみたいかもしれない。

でも自分たちがいい続けた「男らしさ」に縛られてしまい、本当はやりたいのにやれないから、やってしまう人間たちに嫉妬するんです。

こんなの健全じゃないですよね?
頑張ってきたお父さんたち。ローンを払い終えて子供も就職して、ちょっと余裕が出来たんだよね、っていうお父さんたち。どうせ仕事がんばっちゃいますよね?お手本にしてますよ。素敵だしカッコイイです。でももっとお洒落していいし、自分にお金かけて平気ですよ?大黒柱の枠に自分ハメなくていいんですよ?


▼怨霊退散のカギは「親父の解放」〜アルマーニ氏かなりよくない?


去年の誕生日は、GQの、そして今年の誕生日はLEONの定期購読を父親にプレゼントしました。もともとお洒落な父なのですが、「おっボッテガっていうやつさアレかっこいいな!」「サーフィンはじめちゃおうかなー」「なんかさあの麻布の店いってみたいなー」効果絶大です。母親と娘のデートはよくありますが、こないだ父親と息子でいってみました。なれない感じですが、面白いし、父親が活き活きしてるのは素直に嬉しいです。最近なまじ僕より詳しいし、経済力で解決してくることも多いので、なんだかちょっと悔しいですが(笑)




我々、若造世代は、まず先輩たちが作ってきた経済基盤に感謝するべきで、もっと先輩たちを立てていいんだと思います。「ストライプのスーツ着てったら上司が五月蝿いんだよ」じゃなくて上司がいつもと違うタイをしてきたら「おっ部長そのネクタイ最高じゃないすか?!」ぐらい言っても、へるもんじゃないし誰も傷つかないと思います。「おっ林君わかってるねーこれはダンヒルの〜」なんてなったらしめたもんですよね。地味だったとしても誰だってコダワリがあるわけで、お話聞かせてもらえるの面白いし、お話したいんだと思います。

メトロセクシャルだと思う人間の一人はジョルジオアルマーニなのですが、アルマーニを好きな理由は、当然、服のセクシーさ、カットの斬新さなどありますが、彼自身の魅力によるところも大きいです。当然苦労もしているでしょうが、70超えて、仕事をもっとやりたい、沢山の仲間とわいわい楽しく遊びたい、アレもしたいこれもしたい!と言っている彼のポジティブな姿勢に服を通してパワーをもらっている気がします。

もっと自由でいいんじゃないんでしょうかね?物質主義的なことを良しといっているのではなく、気の持ちようで色んなことが出来るはずで、メトロセクシャルって、年齢関係ない気がします。

▼我々のミッション「前向きに世界と戦う
いまの日本。元気ないですね。違います。男性の元気がない。女性は早い時期に沢山のことに気づいて、社会進出の機会増大と同時にチャンスが増え活き活きしています。

「やっちゃえばいいのに」が大抵の女性が言ってること。
「そうもいかないんだよ」が大抵の男性が言ってること。

お洒落そのほかにうつつを抜かして、仕事を疎かにしろ、と言っているんじゃありません。アジアも欧米もビジネスマン(あえてマン)たちは、仕事を頑張るのはもちろんのこと、勉強、マナー、スポーツ、さまざまなことに目を向けて自分を高めようとしています。対して日本の男性を見ると「男らしさ」に縛られている位置に、ともすると安住してしまっている人もいます。

メトロセクシャルを、マイケルフロッカーが言った言葉どおりに日本に当てはめてもしっくりきません。欧米の真似を単純にするのがストライクではないはずで、LEONやGQ「も」ある、というだけでそれが全てではありません。

日本には数々の美しい伝統文化がありますし、日本にしかないものは沢山あります。こういったものをふくめ、さまざまなものを貪欲に取り入れていき、チャレンジし、自分を高めようとするのが、日本で言うところのメトロセクシャルなんじゃないんでしょうか?ひょっとしたら経済学を学ぶこともメトロかもしれません。茶道を学ぶこともメトロかもしれません。ガチガチな概念というよりもう少し自由な気がしています。

今の日本が再度飛翔していくためには、男性が元気になってくれることが大切で、日本風メトロセクシャル=新しい日本男児、日本のいいオトコ、として第2の繁栄を日本として作っていければいいんじゃないでしょうか?嫉妬の文化のカウンターカルチャーとしてのメトロセクシャル文化。嫉妬からの男性の解放は、元気回復=景気回復の一番の近道だと思います。

メトロセクシャル推進委員会は世の中のオトコ達を元気にするべく、「オトコらしさの再定義」をし、世の中の流れを良くしたいです。

というわけで大変長くなってしまいましたが
いま考えていることをまとめることが出来ました。
みなさん今日も大変ですが、みんな頑張りましょう♪


※メトロセクシャル推進委員会のみんなへ☆
いつも本当にどうもありがとう。編集長もようやく自分の意見が形成出来るようになって来ました。仕事じゃないのに厳しいことや無理いったりしてるのに、ついてきてくれていて本当に感謝してます。これからもよろしくです。

メトロセクシャル推進委員会はこちらへ移転しました。

メンズトレンド.JP

この記事へのトラックバックURL

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/metrosexual/21285959