December 2006

December 19, 2006

17日のお芝居。

17日、前から何度か書き込んだお芝居がありました。
私も観に行ってきました!
(私信 遠くからありがと!久しぶりに話せて心あたたまったよ・・・お風呂グッズありがと。もったいなくて使わずおがんでます(笑))

ストーリー
ある定時制高校の20年前の卒業生達が、かつての教室に、真夜中幽霊が出るうわさを聞いた。同窓会がてらしのびこみ、飲み盛り上がっていると・・・あらわれたのは戦時中亡くなった15歳の女の子の幽霊だった!

その女の子の話を聞いているうちに、学校に行きたくても行けなかった事情を知る。
理想を信じることを心の中にあつく大事に思う、国語の先生、
日々明るく精一杯過ごすことを大事に考える、皆より少し年上の女性、
キレイなものが心のなぐさめになると信じるお花屋さん、
世の中そんないいこともないけどそれほど悪くもないと考える、コピー機の営業マン、
の卒業生達は、かわるがわる先生になって、授業を行うことを思い立つ・・・・

感想
面白かったです!
(原作改作してるんですが、誰か一人がそれを行うのではなく、役者全員で話し合いながら話を決めていく、という手法をとっているせいか)
頭の中でひとりが考えた話風、ではありませんでした。

(皆、演技がうまいということもあるけど)
登場人物がこの場限り存在する人という気が、全然しなくて、それぞれの日常生活があって、その延長線を垣間見た感じでした。

色々な人がいて、それぞれ色々考えていて、
時に誰かのことを思いやり優しい言葉を発したり、
うっかり失言して誰かを傷つけてしまったり、それにたいして優しく気づかないふりをしたりと、
そんな色々な人の何気ない行動が、舞台で展開されていました。
それを垣間見ることは、染みるように温かく、とてもよかったです。
(よく知らないけどコレが平田オリザ風なんだろうか?)
観終わった後、シャルウィダンスとか観た後と同じように
笑って泣いた様な気持ちになりました。

ところで、
つくりこんだ舞台は今回特に無しでした。(私信 この時期だし、よかったかな・・私としてはちょっとがっかり・・)
でも、最初どうだろ?と思ったんですが、全然よかったです!
舞台として、されていたことは、
・教室(←学校の教室という舞台設定)ぐらいの大きさ、雰囲気の部屋を会場として借りて、
・先生用の机と黒板、生徒用の椅子と机だけ準備。
・客席と舞台のレベルは同じにし、
・生徒用と同じ椅子を客席用として準備する。
結果、舞台と客席が一体化してました。まるで登場人物と同じ教室に自分もいる様でした。(実際観ている人の中には生徒全員が拍手するシーンに、自分も生徒になりきって拍手している人もいました。)

皆様お疲れ様でした。次回も是非また楽しみにしてます!!

mewesaty at 20:15|Permalink││それ以外。 

December 15, 2006

「ご報告」

9日の夜、突然母親から、自宅で急に父が息してなくて今、救急車という電話がありました。
病院に急いで行くと、父が寝てました。瞳孔が開いてめが乾いてます。
心肺蘇生で脈はありましたが、じきにそれも弱くなって10時前にはとうとう止まってしまいました。

救急車で運ばれて24時間以内になくなると、原因は警察を通じて分かるらしく、夜中の3時まで霊安室で警察を待ちました。
翌10日昼12時は、検察医の方がきて、そこで肺癌が原因といわれました。
11日お通や、12日お葬式、手配や連絡ですごく忙しくしてたら、
もう15日です。
今、父の友達会社の人宛の大量の喪中ハガキは、急がないと、と打ってます。


白血病を発病して15年です。
インターフェロンという副作用の厳しい注射を使って10年近く頑張っていたものの、
6年前に脳梗塞になり、
半年以上意識不明で、痙攣うなされてました。
ようやく意識が戻ったものの、半身不随で立てず座れず寝返りも難しくなりました。
数年後、リハビリでどうにか車椅子に座れるようになりましたが、
それもつかの間、肺癌を発病しました。

薬や放射線が効いたりきかなかったりと繰り返し、
最近は脳にも転移がありました。
ごく最近は、そんな状況の中、とてもやせて、
寝返りもうてずあまり食べられず、息をするのも苦しそうでした。

でも数々の危機を乗り越えてたので、
私は、それでもずっと父は大丈夫なんだと思ってました。
こんな日が来るなんて全く思いつきもしませんでした。

最後の最後まで本当に本当によく頑張ったと思います。
ものすごく苦しかろうに、絶対に生きようと頑張りました。

肉体が無くなってしまったのでもう父はいません。
肉体が無いと生きれないもんだとしみじみしました。

この先いいことなくても、泣き言いわずに私も頑張ろうと思います。

コメント書きづらいと思うので、はずしときます。

mewesaty at 12:45|Permalink││日常 

December 11, 2006

「お芝居」

お芝居のお知らせA4サイズでつくりました。
A4
面白いんですが全然宣伝してないので全然観に来るひとがいないかも。よければ是非!

mewesaty at 11:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0)││それ以外。 

December 07, 2006

「二級建築士、製図試験」

このところ毎日外出。今日はじっとしてました・・・

ところで、二級建築士の合格発表でした。
どうにか受かりました。・・よかったけど、ちょっと複雑な気持。実務しないとこういう資格ってあんまり意味無いもんね・・・

来年受験されるかたに。

もし素人だったら、試験時間内に描けるようになるのに時間がかかるので、それだけ注意したほうがいいかも。

私の場合ですが、
製図も日建に通いました。(7月末から9月末まで2ヶ月で受講料は30万位だったかな?期間短いわ、高いわ、不安になりつつも、超素人の私じゃ、一人で製図ができる自信も無く、おとなしく通いました・・・)

事前にわかってることは「地域に開かれた絵本作家の記念館」を鉄筋コンクリート(ラーメン構造)2階建(←例年は木造。今年はイレギュラーだったらしい。)というお題程度だけ。

試験会場で細かい条件(面積とか敷地とか必要な部屋とか)を聞いて、4時間半で、100分の1の図面(平面、立面、年度によって断面、短計(←今年は無かった)、仕上げ表とか)を仕上げます。

エスキスは1時間として、
平面図1時間40分、立面図30分、断面図40分、その他10分、見直し30分、位の結構はやいペース(←1級はこんなもんじゃすまないらしいけど)になります。
私の場合、図面を描くのに7月末に8時間位(←ノロい。)。8月中でも6時間位かかりました。
しかし、忍耐で平均毎日図面一枚(平面・立面・断面)程度描いていくうちに、激ノロい私も、試験2週間前には時間内に書けるように。そういうものみたいです。

なので、とにかく描きまくる時間を確保(←フルで働いているヒトは大変だよね・・・)できれば、(問題文を読み違えなければ)内容は難しくないので、大丈夫です!
私の場合、
費やした時間は、二ヶ月間×一日5時間位+週一日は一日中講座でした。(多分他の人より心配性&暇なので、きっとこんなに他の人はやってないと思います。忙しい&素人でないヒトは二割減の費やし方でもよさそうです・・・)

mewesaty at 16:29|PermalinkComments(6)TrackBack(0)││建築。 

December 02, 2006

「ホームページつくる」「さよなら、サイレント・ネイビー」「判断されることなく感情が決定される」

昨日。
・夜まで劇団のホームページ作成。去年つくって放置してたのを全面的に作り直す。
ホントは私はもう少しできるよーと自分に言い聞かす。

↓お芝居です。よかったら是非!(ちょっと遠いかもしれないけど・・・皆さん演技上手です・・・私もみにいきます!)link

「さよなら、サイレント・ネイビー」やっと読み終わる。いろいろ思う。

あらすじ
作曲家であり物理を専攻していた著者が、かつて大学研究室で一緒に物理を学んだ地下鉄事件の実行犯である友人が、なぜそこに至ったかを考え調べた話。マインド・コントロールはどういうものか、それに対して人間がいかに脆いか、地下鉄事件だけでなく、マスコミ、特攻隊、第二次世界大戦で何が行われたかをとおして描く。身体とか情報とか。

(真偽は不明だけど)覚書。
耳から入った(特に情動を喚起するような)情報は、脳の高次認知が発動(一秒近くかかる)するより先に、情動を発動(数百ミリ秒、数十ミリ秒)してしまうことができる。
つまり頭で内容を判断することなく感情を左右し決定してしまう力があるらしい。(本来、考える猶予(や必要)の無い時にすごく発揮されそうな能力か?)

前、(たしか)(建築で感動するのと音楽で感動するのはちょっと違って)音楽はなぜ、ダイレクトに心に来るのか?という議論を聞いた。私個人としてはあまり実感ないのは、耳悪いから(昔ぱらっぱらっぱーとか全然できなかった・・・)か!!!なんて。

mewesaty at 15:07|Permalink││日常