お久しぶりです。
カインです。

三日坊主ということもあり、せっかく再始動させたこのブログの更新を怠って申し訳ありませんでした。
でも、勉強はしっかりやりました。

単刀直入に申しますと、東大理科2類、なんとか合格しました。

この一年間、現役の時よりもすごく辛かったですが、念願のサクラが咲いて本当にホッとしています。

センターは8割4分。

ビハインドを背負ったスタートでした。

二次試験1日目の前日、目が冴えて1時間強しか寝られずに受けた数学。

その日の朝は吐き気すらありました。

立つのがやっとの状態。

一番大切なときなのに、最悪のコンディション。

もう落ちたと思いました。

理系で、数学が得意科目でもあったので、どうしても数学は落としてはいけないはずでした。

60点はとりたかった。

でも、頭が全く働かず、結果は1完2半。

すごく東大が遠ざかっていくような感覚を受けました。

2年間、こんなに頑張ったのに、結果はこんなんかよ。

本当に悔しくて、悔しくて、東大という大きな壁を結局乗り越えられなかったという絶望を前に目を背ける術すらありませんでした。

ホテルに帰宅後、母が言いました。

はっきりとは覚えていませんが、大丈夫だと、最後までやらないと分からないと、ここから勝利をもぎ取れと、確かそのような内容だったと思います。

父や兄からも励ましのメールが入り、やる気が出てきました。

確かにもう負けたかもしれないけど、まだ終わっちゃいない。

明日2科目とも100点を取ればいいんだ。

そんなことはっきり言って、僕の実力を120%出し切ったとしてもキツイような、そんなレベルです。

でも、もうやるしかない。

自分を鼓舞して、戦いを決意しました。

勝っても負けても、これが最後の東大受験。

ここで決めるしかない。

もうチャンスはない。

俺は勝つ。

そう自分に言い聞かせて迎えた2日目、大きくビハインドを背負ったわりには、緊張感は不思議とありませんでした。

なぜか、受かる気がしてきてならなかった。

1時限目の理科。

すごくできた。

実力は十分に出し切れた。

2時限目、つまり最後の科目である英語。

おもしろいほど英文が頭に入ってきた。
簡単すぎる、そう思いさえした。

キタ。

もしかしたら受かったかもしれない。

ビハインドなどを考えたら結果は5分5分だろう。

その後発表までは生きた心地がしなかった。

試験直後の自信は、時間とともに不安へとかわっていった。

そして迎えた発表当日。

東大へ発表を見に行った。

すごい人数の人、人、人。

胴上げされている人もいる。

もうここまできたら早く結果を知りたかった。

人ごみに分け入り、自分の番号を探した。

・・・・

あった!!!

すごくうれしかった。

信じられなかった。

今までやってきたことが認められたような気がした。

本当にわけが分からなかった。


一年間いろいろと大変だったけど、合格できて本当によかったです。