2005年06月17日

カナダU-20

昨日は練習終了後、選手はトレーニング施設内のバールに残りU20カナダ対コロンビア戦をTV観戦。
カナダの選手も頑張っていたが、結果は0-2。残念。

そういえば、このIMPACTには下部組織が存在しない。サテ・ユース・スクールも無い。一番上のクラブが独立して存在するだけだ。
ではカナダの育成システムはどうなってるの?疑問に思った方もいると思う。僕もそのひとり。

「カナダの少年たちは、どうやってIMPACTの選手になるのですか?」
隣に座っていた15番レドゥク選手に聞いてみた。
まず、カナダの少年は地元のクラブでプレーを始める。Jr.ユース・ユース年代でも同じ。年代別に良い選手は地域の選抜チーム(例えばケベック州)に選出される。そこで国体のような地域対抗の全国大会があるので、活躍すればナショナルトレセンへ。または年齢別の代表に。

ある程度の年齢が来た時に、ここでスカウトの目に留まるプレーをしていれば晴れてIMPACTへの入団となる。
が、現実は直接契約する選手はあまりいないようで、だいたいは、

1、地元のアマチュアリーグでプレーし、トライアウトなどの機会を待つ。

2、アメリカの大学に進む(レドゥクはこのパターン)。

3、PDL(MLS(1部、サテライトリーグ)、USL(1部、2部)の下に位置する)等のリーグで経験を積み移籍を目指す。

となっている様子。

確かにくるりと周りを見回すと、IMPACTはベテラン選手が多かった。

最近では若いうちに直接ヨーロッパへ出てそちらで頑張るというケースも多いよう。今回のカナダU-20でも4〜5人は既に海外のクラブでプレーしているらしい。その他はだいたい地元のアマチュアリーグに所属とのこと。
ふーん、なるほど。レドゥク君ありがとう。

と、書いておいて何だが、これが合っているのかは保証出来ない。僕の英語力はかなり怪しいので。。。
関係者の方々、もし間違えていたらすみません。



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