2006年07月31日

7月30日

今日は休日。
ラティーノス(Mauricio, Ze, Di Lorenzo, Salles)と
少し遠出して郊外の湖までドライブ。


最近は連戦と移動の日々。
空港、ホテル、スタジアム、の三角形を
ぐるぐる廻っていたような。

気付かないうちに身体も強張っていたのかもしれない。

しかし今回自然の中に身を置けた事で
とてもリフレッシュすることが出来た。

湖でボートを借りたり、泳いだり、散歩したり
時間にして3〜4時間。

そのあいだに身体の細胞ひとつひとつが再生されていくような、
そんな錯覚をするくらいに癒された。




  

Posted by mfukasawa2 at 11:43TrackBack(0)

7月29日

今回の遠征Atlanta戦は2-1で逆転勝利。
後半PKを与えてしまい失点するも
残り10分になったところでPKゲット。
終了直前にもキャプテンのBielloが逆転弾!と
中一日(移動あり)の試合を見事に勝利で乗り切った。

今回試合の鍵になったPK。
レッドカードやPKって片方に与えると
審判は(無意識のうちにバランスをとろうとするのか)
もう片方にも与えることが多々ある。

IMPACTはそのチャンスを逃さなかったことで
今回勝ち点3を獲得できた。

試合後は相手チームのMacLaughlin選手と彼の御両親と一緒に食事へ。
広島で宣教師を2年間、そして今でも勉強を続けている日本語を流暢に話す彼。
サッカー選手として、一人の人間として
とても魅力のある人物。


今回の遠征は勝って戻って来れて良かった。
長時間のフライト、勝つと負けるのでは
(精神的なものも含め)疲労度はかなり違ってくる。

  
Posted by mfukasawa2 at 11:27TrackBack(0)

2006年07月27日

7月26日

今夜のSeattle戦は1-0で勝利。

前半Sallesのミドルシュートで先制するも
後半Zeが2枚目のイエローで退場。
そこから10人で我慢の時間帯が続いた。
何度が危ない場面はあったが
守備陣が高い集中力を保ち乗り切った。


しかし、今夜は久しぶりにヤキモキした。

後半15分過ぎ。
ウォーミングアップをしていると
ベンチから呼ばれる。
監督の元まで(ダッシュで)走っていくと
「Masa」じゃなくて「Mesut」。。
ま、紛らわしい。

その後Ribeiroが呼ばれ
直後に自分にもお呼びが掛かる。
2人同時に交代か?と思ったら
Zeの退場で監督が混乱していた。。
うぅ。

ベンチ横でアップを続け
結局投入されたのは後半40分過ぎ。


本来なら少ない時間でもアピールしたいところだが
こういう状況(1点差でひとり少ない)では
とにかくディフェンスを頑張らなければ。
チームが勝たなかったら意味がない。

今夜は厳しい試合だったが無事勝ち点3を獲得。
明日はAtlantaへ遠征だ。

  
Posted by mfukasawa2 at 13:44TrackBack(0)

2006年07月24日

7月23日

今回のMINNESOTA戦は1-2で負け。

前回は4-0で勝っていた相手だったが、
まったく違うチームになっていた。

ラインを高く保ち、中盤をコンパクトに。
前線はスペースへの飛び出しを繰り返す。
久しぶりに組織的なサッカーを見た気がする。
でもそんなチームが現在最下位、わからないものだ。


さて今回のアウェイの旅でもトラブル発生。

それは試合翌日の帰り。
朝の8時半にホテル出発。
飛行機でミネソタ〜ニューヨーク〜モントリオールという
ルートのはずだったのだが。。

ニューヨークで乗り継ぎするはずの
飛行機が悪天候の影響でキャンセル。。

4時間後のオタワ行きに乗り、オタワからMTLの空港まではバス(2時間)。
最悪なことにオタワの空港では預けた荷物が出てこない。。
(翌日マネージャーが引き取りに)

予定表では7時に到着するはずが
結局部屋に着いたのは夜中の2時近く。
約17時間の移動となってしまった。


ここのリーグはタフでないとやっていけないな、と再確認。
「強くなかったら生きていけない。優しくなかったら生きていく資格は無い」
という名言が(何故か)浮かんできた。

ハードボイルドとは程遠い生活だけれど
このリーグに居るお陰で(精神的にも肉体的にも)鍛えられている。
  
Posted by mfukasawa2 at 11:31TrackBack(0)

2006年07月19日

7月18日

今回のシアトルバンクーバー遠征。
2日間で(移動を含め)2連戦というハードな日程だったが
両方とも勝利出来て良かった。
これでIMPACTはリーグ首位に。

自分もバンクーバー戦で先発出場。
今の自分にとって「実戦」で
プレーすることはとても必要だ。


さて、今回の遠征は飛行機。
アメリカ大陸を横断し移動時間が約10時間と「旅」気分。

しかし旅には時々予期せぬことが起こる。
出発は試合の前々日。
チームはモントリオールからトロント経由でシアトルへ。
トロントで国内線から国際線への乗り換え。
と同時にそこでアメリカへの入国審査が行われる。

その日もいつも通り問題なく全員パスするはずだった、、が
マウリシオ、ゼ、サラスの3人が搭乗時刻になってもゲートに姿を現さない。

あれ?3人は?

どうやら審査で引っかったらしい。
よって飛行機にも乗れず。
離陸時刻を一時間ほど過ぎ、仕方無しに出発。

そのころ残された3人は
まるで犯罪者よろしく取調べ中だった。

以下はマウリシオの説明

「いつも通りのはずだったんだけどさぁ、、、」

入管(以下C)「何処へ向かうの?」
マウリシオ(以下M)「シアトルへ」
C「君は何?サッカーやってるの?」
M「はい。モントリオールのプレーヤーです」
C「プロサッカー?」
M「はい」
C「ということは観客はお金を払って君たちの試合を観るのか?」
M「はい」
C「・・・ビザに問題がある。。奥の部屋に行きなさい」
M「え?ちょっと待って。今まで7年間ずっとこのビザで行き来してたんですけど。」
C「奥の部屋へ行きなさい。」
M「今まで何も問題は無かっ、、」
C「奥の部屋へ行きなさい」
M「*******!!(汚い言葉)」


どうすることも出来ず、その「奥の部屋」に連れて行かれる。


でも、結局は入管が勘違い。
今持っているのとは違う、他の種類の査証が必要だと。
「奥の部屋」では入管とのやりとりで怒りを抑えるのに必死だったらしい。

その勘違いに気付いたのは僕たちが出発してから一時間後。。


仕方なしに、彼らはその後
トロント〜バンクーバー〜シアトルというルートで
一晩明けて、シアトルのホテルに辿り着いた。

チームメイトたちは、
遅れてやってきた彼らの顔を見て
「ようこそ合衆国へ!」
「テロリスト!」
「覚せい剤!」

みんな本当に口が悪い。
ディロレンソ(アルゼンチン人)は
「顔が原因で止められたんだよ」って。


アメリカへの入国時は本当にうんざりするくらい
厳重なチェックを行ってくれる。
その逆はもう本当にあっさりと、なのだけど。

帰りのバンクーバー〜モントリオールは問題なし。

5日ぶりに戻ってきた我がアパート。
数えてみると6ヶ月の短いシーズンのうち
1ヵ月はホテルで過ごしていることになる。
この部屋に戻ってくると、本当に「ホッと」する。

  
Posted by mfukasawa2 at 11:39TrackBack(0)

7月12日

12日は29回目の誕生日。
この日はジャンスタのしょうぞう氏が食事会を主催して下さった。

そこに集まって下さったのは、
こちらで知り合いになった方
ワーホリの方
日本から試合の応援に来て下さった方
IMPACTのウルトラス、、、。

色々な方から祝福の言葉を頂き「自分は幸せ者だなぁ」としみじみ感じた。

今年も北米大陸での「挑戦」が続いているが、
自分一人でサッカーをしている訳でなく
周りからの色々なサポートがあって
出会いがあって
応援して下さる方々がいて、、、

そういった周り(MTLと日本の両方)からの励ましや支えが
今の自分とその挑戦を形づくっている。

今その瞬間、その状態、その場所にいられる幸せ。
そういった想いを大切にしながらプレーを続けていきたい。


本当に「ありがとう」です。




  
Posted by mfukasawa2 at 11:24TrackBack(0)

2006年07月13日

7月11日

昨日のToronto戦は2−0で勝利。
後半途中から出場したSallesが2得点。
前節に引き続き、カナダ国内対決ということで
観客は1万3千人以上。

さて、今回の試合はスタンドからの観戦となった。
外国人枠の関係で出場出来ず。

このUSLは外国人枠が5つ。
そして今現在チームには6人の外国人選手(アメリカを除く)が。

今季はこれまで誰かが怪我(って自分だった)で問題は無かったのだが
全員がプレーできる状態の今、誰かが一人外れることになる。

これはシーズン前から分かっていたこと。
腐らず、次のチャンスの為に良い準備をしたいと思う。  
Posted by mfukasawa2 at 02:19TrackBack(0)

2006年07月10日

7月9日

イタリアの優勝!!

今日のW杯決勝戦は
IMPACTのオーナーとその家族、友人、
それから選手latinoたちと
Little Italyにてレストランを貸し切り
大型TVでイタリアを応援。

優勝が決まった後の街中は沢山の人、人、人!!
クラクション&爆竹の音、イタリア国旗で溢れてお祭り騒ぎ。
ここ何処の国だ?と思うくらいイタリア一色に染まっていた。

オーナー、監督、コーチ、マネージャー、キャプテンと
IMPACTのチーム関係者ほとんどがイタリア系。

おめでとう、良かったね!である。
仲間の喜ぶ顔が見られるのは嬉しいもの。

Viva Italia!!





  
Posted by mfukasawa2 at 12:42TrackBack(0)

2006年07月09日

7月8日

昨日のVancouver戦は1−1の引き分け。

カナダ国内チーム同士の対決で、とても注目された一戦。
観客は1万2千人以上。
FOX SOCCER CHANNELでも中継、
カナダ・アメリカ全土で放映された。

試合は前半に先制され、後半のロスタイムまで0−1のまま。
このまま試合終了か?と思われた最後のCK。
そこでマウリシオが値千金のゴール(ヘディング)!
奇跡的に引き分けに持ち込んだ。





今日は午後からcocomontrealの取材。
主にワーホリや語学留学で来ている方達の為に作られたフリーペーパー。

語学を学ぶため、新しい可能性に挑戦するため、
、、、色々な理由でここへやってきた人達。

MTLは色々な民族がいて色々な言語が話されている。
各国からの移民の街であり外からやってきた人間に対して垣根が低い。
それは何かを新しく始める為にはとてもよい環境だと思う。
人脈がどうとか、歴史がどうとか、それよりも本人のやる気と実力。

自分はそういう街でサッカーと生活をしているんだなぁ、と
cocomontrealの編集の方たちと話していて気付かされた。  
Posted by mfukasawa2 at 12:35TrackBack(0)

2006年07月05日

7月4日

昨日から始まったIMPACT SOCCER CAMP。
今回は人手が足りない、ということで
自分にもお呼びが掛かった。

英語も上手く話せないし、
唯一知っているフランス語は「私ハ仏語ヲ話シマセン」
こんな状態で大丈夫か?と不安だったが
2日目を終え、今のところは何とか無事にこなしている。

クラブの方も「上手な解説・指導」は
自分にはたぶん期待していないと思う。

と、いうことで

言葉より、実演。
やって見せて、真似してもらう。

どちらかというと「教える」というより
「一緒に楽しんでいる」に近い。

子供たちを見ていると、本当に楽しそうにボールを蹴る。

大人になると色々なものがサッカーにまとわりつくが
大事なものは両手で包み、守っておきたい。





それから昨日夕方行われたPUBLIC PRACTICEは
こんな感じの雰囲気。
去年より沢山の方が観に来て下さり
IMPACTへの注目&サッカー人気の高まりを感じる。  
Posted by mfukasawa2 at 11:50TrackBack(0)