そうしたつらい状態は長くは続けられません。徹底的に焦らされた僕は、まさしく絶頂の寸前に来ていたのです。頭はぼぅっとし、全身が火照り、汗が噴出していました。カチカチのペニスを握りしめ、僕はお願いしました。

「Kさま、お願いです・・・本当にもう・・・ムリ・・・」

これは本当だと感じたのか、Kさまは、電話の向こうで「どうしようかな、どうしようかな」と少し思案しているようでした。微笑みながら思案するKさまの姿が目に浮かんでくるようです。そして、Kさまから、お許しがでたのです。でも、それは、ひどい条件のついたお許しでした。

『じゃぁね、自分の出したのを舐めるならイってもいいわよ。どうする?クスクス』

「あぁぁん・・・そんな・・・」
僕には、急に、すごく恥ずかしい思いがわきあがってきました。嫌だ、というよりも、恥ずかしい、と思えてしまったのです。このとき僕は不思議な感情でした。実は、その条件にどこかドキドキしていたのです。

僕は、性欲の塊になっていました。イキたいがために、そんな命令を聞いてしまう自分に、快感を覚えていたのかもしれません。そんな命令を聞いてでもイキたがる自分、はしたない自分、恥ずかしい自分・・・。

つづく