もう10年以上前、インターネットのチャットで仲良くなったS女さんがいた。福岡からだという。

最初のとき、チャットで彼女から「ペニスに蜂蜜塗ってラップをまいて、チャックから出してコンビニで買い物してきて」という命令がでた。オレが羞恥好きとかいったからなんだけど。で、上着で直接は見えないようにして、ホントにその通りにして買い物してきた。けっこう夜遅い時間だったなー。店員はオトコだからおもろくなかったんだけどね。

で、買い物も10分以上はかかっちゃうわけで、もー待ってないだろうなぁと思ったら、まだちゃんとチャット部屋にいてくださった。向こうは向こうで、「え、ホントにしてきたの!」みたいな感じだったらしく、この最初の出会いで、なんとなくお互い気に入った相手になった。

その後も頻繁にチャットをし、また、電話もした。非通知でかけるから、アナタの番号を晒して! というので晒したのだけど、しっかり相手の番号でちゃって非通知にするの忘れたらしい(笑) なかなかおちゃめな人だった。偶然お互いPHSだったりしたのも、なにやら共感しあったりするものでした。

チャットや電話で相手が求めてくるものは、かなりエロく、こちらのツボをついたすばらしいものだった。私、当時は実家住まいだったんだけど、布団に頭と電話を突っ込んで、ハァハァいっておりました(笑)

そうこうしているウチ、彼女が関東(埼玉、大宮だったかな)にでてくることになった。向こうから会ってみないかと誘われた。普通なら、尻尾をふってワン!ってなるよな〜。
でも、当時、それができなかった。なんというか、ものすごくはまっちゃいそうで怖かったというか、この人と会ってしまったらどうなっちゃうんだろうか、とか、なにやら不安だったわけだ。(もうひとつ、現実問題としては資格試験の勉強してたこと、ホンモノの彼女がいたこと、というのもあるのだが)

終わりはすごく悲しいものだった。100%オレが悪い終わり方だった。結局、相手を傷つけてお別れしてしまった。かいつまんでいえば、「私のこと信用してないってことじゃない!」というような主旨の怒りのメールがきて、それに返信もできず、終わってしまった。
ひどいことをしたとすごく後悔している。そうなんだよな。たぶん、互いの人格の一部分について、けっこう深いところで理解し合っていたはずなんだ。それなのにオレが一方的に遮断したわけだ。これはけっこうシンドイよ。。。
それ以来、よく彼女のことを思い出す。普通の道具を使って苛めるのがいい、といっていた。ある日、スーパーボールを買ってきて、とメールがあり、電話プレイのとき、ゴムにそれをいっぱいつめ、アナルにいれてと指示された。映画館でチャックを開けなさい、とかいう命令もあった。もし会ってたら、いったいどんなプレイをしたんだろう。。。たぶん、自分を解放できたんだろうなぁと思うと、あっておけばよかったなぁと思うし、彼女にとっても、それが必要だったんじゃないかな、とか思ったりする。

で、今も、彼女と会って東急ハンズあたりで品物物色し、アナルとか責められるのを妄想してオナニーして果てた(笑)

彼女は今、36歳くらいかなぁ。元気にしているといいのだけれど。

フミスケ。