初期研修医の鈴木です。

本日のGP+1カンファレンスは循環器内科の鷲見先生 具先生による「治ってくれない心不全」でした。

症例は、心尖部を最強点とする汎収縮期雑音を伴う急性心不全でした。当初は利尿薬等で内科的治療が行われましたが、左心不全症状が増悪していき、最終的に僧帽弁腱索断裂が原因であることが判明して、僧帽弁置換術が施行されました。

僧帽弁腱索断裂に対しては弁修復術ないし弁置換術といった外科的対応が必要になるため、心尖部で汎収縮期雑音を伴う急性心不全では、僧帽弁腱索断裂と心室中隔穿孔の可能性を念頭に置くことが重要であるという指摘がありました。

それに対して、ERのセッティングで僧帽弁腱索断裂の診断をすることの難しさなどについて様々な診療科の医師から意見が出て、循環器内科や心臓血管外科へのコンサルトのタイミングなど活発に議論されました。

GP+1カンファレンス
GP+1カンファレンス
GP+1カンファレンス
医局のホワイトボード