プレミアムフライデーとは、全く無縁な会社で苦労をしていますが…
私はプレミアムな気持ちに浸りたい時は、会社を出て数10秒で、
それを満喫できるから、倖せです!
そのプレミアムなお店と言えば、
日本ばし さく間さん!
そう、プレミアムな時間の幕開けには、
いつもこのビールと決めています!
「ガージェリー・エステラ」
長期熟成をしたエールビールならではの
複雑な香りと、心地良いほろ苦さ!
そして、しっかりとした味わいを愉しんだ後に
忍び込んでくる、爽やかなる甘味。。。
ビールって、喉の渇きを癒す為の酒じゃあ、無い!
ビールって、「一杯めだけ」なんて、言わせたく無い!
私は、このガージェリー・エステラに出逢って、
ビールがこれ程までに優美な表情が有る事を
初めて知りました。。。
さく間さんに足を運ぶお客さん達は、
「今日は何が出てくるかな?」
そんな風に先付を愉しみにされている方が多いのですが…
私もその中の1人!
今回は、
・白ばい貝煮
・干瓢
・芽キャべツのおひたし からすみ添え
・聖護院かぶら でした!
白ばい貝は、フルッと嫋やかな食感の中に…
つぶ貝よりも繊細な甘味と巻貝ならではの誇り高き香り!
干瓢は、大将のお鮨屋さんでの修行経験が活きた、
コリッと小粋な食感!紫の粋と干瓢のふくよかな香り。。。
芽キャべツのシナサクッと心地よい食感と甘蒼さ!
そこに、からすみの濃厚なコクが、キュ~ンと弾けます。。。
聖護院かぶらは、さらりとした酢味の中から、
生命力に溢れる香りと、さっぱりとした甘味♪
これらのひとつひとつの酒肴が
完結した美味しさを保ちながら、
それぞれの風味が響き合い、引き立て合っている所が、
凄いと思いました。。。
今回いただいたお造りは、
・鴨川 〆鯖刺し
・五島 のどぐろ刺し
・勝浦 きんめ刺し
サッと浅〆にした事によって
脂の香りを活かしながら、
憂いのある旨みを引き出した〆鯖。
一方、のどぐろは、
豊潤な旨みと上品な脂の香りに満ち溢れていて・・・
その名にたがわない美味しさ♪
きんめの、ねっとりとした身は、
甘やかな旨みがフワッと拡がって。。。
冬を乗り切る為に栄養を蓄えた魚達は、
やっぱり旨い!
今回、女将さんに選んでいただいたお酒は、
「常山 純米超辛口」
そう、“超辛口”というだけあって
シャープなキレが存分に有りながらも、
しっかりとした味わいもある。。。
そう、余韻に余計な物を残さないだけであって、
日本酒ならではのコクは充分に感じさせる・・・
非常に難しいところを、
見事に射抜いた感じのお酒ですね。。。
さて、こちらも“他所ではいただけない、ひと品”
「京春菊サラダ」
“スーパーで売っている、春菊”とは
まったく違う、嫋やかな食感!
灰汁や苦味が無い、ふくよかなる蒼い香り。。。
これに、熱した太白ごま油と、“拘りの塩”をかけただけ…に見える、
非常にシンプルなサラダなんですけど。。。
ごま油の熱し方や、かけ方にノウハウ有り! (…と、私は直感しました!)
このサラダに心酔した、某店の店長さんが・・・
何度、試作しても再現ができなかった
この艶っぽい春菊の表情!
ホッとする蒼い香りと塩気の妙♪
画像は、すぐに「お代わり」を注文するのも
大将に申し訳無いので、
予め“二人前”で注文したものですw
大将「今日は、西京漬けもあります。。。」
お品書きに目をやり、どれを注文して良いか迷っていたら・・・
大将は、そっと“隠し玉”を教えてくれましてw
すぐに注文したのが「銀鱈西京漬け」
多分、昼飯どきなどは“西京漬”を使った定食を出している店は、
そう珍しくも無いと思います。。。
でも、多くの場合は、“西京味噌の強烈な風味に乗っ取られた、魚”を
「西京漬けは、こういうもんだ!」と食していたんですね。。。
さく間さんの大将が漬けた、西京漬けは、塩っぱく無く。
それでいて、キリッとした西京味噌のコクと香りが宿った、
脂のりの良い銀だらが微笑みかけるような…
香ばしく、銀だらの透明感のある旨みと、
脂の香りを愉しむ逸品に仕上がっていました。。。
そう、こんな“隠し玉”をひょいと取り出す、さく間さんの大将。
聞きしにまさる、凄腕の持ち主です!
http://30min.jp/place/2469215/blog/
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