2022年05月12日

220512 ウクライナ戦争の行方

ウクライナ戦争は、ロシアの敗退が濃厚になり始めた。理由もなく残虐戦争を続けるプーチンは世界のリーダーとしての面目を失墜した。ロシアの捕虜収容所では、泣き叫ぶ母親から幼児を引き離し、生身のウクライナ兵を切り刻む等、言語を絶する虐待が組織的に行われているという。プーチンは戦争犯罪人として指名手配される見込みで、世界政治から消える運命になった。ロシア軍は戦死者を1,351名と公表しているが、実数は10倍以上の2万3千人で、チェチェン紛争やアフガン侵略の犠牲者よりも多く、国内に不気味な雰囲気が漂い始めている。国内動乱を危惧するロシアの知識人は国外脱出を志し、既に400万人が国外に出たという。
                                                                
70年前のNATO創設当初、ロシアは自らNATO加入を希望したが、民主制度と自由選挙が絶対条件で拒否され、ロシアはNATOと対立し始めた。そして東ドイツが西ドイツに吸収され、周辺諸国も次々とロシアから離脱してNATOに志向し始めると、孤立感を深めたプーチンは欧米憎悪の感情を深めた。 
                                                                  
スラブ民族の母国で巨大な人口と工業力をもつウクライナ迄が、遂にNATO志向に動き始めたことに激怒したプーチンは、ウクライナ合併を決意した。喜劇役者ゼレンスキーが大統領になっても国民支持率が20%に低迷する同国を攻略するチャンスと考えたプーチンは 先ずクリミヤ半島を攻略して簡単に占領した。同様にウクライナ本国も短期に攻略できると考え、今度は大戦車軍団で首都キーフに進撃させたが、ゼレンスキーの決死の抵抗で ロシア戦車軍は撃退され、プーチンの誤算が始まった。
                                                           
欧州諸国は次は我が身と考えて、ウクライナ援助に本腰を入れ始め、携帯型対空ミサイル スティンガー(射程5km)や、命中率94%の携帯型対戦車ミサイル ベンジャミンなど新兵器を次々と戦線に供給してウクライナ軍を援護した。戦略が狂ったプーチンは、中国に援助を求めたが、圧倒的な反ロシア雰囲気と、米国の厳重警告も受けて、ロシアを援助しなかった。その結果、1週間の短期決戦予定が 3ケ月経過しても決着せず、逆にロシア軍は後退に追い込まれ始めた。
                                                         
ロシア最大の国家行事の5月9日ナチスドイツ戦勝記念祝典で、プーチンは予定したウクライナ勝利宣言が不可能になった。更に戦況を一変させる最新兵器M777榴弾砲も米国から到着し始めたウクライナ軍は益々強力になり、逆にロシア軍は武器不足で戦意消失して、プーチンは遂に核兵器使用まで口走り始め、世界の顰蹙を買っている。仮にロシアが停戦できても、戦争消耗と人材不足で財政は貧困レベルになり、国家再建には10年の長い年月を要する大損害を出している.という。
                                         
更に問題は、プーチンが胃ガンと前立腺ガンを病み、早期手術を迫られているという情報である。前立腺ガンは全身骨転移すると治癒不能になる。入院手術の為、プーチンは親友の安全保障会議書記パトルシェフに権限譲渡する予定と言われるが、責任回避の行動かもしれない。もしプーチンを深追いし過ぎると窮鼠猫を噛むで プーチンが核ボタンを押す危険もある。500万年の人類文明を破滅に導く核戦争だけは絶対に避けなければならない。                         


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2022年05月06日

220506`ウクライナアゾフ部隊

北海道知床で観光船が遭難して26名が亡くなった。天候悪化が予想されるなか、出港して直ぐに天候が激変し、小型FRP船は波にもまれ続けて沈没した。運悪く乗り合わせた26名は、地獄の恐怖を味わい続けただろう。ある乗船客は自宅で待つ妻に、もうだめだと思う 長い間お世話になった とメモを残していた。                                              
40年前、500人を乗せた日航ジャンボ機が、離陸直後に操縦不能に陥り、御巣鷹山に墜落する迄1時間ほどダッチロールし続け、乗客達は想像を絶する恐怖のなかで遺書を書いたが 殆ど焼け失せた。しかし一枚だけ焼け残った紙切れには、まち子 子供よろしく、と書かれていた。         
                                          
75年前の太平洋戦争の終戦直後に、食料も弾薬も尽きながら、頑張った日本軍が北の孤島にいた。終戦直後の混乱に乗じて、スターリンはオホーツク海を自国の領海にするため、北海道の占拠を狙って進撃を続け、国後択捉など千島列島の殆どは占領したが、千島列島の最北端の占守島では 樋口中将以下の第五守備隊が8月21日に全滅する迄 必死に抗戦して、ロシア軍の北海道上陸を防いだ。守備隊はロシア軍を北海道から遠くに引き離そうとしたのだ。
                                 
今ウクライナの、マリウポリ製鉄所の地下にも、多くの人々が戦い続けている。子供や女性の大半は救出されたが、まだ200人の一般市民がも凝っており、彼女達が無事に脱出できることを願っている。 問題は アゾフ大隊と呼ばれる 生粋のウクライナ兵が1000人以上いることだ。彼らは一般市民と違って 筋金入りの反ロシア軍人で、プーチンが叫ぶ ネオナチ軍団そのもの である。もし彼らが武器を捨て投降しても、ロシア軍は ジュネーブ条約の捕虜扱い条例を適用する筈はなく、全員拷問して虐殺される運命にある。製鉄所地下のアゾフ大隊には すでに食料も水も殆どないと言われるが、彼らが思い残すことなく、戦い抜いて本望を達成することを祈願している次第。


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2022年04月26日

20220426 大学生の就活

犬の散歩で、久し振りに親しいKさんと会ったが、すっかり様変わりして言葉少なかった。ワンちゃん久し振り! と私は彼の愛犬の名を呼びながら通り過ぎた。彼が落ち込んでいる理由は分かっていた。医学部を目指して浪人中の長男が今年もダメだったのだ。医学部入試は男子優先が消えて、点数一本になった為、女性合格者が激増したとテレビは言っている。女子学生は学科試験は高得点でも、結婚子育など人生の壁が多く、治療技術も高度化して、女性は次々と脱落するのを責めるのは酷かもしれない。しかし今回のコロナ騒動で、病院は非常に厳しい世界だと我々は知らされた。もし彼に再び会ったら、医者の仕事は結構厳しいらしいねと言うかも知れない。    
                                        
今は就活シーズン最中で、先日の新聞に今年の就職人気ランキングが載っていた。文系理系により事情は少々異なるが、相変わらず超一流大企業ばかり上位に並んでいる。TOPは伊藤忠、続いて日本生命、大和証券、東京海上保険、丸紅、明治製菓、大日本印刷、損保ジャパン、SMBC証券、味の素、ロッテ、ソニー生保、三菱UFJ, 三井住友信託、三井物産、NTT,りそな、凸版印刷、味の素、ロッテ、ソニー生保、三井住友、NTT, りそな、凸版印刷、住友林業、、、と,馴染みの超一流会社ばかりだ。 特別な僥倖でもない限り、必死に頑張っても社長や役員になる確率は殆どゼロの秀才軍団で、精々退職直前に名義的な部長にでもなれば本望の 超大企業ばかりである。
                                      
傘寿半ばの私が言っても始まらないが、自分なら選択は全く違うと思った。TOPの伊藤忠以下、丸紅、三菱商事、三井物産など秀才ばかりの超大手商社は 入社しても同期に勝てる可能性は少なく、多分アフリカや、中南米ペル-辺りに追いやられて定年になるだろう。三菱UFJ, 三井住友、りそな など都市銀行は合理化猛進中で、支店は殆ど閉鎖され ATMも減少して ネットバンキング`時代に突入し、多くの仕事がAIに奪われ 出向先も受け入れを嫌がり 余裕のない一生を終えることになる。大和証券、SMBC日興証券 みずほ など証券会社は、訳もなく変動する株価に振り回されて命をすり減らす仕事の毎日だ。明治製菓、味の素、などは手堅い食品会社だが、今後どう発展するか見通しはない。NTTなどは官庁と全く同じで、全て学歴と入社年次で決まり 余りにも退屈過ぎる。私の住む近隣にもこれら超大手企業OBがゾロゾロおり、大半は病に苦闘して逝去したが、まだ元気者は無為な時間を持て余し苦しみながら過ごしている。
                                    
大学生がこれら超優良企業に入社しても嬉びは瞬時で、直ぐに猛烈な競争に巻き込まれるのは確実だ。私は ライヒホールドという社員200名の小さな日米合弁会社に入社して 親兄弟を落胆させた。 しかし思う存分仕事ができ、紆余曲折はあったが、最後は米国系合弁会社 NDPCという`100人足らずの日本社長を12年間務めて定年退職し、本当に波乱万丈の日々で 生き甲斐を満喫できた現役生活だった。もし入生を繰り返すとしても、私は再び無名の新進IT会社を見つけて入社し、4〜5年勉強して、気の合った仲間と語らって有望分野を見定め、スポンサーを見つけて飛び出してベンチャー設立して、独立する道を選ぶだろう。
                                    
昔と違って現代のIT業務は、ユニークなアイデアが決め手であり、昔の様に大資金で大型装置を設置して製造販売する仕事は 中国などに勝てる筈のない時代だ。実績のない若い会社は信頼性に乏しく一生を賭けるのは危険だと 学生は思うだろう。確かに信頼性は乏しいかもしれないが、働き甲斐がある。失敗すれば転職すればよい。現代は 世界のトヨタさえ EV激変を乗り越える保証はない時代になった。あの電通博報堂さえ、ネット広告の大波を受けて売上激減の斜陽企業になり下り、昔からの大手優良企業が 突然信頼できなくなることを 学生たちは知っておくべきだと思う。                      


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2022年04月13日

20413 ボクシング村田

世界ボクシング協会のミドル級王座統一戦で、村田諒太は敗れた。相手は世界最強の43戦41勝のゴロフキン(カザフスタン)で、激戦だったが9回TKO負けだった。強烈なフックを食らってダウンした瞬間の村田の顔が テレビに映し出されたが 意外にも微笑気味だったのには驚いた。  
                                               
翌々日の記者会見で、ダウン時の微笑の訳を聞かれた村田はその心境を、これで苦しいボクシング人生から解放されると思ったと言った。36歳の村田にとっては 世界最強のゴロフキン戦は 勝っても負けてもこれがボクシング人生の最終戦だと決めていたという。コロナの影響で2年間ほど試合ができなかったが、その長い2年間も世界王者として気楽な時間は全くなく、毎日が苦しかったという。ミドル級で18戦16勝(13KO)の素晴らしい戦歴を誇る村田でも、試合はいつも恐怖の舞台であり、練習も苦しい日々で、気の休まる日はなかったと明かした。
                                         
話は変わって、サラリーマンは気楽なものだという言葉がある。確かに公務員は一旦就職すれば、危険な行動さえ避ければ、かなり気楽な人生が過ごせるかもしれないが、一般サラリーマンや自営業者は結構厳しい日々を送っていると思う。例えば今回のコロナ来襲は、観光業者、飲食店、旅行業者などの自営業はダウン寸前のボディーブローの日々であり、お客様が突然消え失せて世界は真暗闇となり、生きた心地はなかっただろうと思う。
                                            
一般サラリーマンにも夢や苦痛がある。私も 当てもなく地方の漁港を訪ね歩いて、FRP漁船の売込みを担当した5年間は、地方の閉鎖社会に全く入り込めず、本当に辛い日々ばかりで、ごく小さな話題も 夜明け前の日の出のように輝いて見えた毎日だった。別の例では バブル最盛期の50才の時、東京日本橋の裏町の狭い事務所の家賃が高騰を続け、耐えかねてた私は、広々とした千葉海浜幕張のモダンな高層ビルに移転しようと計画した時だった。
                                            
狭くても便利で賑やかな都心事務所から 地方移転は殆どの社員`が反対して 社長の私一人が苦闘し続けた。もし本件移転計画が挫折したら、私は社長を辞任しようと迄思い詰めていたが、遂に最新の35F高層ビルに転居して、米国親会社も大いに喜んだ。今に思えば 私はもっと心に余裕をもって社員達と交渉できたかと思うが、全責任を背負った当時の私には心の余裕がなく、生きた心地のない苦しい団体交渉を繰り返した日々を思い出している。話は大きく飛躍するが 現在世界中から非難され`ているプーチン大統領‘は苦しいだろうが、彼の思想は独善的でリーダとしての人類愛に欠け 自己中心過ぎる。その残酷な思想は早急に改めるべきだ。







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2022年04月11日

220411 ウクライナ戦争

その昔、私が尋常小学校に入学したころの話だ。みんな初顔だが、段々と仲良しグループが出来始めて、腕っぷしの強い子が中心にグループができる。小柄な私も腕力の強いI君の仲間だった。しかし3〜4年生になると、口達者で利口なS君が次第に力をつけて、仲間は次々とI君から離れ始めてS君に近ずき、儀の周りに仲間は殆ど居なくなった。
                                        
今回のロシア・ウクライナ戦争も、30年前は15ケ国の国を抱えて世界の大国ソビエト連邦だったが、閉鎖強権社会に嫌気して仲間達は次々と離脱し始めて、自由で頼り甲斐のあるEUに近づきNATOに参加し始めた。ポーランド、ルーマニア、ハンガリ、ブルガリアが‘離れ、エストニア、リトアニア、ラトビア、スロバキア、チェコが続き、残るはウクライナ、ベラルーシ、ジョージア、モルドバだけとなってしまった。大国でロシアと親子関係にも近いといわれるウクライナも`強権政治のロシアを嫌って EU加入とNATOを目指し始めた。我慢できなくなったロシアは 暴力でウクライナ現政府を倒して傀儡政権樹立を目指し 戦争を始めたが、NATO仲間が猛反発してウクライナ政府を積極的に支援し、ロシアは窮地に追い込まれている。
                                         
ウクライナの首都攻略を諦めたロシア軍は撤退する時、多数の一般市民を虐殺していた事件が発覚し 世界が大騒ぎになっている。地下室に籠っていた市民を路上に引き出して、暴行し強姦して銃殺して撤退したという。犠牲者は1万人以上と言われる最悪の国際法違反事件で、NATO諸国は国連の安保理事会で徹底的に糾弾しているが、ロシアは相変わらず下手な理屈で偽ニュースだと反論する。証拠を挙げて安保理事会で糾弾しても ロシアの拒否権発動で葬り去り、国連は 機能不全に陥っている。
                                       
ロシアが関係する同様な虐殺事件は20年前のチェチェン紛争で10万人の一般市民が殺害され、その10年後のシリア内戦でも毒ガスも使われて、40万人近くが犠牲になったという。同じくロシア離脱問題で勃発したジョージア戦争でも 膨大な無実の市民が殺害された。何れもロシアが関係する虐殺事件であり、一般市民を平気で殺害するプーチン政権の特徴で 徹底的に糾弾しなければならない惨事だが、膨大な犠牲者のチェチェン事件、シリア事件が余り騒がれなかったのは、被害者の人種の影響もあるように感じられる。  
                                                                      
チェチェンやシリア、ジョージアで殺害された犠牲者はアジア人だが、今回のウクライナは白人が犠牲者であり、白人社会の欧米がこれほど燃え上がっている理由でもあろう。状況や時代は全く違うが広島,長崎では40万人以上の日本人が原爆で虐殺された事実がある。当時の日本軍は敗戦確実で、原爆投下は不要だったと言われる。100歩譲っても広島で原子爆弾の効果は十分に見せつけたので、日本軍の降伏は時間の問題となり、長崎に原爆投下は全く不要だったことは米国の識者でも認めているが、トルーマン大統領には対象がアジア人であり、人種差別感情があったのは間違いないだろうと思われる。                           
今回のウクライナ戦争は、多数の白人市民が 同じ白人のロシアに殺害されている惨劇で 今も進行中だが、動物と違って我々は人間社会であり、人種に関わらず無実の人間が虐殺されることは 絶対にあってはならことを徹底的に議論し、追及してほしいものだ。



mh3944 at 10:58|PermalinkComments(0) 政治 

2022年03月25日

2022 プーチン大統領が窮地 

3日間で首都キエフを落とすと プーチン大統領が開始したウクライナ戦争は、ウクライナ兵の必死の抵抗で1ケ月が経過し プーチン勝利は絶望的となった。その間ロシア軍犠牲者は増え続け、公表の1,351人に対し、実数は10倍`以上の16,400人, 負傷者30,000人以上、合計5万の膨大な犠牲者に達し、将軍クラスも戦死者7名になったという。ロシア兵の戦意も低下して、自分の足を撃って傷病兵に化けて戦線離脱する実例もあるようだ。息子を戦地に送った本国の親達も 苦戦を聞いて騒ぎ始めた為、ロシア兵犠牲者は取り敢えず 隣国ベラルーシに送って処理されているという。
                                            
米国バイデン大統領は、ロシア プーチン大統領を 真の悪党で戦争犯罪人 と呼び捨てた。ロシア国営テレビのスタッフが先日、午後9時のニュース放送中に飛び込んで、戦争反対、政府広報(プロパガンダ)は大嘘だ、国民は騙されている! と大書したビラをテレビに写し出して、ウクライナ戦争の惨状を国民に訴え大騒ぎになった。
                                        
15万のロシア兵の3割以上が負傷死亡で戦線離脱し、兵員不足に陥ったロシアは、シリアから2万人の外人兵を補充中だが 首都攻略は諦めて ウクライナ東部に集中し始めた。プーチンは 使用厳禁の毒ガスと病原菌兵器で 大量殺戮作戦も検討し始めて、膨大な民間人犠牲者を生じる可能性が大きくなった。更に核ミサイル使用まで言及する狂信的な事態になり 世界は驚愕している。もし核戦争になれば、全世界は破滅して 500万年かけて到達した人類文明が 一挙に灰塵に帰す恐怖の結末も想定され、世界は恐怖している。今回の事件で 核兵器保有が国際紛争に決定的な役割を発揮することが改めて証明された。
                                            
NATOは緊急会議をブリュッセルに招集してロシア対策を協議し、同日G7首脳も開催して中国習近平にロシア援助を中止するよう決議、更に正常心を失いつつあるプーチン大統領を如何に制御するか協議している。ロシア政府内部でも密かにプーチン体制交代も思案され始め、経済封鎖でルーブルがUSD=70RUB  → USD=120RUBに暴落してしまった。永世中立のスイスまで 反ロシア連合に加入して 経済封鎖に参加した結果、スイスに巨富を貯めていたロシア財閥が悲鳴をあげて、プーチン排除を考え始めたという。
                                      
世界の多くの民主国家は面倒な選挙で大統領/首相を選出し、政策決定にも手数と時間を要するが、ロシア,中国などの専制国家は TOPの独断で政策決定する為 効率的といわれるが 大規模な汚職が必ず付随し、ロシアでも巨大富豪群オリガルヒ, シロビキが誕生し て富を独占し、大多数の国民を貧困に追い込んでいる。
                                              
国家TOPの任期は 5年x2回が一般的だが、独裁のプーチンや習近平は 退任後の逮捕投獄を恐れて任期延長を思案している。巧妙な手段で20年間もロシアTOPを務めてきたプーチン大統領は 2年後には終身大統領を目指して その総仕上げにウクライナ戦争を仕掛けたが、想定に反してプーチンは全世界の信用を失い、絶体絶命の危機に陥ってしまった。 願わくはプーチン大統領が理性を失うことなく 冷静穏便にTOPの座を交代することを願っている次第。




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2022年03月11日

220211 プーチン時代の終焉

2/24 に20万の大軍で進撃を開始したウクライナ戦争は、既に3週間が経過した。3日で片付くと予定した首都キエフ攻略は難航を極めて、プーチン大統領は世界の信用を失ってしまった。小国ウクライナに手こずる弱体軍隊と旧式兵器ばかりで、唯一 世界最強の6,500発の核ミサイルで恐喝し始めた。小国ウクライナは、対戦車砲ジャベリン、対空砲スティンガーで反撃し、多数のロシア戦車を破壊、戦闘機75機、ヘリコプター64機を撃墜したという。ロシアが公表する犠牲者は498人だが 実数は30倍近い 130,00人で、大損害を蒙っているという。もしこの惨状がロシア国内が知れると、国内の反戦デモが一気に爆発することをプーチンは極度に恐れている。
                                    
苦戦中と聞いたロシア国民は、各地で反戦デモを始めており、プーチン財閥の大富豪オリガルヒも早期和平を要望、露の最大富豪ポターニン氏は早急に和解しないと ロシアは破滅すると声明した。敗色濃厚なロシア戦線を鼓舞する為、プーチンは シリア雇用兵1万5千人を急募して 決戦を狙うが、母国を死守するウクライナ兵は頑強で、残虐なシリア兵も返り血を浴びることになるだろう。
                                            
相談相手がいないプーチンが 和平を決断するには 仲介者が必要だが、適任者が見当たらない。ウクライナ/ロシア両国に関係深い中国が適任かと考えられるが、プーチン作戦を台湾攻略の参考にしたい習近平では無理筋だ。次善の策としてトルコ首相やイスラエル首相、インド首相も考えられるが キエフ攻略が成功する前の交渉開始は ロシアの敗北を意味するので、プーチンも簡単には乗らないだろう。メルケル独首相や安倍首相が現役なら使えるかも知れないが、プーチンは焦っており正気ではないのだ。

ロシアは国連に安保理事会の開催を要求して、ウクライナが化学兵器と生物学兵器の研究を行っていたと報告した。これは全くの偽であり、ウクライナは、毒ガス, ウイルス兵器などは全く研究していないと反論した。米国,英国,他の諸国もそのような事実はあり得ないと証言した。この偽報告はロシアがよく使う常套手段であり、ロシア軍が毒ガス、ウイルス兵器を使って 地下室に籠るウクライナ兵と民衆を抹殺しようとする前触れで 絶対に認められないと安保理事会の各国が猛烈に反論した。

今回の悲惨なウクライナ戦争を止める方法は、プーチンが勝利を諦めることである。その最有力な手段は ロシア国内の反戦デモが燃え上がることであり、多数のロシア若者が 毎日戦死し続けていることを ロシア国民に早急に知らせる必要がある。
いずれにせよ国際社会でこれほど嫌われる恐ろしい事件を引き起こしたプーチンは 終焉に向かって歩み始めたのは違いないが、核ミサイルにだけは絶対に触れることなく消えてほしいと切に願っている次第。




 


                                                                    

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2022年03月04日

220304 狂気のプーチン大統領

核兵器の使用まで仄めかすプーチン大統領の狂気に世界は驚愕している。米国バイデン大統領が繰り返し、ロシア大軍が間もなくウクライを攻撃すると発表しても 誰も殆ど信用せず、国連グテーレス事務総長さえ、あの親密関係のウクライナとロシアが戦争するとは信じられなかったという、 しかし突然 2/24 南東北 の3方から戦車隊を先頭として ロシア軍10万が 進撃を開始した。ロシアの母国ともいえるウクライナに2,000発以上のミサイルを打ち込み、演習と騙されて参加したロシア戦車隊の若い兵士も リアル戦争に直面して恐怖に震えているという。   
                                                                           
ロシアの隣国ウクライナが NATO(欧米軍事同盟)に加入すると、間近かなモスクワは簡単に攻撃されるので絶対に許せないと プーチンは主張するが、これが唯一の理由ではないと私は思う。過去22年間、大国ロシアのリーダーとして 広大な国土に和平をもたらしたと自負するプーチンは、憲法を改正して 2年後には終身大統領になることを計画している。しかし見方を変えると、以前のソビエトは ウクライナ以下15の諸国家を従えた大連邦国家であったが、プーチン時代になると 傘下のポーランド、リトニアニア、オーストリア、ブルガリア、チェコ、ハンガリー.….が次々に脱離して 欧米軍事同盟NATOに参加し、いま実質的にロシア勢力圏に残っているのは ウクライナ、ベラルーシ、ジョージアなどのごく少数になった。
                                          
更に 3億人を超えていたロシア人口も1億4千万人にまで縮小し、GDPは韓国以下の小国になり下り、輸出可能な商品は 石油や天然ガス、石炭などの天然資源だけとなって、自動車,パソコン,スマホなど先端工業製品は全て外国からの輸入に頼る後進国に落ち込んでしまったのだ。これでは終身大統領にケチが付くと不安になったのだ。逆に 9ケ国からスタートしたNATOは年々に拡大し続けて、遂に30ケ国の巨大な軍事同盟に成長してしまった。これはロシア政治の貧弱以外の何ものでもなく、プーチン大統領には耐えられない屈辱である。このままでは無能な大統領として歴史に名を残すことをプーチンは極端に恐れた。特に 広大肥沃な土地と 5,000万人の知識人口と 先端工業力を持つ ウクライナがロシアから離れて 敵方NATOに加入することは絶対に阻止しようと考えたのだ。
                                                       
ロシアや中国など専制国家の最大の欠陥は、言論の自由が極端に制限される暗い社会である、世界の金融センター香港が 専制中国に組み込まれることを恐れて200万人が大デモンストレーションを繰り広げ 遂に力尽きて中国に抑えこまれた混乱を世界は知っている。国家統制の厳しいロシア傘下に入り 自由社会から隔離された暗い社会に戻ることを 極端に恐れるウクライナ人は、必死で抵抗を続けているのだ。
                                           
プーチンはウクライナに小型戦術核の使用まで仄めかして引き留めようとする。しかし小型といっても広島原爆と同程度の強力爆弾で 中堅都市を完全に消滅してしまう悪魔なのだ。プーチンはロシアが滅ぶ時は世界も滅ぶ との危険極まりない思想の持ち主であり、彼を暗殺できた人には1億円を支払うと 在米ロシア人富豪が懸賞金まで懸けているのだ。 いずれにせよ 狂気のヒットラー, 残虐なスターリンと並んで、プーチンは核をもて遊ぶ 超危険な政治家として歴史に名を残すことは確実だろうが。

 



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2022年02月24日

210225 幼児,子供の虐待

幼児や子供の虐待死事件が続いている。野田市の栗原心愛ちゃん(10才)は 義理の父親に虐められ続けて、学校の先生に、せんせい たすけてください、どうにかなりませんか? とメモ書きを渡してたことを知った義父が激怒して、自宅での風呂場で冷水を浴びせて殺されてしまった。 岡山市では、西田真愛ちゃん(5才)が 母の交際相手の義父に虐待され 布団に巻かれて押し入れに押し込まれたまま 低酸素脳症で死亡した。誠に哀れという言葉以外に表現しようのない事件である。更に義父は その虐待場面をスマホに録画していたと聞くと 全く言語道断であり、我が子を犬や猫と同じように虐める、ヒトの行為とは言えない虐待事件だ。
                                     
中国では、父母が血縁関係の無い 幼児を大事に育てる実話を何度も聞く。終戦時に中国に残された日本人幼児が 中国人の養父母に大事に育てられ、成人して来日して実親に会った時、中国の育て親の恩は忘れられない話していた。現代でも、跡継ぎ不在の農民が、誘拐児として買った他人の幼児を養育するケースが多々あるが、成人になった幼児達が 自分を誘拐児だと知って、実の親を探し出して面会した時に 泣きながら、育ての親を見捨てることが出来ないと嘆く姿をテレビでみると、中国人の愛情の深には感動させられる。                                 
                        
なぜ日本の若い義父は 可愛い幼児を虐待するのだろうかと不思議に思う。犬は飼い主から一度でも叩かれると 決して忘れないが、ヒトも同じで、幼児期に受けた虐待は 成人しても決して忘れず精神に残り 当人の性格を左右する。

10年以上昔のテレビ番組に、大酒飲みで塗装職人だった ビートたけしの父親が 50才の時に生んだビートたけしに暴力を振るい、家が破産して たけしと母親が夜逃げする番組だった 。恥ずかしい話だが 私の父親も よく似て暴力を振るう酒飲みだった。晩秋から4ケ月間は 山陰の酒の醸造所に杜氏として長期間 出掛けるが、春には恐ろしい父が帰ってくると 途端に我が家の雰囲気は一変して 厳しい雰囲気に変わる。いつも母親は懸命に庇ってくれたが、我々兄弟は父親が大嫌いになった。                            父は私の人生の反面教師となり 優しい親になろうと決心した。私は非常に用心深い性格になり 何事も表立って行動することは避けて 目立たない所で何倍も努力をする人間になった。80代半ばの超高齢になった今でも、私は父の暴力を忘れられない。
                                          
日本の若い父親に必要なことは、受験勉強や知識技術ばかりではなく、他人の痛みを思いやる情操教育が不足していると思う。日本の若者は過保護に育てられ、困れば生活保護さえ受けることができる。もっと痛みや苦しみを実体験できる人間教育が必要であり、同時に苦しみにも耐える厳しい軍事訓練が必要だと私は思う。

mh3944 at 10:11|PermalinkComments(0) 政治 

2022年02月11日

220212 表意文字と表音文字 

北京の冬季オリンピック開会式は 過剰な演出もなく、納得できる内容だった。15年前の北京夏季オリンピックは、中華民族の歌劇な礼賛と賛美に世界は辟易したが、今回 その繰り返しだけは勘弁願いたいと思っていたが、中国も成長したようだ。  

私が大きな関心をもったのは 入場行進プラカードに書かれた参加国名を表記する中国語であり、色々苦労している様子が伺えて面白かった。 例えば:
(日本) → 日本  (米国) 美国、 (英国) 英国、 (仏) 法国、 (独) 徳国、 (イント) 印度 (韓国) 韓国 (北朝鮮) 北朝鮮 (蒙古) 蒙古 (タイ) 泰国   などは 日本とよく似た表記法だが、      
                                                                              
(カナダ) 加拿大 (イタリア) 意大利 (スイス) 瑞国 (ポルトガル) 葡萄牙 (オ-ストラリア) 奥大利並 (オ-ストリア)奥地利  (ガーナ) 加納  (サモア) 薩摩並 (イラク) 伊拉克 (インドネシア) 印度尼西, (アルゼンチン) 阿根延  (マレーシア) 馬来西並などなど なかなか苦労しているようだ。
                                           
日本漢字や中国漢字は 文字自体が意味をもつ表意文字であり、一見して意味が分かる便利さはあるが IT化には余り使い易くない。 逆にアルファベットは表音文字で、文字自体には意味がないが IT化には使いやすい言語といえる。 日本語は 表意文字の漢字と 表音文字のカタカナ,ひらがなを 併用する珍しい国で、 どんな外来語でも簡単に表記できるが 表意文字だけの中国漢字では 外来語を表示するにはかなり不便であり 例えば、 ロシアは露西亜, マレーシアは 馬来西亜 など似た発音の漢字を配列して表現し、表意文字の意味とは全く無関係である。
                         
言語としての厳密さから言えば、英語はかなり正確な言語であり、逆に日本語は本来曖昧でビジネス用語には適していないが、俳句など文学作品には大きな効果を発揮する。まだITが始まる半世紀ほど昔 確か伊藤忠商事だったと思うが、社内用語に 漢字をやめて全てカナ文字に統一したが、大混乱を招いて直ぐに中断した事件があった。表意文字の重要さを軽視した為だ。 中国語は日本語より正確だが 英語には敵わない。その意味から 中国が世界最大のGDP国に成長しても、自国言語が国際言語として 世界に受け入れられるのは困難で、やはり英語がビジネス用に使用され続けることだろう。
                                         
お隣り朝鮮のハングル文字は 15世紀半ばに開発された、母音と子音を組合わせた合理的な表音文字であり、文字を読めなかった庶民にも分かり易い 論理的な書体であるという。日本統治時代に漢字が普及し始めたが、終戦後は再びハングル文字に戻り、国際面では孤独でユニークな文字である。もし漢字を使い続けていたら、日本,中国,韓国は共通漢字を使う最大のグループになっていたかも知れない。  
                                            
複雑すぎる漢字を簡略化する目的で 中国は繁体文字を大胆に簡略化した簡体文字に切り変えたが 日本漢字と共通する略字も多い。逆に日本と中国で意味が全く違う漢字もあり、例えば 日本語の汽車は 中国語では自動車を意味し、汽車は中国語では火車と表記するなど 極端な事例もある。 更に行政上でも 、日本では岡山県倉敷市は、中国では岡山市倉敷県と逆に表示する。多分文明の交流黎明期に 間違って伝えられたのだろうか。兎に角 中国と日本は 同じ漢字を使うグループだから、友好関係も維持したいものだと願っている。    
        





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2022年02月07日

220207 テレワークも厳しい

コロナ対策でテレワークが普及すると、自宅業務に苦しむ者、喜ぶ者など喜悲こもごもとなる。 私の現役時代は、殆ど仕事せずに口先一本で生き抜く茶坊主連中が社内にゴロゴロいたが、近年のテレワーク大津波で絶滅したことだろう。 会社の事務部門は省力化が進んで人影が消えたが 問題は間接部門の省力化であり、特に企画部、調査部など茶坊主が多い部門は、自宅作業で大きな成果を出すのは至難であり、テレワークは退職打診の意味も含まれて 当人は落胆することだろう。           
                                       
合弁会社時代に、上司の米国会長は私に、何故日本は頻繁にユーザー訪問を繰り返すのか、もっと資料やカタログを活用して 効果ある訪問するよう再三指導した。広大な米国では、個別案件でユーザー訪問を繰り返することは少なく、まず資料を送って電話で説明するのが一般的で、ユーザー訪問を繰り返すのは 時間と費用の無駄だと会長は力説した。 私は商談を成立させる為に頻繁な面談も必要なのだと説明したが納得しなかった。しかし最近のユーザーは単なる御用聞き訪問には付き合ってくれない傾向になった。.
                                                                         
PC相手に終日思案しても成果の少ない一日が多い。やはり新アイデアは仲間との雑談や意見交換が大きなヒントになる。社交性が無く田舎者の私は 独力で仕事する習慣は身についていたが、それでも連日のテレワークは 社会から疎外された気分にもなる。その意味から 仕事仲間と交流できる郊外サテライトが必要だと思う。 テレワークに耐えられない社員が転職を考えても、年配者の再就職は非常に厳しく、年功だけの事務系社員はテレワークで淘汰されるのは確実である。 茶坊主とリップサービスだけで生きる時代は終わったと諦めることだ。 
                                       
半世紀前までの日本は 事務系サラリーマンが花形であり、技術系社員は出世には無縁な職場だった。有名私大卒の私の友人は 技術系を極度に嫌う親には文系学部だと4年間も偽り通して 工学部を卒業した強者がいる。確かに昔の大会社は 事務系職場が中核だったが 近年の調査部などは AIコンピュターに代替されつつある。この厳しい時代に大会社で生き残るには、自己能力をフルに生かしたアイデアで戦う以外なく、やっと技術系社員の出番が来たといえる。新時代に適応できないサラリーマンは自営業で生きるか 静かに消え去るのみである。 快哉! 

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2022年01月27日

220127 超一流大学の看板 

今年の大学共通一次試験は、レベルが高く難解で、特に数学は公式を知っているだけでは解けず、最初から論理的な思考が必要な問題だったという。多くの受験生は悩み苦しんだことだろう。私も70年前の大学受験を思い出した。数学は30点以上でないと不合格だと聞いており、自信のない私は、意気消沈して長旅を帰宅した。不合格は確実だと諦めて 合格者発表も無視していた処、近所のおばさんが新聞片手に飛び込んで来て、合格の名前が出ていますよ!との叫び声に仰天したのだった。
                                          
今年の共通一次での50%合否のボーダー得点率は、東大文1が81%、東大理3が88%だと言われる。テスト初日に、東大医学部を目指す名古屋の有名高校2年生が、受験勉強に苦しんで錯乱し 東大試験会場前で受験生らに切りつける事件があった。 彼はなぜ地元の名大医学部を目指さないのかと私は疑問に思った。確かに超名門の東大医学部は将来性も洋々かも知れないが、名大医学部も十分立派なものだ。多分同級生達の視線を考えると、名大では軽蔑されるので 東大医学部を目指さざるを得ず それが哀れな凶行を招いたのだろう。近く住む有名医学部卒の引退開業医は 名古屋の事件について、医者は非常に厳しい職業であり、学生達は医学部を天国だと勘違いしていると嘆いていた。

                                              
受験生達は 超一流大学卒には超一流の将来が約束されていると信じているらしいが それは大変な間違いだ。超一流大卒でも本当に超一流の人物は精々1〜2割で、大半は普通人、逆に有名大の看板の重さに一生苦しみ続ける哀れな卒業生も2割以上はいると 何かで読んだ。私も全く同感で 有名大学合格の喜びは長い人生のごく一部であり、普通以上の学歴なら 当人の努力次第で人生は如何ようにも変わり、有名大学卒が即 幸福な人生ではありえないのが現実なのだ。換言すれば 人の一生は本人の努力次第で大きく左右され、幸運の女神に会えるか否かも大きく影響する。
                                                                                   
私の近隣にも、東大、京大、東北大、慶応大など超有名大OBが多数住んでおり 彼らは殆ど私と同年配だが、超有名大卒が幸せな人生だったとは決して言えそうになく、各々深刻な問題に苦闘している。例えば、東大OBで大学教授のBさんは肝臓がんに苦しみ早逝、東大OBで大手都銀の副社長も痴呆症で逝去した。同じく東大OBの銀行専務のMさんは強過ぎる奥さんに敷かれて苦しい病床に伏し、慶大OBの営業部長 Yさんも永年肺がんに苦しみ逝去した。京大OBの銀行常務Zさんは年配の長男が結婚できない悩み、同じく私立大幹部Qさんは奥様と不仲で 子供達も全員未婚など、各々深刻に悩み苦しい人生を送っている。超有名大卒の多くは気難しく、屁理屈が多く、変なプライドが高すぎる。 実社会では、本人意欲、幸運の女神との出会い、健康や家族運、友人運、時代運など学歴以外の多くの要素が 長い人生に大きく影響するのが現実なのである。
                                               
地方大学OBの私も、40代で脳腫瘍となった時は人生に絶望したが 幸運にも全快した。身軽な3男坊だった為、私は大学を卒業すると同時に、九州から→大阪へ→東京へと、都会を目指して移転を続け、現在は千葉県の利根川近くに住んでおり、子供達や孫達,仕事運にも恵まれている。
                                             
私が大きな恐怖を感じたのは、10年前の東日本大震災の時で、福島原発4基全てが大暴走して 東日本全域が深刻な放射脳汚染に陥りかけた時、利根川より東側に住む国民は全員  西日本へ移動避難を強いられる危険性があった時だった。外国人は殆ど成田空港から国外に脱出し、私も千葉県を捨てて遠い九州か山口へ帰らざるを得ないかと悔し悩んだが、原発関係者の必死の頑張りで 膨大なウラニュ-ムを抱えていた原発第4号機の大暴走は避けられた。
                                          
その後は 大病に無縁で、家族運に恵まれて子供や孫達も 適材適所で元気に働いており、年賀状で一等賞を2回も獲得したハプニングもあり  家族でハワイ旅行を何回も楽しみ、傘寿を過ぎてもほぼ健康で 仕事を続けられていることなど、幸運の女神のお陰で、地方大学OBでも 東京,京都の超有名大学OBには全く負けない充実した生涯を送っていることに感謝している。もし学生が希望校に失敗しても まだまだ前途は多様であり 挽回可能な長い人生があることを忘れず 常に前を向いて努力すれば充実した人生になるのだ。






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2022年01月24日

220124 新浪社長/早期転職提案

サントリーの新浪社長の45才退職案が批判を浴びている。やっと仕事が軌道に乗り始めた中年で転身しろとは冗談ではない!と激怒する人が多いが、私はGood-Ideaだと思う。 新浪社長は、激変する現代社会では、入社20年程度が経過し知識経験も積んだ45才前後は、気力体力も充実しており、現業は後輩に託して 何か新規な分野に取り組み、後半人生を豊かにしては如何?と言う意味だと思う。
                                       
実は私も45才で人生を転換した経験者であり 新浪社長の提案には賛成する。入社して20年間、合成樹脂の研究,製造,営業など2次中間材料業務に従事していた私は、より有能な若手が出始めた為、これから何をしようかと悩み始めていた。このまま社員7,000人の大企業の企画部長の椅子にかじりついて 雑用を続けることが不安になり始めていた。

丁度その頃、毎年恒例の御嶽山参拝登山組の一人に選ばれた私は、片脚の太ももに痺れを感じていたので 旧知の慶大医学部神経内科F先生を訪ねて診察を受けた処、頭にピンポン玉状の大きな腫瘍があることと判明し、即入院手術しないと全身マヒになると知らされた。即ち頭頂部を切開して、腫瘍を摘出する脳外科手術で、仰天驚愕の診断結果であった。

躊躇する暇もなく 私は信濃町に入院して 丸坊主になった頭を開頭手術した。幸い結果は良好で 1ケ月間休んで まだ頭髪もない丸頭のままで 再び会社に出始めたが、やはり周囲から奇異の目で見られ、企業中枢の企画部長が脳外科手術ではと 笑い話にもならない嫌な雰囲気を感じ始めた。これでは長続きしないと直感した私は 企画部長を辞めて外部に転出しよう考え始めた。

色々考えた末、目指すべき分野は、多くの化学会社が夢に見る、超高付加価値商品の医薬品事業だと思い始めた。その計画を確実に実行するには 既存の欧米会社との合弁会社設立が手っ取り早いと決断した。方向は決まっても、問題はパートナー探しが難題で 殆どの場合は頓挫するのが現実だったが 知恵を絞った私は 米国版の医薬会社四季報を取り寄せて パートナーを選択しようと思い始め、 NY事務所にTELEXで、米国医薬品業界の会社四季報を入手して欲しいと頼んだ。

半月程度で、US MED-TECH-Directory1984が送られてきたのは嬉しかった。米国の医薬品会社 医療機器会社 約2,000社の事業概要とP/L, B/S, 役員名が略記された小冊子だったが 包みから取り出し 小躍りして喜んた。

しかし合成化学出身の私には 英文の医薬品情報は難解過ぎた。仕方なく親友のRobert さんに頭を下げて、この冊子から合弁相手となりそうな中規模新進会社を選び出して欲しいと頼んだ。すると彼は半月余りで30社近い新進医薬品l会社を赤マークして返してくれたのも感謝感激だった。やはり持つべきは友人だとつくづく肝に銘じた。

この30余社のMedical-Companyに 私はInvitation - Letterを次々と書き始めた。それは恋しい米国女性にLove-Letterを出す気分で、御社の商品を日本に輸入販売したいので 合弁会社を設立しませんか と切々と訴えた。殆ど同様な手紙を 色々違う相手に出すには少々気も引けたが、相手は誰でもよく当方が選別できる権利はなかった。同時に我社自慢の豪華なAnnual-Reportも同封したが、庶務担当の女性は 費用が勿体ないから無駄なことは止めてほしいと抵抗したが、私は無視して手紙を投函し続けた。

全て返信が来たが 殆どは丁重な断り状で, 日本の代理店を紹介するから そちらの担当者に相談してほしいという内容だった。ただ NYのQ介護専業会社と、LAの体外診断薬会社の2社からは前向きの内容だった。特にLos-Angeles のDPC社 のZ会長は本気で、合弁会社設立の具体策を協議したいとあった。私には躊躇する理由もなく 早速単身でロスに飛び LA出張所W氏に同伴をして、空港近くのDPC社本社工場に訪問し、余り得意ではない英語でZ会長に切々と訴えた。Z会長は $10million (当時約30億円)を出せば 対等合弁交渉OKとの意思を確認して帰国した。社内の茶坊主役員を通すと妨害するので、直接K社長に直談判した。

突然の医薬品合弁話にK社長は驚愕したが、相手会社の内容を確かめようと K社長自身が訪米してZ会長に面談し、会社規模、商品内容、製造設備などを見学した幸運もあった。社長は 自社研部門の高額な開発開発の無駄な結果に比べれば 100種類以上の体外診断薬が $10millionで入手できるとは安いと断じ、本件合弁会社設立は実行することになった。

一端決まればワンマン会社の特長で即実行となり、まだ40代半ばの私がその責任者となって動き始めた。スタート時は3人の小所帯だったが、直ぐに社内から 幸運の女神や騎士などバイオ技術の大集団10名が参加を希望して、技術先行型の輸入販売合弁会社が幕張新都心を拠点にスタートし、彼ら技術陣の献身的な努力のお陰様で、10年間に社員50名、年商20億円近いRIA型診断薬の輸入製造販売会社に成長した。果敢に参加してくれた有能な技術陣諸兄には万感の謝意を忘れられない。

しかし体外診断薬は技術進歩が激烈で、放射性RIA型からNon-RIA型の自動検査システムへ転換し始め、全自動検査システムの開発競争に移行して 電子機器技術に無縁な我々は対応不可能になり、遂に三菱系に身売りすることになり、私も定年退職年齢を迎えて引退することになった。しかしこの米国合弁会社への転身で、私の東京日本橋の会社人生から 世界を股にかけた 異次元の会社人生となり、波乱万丈で満ち足りた後半人生になった。

医学の進歩で現代は 人生100年時代になった。会社人生も定年延長で 給与半減 部下無しで 寂しく勤務するよりも、一旦45才辺りで新しい分野に挑戦し、パソコンを活用すれば、少人数と小資本で、危険も少ないベンチャー起業が可能な時代になっている。元気ある内に、気の合う仲間と相談して新規な分野に切り込み、長い後半人生を充実した年月にするべきだと私も思っている次第。



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2022年01月09日

220108 EV車の開発競争  

寒い時期は誰も自宅に籠りっきりになる。特にコロナが恐い今年の 正月3ケ日は駅伝ばかり見ていた。私が応援したのは 伝統も名声も無く孤軍奮戦する近くの中央学院大学で、長年保持し続けてきたシード権を維持する為、死にもの狂いで今年も頑張ったが 初日の第一走者が大ブレーキして最後尾となった。第一走者が遅れると、後続ランナーは長距離を単独走することになり、苦しみ続け 何とか14位まで回復したが シード権には届かなかった。リーダーの走者選定の判断ミスと言わざるを得ない。

サラリーマン生活では誰でも色々な失敗があるが、若い時のミスは挽回できても 社長や重要幹部の判断ミスは深刻な結果を招く。私が入社したD社は印刷インキのTOPメーカーだが、業務拡大を狙って 独ハイデルベルグ社が世界を独占する大型高速印刷機に進出しようと 20年間に渡って 膨大な投資と人材投入して高速印刷機を開発し続けたが、コンピュターがスマホに代わる時代で、印刷機は小型高性能化が進み、机上型の小型印刷機で殆どの印刷が可能な時代になった為、社運を賭けた大プロジェクトは完敗し、自信を失った会長は失意の内に逝去した。      
                                    
似たような競争は産業界には山ほどあり、テープレコーダーでソニーと ビクターVHSとが争い、反ソニーのパナソニックがビクター側に参戦した為、小型高性能のソニーは敗退した。そのパナソニックも壁掛けテレビで、自社が主導した高品質プラズマ方式も シャープの液晶テレビに敗れ、更にテレビ界を制覇したシャープ亀山方式も、大画面低コストの有機EL型テレビに駆逐されつつある。
                                      
現代の最大の競争にEV(電気自動車)がある。米国のフォードのT型量産車で幕開けした世界の自動車戦争は、高性能トヨタのHybridエンジン車が世界のTOPに立ったが、今度はクリ-ンエネルギーを理由にHybridエンジン車が駆逐されようとしている。高性能の日本Hybrid車に敵わない中国は 環境問題を理由に 電気自動車の必要性を宣伝して EV変革を主導し,Hybrid車で日本に敗れた欧州もEV戦争で日本を負い越そうと、EV車転換を契機に必死になっている。 
                                          
確かに化石燃料を大量消費するガソリン車は 自然エネルギーのEV電気自動車に代替される運命だが、主導する中国こそ 石炭発電所を多数稼働させて 世界のCO2排ガスの30%を排出し続けており、中国のEV車作戦は羊の仮面を被ったオオカミともいえる。 
                                  
幸か不幸か、EV車はコストの大半を占める蓄電池がまだ未完成である。トヨタは 開発中の短時間充電可能な大容量の全固体電池の完成を待って、一挙に量産販売に入る計画で、全固体電池も数年以内には完成するだろうが、先行投資で逃げ切りを狙う中國勢と欧州勢は 日本に先行して低コストEV車の大量販売で 世界を制する作戦である。自動車業界は 激変を続け地獄の10年間が待ち受けている。


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2021年12月24日

211224 トヨタが危ない 

世界に誇る日本のトヨタが危機を迎えている。自動車業界は電池+モーターで動くEV電気自動車に向かって大転換しつつあるが、Hybridに自信をもつトヨタは 従来からFV車には消極的であった。しかし米国テスラ、独VW, 及び中国勢が EV車の大量生産を開始し始めたのだ。遂にトヨタも我慢できなくなり 先日 やっとEV大計画を発表して、8年後の2130にはEV車を350万台販売すると表明して花火だけは打ち上げたが、具体的な計画はまだ持っていない。
                                         
歴史的事実だが、30年前に 我が国は世界の半導体市場で圧倒的なシェアを握っていたが 今日では完全に脱落してしまった、テレビ業界も同様で 日本メーカーは シャープ亀山モデルとして 世界に名声を博した製造技術で世界をリードしていたが、今は韓国中国勢に完全に撃破されてしまった。自動車で世界No.1 のトヨタも、EV車に関してはまだ腰が定まらず、EV転換に乗り遅れて 脱落するのではないかと 私は本気で心配していたが、やっとEV車の激流に目覚め始めたようだ。しかし日本勢はまだ本腰とは思われず、このままでは最後まで生残るのは 修羅場を生き抜いてきたホンダだけではないかと私は心配している次第。
                                         
日本ではEV車を街で殆ど見掛けないが、世界では昨年よりEV車が大量生産時代に入り 米国テスラ48万台、中国上海自動車24万台,独フォルクスワーゲン22万台、ルノー日産18万台、米GM4万台 に対して、トヨタ、ホンダ、マツダは各1万台前後で、欧米中国に圧倒的な差をつけられている。EV車はまだ電池が未完成で、国内自動車業界の従業員も守らなければならない と豊田社長はテレビで力説するのを見ながら、私はその時代遅れ感覚を恥ずかしく思っていたが、やっと本格化にEV車に動き始めた段階だ。
                                           
確かに現行のEV用電池は パソコンのリチューム電池の改良型で、走行距離も150キロ以内、充電に2~3時間を要し、使用途中での充電は殆ど不可能に近い。更に充放電を繰り返すと電池性能が激しく劣化する重大な欠陥もあり、長距離対応で発火の危険もない全固体電池の開発に各メーカーが全精力を注いでいる。にも拘わらず外国自動車メーカーはEV時代に乗り遅れないよう 死に者狂いで先行投資してEV車を販売しているのだ。特に日本EV車の問題は高コストにあり、中国では2人乗EV車が50万円で販売されている。にも拘わらず日本の軽メーカーは EV車を 100万円以内で販売することは殆ど困難だという。 中国EV車はエアバック無し、エアコン無しの、ゴルフカート改良型の設計思想で 異次元に安いEV車を年間100万台も販売しているのだ。
                                                   
当然の結果として 中国では電池切れなどリコールは多発しているが、EV車市場を独占しようとする中国勢の意気込みは猛烈だ。日本車は高性能のHybrid車で燃費を格段に向上させた成功に酔ってまだ目覚めていない。Hybridに出遅れた欧米と中国勢は、桁違いに安価なEV車で世界市場の席巻しようと必死になっている。日本勢は 新型の全固体電池を載せた高性能なEV車で挽回するつもりだが、新電池の完成見通しは全く不明で何年もかかるといわれる。10万円バイクからスタートしたホンダやスズキなら 多分激烈な価格競争を生き抜くだろうが、高性能車で世界を制覇したトヨタなど国内メーカには 恐怖の地獄が待ち受けている。                   

mh3944 at 10:19|PermalinkComments(0) ビジネス 

2021年12月13日

211213 衝撃的な出来事 

先日 仕事を終えて 早めに帰ろうと事務所を出た時だった。近くの県道は交差点を移動する大工事中で、重機がうなりをあげて動き周り、埋設する下水管がごろごろ転がっている場所に、 中年の女性が道に迷い立ち留まっていた。白杖から直ぐに目が不自由だと分り、工事中の道路に戸惑って 動けなくなっていたのだ。 
                                            
どちらに行かれますかと私が聞くと、近くにあるはずの細い坂道が分からなくなったとのこと。私も毎日通う道なので ご一緒しましょう と伝えて並んで歩き始めた。狭くてクルマ1台がやっと通れる細長い坂道だが 駅への近道なので軽自動車も通り、直ぐに1台やってきた。彼女は片側に寄って車をやり過ごすと再び歩き始めた。何処までお帰りですかと聞くと、下の大通りを横切った先だという。私の家と近いと思った。また後ろから軽が来たので 彼女は再び片側に寄って車をやり過ごした。狭いので車も最徐行で通り過ぎる。明るさは判別できるのですかと聞くと、全くできないというので これには驚いた。子供のとき麻疹を患って全盲になったそうだ。  
                                                                                                            坂を降りてT字路に来ると 彼女は何の躊躇もなく左折し その次を右折して大通りに向かう。今日は遠くまでお出かけでしたか?と聞くと、久寺家まで行ったと言うのには本当に驚いた。JR線下の狭い地下通を通り越して、国道6号の交差点を横切り、更に1Km先辺りまで行った帰りだったのだ。我々でも往復1時間の混雑する道路を 全盲女性は往復する大冒険だったとは、驚愕させられた。 
                                            
そして最後の渋滞激しい4車線の大通りに着くと、彼女は左側2m先の押しボタンに近着いてスイッチを押した。車が止まり周囲が静かになると 彼女は私より先に大通に飛び出して横切った。そして私は左方向へ、彼女は右方向に分かれて 再び左に向きを変え早足に歩いた。悪いとは思ったが興味深々の私は かなり離れて彼女の後を追った.。彼女は3本目の四つ角を左に曲がって、暫く歩き 右側の治療院前に着くと、カギを取り出して玄関を開けて中に入った。そこは私も名前だけ知っている針灸治療院だった。共に全盲の夫婦が 針灸マッサージ治療を長年自営していると聞く Sさん宅だった。 
                                           
それにしても、右折左折し 上り下りして、国道を横切る3キロ近い道路を、全盲の女性が一人で往復したとは凄い冒険だと思った。正常な私では 目隠しすると一歩も踏み出せない混雑の県道、国道、地下隧道、そして工事中の交差点を通過して往復する大冒険を 全盲の年配女性が一人で敢行したのだ。私は健康に恵まれていることを神様に感謝すべきだと思った。                     
                                  
近年の若者はまともな仕事が無いと嘆いて働かないが、まず自分の五体健全を感謝すべきだと思う。社会は契約社員ばかりで、正社員の求人が消えてしまったと悔やむがそれも違う。五体健全な自分が本気で努力しないから、満足な仕事が無いのだ。多分Sさんは生活保護を受けているだろうが、真っ暗闇の数十年間の日々を、懸命に生きているのだ。私も腰が痛い 目が見えない 耳が聞こえない....と不具合はあるが、それは単なる老化現象である。先日の屈辱や明日の不安など 誰にも心配事は絶えないが、全盲女性の苦しみに比べると雲泥の差であり、本当に些細な不具合だと思い始めた。
                                                    
高野山には 往復48キロの山道を 雨の日も風の日も休まず毎日 16時間かけて1000日間往復する千回修行を実功した高僧が 歴史上に2人存在すると言われるが、この年配女性は 長い一生を毎日修練し続ける尼僧とも言えると私は思った。

mh3944 at 11:57|PermalinkComments(0) 雑感 

2021年12月07日

211207 新資本主義とは?

岸田首相が盛んに 新資本主義で経済を成長させて成果を国民に分配すると言っているが、その実態は誰もわかっていない。多分偉い学者先生が言うコトバで、ご本人も十分には理解していないだろうが、兎に角デジタル化時代の到来で、社会や生活が激変し、成長産業も変わるということだろう。                                                         確かに、IT時代の到来で、銀行は次々と支店閉鎖を進めてATMに変えたが、そのATMも縮小廃止が始まり、本店集中のネット銀行に変身しつつある。新人銀行マンが夢みる支店長ポストは殆ど消滅してしまったのだ。                                      
化学技術系の私も、30代前半には課長職の辞令を受け、管理者の一員となって胸が踊った記憶がある。当時は毎年新卒社員が入社して組織が膨張して再分裂し、私は40才で部長に昇格、48歳で米国との合弁会社の社長になった。当時はキラキラ光り輝く石油化学の反応塔が最先端技術であり、多数の化学企業が参入したが、今日では、殆どの石油化学は産油国に移転して、国内では利益ゼロの代表的な産業になってしまった。
                                    
自動車も、技術の日産が派手に宣伝していた時代は過ぎ去り 地味な名古屋のトヨタの全盛時代になったが、そのトヨタもEV時代に突入して太過ぎる組織を持て余し始めた。日本を制覇した軽自動車も変化して、中国では50万円の二人乗り超小型EV車が街中に走り始め、トヨタや本田は自動車市場から駆逐されそうな危険な時期である。  
                                  
我々サラリーマンも、満員電車にもまれて会社にたどり着く毎日だったが、リモート時代が始まり、本社出勤は不要となり、世界の電通も自慢の49階建の豪華な本社ビルを売却して 半分以下に組織を縮小してしまった。小売り業界は更に深刻で、慶応閥が独占して覇を競った三越,伊勢丹,高島屋などの有名デパート群は縮小を続けて誰も見向かなくなり、コンビニと専門店の時代になったが、更にネット販売の隆盛で、コンビニ業界も変動を続けている。  
                                    
企画部門を歩いた私の現役時代は、大手商社と結んで、新製品の導入と国内起業化を進めてきたが、今日では殆どの情報がネット経由で入手できる為、PCさえあればベンチャー起業も、独自で小資本金で起業できる時代になり、失敗なら傷の浅い内に簡単に撤退できる時代に変わった。医療分野でも、経験と実績を積んだドクターが名医といわれてきたが、最近はAIの登場で、如何なる名医も叶わない正確無比な診断ができる時代になり、寿命が大いに伸び始めた。私も傘寿超え老体だが、 PC相手に仕事を継続できる時代に変わった。   
                             
新資本主義とは、言い換えればデジタル時代の到来であり、変化を止めないデジタル化社会を意味する。ITに乗り遅れた者は、引退して静かに成り行きを見守る以外に道はない厳しい時代になってしまった。




mh3944 at 14:21|PermalinkComments(0) 政治 

2021年11月19日

211119 無職若者の活性化

岸田内閣は、新しい資本主義で経済を成長させ、その果実を国民に分配するという。難しい話だが 多分、エネルギー消費社会から省エネ社会へ生活様式が激変する時代に合致して 新しい行動様式で経済を成長させ分配するというだろう。私には具体的なアイデアはないが 気掛かりなことがひとつある。それは近年、私の近所で 定職を持たず結婚できない若者達が異常に増えていることだ。
                                                                                                
普通に就職して結婚している家庭もあるが、定職ナシの中年独身男女のほうが多い。 例えば、福島原発汚染の除去作業で肉体労働して儲けてきた50代近いA君は独身のままだ。地元の塗装屋さんを手伝うB君、ディズニ−ランド内装作業手伝 いのC君、仕事は不明だが2階に籠って何かしているD君、中堅物流会社で全国を走回るドライバーE君、私立大院卒のバイト暮らしF君、針きゅうマッサージ業を開業したが閑過ぎるG女、気性荒い50代女Hさん、80代の実母を虐め続ける無職のI女などなど 殆どが中高年になっているが結婚できず、80代の親が50代の息子や娘を養う典型的な8050家族になっている。
                                                       
彼らの親達は殆ど立派なキャリアOBで、都銀役員OB、中堅銀行OB,工技院研究幹部OB、都庁幹部OB、大手化学会社OBなどなど立派な生涯を過ごしてきたが、ご自分の子供は定職ナシのままだ。子供達は婚期を逃して苦しみ 収入が少なくて結婚できないと嘆いている者が殆どだ。このままでは我が国は人口減少を続けて 本当に弱小国家になりそうだ。未婚の息子や娘達は、人付合いも苦手で 何に向かって努力するか目標が分からないようだ。やる気を失っている彼らを動機付けする場所と機会が必要だと思う。
                                             
デジタル時代の今、中程度のPC知識で成人した彼らを再教育してプログラミング等を訓練すれば 活性化できるのではないかと私は思う。 IT時代の今日、やる気さえあればごく小資本でも起業できる時代になっている。彼ら定職ナシ同志が自然に集まり、雑談してアイデアを出し合い、ベンチャーを立ち上げる機会と場を 市役所が提供するべきだと私は思うのだ。
                                                                           
地元の市役所は、企業立地推進課の立派な看板組織があり、担当者4〜5人が常駐しているが成果は全く無い。閑で困る彼らはベンチャー起業推進講座を何年も繰り替えすが、予算消化だけが目的で、実業に結び付いた例は殆んど聞かない、典型的な役所仕事を繰り返しているのだ。長年、格好ばかりの講習会を繰り返すより、駅前に部屋と安いレンタルデスクを設けて 若者同士の自由交流できる場所を提供して若者を集め、ベンチャー起業を促せば、発奮する若者もいる筈だと私は思う。
                                                                                   
私もパソコン時代に乗り遅れた超高齢だが、死もの狂いに努力した結果、今ではSEOを営業して、北海道から九州まで全国に、20余件の中小企業を得意先として契約して 先方のHPを検索TOP頁に表示するサービスを提供している。予算消化だけが目的の地元市役所は 成否不明の冒険プロジェクトは嫌悪するので、中央政府が音頭をとって 率先して無職の若者達を集めて、彼らが自由に集まって何かをトライし活性化するフリーデスク計画をやってみては如何と私は思うのだが。         
                         

mh3944 at 12:41|PermalinkComments(0) 政治 

2021年11月09日

211109 菅首相の悲運

             
衆院選挙はマスコミの予想が見事に外れて、自民単独で半数(233)を軽くオーバーする261議席を獲得し、維新は4倍増の41議席に躍進して 野党第二党になった。政権交代を狙った立憲民主党は議席を大きく減らして、枝野代表は退場を強いられている。自民,公明,維新の保守勢力は合計すると、衆院2/3の310を大きく超える334議席に躍進し、特に維新は大躍進で 公明の立場は微妙になった。マスコミの予想が外れて 真逆な結果になった結果を 評論家連中が面白おかしく議論しているが、私は少々違った見解を披露する。
                                            
コロナ来襲で右往左往した菅首相では、衆院選挙で落選すると若手議員達が騒ぎ始めて 菅内閣が総辞職に追い込まれて 内閣の顔ぶれが一新した結果 自民に有利に働いたのは事実であろう。しかしワクチンが劇的な効果を発揮し始めて、東京都の感染者数もピーク時の日5,000人から 0.05%の 20人以下にまで激減した為  安心した国民は再び自民を信任したのがキーポイントである。言い換えれば ワクチン接種が2ケ月早ければ、菅内閣の大手柄となって 首相交代はなかったかと私は思う。 
                                           
逆に立憲民主党は、政権奪取も可能と勘違いして、桜花見の事件、モリカケ問題、財務局帳簿改ざん等のネガティブ-キャンペインを繰り返し続けて 再調査を求めて、具体的な政策提言が無く、国民は聞き飽きた。10万円の再支給も 維新は官公庁の無駄を省けば 財源は捻出できると強調したが、野党は財源を説明できなかった。 立民と共産の候補統一作戦は 効果を発揮して 地方区では自民は大苦戦を強いられた。もし野党が更に5%ほど得票を伸ばしたら、自民は地方区で59人が落選して、自民単独過半数は確保できなかったほど 小選挙区は激戦になった。
                                                          
誰も語らないが 自民勝利に貢献した要因は他にもあると私は思う。それは投票の1週間前、中國とロシアの海軍が大艦隊を組んで 日米を仮想敵国とした大デモンストレーションを実施した事件である。両国は、駆逐艦、巡洋艦、ミサイル艦隊、潜水艦、 ヘリコプターなどの大艦隊を組んで 日本沿岸を威嚇しながら周回した事件である。その写真はマスコミ等で報道されたが 日米政府は無言で見守るだけだった。これは宣戦予告ではないかと私も恐怖を感じたが、中國,ロシアの最新鋭艦隊が列をなして我国を示威周回する映像に 多くの国民は恐怖を感じて 現実にも起こり得ることだと実感した筈だ。この中ロ海軍の大デモンストレーションが、国民に与えた心理効果が選挙にも影響して、日本は防衛力を強化すべきと叫ぶ保守政党に プラス効果を与え、憲法改正を求める維新も得票を4倍に伸ばしたのだと私は思っている次第。 
                                         
          
ワクチン入手が遅れてコロナ騒動の責任を正面かた受けた菅首相は 辞任を強いられたが 大きな実績も残している。例えば、オリンピックを無観客で実施した件、携帯電話の大幅値下げ、福島原発汚染の大平洋放出、医療費個人負担率の引上げ、カーボンニュートラル計画の決定など、多くの難題を適切に処理した成果は立派だと思う。もしワクチン入手が2ケ月早ければ、コロナ制圧は菅首相の業績となって、菅内閣の功績が高く評価され 辞任はなかっただろうと思うが、運命の女神は微笑まなかった。 


mh3944 at 09:36|PermalinkComments(0) 政治 

2021年11月01日

211101 大谷選手と人種問題 

大谷翔平が米大リーグ選手会最優秀選手に選出された。本人は 同僚達に認められたのは本当に嬉しいと言っている。ベーブルースも達成できなかった驚異的な実績を挙げた大谷は、今年のメジャーの殆どの表彰を独占しそうな勢いで、我々日本人としてもうれしい限りだ。投打二刀流は不可能だからどちらかに絞れと 繰り返しアドバイスし続けていた日本野球界の大御所、張本勲氏の顔が見たいものだ。
                                        
確かに松井秀喜もホームランを打ったが、投手はできなかった、イチローも高打率と美技を演じ続けたが、勝利投手にはなれなかった。しかし大谷は、弱小エンジェルスの先発投手として9勝を挙げ 敬遠が多いにも拘わらず 46本のホームランを打っているのだ。大谷が軽くホームランを打つと、スタンドの観客や子供達が飛び上がって狂喜するテレビをみると 私も涙がでるほど嬉しかった。エリート集団の外務省が大金を投じても達成できない日米友好ムードを一気に盛り上げる素晴らしい役者だといえる。米国では、アジア人は背が低く、懸命に働くが少々ずる賢く、米国の知識や富を盗んでいると思われており、その潜在的感情が爆発して、最近の米国では アジア人は 昼中でも危険で ひとり歩きできなくなったと言われるが、在米邦人も大谷の大活躍を喜んでいるだろうと私は内心思っていた。
                                         
実は先日の読売新聞(21/10/30)に、日本人を含む全ての在米アジア系住民は、大谷旋風に大喜びしていると出ていた。米国ではアジア系は6%の典型的マイノリテイーであり 更にコロナウイルスを米国に持ち込んだのは中国人だと目の敵にされて怯えているアジア系住民を 大谷選手が大いに勇気付け、癒しと鼓舞している とニューヨークタイムズが報じているという。伝説のベーブルースと肩を並べたのは白人ではなく、日本人だったというインパクトは、米国人には計り知れないショックらしい。
                                             
大谷ファンクラブは米人会員が急増中で、大谷の直筆サイン入りユニフォームが1,450万円で落札されたという。豊かな才能を持ちながら明るく 他人を尊重する大谷選手の行動すべてが、子供達の手本(ローモデル)になっており、英語に弱い大谷が 公の場で英語を使わないことに 野球解説者が苦言を呈したところ 猛烈な非難を浴びて忽ち謝罪に追い込まれたとも聞く。大谷の大活躍は 米国のアジア系住民を深刻に苦しめている人種差別問題に 明るい希望を与えている。          


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