2005年05月

2005年05月30日

友人がヨットで単独世界周遊へ

私のヨットクラブの友人 目黒たみお氏が、30Feetの小型ヨットで単独世界一周航海に出掛けることになり、昨日その壮行会に参加した。出発は6月中旬とのこと。

目黒氏は57だが、早期退職して、長年の念願だった単独ヨット周遊を実現するという。 奥さんは猛反対したでしょうと聞くと、離婚よりはましとだというほど反対されたらしい。勿論分かる。 

更に私が、こんな冒険を始めなければよかったと、思う時もあるでしょう?
と聞くと、目黒さんは、何日も続けようか止めようかと悩んでいると率直な
気持ちを聞かせてくれた。 私も60才になって1000万円を出資して自分の会社を設立するとき、親兄弟や友人全員が反対した。親しい友人も、東さん この厳しい世の中で何をしようとするの? 2-3年内に、必ず失敗して夜逃げするのは目に見えている。止めとけ! 中止しなさい! と口々に忠告してくれた。 自分も正直なところ、自分も投げ出したいと何度も思ったが、中断するのに格好良い理由が見つからず、ついにスタートしてしまった。  

目黒さんも恐らく同様な恐怖心に攻められているだろうが、逆にいまやらないともう永久にチャンスはないとの気持ちもあり、出発するまではこころのなかで、苦しみ、さいなまされ続けるのであろう。 頑張れ目黒さん!




mh3944 at 14:14|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ヨット 

2005年05月19日

靖国参拝について

日本の阿南中国大使が言ったそうだ。小泉首相が靖国参拝を止めても中国は
日本の安保常任理事への就任に賛成することはまずないだろうと。  

私も同感だ。靖国へ参拝しようがしまいが、中国には全く関係ないのだから。要は大国の面子として日本にアタマを下げさせたいだけなのだ。日本の歴代の首相は、すぐに降参したので、中国は面子を維持できた。しかし小泉首相はどうしても止めそうにない。これでは今までの成果をないがしろにされて中国が国際的な面子も失っているからだ。 靖国反対は韓国とも協調できるテーマでもあり、関是非外交得点を稼ぎたい格好のテーマなのだ。

中国が本当に問題にしているのは、台湾の独立であり、仮に台湾が独立を試みると、本気で攻撃するだろう。 日本が米国と組んで、その台湾独立を心理的に助けているとの疑惑を持っている。
技術が進んで既に先進国ともいえる台湾を中国が我がモノに出来れば、中国の経済的な発展は更に加速されて、世界的な先進国への仲間入りも促進される。

殆どの日本人にとっても、靖国参拝がそれほど大きな意味をもっている訳ではない。私と同様に殆どの日本人には参拝しようがしまいがどちらでも良いことなのだ。 しかしここまで中国に反対されると、日本としても中止する訳には行かない立場になっているのだ。 小泉さん、頑張れ!



mh3944 at 16:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 政治 

2005年05月16日

余暇人生も目立てない?

私は手賀沼の湖畔に住んでいる。この沼は20年近く汚染度NO.1で悪名を馳せたので、未だに周辺が開発が進んいないので、逆に田園風景に恵まれており、水質もCOD 6-7程度まで改善している。
この手賀沼に我々はヨットクラブを持っており、近年定年退職者を中心にメンバー数が急増した、多くのクラブ員が平日の朝から夕方までヨットを楽しんでいる。
しかし最近、この土地の先住民の漁民と遊漁船業者から、いろいろと批判を受け始めた。曰くつり桟橋はヨットの係留用ではない!、曰くヨット隻数を減らせ! 曰く漁協の広場にヨット用備品を広げるな!、曰くヨット倉庫を取っ払え!

こちらから見ると理不尽な言い係りにも思える、しかし視点を変えて、彼らの立場に立ってみると、(多分)この厳しい世情にもかかわらず元気なオヤジ共が(高額な年金を受け取りながら)毎日遊びほうけているのはけしからん!というところだろうか。 我々仲間は自分の年金で生活しながら、漁業の邪魔もしないで、ガソリンも食わない環境フレンドリーなセイリングを静かに楽しんでどこが悪い というところだが。

確かに我が家の85才になるおばあちゃんでさえも、元気な大人が朝から晩までヨットで遊んでいるのは昔なら非国民だ と嘆いているから、多くの人が違和感を感じているのは間違いなかろう。

しかし現実は、我々仲間は仕事をしようと思っても受け入れてくれる職場も無く、家でも濡れ落ち葉扱いで居所がなく、仕方なしに金が殆どかからないヨットを楽しんでいる人も多いのだが。
 
この世はなかなか難しいものだ。




mh3944 at 15:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ヨット 

2005年05月13日

社員と社長について

私は22才で会社に入社、課長,部長を勤め、48才で日米の医薬合弁会社の
社長に就任した(事実はゼロから始める仕事を誰も怖がってやる人がおらず、仕方なく企画責任者の自分が担当せざる得なかったのだが)

その合弁会社は2-3人で立ち上げ、私は社長,兼人事部長,兼営業部長,兼技術部長..と零細企業もいいところで厳しい業務が続いたが、両親会社から監視されていることには変わりなく、相変わらずサラリ-マン感覚も持ち続けていた。
ひとつだけ資金繰りは親会社が面倒を見てくれるので、全く心配なかった。
そして12年間 下手な英語を駆使して徹底的にやりまくったが、米国にも誠意を尽くしたつもりで業容拡大に努力した。
そして60才になった時は、社員数60名、年商も20億円近くまで成長したが、

しかし、60才の誕生日の3ケ月前に、突然アメリカ親会社会長からお前はクビだ言い渡された。理由は12年間の長い年月に渡って東は米国の指示に従わず、米国側は全くUntachableな状態におかれたとの説明だった。これには驚いた、あれほど米国に気を使いながら、会社を成長させるべく全精力を注いで経営したにも係らずだ。冗談ではないと!

しかし株主には抗弁の方法もなく、結局60才で退職して、今度は自分が株主となっていまの会社を立ち上げてしまった。 殆どの友人から東さん止めとけ!60になってから会社を立ち上げるなんて気違い沙汰だ、絶対に倒産し夜逃げとなるに決まっているからと、切々と忠告された。

自分も怖かったが、行きがかり上、止められず、ついに株式会社クレスを発足
した。 そして最初の3年間は経営が火のクルマで、今月倒産か、来月清算かと苦しんだ、しかし某半導体製造機器メーカ−から高い評価を貰って、難局を切り抜けることに成功し、今はひと安心という状態になった。

社員から自分の会社の社長になって感じることは、確かに上司への気遣いとか
仲間外れにされない気遣いなどは全く不要となり、本当に気分は爽快である。
この遮る天井のない気持ちは本当に何にも変えられないいい気分である。

しかし今度は全責任が自分にかかる為、果たして来年はどうなるだろうか、
資金繰りは大丈夫か、後継者をどうするか? このままの人生を続けて良いのか?などなど、 従来は思ったことのない新しい悩みが出て来た。 
本当に 浜の真砂は尽きるとも人生の悩みは尽きることがないことを実感する今日このごろである。 
 




mh3944 at 14:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ビジネス 

反日活動について

中国の胡錦とう主席がトイツのシュレーダー首相に、ドイツは過去の戦争を心より謝罪しているが、日本は依然として戦争責任を謝っておらず、帝国主義的な思想を維持し続けていると話したらしい。 韓国も同様。全くデタラメもいい加減にして欲しい。 

日本はドイツと同様に或いはそれ以上に平和主義に徹していることは、世界中の人が熟知しているではないか。 我々日本国民からみると平和主義過ぎて、我ながらだらしなく思っている者が大多数を占めている。 その結果竹島を韓国に占領されても手出しせず、尖閣諸島に中国人が乗り込んでも、強行な対応策が取れないなど。世界の笑いものになっている。 どちらも国際司法委員会に持ち込んで解決しようと日本から提案しているが、韓国中国は反対していると聞く。負けるに決まっているかららしい。

なぜ、これら両国の人間はそこまで下劣なのだろうか? まさか人種的に卑猥
な遺伝子をもっている訳ではあるまい。日本人と類似なDNAだから。

では教育のせいであろうか? 過去20年間、反日思想というナショナリズムを国家統制のテコに使って国民を統制して結果であろうか?誠に残念でならない。
唯一の希望は、両国民ともに、経済の発展とともに、若者の政治的思想が希薄になり、政治活動に無気力な世代が増加しつつあるという。日本の若者が過去に反米闘争を続けたのと全く同じ傾向だ。

もし事実なら、くやしいが、その世代が社会の大勢を占めるまで、絶え忍ばねばならないのだろう。 迷惑なお隣さんを抱え込んだものだ。

mh3944 at 13:57|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 政治 

2005年05月11日

郵政民営化は決まったか?

郵政民営化はこれから国会審議があり、まだ予断を許さないが、最終的にはやはり小泉さんの勝ちとなるだろう。

先日のNHKによると、小泉首相の支持率が突然7%上がって確か54%になったと報じていた。政権の後期になっても50%以上を維持し続けることは本当に素晴らしい。歴代内閣の後半期の支持率は殆どが10%台であった。
郵政改革反対派には大きなショックだったろう。

歴代の内閣が恐ろしくて決して手をつけなかった郵政民営化を20年間も主張し続け、雑魚議員どもの反対によって全国一律サービスの維持とかいろいろ修正は受けたが、それでも公務員身分の廃止と4社へ分割の2大骨子を維持できた郵政改革は立派なものだ。

お陰で、外交分野、特にアジア外交が手薄になってしまったが、中国韓国は
何を与え何を譲歩しても、満足することを知らない国民性だから、仕方ないかも知れない。 小泉さん あと一歩です。頑張りましょう。

mh3944 at 13:17|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 政治 

連休が終わって

今年も長い連休が終わった。始まる前はこの10日間をどう過ごそうか?とも
思ったが、終わってみれば、特に何かをやったという訳でもなかった。
勿論 特別な事件も起こさずに無事に過ごせたことに感謝すべきだろう。
しかし連休明けの月曜日はやはりブルーマンデーでもあった。

私は、テンション人間とでも言うか、いつも何かのプレッシャーを感じていないと、生きていけそうにない。 悠々自適な人生なんてとても私向きではなさそうだ。 いま小さくても自分の会社を持ち、極論すれば自分の会社がいつどうなるか分からないかも知れないこの緊張感が何とも捨てがたい。 多分
まだ10年くらいは経営を続けて、その後は誰か信頼できる人に譲り、本当にのんびりと生きたいと思うが、多分、仕事は無くても会社に出勤して、老害振りを発揮するのではないだろうか? 恐ろしいことだ。

今年67才になり、相変わらず早起きは変わらないのだが、休日となると嬉しく、従って週末が待ち遠しい。→(休みが続くとまた会社に出勤したくなる)
人間とは本当に罪作りな精神構造になっているものだとあきれてしまう。




mh3944 at 12:49|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 雑感