2007年01月
2007年01月19日
鳥インフルエンザと神様
鳥インフルエンザと神様
宮崎県清武町の谷口農場で鳥インフルエンザ感染事件が起き、3,800羽が死んだ。このウイルスは毒性が強いとか、養鶏場の残り12,000羽も直ちに処分された。可哀想だが、第一次大戦直後にヨ-ロッパで数千万人が死んだスペイン風邪の正体も、この鳥インフルエンザであったと言われる怖いウイルスだから、仕方ないことなのだ。
テレビで見ると、農地のど真ん中の立派な養鶏小屋があり、多数の白いユニフォ-ム姿の県職員や保健所の人たちが出入りしていた。ニワトリ達は皆殺しになる残酷な運命はつゆ知らず、給餌と間違えて、県職員が出入りする度に群がって集まる。 餌をついばむ鶏達にはこれから起ころうとしている過酷な運命を全く理解できない。液化炭酸ガスのボンベが多数横たえてあったから多分窒息死させるのだろう。 申し訳ないがドイツナチスに惨殺されたユダヤ民族の悲劇を思い出した。 彼らは大きな不安を感じていた筈だ。
十年前、自宅の隣の銀行マンが転勤で大阪のマンションに転居するため、愛犬クロを保健所に連れてゆく光景も思い出した。散歩と間違えて嬉々と先へ急ぐクロは自分に起こるであろう悲惨な運命を知らない。それは人知(犬知?)を超えた運命だから。
東京でも近いうちに直下型大地震が起きるといわれている。古い木造住宅街では大火の被害が恐れられているが、大枚をはたいて購入した最新の超高層マンションでも、上層の居住者は大地震で部屋の隅から隅へ振り回されて、致命傷を負うといわれている。関東地区の住民は淡路神戸大地震の何倍かの被害を蒙るかも知れない不安を感じている。しかし残念ながらその大地震はいつ起こるか分からないらしい。しかし大地震が来襲することは確実といわれているから、時期は決まっており、人間が知らないだけなのだろう。
では人知をこえた神様はこのことをご存知なのだろうか?果たして神様という存在があるのだろうか? 段々と話が難しくなり、私の知恵を超えて来そうだから、今日はこのへんで止めるが、折角の機会だから、神様についてもう少し突っ込んで考えてみたいと思う。
宮崎県清武町の谷口農場で鳥インフルエンザ感染事件が起き、3,800羽が死んだ。このウイルスは毒性が強いとか、養鶏場の残り12,000羽も直ちに処分された。可哀想だが、第一次大戦直後にヨ-ロッパで数千万人が死んだスペイン風邪の正体も、この鳥インフルエンザであったと言われる怖いウイルスだから、仕方ないことなのだ。
テレビで見ると、農地のど真ん中の立派な養鶏小屋があり、多数の白いユニフォ-ム姿の県職員や保健所の人たちが出入りしていた。ニワトリ達は皆殺しになる残酷な運命はつゆ知らず、給餌と間違えて、県職員が出入りする度に群がって集まる。 餌をついばむ鶏達にはこれから起ころうとしている過酷な運命を全く理解できない。液化炭酸ガスのボンベが多数横たえてあったから多分窒息死させるのだろう。 申し訳ないがドイツナチスに惨殺されたユダヤ民族の悲劇を思い出した。 彼らは大きな不安を感じていた筈だ。
十年前、自宅の隣の銀行マンが転勤で大阪のマンションに転居するため、愛犬クロを保健所に連れてゆく光景も思い出した。散歩と間違えて嬉々と先へ急ぐクロは自分に起こるであろう悲惨な運命を知らない。それは人知(犬知?)を超えた運命だから。
東京でも近いうちに直下型大地震が起きるといわれている。古い木造住宅街では大火の被害が恐れられているが、大枚をはたいて購入した最新の超高層マンションでも、上層の居住者は大地震で部屋の隅から隅へ振り回されて、致命傷を負うといわれている。関東地区の住民は淡路神戸大地震の何倍かの被害を蒙るかも知れない不安を感じている。しかし残念ながらその大地震はいつ起こるか分からないらしい。しかし大地震が来襲することは確実といわれているから、時期は決まっており、人間が知らないだけなのだろう。
では人知をこえた神様はこのことをご存知なのだろうか?果たして神様という存在があるのだろうか? 段々と話が難しくなり、私の知恵を超えて来そうだから、今日はこのへんで止めるが、折角の機会だから、神様についてもう少し突っ込んで考えてみたいと思う。
2007年01月10日
正月休み雑感
正月休み雑感
連続10日間の長い正月休みが終わった。手賀沼大橋の上でみた今年の初日の出は本当に素晴らしかった。
元旦には長男夫婦が来た。2日,3日は市内の中央学院が苦闘した箱根駅伝にやきもきし、6日には長女達が孫を連れて挨拶に来た。孫たちの自慢そうな成績表を見て当方も顔がほころび、世間同様に親バカを実感した。土曜は久し振りのダンスレッスンに汗をかいた。
しかし、年末にまだ40代の姪っ子が、かなり進んだ子宮ガンに罹っていることがわかり、このことが頭からなかなか離れず、休みのあいだ中、繰り返し思い出して重苦しい年末年始であった。私が名付けた姪っ子だが、人生半ばで家族を残して死に直面しなければならない残酷さに、思わず涙を流した。新築中の持家には住めそうにないと嘆いているらしいが、 何故もっと早く診断を受けなかったかと悔やまれる。しかし今となっては治療に奇跡を祈る以外にない。
そう言う当方も恥ずかしながら今年69才になり、何日病気になっても不思議はない年齢になってしまった。胃と肺のレントゲン検査は毎年うけており、近い内に大腸ガン検診をうけようと思っている。健康診断を業としている息子は、潜血便を持ち出せば、直ぐに検査してくれるよとアドバイスしてくれた。 それ以上に別の病気を疑えばきりが無いので、この辺りで様子をみることにする。
新聞の訃報を見ても70才の人は結構多いので、仮に小生に何かがあっても諦めざるを得ないだろうと思うが、自分に姪っ子ほどの胆力があるかどうか、その時になってみないと分からない。
正月休みのNHKで、団塊世代の人たちが老後をどう過ごすかと言う特別番組があった。約半数の人たちは構想ができていると言い、残り半数は計画がないとの返事であった。しかし構想ができていると言っても怪しいもので、例えばカメラで写真三昧に暮らすという程度のものが、かなりあるように見受けられた。暇つぶしにカメラで20年間を過ごすのは実際に始めてみるとまた大変な苦行だと思うのだが。
この番組を一緒にみた家内は、自分には老後の趣味が何もないと嘆いていた、しかし特に何かをやらなければという焦りは不要だと思う。現在、健康な実母と口論したり仲直りしながら閑静な住宅街に住んでおり、これで十分に幸せだと思うのだが?
私自身についていえば、定年後に創業した自分の会社が幸いに順調に利益を出しており、まだ少なくとも5年、長ければ10年は経営するだろうが、逆に生涯仕事人間で終わり、ひまを楽しむことがないという不安もある。
しかし、10日間の正月休みでさえ消化するのに苦闘して、誰も居ない会社に覗いてみるのだから、20年間の自由時間はとても耐えられる筈がないと自分自身を納得させている次第。
連続10日間の長い正月休みが終わった。手賀沼大橋の上でみた今年の初日の出は本当に素晴らしかった。
元旦には長男夫婦が来た。2日,3日は市内の中央学院が苦闘した箱根駅伝にやきもきし、6日には長女達が孫を連れて挨拶に来た。孫たちの自慢そうな成績表を見て当方も顔がほころび、世間同様に親バカを実感した。土曜は久し振りのダンスレッスンに汗をかいた。
しかし、年末にまだ40代の姪っ子が、かなり進んだ子宮ガンに罹っていることがわかり、このことが頭からなかなか離れず、休みのあいだ中、繰り返し思い出して重苦しい年末年始であった。私が名付けた姪っ子だが、人生半ばで家族を残して死に直面しなければならない残酷さに、思わず涙を流した。新築中の持家には住めそうにないと嘆いているらしいが、 何故もっと早く診断を受けなかったかと悔やまれる。しかし今となっては治療に奇跡を祈る以外にない。
そう言う当方も恥ずかしながら今年69才になり、何日病気になっても不思議はない年齢になってしまった。胃と肺のレントゲン検査は毎年うけており、近い内に大腸ガン検診をうけようと思っている。健康診断を業としている息子は、潜血便を持ち出せば、直ぐに検査してくれるよとアドバイスしてくれた。 それ以上に別の病気を疑えばきりが無いので、この辺りで様子をみることにする。
新聞の訃報を見ても70才の人は結構多いので、仮に小生に何かがあっても諦めざるを得ないだろうと思うが、自分に姪っ子ほどの胆力があるかどうか、その時になってみないと分からない。
正月休みのNHKで、団塊世代の人たちが老後をどう過ごすかと言う特別番組があった。約半数の人たちは構想ができていると言い、残り半数は計画がないとの返事であった。しかし構想ができていると言っても怪しいもので、例えばカメラで写真三昧に暮らすという程度のものが、かなりあるように見受けられた。暇つぶしにカメラで20年間を過ごすのは実際に始めてみるとまた大変な苦行だと思うのだが。
この番組を一緒にみた家内は、自分には老後の趣味が何もないと嘆いていた、しかし特に何かをやらなければという焦りは不要だと思う。現在、健康な実母と口論したり仲直りしながら閑静な住宅街に住んでおり、これで十分に幸せだと思うのだが?
私自身についていえば、定年後に創業した自分の会社が幸いに順調に利益を出しており、まだ少なくとも5年、長ければ10年は経営するだろうが、逆に生涯仕事人間で終わり、ひまを楽しむことがないという不安もある。
しかし、10日間の正月休みでさえ消化するのに苦闘して、誰も居ない会社に覗いてみるのだから、20年間の自由時間はとても耐えられる筈がないと自分自身を納得させている次第。