2010年04月

2010年04月30日

100430, 今暫く頑張れ民主党

民主党内閣が揺れている。内閣支持率が低下を続け、夏あたりは10%台になって末期状態となりそうだ。これは日本人が浮気過ぎるのか、鳩山(小沢)内閣が悪過ぎるのか分からないが、何とも恥ずかしいかぎりだ。鳩山さんは普天間問題で、小沢さんは4億円疑惑を隠しきれず、日本は殆ど政治空白に陥っている。

1国の首相が政治を行うには権威が不可欠だが、こんなに支持率が低下すると、どんな立派を言っても、国民はせせら笑って信用しなくなる、するともう政治はお手上げ状態だ。長く続いた自民党が役人どもに勝手気ままな政治をやらせて、それに国民は怒って誕生した民主党政権だが、今進行中の業務仕訳だけは、徹底的に進めてほしいものだ。

永年の自民党政権下で、日本の統治機構には無数の寄生虫が組織内深く食い込み、国力を大きく蝕んでいるが、その寄生虫の大掃除を民主党はやっている。確かに目指した数兆円もの財源は捻出されそうにないが、役人どもがこっそりと作り上げた重層構造の無駄な統治機構は、裁量が多過ぎ、非効率と無駄ばかりで、大清掃が不可欠であった、この仕訳作業で寄生虫を駆除することにより、半ば諦観し諦めていた我々国民は再び目覚めて、正直に努力すれば最終的には報われるという自信を持てば、日本の活力は再び復活すると思う。民主党政権にはこの大掃除だけでもやり遂げてほしいものだ。

不合理で無駄な実例は山ほどあるが、身近な例をいくつかあげる。まず幼稚園と保育園の区別だ、幼稚園は文部省管轄し、保育園は厚生省が創設した。そして片方は夕方5時まで、他方は遅くまでサービスができるという若干の違いはあるが働く女性の幼児を預かって面倒をみるという目的は全く同じなのに、その不親切な対応に、若い母親は翻弄され続けている。幼児を預ける場合、既に母親が就業している場合に限られ、就業する予定では絶対に受け付けず、これから働きに出ようと思っている母親は困り切っている。

更にこの分野に民間企業が進出して政府の利権を犯すことを防ぐため、役人どもは保育園幼稚園に多額の補助金を出して、民間企業と差別してその進出を防いでいる。 流石にこの理解に苦しむ幼稚園と保育園の分割統治は不合理だと民主党政権も気づき、両方の組織の統合を検討しているが、自民党のなれあい政権では全くできなかったことだ。

別の例では、理容店と美容店の違いもある。何故分けているのか理解に苦しむ。多分同じ厚生省の監督だと思うが、理容店はカミソリを使って良く、美容店はカミソリを使えない規則だそうだ。全く笑い話のような現実話しだ。組織を細分化することによって役人の裁量の余地と天下り組織を増やす為、変な規則をつけて分割してしまった。全く日本の役人は、東南アジアの発展途上国レベルの利己権益の維持だけを狙う利己的な集団で恥ずかしい限りだ。

更に別の例としてはハローワークがある。失業して困った労働者が連日押しかけて、職探しに専念し、ハローワークの職員も一見すると協力しているようにみえる。しかし現実は違う。私が求人側として、ある新規業務に必要な人材を求めてハローワークに求人相談に行くと、先方窓口はその仕事が契約済みである証拠を見せろと言う。当方は人材がみつからないと契約が出来ないのだと主張しても受け付けない。結局ハローワークを諦めて、新聞広告とか別の方法で人材募集をするはめになった。 

ハローワークの言い分は、その仕事が信頼性に欠けるかも知れないので契約書を要求するのだと主張するが、民間の仕事には官業の如き安定し確定した仕事なんかあり得ないのだ。仮に契約しても人材が悪く業務量が減ると直ぐに解約されてしまうのだ。採用した技術者も自分に不適だと判断すれば簡単に辞めてしまう、しかしハローワークは仕事の安定性と確実性を執拗に要求するので、ハローワークに人材募集を提出することはなかなか難しいのだ。もしハローワークを民間に開放したら、こんな非効率極まりない組織はすぐに見放されて倒壊してしまうだろう。

もうひとつ例をあげる。今インドネシアから数百人単位で看護師が研修に来日している。彼女らの多くは母国で看護師の資格をもち、病院で働いていた優秀な人材だが、彼女らは3年以内に日本の国家試験に合格しなければ、帰国を強制される。先日も2年目の国家試験があったが250人に受験者でたった3人した合格しなかったそうだ。来年の最終試験に失敗すれば彼らは殆どが強制帰国させられるのだ。看護師の国家試験は日本人にも非常に難しく、増して漢字に不慣れなインドネシア人には至難の技なのに、折角志をもって来日した貴重な人材は追い返えすのだ。

更に付随する別の規則もあり外国人看護師や介護師は日本で7年間を超えて仕事をできないそうだ。苦労してやっと日本の看護師の資格を取得しても10年も働けないのだという。全く踏んだり蹴ったりだが、日本の役人どもは、国内の看護師や介護師の不足を解消する意思は殆どなく、厳しい規則を設けて、自分達の権益維持を狙っているだけだ。全く無茶苦茶な話だ。

混合医療も禁止も呆れた規則だ、保険が効く診療のなかに、ひとつでも保険対象になっていない診療を自己負担で加えると、保険対象を含む全ての医療を非保険対象にしてしまう規則だ。厚生省はなんだかんだとへ理屈をつけているが全くの奇弁にすぎない。

日本の官僚機構による法令政令は、本当に閉鎖的で時代遅れになっているのに役人どもは自己権益の維持にのみ専念し、その改善をする気がさらさらない。民主党政権ももうすこし頑張って欲しい。ウイルスのような役人どもが耐性をつけて復活する前に、この寄生虫駆除だけでもやり遂げて欲しいものだ。



mh3944 at 14:26|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 政治 

2010年04月28日

100428, 豊洲移転計画

築地魚市場の豊洲移転計画がもめている。私の会社はそのすぐ近くなので関心深く成り行きを見守っている、近年豊洲には多くの超高層マンションが林立し脚光をあびている土地だ。その豊洲の移転予定地がベンゼンで汚染されているのだという。環境基準の1000倍の濃度だというから、一般市民を驚かせている。その原因は昔あった東京ガスの石炭乾留設備から漏れたものらしい。確かに1000倍と言うと一般の市民は驚く汚染度だと思うだろう。 移転反対派は鬼の首をとったように、1000倍を大声で叫び続け喜んでいる。 そのベンゼンを除去し取り除くには数百億円の資金がいるから移転は絶対に不可能だと主張する。

しかし我々化学技術屋にとってはベンゼンの環境基準1000倍は、それほど怖いものではないと思う。理由はいろいろあるが、先ず第一にこのベンゼンは揮発性なので、一旦地表に出ると揮発して空中に飛び去ってしまうものだ。この点は同じ発ガン性をもつアスベストとは全く性格を異にする。アスベストは本当に怖い。一旦吸い込んだら最後、肺に残って絶対に取り除くことができないからだ。

更にベンゼンの環境基準濃度は、その土壌の地下水1リットル中に0.01mgだそうだ。 0.01mg/水1000g=0.01mg/水1000000mgという計算になる。即ち濃度は0.000001%だ。 豊洲の土中の地下水にはベンゼンが0.001%あるということになる。この程度の薄い濃度なら、例えば東京の主要幹線道路添いではいたる所で検出されそうだ。勿論ベンゼンがないほうがいいには決まっている。しかし東京湾の埋め立て地の地下水中のベンゼン0.001%がどうしてこんなに大騒ぎになるのだろうか。我々化学屋なら知っているが、薄い濃度のベンゼンを少々吸い込んでも、病気になることはあり得ない。

たぶん、環境基準の根拠は、毎日この濃度のベンゼンを長期間継続してネズミに与えたら発ガン性が認められたという実験結果であろうが、どんな化学物質でも、毎日毎日連続して吸収させると多くの場合ガンになってしまうと思う。

私は豊洲土地改良計画の詳細を知らないが、東京都は豊洲の土地に更に土を1-2mほど盛土して、その表面をコンクリートで覆ってベンゼンなどが漏洩するのを防ぐ計画だという。仮にごく少量が漏れ出たとしても、東京湾の風に吹かれて飛散するだろうに、反対派は相変わらず1000倍の危険性を叫び続けている。

結局は移転反対の為のセンセーショナルなスローガンとして利用している訳だ、環境基準の1000倍のベンゼンを持ち出し、更に魚という食べ物を扱う場所だから、経済性を無視し、実現不可能な完全無欠な土地への改良を要求して、結局移転計画を廃止に追い込む魂胆なのだろう。何かもっとまともな反対理由はないのだろうか?





mh3944 at 08:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年04月21日

100421, 大学の同期会

1週間前に大学同期会があった。45名の同窓生の内、4名は既に亡くなったが、在京の友人中心に19名が参加した。毎回出席者が少しづつ減っていく。いつもは颯爽と歯切れ良い口調で専門のプラスチック成型を自信満々に話していたA君は肺線維化症とかいう難病で亡くなり今年その姿はない。いくら格好良くても病には勝てないと思うと、年はとりたくないものだ。

座席順に立ちあがって、過ぎた1年の出来事や近況を話す、既に聞いたような話もあるが、お互いにどんな気持で暮らしているか分かるから案外面白い。なかには本人が話しに夢中になってなかなかや止めない人もいるが、やはり話が長過ぎるのは良くない。

多くの友人達は退職して暇を持ち余しているらしいが、私が今だに会社勤めしているのもやや気恥ずかしい、しかし会社を辞めても、毎日がボランティア活動では気が進まないし、友人と同じように暇を持ち余すだろうから、更にあと数年は経営を続けよう。

T君は、連日プールで水泳を楽しんでいると話していたが、多分昼間のプールは年増で2段腹の年配女ばかりの筈だから、口で言うほど楽しくはないかも知れない。Y君も昨年同じような話しをしていたが、もし若い女性が何人かでも居れば楽しいだろうと思う。やはり女性は神秘的な存在で若いだけでも素敵で、年をとると魅力が半減してしまう、しかし男性は少々年配でも人柄とか容貌とか年功なども加味されるから、魅力の下がり方も女性ほど急降下しないように思うが、これは男の身勝手な意見かも。

I君は、毎週2−3回ほど社交ダンスをやっているとか、彼は背が高くスマートで多分ダンスも上手だろうから、きっと女性にもてると思うと羨ましい限り。私もかなり踊れる自信はあるが、最近はやや練習不足でI君には敵いそうにない。

私の隣りに座ったヤジ男のT君は今年も初めから終わりまでヤジばかりだ。彼は学生時代からそのような方法で人間関係を構築し維持してきたから、今更、人の話しを静かに聞くことは殆ど出来ないが、やはり年を取ってもその悪癖はなかなか直らない。三ツ子の魂百までと言うが本当に育ち方は大切だ。

昔から端正な立ち舞いのN君は鳩山首相のふがいなさを嘆いていたが全く同感だ。鳩山家姻戚の名門ブリジストンのOBだから気掛かりなのだろうか。鳩山首相は永年の野党暮らしから急に政権党に躍りでたが、昔の書生気質が抜けず、影響力を見定めずに思いつき発言する反響の大きさに圧倒されて、結局は自らを追い詰めている。更に縁切りしたくても出来ない黒幕幹事長への配慮も必要だから、何とも苦しい立場だ。

I君は確か三菱鉱業OBの筈だが、その知見から、いま将来性が高く評価されている電気自動車に大きな疑問を話した、理由は蓄電池として使うリチュームだ。リチュームは世界的にも存在量が限られる稀少メタルで、年間数千万台という莫大な数量の自動車に使う大型電池の供給はとても不可能だそうだ。精々小型電池のハイブリッドあたりが限界らしい。

確かにハイブリッドは従来の普通車より3倍近く燃費が優れており、燃費の良い小型車カローラ(10モ-ド:18Km)よりも2倍近い38Kmという素晴らしい走行性能をもっている。トヨタ、本田が先行して開発したハイブリッド車を欧米の車メーカーがこぞって追撃する理由も分かる気がする。

面白かったのは、大昔の話で大学4年に進むとき、どの専門講座、どの先生が一番楽に卒業させてくれるかを考えて、やはり燃料講座のK教授を選んだとO君が話していた。なるほどそういう判断基準もあったのかと感心した。ウブな私はそこまではとても考えが及ばす、真面目にどの講座が将来性ありそうかと思って合成化学講座A研を選んだが、数十年経過して振りかえってみると、私の判断もそれほど大きな信頼性はなかったように思う。40-50年のスパンでみると結局、人生は何が得になるか分からないものだ。

教養部から専門課程に進む時、私は化学より建築が素敵で進みたいと思った記憶もあるが、今にして思えば粗っぽい私の性格では多分設計に苦労したと思う。更に最近はコンクリートから人への流れに従い、土木建築業界が極端に不況なので、やはり選ばなくて良かったかとも思う。今でも応用範囲が最も広いのは電気電子だが、昔から電気課程は最難関で、成績が中レベルの私にはなかなか進めなかった分野だ。

また別の友人は大手電機メーカーを退職後、自宅で特許の英訳作業をやっているが、最近は化学分野の仕事が極端に減少して、製薬関係が非常に忙しいそうだ、しかし製薬分野は少々専門が違うので、自分の仕事にはならないらしい。はやり近年ケミカルは危険だと嫌われて斜陽な業界になってしまった。

某大学の教授を退任したH君は、学長選挙で敗れた悔しさもまだ残っているようだが、脱CO2関連プロジェクトで政府の助成金を得るため、申請書の作成に忙しかったそうだ、民主党政権になってから、非効率と判断される独立行政法人の仕事は、業務仕訳けの対象になって厳しく査定されるから、以前のように事業の重要性と将来性を強調しても簡単には予算が取れず、なかなか苦しいらしい。

ある友人は、最近ひん尿が激しく夜中に何回も起きると話していた。多分前立腺肥大か前立腺ガンだろうから、PSAを計っては?と勧めた。色々なガンマーカーのなかでPSAは唯一、病気の早期診断が正確にできる貴重なガンマーカーだ。他の病気でもこのように簡単に早期発見できるマーカーが欲しいもだがなかなか出てこない。 

一風変わり者で、参議院選挙に出馬したいと半ば本気で考えていたC君は、終にその夢を諦めて長崎に帰郷し今年は欠席だった。既に高齢なので、大手政党は勿論弱小政党でも、意欲だけでは相手にしてくれない。やはり政治は人気商売で馬力も必要だから、政治は元気のいい若者の仕事だ。

先週発足した新しい政党、立ちあがれ日本、は平均年齢が70才だと高齢を新聞やテレビで揶揄されているが、参謀役の石原都知事が、では民主党の若い議員は何をやったというのか、何もできていないではないかと、本気で怒っていた、確かに私も同感だが、やはり政治の世界は非常に馬力が必要だから、若い方が望ましく、高齢者には余り適した仕事ではなさそうだ。 

K君は若い時から端正な顔付きで話し方も、もの静かだったが、年をとって聞きやすい静かな口調だ。 もし文系に進んでアナウンサーかニュースキャスターにでもなっていたら成功したかも知れない。最近余り適役と思えなかったNHKニュース9の男性キャスターが交代になったが、新しいキャスターは落ち着いて話し振りも好評だ。 アナウンサーの話し方は非常に訓練されているが、やはり生まれ付きの素質や天性も大切だ。


しかし何年経っても青春時代を一緒に苦労して過ごした同期生の話は面白い。中には変な奴もいるが、総じて立派な友人ばかりだ。私も運よく彼らと同期の級友になれた事を幸運に思っている次第。



mh3944 at 08:42|PermalinkComments(1)TrackBack(0)

2010年04月14日

100414, 哀れな鳩山さん

鳩山首相が窮地に陥っている。我々日本の総理大臣だから人ごとだと笑ってはおられない。大きなトラブルは沖縄普天間基地問題だ。誰も言っていないのに自から、最低でも沖縄県外に移転する!なんて勝手な発言をして、自分の首を絞めつけてしまった。多分米国も、頼んでもいない移転計画を発表して鳩山首相自身が苦しんでいる姿に呆れているだろう。 米国の力を軽視しがちな鳩山首相の思考そのものも問題視しており、オバマ大統領も内心嘲笑しているだろう。

鳩山首相は、5月末までに解決できる腹案がある、とまで言い切った。ある筈もない構想を腹案ありと苦し紛れに発言するなんて、もう末期症状だ。腹案とは鹿児島県徳之島らしいが、寂れ果てた同島の3人の町長も、内心では島に大きな金が入る基地は欲しいのだが、鳩山首相の依頼なら受けないそうだからこれも絶望的だ。あと50日後には、鳩山内閣は絶末魔の苦しみを味わうことになりそうだ。

他方、マニフェトト変更を急がれるのは消費税問題だ。大体、今年度の予算は税収37兆円よりも発行国債45兆円の方が大きいが、このような異常は戦争中を除いては世界でも殆どあり得ない非常事態なのだが、鳩山首相は全く平気なのだ。この解決策は消費税Up以外にあり得ないのも自明の理で、閣内の他の大臣は早急に増税問題を具体的に検討すべきだと言い始めているが、鳩山首相は4年間増税しないと頑固に言い続けている。増税の最大の被害者である国民ですら、消費税アップは仕方ないと思っている人が多数派なのに。首相のバカげた意固地さには本当に呆れてしまう。誰に何に遠慮しているのだろうか? 自分が掲げたマニフェストで自縄自縛に陥っているのだろう。

勿論 鳩山さん自身の脱税問題も忸怩たる思いがあるだろう。母親から10余年に渡って合計14億円前後の大金を受け取っていたにもかかわらず、その事実を全く知らなかったと言ってしまった。こんな大金を長年受けながら、全く知らなかったなんで、子供でも信用する筈がないのに、口に出した。 今更認めることが恥ずかしいのだろうか。タイガーウッズだって不倫を白状し謝ったではないか? 前クリントン大統領だってホワイトハウスで執務中に若い女性を抱いていたことを世界に認めた。 

なぜ鳩山首相は自分の脱税を正素直に認めないのだろう。私ならもっと正直に、母親から受け取っていた、税金問題もあるかと気掛かりでした、しかし決して私腹を肥やすためではなく日本の政治を良くするためだと思っていた、既に贈与税は支払い済みです、私の不誠実を国民の皆様に謝ります、と言えば、国民の多くも認めると思う。何故なら、小沢幹事長が巨額の国の金を陸山会名義で私物化しているのとは本質的に違って、悪質度が少ないのだから。

更に、首相という立場もわきまえず、下手な英語で外交をしようとするからPlease Trust Meなんて全く意味不明な日本英語を話から誤解されるのだ。私の拙い英語でFewと a Fewでは真反対の意味になる違いを知らずに大失策を犯した苦い経験がある。外交は国家に重大な影響をの及ぼす交渉だから、必ず通訳を使ってあいまいな日本語の真意を正確に翻訳してもらうべきだ。

郵政問題もダメだ。預金限度額を2000万円に倍増するような重大案件を、亀井大臣が鳩山首相に電話で簡単に了承を取り付け、すぐに公表したから、他の大臣連中が怒った。鳩山首相も最初は了承していないと言いながらも、亀井大臣に説明済みだと強弁されると、段々態度を変えて、閣議で議論せずに大臣連中から首相一任を取り付け、この郵政改悪法案をあっさり認めてしまった。郵政事業の総指揮者に斉藤氏を任命して以来、数々の逆民営化を押し進めている。これには大半の国民も間違いなく怒っている筈だ、

7/11の参議院選挙では民主党の敗北はもう決定的だろう。もし私なら、確かに亀井さんから電話連絡を受けたのは事実だが、重大案件なので閣議でも議論する筈と思っていたと言って閣議で再検討するだろう。内閣の命運を制するかもしれない重大法案は軽率に判断せず、必ず閣議に計って慎重に検討するべきだ。

更にこれもまた勝手極まりない例としてCO2削減問題がある。利口な中国などは今だに数値目標設定を避けつづけているのに、誰も頼まないにもかかわらず鳩山首相は、1990年比で25%削減します、なーんて世界が驚くような高い数値目標を国連総会で発表してしまった。あの軽率な麻生前首相ですら1990年比で8%(2005年比で15%)という目標を国内で議論に議論を重ねてやっと発表したのに、国内の産業界等には全く相談ナシに、達成至難な25%という超難関目標を世界に発表してしまった。今日の派遣切りに苦しむ中高年や、大学生の30%が卒業しても就職できないのも1年前に比較してたった6%のマイナスCO2だと聞く。25%減少すると、どうなるか鳩山首相は分かっているのだろうか?

これも、最低でも沖縄県外発言と全く同じ発想で、自分の見栄えにこだわるお坊ちゃん的な愚かさ極まりない発想だ。鳩山首相は理系工学部出身だから、もし理系技術者特有の視野の狭さがその理由であるなら、同じ理系の私も、発言と行動には更に慎重さが必要だと反省する次第でもある。

まあ、5月末には、鳩山首相は自分が勝手にバラ撒いた数々の有言不実行に自ら首を絞められて行き詰まり内閣総辞職となるだろう、何とも哀れな話だ。




mh3944 at 14:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年04月09日

100409, 孫娘の高校進学

この春、孫娘が高校に進学した。早速新しい制服を着て我が家に挨拶に来た。祝儀狙いもあるだろうがそれでも嬉しいものだ。当人は初めて受験戦争の荒波を受け、大変苦しんだが、なんとか希望に近い高校に進学できた。当初は素敵な制服の男女共学高校に行きたいと言っていたから少々がっかりしたが、兎に角なんとか入学が適って嬉しい。通学のためブリジストンの4万円の変速機付き自転車を買ってもらい大喜びだ。まだまだ子供だと思っていたが、制服を着ると何だかすっかり大人びて、背丈も小生より高くなり、学校でも後から2番目だとか、暫く見ない間にすっかり大人になっていた。

私も大昔の自分の高校時代を思い出した。当時私はど田舎育ち、選べる高校も2つ、ひとつは花と緑の豊かな近隣の農業高校、他方は何を勉強するのか分からなかった遠方の普通高校だった、私は近くの農業高校にあこがれていたが、姉の嫁ぎ先が普通高校に近かったので、ヤミ米の運搬に便利だからと、母親から強く進められて10キロほど離れた普通高校に進学することになった。制服なんて買ってもらった記憶は無く、多分兄貴の古着だったろう。

通学は自転車だが、家の1台は家庭用なので、嫁ぎ先の姉が質流れの中古自転車を買ってくれた。初めての私専用の自転車、嬉しさいっぱいで高校に通い始めたが、他人の新品と比べて我が自転車はサビを銀色ペンキで塗り隠し、如何にも質流れ品と分かることに気付き始めると、急に自慢の愛車が恥ずかしくなった思い出がある。

兎に角、その普通高校は、元々女学校だったのでまだ女生徒優勢で、女子4クラス、男女混合2クラスの6クラス構成、今に思えば大変楽しい環境の筈だが、何しろウブな小生は、在学中に女生徒とは殆ど話すことすら出来ないほど内気な少年であった。

進学して暫く経過してやっと私は、普通高校の意味を理解出来始めた。しかし当時の田舎には大学進学者は数えるほどしか居らず、更に父親が早世した我が家は貧乏な中農で、6人の兄弟姉妹を長兄が一身に背負って働いており、とても大学進学を言いだせる雰囲気にはなかった。この点では、昨今、親がリストラで失業し、進学希望を言いだせない若者の苦しむ気持ちが痛いほど分かる。 兎に角、大学進学が難かしそうな状況のまま年月が経過して、いよいよ3年後期に入り、進学か就職かの決断を迫られる時期になった
しかし、春秋2回実施されていた全国模擬試験で、私は思いがけず好成績を収めて、俄然進学したい気持ちが強くなった。3学年の年末に、大学受験者には書類の提出期限が迫り、担当のK教諭と相談して、地方ではあるが旧帝大で最難関の工学部を1期校として受験したいと打ち明けた処、大笑されて、君の力では到底不可能だよと、突き放された。その時受けた屈辱は大きなショックとして今も忘れられない。

兎に角、私は長兄にも一度だけ大学受験をさせて欲しい、もしダメだったら近くにあった当時としては最先端の、平生町の流架式製塩会社に就職するという条件で、やっと大学受験を許してもらった。長兄もまさか合格はないだろうと勘違いしてか、案外簡単に許してくれた。

私自身も、当時は花形の旧帝大工学部だから現役で合格する筈がないと、サクラサクの合格電報も頼まず安心?し切っていたら、何を間違ったか合格し、隣家の末岡サヨおばさんが、朝刊片手に我が家に飛び込んできて大騒ぎになった。こうなればもう行く以外にない。長兄に再度話して、生活費と学費は、毎月3000円の奨学金とアルバイトで自分が全部負担し、迷惑をかけないからと約束して、なんとか進学を許してもらった。

処が文科系と違って工学部の授業は、講義と実験が極めて多忙で、更に要領の悪い私はアルバイをする余裕などまったくなく、朝から夕方まで勉強に追いまくられて過ごした4年間であった。ウブな田舎者の私には恋人とデートするなんて夢にも思いつかない苦難の学生生活であった。 それに比較すると近年就職難で苦しんでいる学生の多くは、多分遊びやバイトにも時間を費やし、勉強も余りせず、大学卒の資格を得ただけで就職しようとするから、経営が厳しい企業は、役立たずの若者に金を使う余裕等なく採用しないのだ。その辺りの事情を学生達はどこまで理解しているか甚だ怪しいものだ。

兎に角、半世紀前の大昔、手探りで送った私達の苦しい学生生活に比べて、美しい制服を着て高級自転車で通学を希望する孫娘たち現代っ子は、何だか別世界の話しに思えた。


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2010年04月07日

100407, もう終わり鳩山内閣


100407, もう終わり鳩山内閣。
あれほど圧倒的に国民から支持された郵政の民営化を、亀井バカ大臣が逆行させて再び国有化に舵を切り替えた。最近の世論調査でも、70%近い国民が亀井案に反対しており、菅副首相、仙石大臣以下、主要閣僚の多くが反対していたにも拘わらず、鳩山首相は亀井氏の愚行をとめることが出来ず、聞いていない→首相一任→亀井案受け入れとなってしまった。鳩山首相の指導性は皆無で、その結果、内閣支持率は36%にまで落ち込んだ。

更に2週間前、亀井バカ大臣は 郵便局の非正規社員20万人を正規社員に戻す計画もぶちあげた。もう気違い沙汰の愚行であり呆れてモノが言えない。依然として不況風が吹きすさぶ社会では、派遣社員でも何でもいから、兎に角仕事が欲しいと探し回っている多数の一般国民を横目に、安定した仕事に就いている20万人の非正規社員を, 更に格上げして正規社員にするのだという、亀井大臣は、郵政の資本金1/3以上を国が保持すると決めたばかりだから、正規社員に戻すことは、実質的に公務員にすることを意味する。世界的な流れとなっている小さな政府に真反対の愚行であり、これを止めさせ得ない鳩山首相は、誰からみてももう終わりだ。

日夜、職探しに苦しんでいる多数の国民も、内心は怒り心頭で、明日をも知れない仕事探しの国民のささやかな願いと違い、国家公務員を増やすなんて、どういうことなんだと激怒している結果が、この支持率急落となり、70%以上あった民主党の支持率は一年も経過しないうちに半減してしまった。国政には殆ど無関心で、議員総数を増やして自分の権威を高め、自己資産の形成に執着する小沢幹事長も、その本心を国民に見透かされて無党派衆から嫌悪されてしまい、もう如何ともし難い有様だ。

この世論を感じとった小沢氏は、夏の参議院選挙では、もう無党派衆は諦めて、組織票を固めることに集中するそうだ。その典型例が郵政票らしいが、郵政票といっても精々 80万票足らずであり、数千万人の無党派大衆を敵にしては、絶対に参議院選挙に勝てないのを知らない訳はないだろうに。やはり溺れる者はワラをも掴むということだろう。

沖縄普天間基地の問題も、沖縄現地と米国は水と油の関係であり、そもそも合意に達することは至難な案件なのだ。もし鹿児島県の徳之島を活用する案がダメなら、結局は現在の普天間基地の継続使用という結論になってしまう。 折角15年以上の長い年月をかけて到達した自民党案を、鳩山バカ首相の、最低でも沖縄県外へ、の発言で全く無にしてしまった。取り返しにつかない最低の発言だ。

これで7月の参議院選挙で民主党は勝てないことがほぼ決定的となった。その結果、民主党は再びゴミのような社民党や国民党等に頼ることになり、
日本の政治は、益々大きな政策を実行できなくなる。米国やEU,中国だけではなく、お隣の韓国さえも、大統領が先頭に立って、諸政策を推し進め、中近東諸国には原子力施設の売り込みに成功し、日本が十八番としている原子力発電の世界市場を見事に横取りされてしまった。 やはり鳩山内閣は夏までが限度だ。しかしその次の内閣は一体誰が担当するのだろうか。


mh3944 at 09:08|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 政治