2010年07月

2010年07月28日

100728, 年金生活者

私は朝が早い。5時半には家を出て出勤する。今の季節だと日の出は5時前なので、既に公園は大勢の年寄り連中がうろうろしている。これから日の出が段々遅くなり、真冬の公園の朝5時半はまだ真っ暗だが、それでも年寄りたちは公園に出始め、雨の日を除いて終日ぶらついている。多分狭苦しい自宅よりも、公園の方が気分も良いのだろうが、彼らの姿をみると私は何だか不安になる。彼ら遊び人達は一体誰に食わせてもらっていると考えているのだろう。多分彼らは他人から養われているとは毛頭思わず、自分達が納めた年金で食っていると信じ込んでいるだろう。しかし現実には、現役組が必死になって年金を払い続けて、これら遊び人達を支えているのだ。

私の隣り近所をみると、現役で働いている人は本当に数が少なく、殆どが年金生活者だ。彼ら年金生活者は何もすることなく毎日如何にしてその日を過ごすかに苦労しているようだ。

少し気はひけるが、具体的に言えば、水田さん、藤井さん、富永さん、大賀さん、若元さん、佐々木さん、丸井さん、谷口さん、泉さん、川口さん、黒田さん、古家さん、三神さん、中村さん、黒野さん、神村さん、大川さん、秋山さん、志賀さん、川崎さん、鈴木さん、楠田さん、柿内さん、青柳さん、山本さん、田中さん。。。。もう数えればキリがないが全て年金生活者だ。勿論これらの中にも何人かは尊敬に値する活動を続けている方もおられるが。逆に、現役組は、護守さん、深作さん、渋谷さん、佐藤さん,安斉さんくらいのごく少数だ。何とも恐ろしい社会になってしまったものだ。

彼ら年金生活者は定年に達して企業から退いた人達だが、自分達が納めた年金の払い戻しで暮らしているのだから、遊んで暮らして何が悪いという気持ちだろう。或いは欧米社会の超大金持が、自己資金で優雅なリタイア生活を送っているのを真似ている気分なのかもしれない。しかし自分達が納めた筈の年金基金は旧社会保険庁の無責任な浪費でとっくに消え失せているのだ。実情は、厳しい社会情勢に苦しみながら、子供も抱えて懸命に生活している現役組がこれら年金生活者を支えているのだ。

私は既に古稀を超えているが、小さな機械会社を経営しており、僅かだが5名の社員を雇い、金額も多くないが都民税、事業性、法人税などを毎年収めている、何よりも不十分でも社員に給料を支払っていることは小さな自慢であり、微力だが停滞を続ける日本経済を少しでも動かす力の一部にもなっていると内心自負もしている。

しかし、私はある朝、定年退職者で親しい筈の鈴木さんからこんな言葉をかけられて頭にきた。→ 何日まで勤め続けるつもり? 貴方は毎朝出勤するのが格好いいと思っているかも知れないが、誰もそんなには見ていないよ!ハハハハ、 自分は毎日取手市営のプールに通っている、しかも料金はタダ同然で1日100円だよ!と自慢そうに語りかけてきた。ギヤフン!私はあっけにとられた。何だか大きな勘違いをされて頭にカチンときた。私は仕事が面白く、しかも顧客の要請もあり簡単には引退できないのだ。(本件には後日談があり、プールに通っている別の友人黒田さんによると、平日昼間のプールは2段腹のおばさん達(失礼)ばかりで、彼女達に混じって、終日泳ぐのは本当にしんどいそうだ)

また別の顔見知りに、駅前(元)ふとん屋のおやじがおり、毎日早朝から自転車で公園に来て、何が面白いのか紙飛行機を飛ばしている。ゴム紐で飛ばすやつで結構よく飛ぶが、他にすることがないらしく、もう20年以上も同じことを続けている。しかしある朝駅に急ぐ私に近づいてきて、→ 年を取っていつまでも働くのなんて全くダサイなあ!と軽蔑のまなざしでつぶやいた。この言葉にも私は癇に障った。確かに私は何処かの国のヨン様にはほど遠いごく普通の年配オヤジだが、終日公園で飛行機を飛ばして暮らすオヤジよりは、余程ましだと内心思っているのだ。察するに、彼は駅前の道路拡張工事で移転したので、大枚の補償金を得たのかも知れないが。

問題は、無理しながら100円プールで終日過ごしたり、1日中公園で紙飛行機を飛ばすよりは、もっと社会に貢献できる生活の仕方があるだろうということだ。これでは彼らは全く社会のバラスト(重荷)以外の何物でもない。少しましな人種はカメラを抱えて沼周辺を自転車で回遊している人もいる。彼らの多くはカワセミの撮影を狙っているようだ。しかしこんな遊び呆ける国民ばかりでは日本経済は何年経っても、内需は増えず、景気は低迷し、益々増える老人を養う為、現役組は更に苦しみ続けることになる。年金生活組も少しでも日本経済を活性化する社会活動に参加して欲しいと思うのだ。

確かに彼らは現役を終えて企業から用ナシと宣言されたのだから仕方ない面もあるが、技能や経験面では素晴らしい能力をもっている方も多い。その技能や経験を生かしてもっと積極的に社会に貢献できる生き方もある筈だ。紙飛行機のオヤジに仮に何も技量が無くても、市役所の環境課と相談して、ゴミ収集にボランティア参加することぐらいは出来るだろう。一級建築士の鈴木さんは終日プールで体がふやける迄我慢しながら泳ぐのはきっと体に悪い筈で、朝夕の小学生の登校下校時の交通安全に参加するとか、もっと他にすることあるだろう。大手商社上がりも結構多いが、彼らは外国語に長けている筈で、公民館の英会話、スペイン語、中国語、インドネシア語教室などにボランティア参加してはどうだろうか。2段腹のおばさん達も、100円プールで終日暮らすよりも、子育てに悩む若妻にアドバイスしてはどうだろうか?

今日の閉塞的な社会で、給料が安くて結婚できない若者とか、助けを求めている現役組は多い筈で、元気な年金生活者はもっと積極的に社会活動に参加して、苦闘している現役組を少しでも助けて欲しい。大体、65才以上の高齢者というマスコミの表現も私は気に食わない、せめて70才以上とか言い換えるべきだ。

実は市内の天王台に住む佐藤さん(保険代行業)は既に70才近いが、毎週2−3回程度、市内の公園や道路のゴミ収拾をボランティアでやっている。冬は寒くてまだ薄暗い内から、夏は汗を流しながら、公園や道端のごみ拾いや草刈りを本気でやっている。しかもなんともう30年以上の長い年月だと思うが一人で黙々とやり続けている超人だ。流石鈍感な市役所も周囲の声に押されて、昨年佐藤さんを市長表彰した。そして最近は同調者も現れ始めて仲間も増え、ご婦人も含めた5−6人組が毎週市道や県道のゴミ拾いや草刈りに汗を流しながらやり始めている。全く頭が下がる思いだ。休日の早朝には私は健康維持のサイクリング途中で彼等に度々出会い、頭を下げて挨拶する。しかしまだ殆ど手伝っておらず、内心恥ずかしい思いもある、今の会社経営を他人に譲ってリタイア出来たら、本気で佐藤さんグループに参加しようと思っている次第。

定年退職者の貴重な知識や経験を活用するには国や地方政府の関与も不可欠だ。労働厚生省はシルバー人材センターをやっていますと答えるだろう。しかし現実にはこのシルバー人材センターが又クセモノだ。各市町村にあるこの人材センターは、自己の市町村からはみ出る仕事は全て禁止する。これには本当に困っている。 わが社のように、化学分析機器の修理や、血液医療機器のメンテナンス、大型印刷機の定期点検、更にはコンピュターの熱交換器の保守点検などができる貴重なシルバー人材がいても、その作業地域を小さな範囲に限定し、1歩でも市外に出たら困ると浦和からは言われたこともあり、当社は全く困り果てている。

結局シルバー人材センターは貴重な技術経験者を殆ど活用できず、道路の草刈り、庭の手入れ、家庭の障子の張り替えなど、誰でもできる単純作業しかできない仕組みにしている。名古屋市ダメ、大阪市ダメ、さいたま市ダメ、千葉市ダメ。。。。窓口の役人は自分の行政地域を超える仕事を全て拒否する。まったく情けない役人根性だが、人材紹介や業務提供よりよりお互いのテリトリーを守る事のほうがよほど重要らしい。蓮舫大臣もこのあたりの非効率な仕組み全くご存知ないだろう。全国広しと言えども、この域外業務を黙認してくれるのは横浜シルバー人材センターだけだ。全く感謝している次第。

メモ:最近聞いた話だが、100円プールで終日頑張っていた鈴木さんは終に体を壊したという。塩素アレルギーらしい。やはりタダより高いものはないようだ。


mh3944 at 09:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 政治 

2010年07月23日

100723, 飛び込み自殺

最近 電車事故が多い、今朝も常磐線JR新松戸駅で飛び込み自殺があり、通勤電車が止まって大混乱になった。私は早朝出勤なので6時丁度の快速電車に乗ったが、ひとつ前の電車が新松戸駅を通過する若い男が6時4分に柵を乗り越えて侵入し、飛び込んだという。そして電車が止まり、再び動き始める7時45分迄1時間半の間、JRも千代田線も通勤ラシュの最中になかび電車は動かなかった。座席に座っていた私でも苦しかったから、立ちっぱなしの多数の乗客は怒り心頭であったと思う。まあ泥沼のような不景気で、社会情勢も厳しくノイローゼになる若者も多いだろうが、朝夕のラッシュ時だけは飛び込みを思いとどまって欲しいと思った。

車内アナウンスは、救命隊と警察が来て、救出に努めています、と繰り返し、繰り返し同じ内容を放送するだけだ。電車への飛び込み自殺で救出なんてあり得ない筈だと思うが、車掌はマニュアルに従って、同じことを何回も繰り返し続ける。

小田急とか西武などの大手私鉄でも人身事故は結構あるが、彼ら私鉄は大抵30分程度で復旧し、再び電車が動き始める。しかしJRに限っては復旧する迄、早くても1時間以上かかる。この時間の差は一体何故だろう。

想像するに多分マニュアルの違いからではないだろうか。私鉄は要点のみ定めた簡略マニュアルだが、JRは全てを細かく網羅し規定した完璧なマニュアルに違いない。JRのマニュアルは上司やマスコミから追及された時に、如何に担当者に過失が無かったかを証明できるように作られている筈だ。代わって私鉄マニュアルは如何に早く電車の運転を再開するかを狙って作られていると思う。

飛び込み自殺は、時間とか場所は無関係で、いつどこで発生するか分からないから、余り詳細を決めても非効率極まりなく、要点だけをきめておけばいいのだが、前身が国有鉄道のJRは役人気質が抜けず、従って第三者から追及された時に如何に抗弁できるかを目的に作られているに違いない。

確かに飛び込み自殺なんて、普段はあり得ないから、事故に直面した駅員は驚愕するに違いない。しかし電車に飛び込んだ場合、殆どは即死だから、救命隊の活動手順とかには余り重点をおかず、早く電車を正常運転の戻すことを最優先して欲しいものだ。

実は私も2年前のある寒い冬の早朝、サイクリング途中で首つり自殺者の第一発見者になってしまった経験がある。まだうす暗いなかで藤棚にぶら下がっているのが人影か柱影か分からなかったが、近づいてみると確かに作業着の中年男が身動きせずにぶら下がっていた。本当に驚いた。暫くするとランニング途中の若者も驚いて立ち止り、早く助けましょう!と私に催促したが、私はこれを阻止した。この寒い冬に、夜中から藤棚にぶら下がって身動きもしない中年男は既に絶命しているに違いないと思ったから。

多くの困難は時間が特効薬で、1ケ月も経てばかなり状況は変わるものだが、彼にも限界を超えた苦しみがあったのだろう。仮に彼に少し脈が残っていても、血流の止った脳は短時間で致命的な損傷を受けるから、 下手に助けて植物人間を作り出すと、今度は関係者にも大迷惑をかけることになると思ったのだ。 私は早速110番に連絡して警察と消防車が来るまで待ち、私は知る限りの状況を説明してそこから立ち去った。


mh3944 at 14:25|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 雑感 

2010年07月22日

100722 サイクリング

以前にも書いたが、私は運動不足を補う意味で、土曜日曜は必ず自転車で手賀沼を一周している、約20キロの距離だ。早朝の元気時間でも1時間強かかる。冬は西風が冷たく指が痛み、夏は汗いっぱいになるが、それでもなかなか爽快サイクリングだ。手賀沼の南岸の柏側は片道10キロが幅広いランニング道に整備されている。こんなに構造が簡単な自転車で時速20—30キロは出せて、しかも究極のエコスポーツだ、もし自転車か最近開発されたなら多分ノーベル賞ものだと思う。

サイクリングは男性に多いが、ランニングは女性が多く、グループの練習拠点としているセキスイ女子ランニングチームとよく出会う。一昔前まで、マラソンは女性には厳し過ぎるとの理由でオリンピックから除外されていたが、近年は一般的になり、女子マラソンは日本が世界に誇れる数少ない陸上スポーツ種目だ。しかし長距離はやはり女性に厳しいに違いなく、私が自転車で追い抜きながら眺めるにふくよかな女性ランナーは殆ど見当たらず、胸の盛り上がりも申し訳程度だ。また脚の付け根とかふくらはぎも筋肉質で、若い女性の身で可哀そうな感じもする。男性ランナーが少ないのは近年マラソンではアフリカ勢に勝てなくなり、日本で人気が少なくなっているからだろう。やはり何でも1番にならなくてはダメなのだろう。

男性サイクリングは本格派が多く、聞くところによると1日に100キロ近くも走ることもあるという。みんな一様に派手なユニフォームで、独特なヘルメットを着用し、自転車も細身の特殊な車体、タイヤも細く(多分クッションは良くない筈)、泥避けもない。 聞くところによるとこの自転車は殆どが20万円前後の有名ブランド品だというが、殆どは台湾でライセンス生産されたものらしい。私の自転車は2万円だがギヤチェンジも内蔵されており結構気入っているが、それが10台も買える値段だから、私はどうもブランド品を好きになれない。

名前はまだ聞いていない私の自転車仲間で、柏で測量会社を自営の年配社長は、前々から普通自転車を専用スポーツ車に買い替えたいと話していたが、終に思いきって15万円の専用車を買った。なかなか格好もいいがクッションはやはりよくない。ヘルメットも買いたいと言っていたが、還暦過ぎの年齢なので恥ずかしくてなかなか思きれないと言っていたが、終に先日黒い専用ヘルメッも買った。 それからは毎週休日には、若者に混じって彼が疾走するのを眺めるようになった。

ある朝 私は休憩していると彼が自慢のスポーツ車でやってきた。 話しを聞くと、何だか高級車を買って後悔し始めているという。理由は昔のようにサイクリングを楽しめなくなったという。専用スポーツ車とユニフォーム、ヘルメッットまでそろえると、以前には感じなかったプレッシャーがあるらしい。今までは若者に抜かれても平気だったが、同じ専用自転車とユニフォームで疾走すると、若者に抜かれるのがとても苦痛なのだそうだ。従って常時全力で疾走するようになったという。還暦人間が1時間近くも全力疾走するのは本当に体にこたえ、特に風が強い時はもう死ぬ苦しみらしい。還暦を迎えても人間はなかなか悟りの境地には到達できないようだ。 


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2010年07月13日

100713 参院選挙が終わった

参議院選挙で民主党が大敗した。改選時の54議席を大きく下回る45議席しか確保できなかった。自民党は改選前38議席が一挙に増えて51議席となりは大はしゃぎだ。何故か理由がよくは分からないが、渡辺喜美代表が率いるみんなの党が民主党の減少分10議席をそっくり引き継いだ形になった。新聞やテレビは菅首相が敗北した理由を安易に消費税10%案を出し市民が反発した結果だと無責任な選挙総括をしている、
しかしそれは違う。もし多くの市民が10%消費税案を嫌ったのなら、最初に10%上げると公約した自民党がもっとも大きく議席を減らしている訳だが逆に増えている。更に800兆円近い国債発行残高をかかえている日本は これ以上借金を子供や孫世代に残せないという国民が過半数に達しているのだ。

私はやはり鳩山前首相、小沢前幹事長に幻滅した国民感情がまだ尾を引いていると思う。民主党もいいことを言うのでやらせてみたが、夢と現実の区別さえできない鳩山前首相に幻滅し、国の大金を盗んで素知ぬ顔を続ける小沢前幹事長の悪印象がまだ抜けていないのだ。いわゆるトップ2人をすげ替えただで、中身はそのままの民主党は変わる訳がないと思っているのだろう。しかし現実には衆議院で民主党が圧倒的なのだから、当分の間は参議院も民主党に任せないと何も政策が実行できないとの思うのだが、一般国民はそこ迄深くは考えていないのだろう。

更に気掛かりなのは、1ケ月前鳩山小沢が辞任して、支持率が65%にまで校回復してスタートした菅内閣が、極めて短期間の間に再び45%に下落してしまったことだ。いくら何でもこんなに短い時間では、誰が首相になっても何もできる訳はないのに、支持率だけは大失策に相当する15%も下落してしまった。欧米では持率が15%も動くには最低でも1年かかるのに日本ではたった1ケ月で、あれよあれよという間に下がってしまった。これでは誰がやったって、日本では首相が勤まる筈がない。国民はもっと余裕をもって政府を見守ってやらないと、誰も落ち着いて政策を立案し実行できないだろう。

最近は支持率調査が簡単にできるから、毎月のように支持率の変化が公表され、新聞テレビが理由をつけて騒ぎ立て、その都度、政府は右往左往して結局何も決められずに年月だけが過ぎていく。 国民はもっと落ち着いて、政府の政策実行を見守るよう変わるべきだろう。

それともう一つ、沖縄問題の解決が先行きみえないことも気がかりだ。沖縄住民はもう少し目を見開いて日本の安全を考えるべきだが、毎日、普天間の危険を取り除け!の絶叫ばかりで、その具体的な改善案には、今度は沖縄の別グループが大騒ぎを始める。国内からみていると結局、沖縄市民がいう普天間の危険除去は単なる口実で、本心は日米協力に反対なのだと思わざるを得ない。

今回の沖縄の参議院選挙に民主党は候補者を出せず、自民党議員の島尻安伊子氏が当選したが、彼女も基地移転計画には反対だそうだ、まさか普天間固定化に賛成だと迄は言わなかったが、結果的には普天間基地を固定化しているのだ、確かに更に過激な第3の候補を封じる為には反対論も仕方ないだろうが、民主主義とは本当に効率が悪いものだと思う。あるグループは好き勝手に普天間撤去を叫び、別のグループはその解決の具体策に反対を叫ぶ沖縄市民も、全く情けない意識レベルだと思わざるを得ない。


mh3944 at 13:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 政治 

2010年07月07日

100707 社長の年俸

本年度の株主総会より、社長の年俸が公表されることになった。年俸1億円以上という条件だが。最高はニッサンのゴーン社長8.9億円、続いてソニーのストリンガー会長8.1億円 3番目が大日本印刷北島社長7.9億円の順だという。その後は 武田薬品マッケンジー氏(5.5億円) 日本調剤薬局チェーン三津原社長(4.7億円) 富士フィルム古森社長(3.6億円) サンキョウパチンコ機械、毒島会長(3.3億円) BML荒井会長(3.2億円)  野村HD渡部社長(2.9億円)  紳士服コナミ上月社長(2.9億円)、同じくアオキ青木社長(2.9億円)。。。だと新聞に出ている。

ニッサンゴーン社長は同社日本人役員の総合計額の半分を一人占めしておりかなり無茶だと思うが、やはり株主総会で、業績はトヨタやホンダに見劣りするのに何故ゴーン社長の報酬だけがダントツに高額なのかと、株主から質問があったそうだ。ゴーン社長は、これは日本の常識では高レベルだが世界では標準的な金額だと答えたと言う。何だか外国の株主総会の話みたいな回答だ。トヨタやホンダの社長以上の業績を上げているとは言わなかった、いや言えなかったのだ。 

菅首相の言う通り、ゴーン社長の功績はリストラをしただけだと私も思う、従業員の整理は勿論だが、多数の顧問や相談役、系列会社へ天下った旧役員連中とか、更に膨れ上がった系列会社を大幅に減らすなど、従来の日本人の、だらかん社長ができなかった大幅リストラを行って、見かけだけでも収支を改善出したのは事実だから、まあ業績というべきだろうか。 

ソニー会長の8億円に比較して、ソニーの日本人社長は確か2億円前後の年俸だったから、外人会長と日本人社長の格差の大きさにも驚く。大日本印刷の北島社長は同社役員報酬の総合計の4割を一人占めだそうだ。彼はオーナー経営者ではないが、やはり長らく特権的な地位に居ると、社長とは何でもできるということだろう。

医薬品会社はボロ儲けだから武田薬品社長の報酬も高いのだろうが、薬局チェーンも結構儲かっているとは知らなかった。富士フィルムHDは昔の銀塩フィルム時代の特権的地位は、デジタル時代に移って、その優位性を失ってしまった。しかし社長の高報酬を下げるにはまだまだ時間がかかり、昔のまま引きずっているようだ。パチンコ機械のサンキョウはよく知らないが特異な業界なので実質独占メーカーなのかもしれない。臨床検査センターのBMLは超ワンマン社長なので、企業業績には無関係に高額な年俸を得られるのだろう。

米国の役員報酬は基本報酬が2割で、残り8割は株価や業績に連動するが 日本の役員は全く逆で、基本が75%, 残り25%が業績に連動するという。従って、少々業績が悪くても日本では高報酬が続く仕組みだ。しかし証券会社のトップ野村HDとなると、証券業界の荒波には無関係とは言えない筈で、暴落時には大幅に減額されるのではないだろうか。紳士服のコナミやアオキは、往年のデパートの稼ぎ頭であった衣料品市場を奪いとった功績は大きく、更にオーナー会社だから納得できる。デパートの紳士服売場は、昔のように高価なブランド商品ばかり並べていたのでは、商売が成り立たなくなってしまった。

新聞情報だが、欧米では経営トップと一般社員の報酬格差は猛烈に大きく300倍 から500倍という。しかし日本の一般的な役員の平均報酬は3,500万円で、社員平均の722万円の4.8倍程度で、その格差はかなり小さい。大学新卒の年収を平均330万円とすると、役員報酬は約10倍となる。日本の役員が余り恵まれていないのは、近年の業績悪化により、社員の給料より役員の報酬を大きく削減したことが主な原因だという。やはり企業内の一体感を維持することが日本では最重要な経営課題なのだ。

更に日本の高額所得者を苦しめているのは、所得税が異常に高いことだ。昔、私が日米の合弁会社DPC社の社長の時、アメリカの親会社のZ会長と日本親会社のK社長を交えての夕食会で、日本のK社長が年俸の70%近くを税金で取られるという話を聞いて、アメリカZ会長が驚愕し、日本で暴動が起きないのが不思議だとも言った。仮に年俸5億円でも手取りは1.5億円にしかならないそうだ。アメリカは年俸と並んでStock-Optionも大きいが、それでも税金は精々40%以下で3億円は手元に残ると言っていた。 

日本政府はかなり社会主義的で、企業や経営者をいじめて、法人税も50%と超高率に上げ、一般庶民の歓心を買うことばかりに熱心だから、多くの企業は日本から逃げ出してしまった、その結果、最後に泣くのは高校や大学の新卒で、就職する企業が日本から無くなってしまった。 沖縄の普天間騒動で、働き場所が益々少なくなり困っている市民を横目に見ながら、結果的に高給な就職先である米軍基地を減らしてしまう基地撤廃運動に熱中する名護市長や運動家達、 またクーラーの効いた部屋で原子力発電所建設に反対する活動家なども似たり寄ったりなことで、誠に困ったことだ。


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2010年07月01日

100701 FIFAワ-ルドサッカー

サッカーの決勝トーナメントの対パラグアイ戦は午前2時までかかったが とうとう終りまで見た。内容は日本がやや押され気味ではあったが、結構よく持ち応え、PK戦で駒野のミスで負けてしまった。

当初は、夕食を済ませて寝ようか試合を見ようか迷った。 深夜のテレビは翌日の仕事に響き、どうせ夜が明ければ結果が出ている筈だから見ないで寝ようと思ったが、妻は折角のチャンスだからみるという。私も付き合って暫く我慢して見始めた。顔がひきつった日本人選手達が映り始めた。2時間後には、試合の結果は出てしまうのだ。アインシュタインの相対性理論では、時間と空間は延び縮みするそうだから、もし可能ならタイムトンネルで先回りしてこの勝敗を先に知りたいとも思う。しかしそれが可能なら株式や相場も大混乱に陥るだろうから、やはり実現は困難に違いない。

私は小学校時代の運動会で毎年の緊張を思い出した。私の孫達は紅白リレーの選手らしいが、それは妻の家系で国体に短距離で出場したおばあちゃんが自分の血統だとよく自慢していたが、私の方はかなり鈍足だった。特に運動会の徒競争は苦手中の苦手、どう頑張っても友人デッカンがビリ、私はそれより少し早い程度なのが毎年の相場だった。 それでも走る順番が近づくと、猛烈な尿意が繰り返し襲ってきて、いま思い出しても苦しくて嫌な運動会だった。

いよいよサッカーがキックオッフとなったが、窓から外をみると近所に明りのついた家は少ない。やはり殆どが定年退職者だから、サッカーよりも睡魔との闘いに負けて早々に寝込んだのだろう。いろいろ考えている内にいよいよ試合が佳境に入り、両チームと守備固めの戦略で試合は0:0で進行した。

パラグアイは日本の千葉県の人口700万人程度しかいないそうだが、
陸上よりも野球よりも、何よりサッカーがずば抜けて人気高いスポーツで、運動神経に優れた選手は殆どサッカーをするのだそうだ。更に両隣りは、世界屈指のサッカー王国、ブラジルとアルゼンチンだ、両国で出場機会が得られない選手は国籍を変更してパラグアやウルグアイに移籍するとも言う。

サッカーは1点を取り合うスポーツだが、その点バスケットのように110 vs 100とか点を取り過ぎるスポーツよりも面白い。試合内容は、正直言えば日本は押され気味であったが、本田の強烈はロングシュートもあったがキーパーに止められた。得点ができないまま延長戦でも決着がつかず終に、PK戦で緊張し過ぎた駒野選手が枠の外に蹴り出して、試合が終わってしまった。

駒野選手がど真ん中に打ち込んでキーパーに止められたのなら運が無かったで済むのだが、自分から枠外に蹴り出してクロスバーを越えたのだから、全くオウンゴールみたいなもので残念な話だ。テレビで母親が泣きながら息子はよくやったと言っていたがそれは息子に言う言葉であり、テレビでは申し訳ありませんでしたと言うべきだろう。

何故サッカーがこんなに人気あるスポーツなのか良くは分からないが、多分原理が単純で 競技規則が17のみであらゆるスポーツのなかで最もルールが少ないゲームだそうだ。道具を殆ど使わずにボールひとつで競技出来る単純性と戦略性が人気を呼ぶのだろう。しかしあのPKだけはルールが変で、技術を競うスポーツ精神からかけ離れてクジ引きみたいなものだ、あんなにゴール近くからシュートすれば 殆どは枠内にシュートできるから、試合中に主審がファウルでPKと判定すればそれで接戦ゲームも決着させ、主審の判断で結果を簡単に左右できることにもなる。キックする地点をもう少しゴールから離せば、キーパーの実力差も出て更に面白くなるだろうと思う

因みにパラグアイでは、キーパーは責任だけ重くて、活躍する場が少ないので人気がなく、背丈の低い選手に回ってくるポジションだそうだ。そう言えば確かにパラグアイのキーパーの背丈は低かった。しかし日本選手も晴れて代表に選ばれて南アルフリカに遠征しても、一度も出場機会がなくベンチを温め続けて帰国したメンバーも沢山いる。例えば攻撃専門の森本選手などは、日本が守備を固める戦略をとったので一度もピッチに立てず、非常に複雑な思いだっただろう。中村俊輔とか名キーパー川口能活なども内心は出場したくて歯斬りしだった筈だ。 

デンマーク戦で素晴らしいFKを放った本田圭祐選手や遠藤保仁選手は国際的にも有名になったが、試合をみていると、ディフェンスの中沢佑二選手とか闘利王選手の活躍も素晴らしかった。 互いに得点の少ないゲームなので、先に失点しない事が最も肝心で、日本はDF陣の素晴らしい働きで勝ち進んだともいえる。特に実質的には中核の中沢選手も若い長友佑都選手にキャプテンを譲って、守備に専念し身を挺して活躍したのは感激した。

また国内では、前々回の仏トルシエ監督が、人格が変わったようにユーモア交えながらテレビで話していたが余り好きになれなかった。多分何処からもお声がかからなくなったので、生活費稼ぎに日本のテレビに出ているのだと思うが、現役監督時代にもっと人間味ある采配をして欲しかった、今となっては誰も彼を求めるチームはいないのだ。

北朝鮮は、初戦のブラジルを相手に守備を固めて2:1と善戦した。早速金日正が電話で、よく頑張った、次はもっと攻撃して勝負を勝ち取れ!との命令を下したので、指示通りに第2戦のポルトポガル戦は、守備陣を減らして攻撃に回した、その結果は0:7と歴史に残る大敗を喫してしまった。笑い話としては素晴らしいが、監督やコーチの苦労は察するに余りがあり、前々回と同様に今回も懲罰刑を食らって炭鉱労働者として鉱山に送られるのだろうか。これは一番厳しい話だ。


mh3944 at 13:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 雑感