2012年10月

2012年10月30日

121030 パソコンが壊れた

パソコンが動かなくなった。週末金曜(10/26)は何の不具合もなく順調に動き、合計20件前後のメールをやり取りして電源を切って帰宅したが、翌月曜(10/29)に出社してPCの電源を入れると、メールは先週金曜夕刻のまま、普段は10件以上入っているメールが一件を受信していない。さあ何ごと!インターネットをクリックすると、こちらも金曜退社前のままの表示で画面が変わっていない。すっーと血の気が引いた。もう直ぐ月末、パソコン無しでは、全ての作業が止まってしまう。

再起動しても何も変わらない。わが社は知人のKさんのサーバーを使っており、Kさんの子供がスイッチに触っていたことが昔あったので、早速Kさんに電話してみたが、大丈夫ですとの返事だ。いつまでも子供ではないよという意味らしい。多分ルーター周辺の接続不具合だから、接続を確認して一度原電を切って再起動するよう指示があり、トライしたがダメだった。接続の確認と再起動を繰り返しても結果は変わらない。オフィス業務ではパソコンは空気みたいなもので、異常なければ全く無関心だが、一旦故障すると、もう会社の全活動が動かなくなり、瀕死の状態に陥ってしまう。

さあどうしたものかと慌てた。以前にもPCの不具合は数回あったが、その都度何とか切り抜けたが、今回は重症のようだ。聡明で緻密な友人Tさんに、朝早くから申し訳ないが助けて欲しい! PCが動かないと事情を説明した。彼はルーターが点滅していれば接続不良の証だと言う。成程と思いながらチェックしたが、4個のランプは全て正常だ。すると彼は、先週の正常な日時にPC状態を戻してみるよう指示する。流石だ、それなら正常状態に復旧出来そうだとアドバイスに従って直ぐに作業を開始した。全てのプログラム→ アクセサリー → システムツール→ システムの復元と操作してPCを先週金曜の状態に戻すようクリックした。すると何やら意味ありげにPCが動き始める。便利なものだ。これなら行けそうだと安堵感が湧く。PCは2度ほど自動的に停止再起動を繰り替えして、完了と表示がでた。 やった!とわくわくしながらメールをクリックしてみる。 しかし残念ながら何も変わっていない。こんな筈はあり得ないのだが、と大きく落胆した。

人は空気無しでは生きられないのと同様に、PC無しでは会社業務は全く動かない、お金をかけて専門家に頼まざるを得ないと覚悟を決めて、Tさんに相談すると秋葉原の友人Sさんの名前を挙げた。東京からくるSさんは日当1万円+交通費だが、彼はハードには強いが今回はソフトの不具合らしいので無駄ではないだろうかと私が言えば、確かに!とTさんは引く。ではホームページ専門のMさんでは?と私が言うと、Mさんは隣町だから半日で安く済むが、ソフトには強くてもハードは弱いのではと、Tさんがいう。結局どちらも不完全で、なかなか決定的な解決策が見つからない。

では大手電気量販K店に助けを求めようと10時を待って電話すると、明後日(10/31)午前なら行けます、但し基本料金8千円+パーツ代金ですとの返事だ。PCが直らないと絶対に困るのでOKですと答えた。そして結局明後日を待つ以外に無いと決まると、やや気分も楽になった。しかし明後日10/31に、もし復旧出来なかったらどうしようと不安も残る。月末なので一刻の猶予もなく、私は自宅のPCも使うべく得意先にトラブルの事情を説明し、自宅PCもBack-Upに使いたいからとアドレスをFAXした。しかし先週末まで順調に動いていたのだから、何か簡単な調整で復旧することもあるのではないかとの思いはなかなか消えない。

私の会社は広い会議室を5区画に分けて、各々に独立の企業が入居している方式で、隣の電話や話し声は聞こえるが、わが社のような零細会社には至って便利、特に家賃が1/5になる至極経済的で有難いシステムだ。私が時折会話する隣り部屋の若いO君が今朝は出社していないので、彼の携帯に電話すると、明朝出社しまーすとの返事。一縷の希望をかけてO君にも事情を説明し、明朝出社したら一寸PCを見て欲しいと頼んだ。若者だからと軽視すると、いざというとき気軽には頼めないと改めて日常の付き合いの大事さを痛感する。大きな期待は禁物だが、O君で直れば万々歳だ。あとは明後日の本命K電気を待つ以外に無いと、遅い昼食を済ませては、やや気軽に新聞を読んでいた。隣り部屋には電気屋さんが来て、女性事務員と何事かいろいろ話しているのが聞こえていたが、何か作業を済ませて帰っていった。 

夕刻になり私は机上を整理した。昔と違って今日では民間企業の事務机はきれいなものだ。書類は殆ど姿を消して、パソコンがでーんと座っているだけだ。自慢そうに山ほどの書類を机上に積んで楽しんでいるのは非効率なお役所や官庁だけで、民間会社のオフィスは完全に様変わりになった。いつもの習慣で、私は帰宅前にメールチェックするべく、再び不具合パソコンのスイッチを入れた。 あっと驚いた。新らしい受信メールが次々と表示され始めたのだ! あれパソコンが動いている! 直ぐにインターネットに切り替えてみたが、見事に最新ニュースが表示され、野田首相が施政方針演説をするとかしないとか出ている! PCが直っているのだ。 どうして? 朝早くから終日あれほど騒ぎ、悩んだのに? 突然に正常に戻っているとは全く理解できない。試しにパソコンの電源を切って再起動してみたが同じで、知らん顔して整然と動く。 

唖然としてしまった。しかし難しい理屈は私には必要なかった。原因追及は私の頭脳レベルを超える。PCが正常に動いてくれればそれで全てOKなのだ。暫く椅子に座ったままで奇妙な時間が経った。そして私は安堵して帰り支度を終え、いつものように隣り部屋に挨拶し、パソコンが直りました、と伝えた。すると、あら!うちもプリンターが不具合で、先ほどメーカーに直してもらったばかりです!と事務員が軽やかに答える。  あれ!と思った。やっと謎が解け始めた。  

我が社のインターネットは先輩格の隣り部屋のマンション型光フレッツを分枝して使っているのは前々から知っていたが、隣りのプリンター不具合が、こちらのインターネットに悪影響を与えていたのだった。事務処理中心のお隣りの高級プリンターに不具合があると、当方のインターネットにも悪影響を及ぼし、先方の問題が解決すると当方も解決したのだった。あれこれ悩み、問い合わせ、トライし、手配した大騒ぎが一挙に解決したのだ。 何故もっと早く言ってくれないのか、との思いが込み上げたが、ぐっと我慢した。ここでクレイムをつけると、お互いに狭い空間の小さな平和が崩れてしまうから。  

もしPC本体の故障なら、私はテレビで騒いでいる高価でもWindow-8に買い替えることも考えざるを得ないかと迄思い詰めていたのに、お隣りさんは呑気なものだ。我々は互いに小さくても独立した会社だと思い込んでいたが、インターネットは裏で深く関係していたのだ。PC不具合が解決すれば、それで私には全て万々歳だが、幾重に絡み合った現代社会の複雑怪奇さを実感させられた小さな騒ぎであった。 最近中国の日本企業がいろいろ苛められているが、それは中国自身の損失にもなっているのだとの先日のテレビ報道を思い出した。               

  




mh3944 at 12:36|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 雑感 

2012年10月26日

121026, 結婚しない若者


毎朝の出勤時、私は登校する小学生と行き交う。がやがや喋りながら歩く子供達は幼くてガキらしい子もいるが、すべて将来の日本を背負う人材であり、或いはオリンピック選手やノーベル賞候補になる子供がいるかも知れないと思えば、なんだか光り輝くようにも見える。人口減少に悩んでいるわが国には子供達は貴重な財産だ。    
最近の若者は結婚しないから出生率が上がらないという。確かに私の住宅街も、暇潰しに悩むシルバー連中と、中高年の独身者ばかりだ。例えば後隣りT家の長男は大手自動車会社のれっきとした技術職だが、もうすぐ定年になるし独身貴族だ。これは極端な例だが、その後ろのY家は30代の2人の息子いるが、一向に結婚する雰囲気がなく、毎朝作業着のまま自転車で出かけ、お母さんもそ知らぬ顔だ。その隣りのH家は40近い長女と弟だが、すらりと長身の姉はどこか学習塾の英語の講師と聞くが何故か独身だ。必ずしも格好良いとは言えない弟も毎朝クルマで母親が駅に送るが結婚の素振りは微塵もない。その後ろA家は子供3人で2人は結婚したが、家に残る45才の長男は結婚と離婚を繰り返しだ。更に通り向うは有名な著名人だが、兄妹の2人はどちらも結構な年配でまだ独身のままだ。父親の高収入で生活の心配は無いと思うが。しかし彼や彼女達の多くは恐らくすき好んで独身なのではなく、何らか理由があって結婚できない状況に追い込まれているのだろうと私は思う。

半世紀前、田舎者の私の学生時代は講義と実験に空け暮れた毎日だった。友人の女友達の噂を聞くと羨ましい限りだったが、不器用な私には女友達を作るセンスもお金も無く、精神的な余裕もなかった。尼崎の研究所に就職して3年目、経済学の勉強をすべく神戸大学(夜間)に通い始め、夏休みに田舎に帰った時、仲人の紹介で人生初めてのお見合いした相手が今の家内だ。先方の親は綿密に私の身辺調査をしたらしく、近所への問い聞き、勤務先の総務部にも調査に来たと後日に聞いたが、1年後に結婚した平凡な家庭生活で、長女長男に恵まれ、両人とも結婚して独立して各々普通の家庭を築き、我々夫婦も平穏に人生の終盤に向かって歩んでいる。  
確かに昔は、大活躍した世話好き仲人も今日では殆ど絶滅人種になり、代わって便利なインターネットによる婚活が流行りらしいが、それでも結婚しない若者が多過ぎる。その最大の理由はやはり給料問題かと思われ、正規ではない契約社員が圧倒的に多く身分的にも経済的にも不安定な若者は、プロポーズして断られることを恐れて自信喪失なのだろうと私は想像している。女性側も結婚して子供ができても収入の少ない家庭は不安ばかりで、結婚する気持ちになれないのだろう。

しかし近年の結婚事情は確実に変わってきた。私の横の隣家には娘2人いるが、どちらも早々と結婚したが直ぐに離婚して戻って来た。そしてまた直ぐに別の相手と再婚して今度は落ち着き子供もいる。昔の離婚は本当に死ぬ思いの大事件で、実家に戻った女性は出戻り娘と言われて人目を避け、再婚もなかなか難しかった。しかし近年では離婚は日常茶飯事になり殆どウワサにもならず、すぐに再婚するケースも多く、気楽に結婚と離婚ができる時代になったのは事実だ。 

先般、読売新聞にヨーロッパの結婚事情が載っていた。例えばフランスは19世紀末に、人口が多いドイツに凌駕されて戦争に負けて以来、生めよ増やせよと人口増強が国家戦略となり、子育て天国になったという。形式から離れた多様な結婚形態を社会が認め、同棲カップルも事実婚として公認され、正式な夫婦と同様に、事実婚も支援体制をフルに享受できるという。その結果1.6まで落ち込んでいた合計特殊出生率は近年2.0を超えた。その結果、結婚形態も事実婚が正式婚と同じ割合にまで増えてきたという。更に不況でも政府の子育支援予算だけは決して減らさないのだという。
                       
しかし日本の若夫婦の子育て支援策は極めて貧困だ。合計特殊出生率は1.4まで低下しこのままでは、来世紀初めには日本の人口は半減以下の5000万人に迄減り、極東はずれの小国になり下がってしまうのは確実と言われている。オスプレイや原発問題、環境問題、経済等も重要だが、国の基幹をなす人口が半減しては、何の対策を施しても効果はゼロだ。拉致問題対策大臣と並んで、少子化問題を担当する大臣も毎回任命されているが、拉致問題は騒いでも、少子化対策大臣が予算委員会で詰問されたという記事は見たことがない。  
 
例えば子育てに不可欠な乳幼児の保育問題がそうだ。入園希望者が減少して経営に困窮している幼稚園と、逆に希望者殺到で溢れる保育園には、若いお母さんは困っているが、何故か解決できない。溢れる保育園と寂れる幼稚園の統合計画に、文科省の幼稚園組は、午後は早く閉まり気楽な勤務体系の幼稚園の助成金は必要だが、世話のやける幼児を夜遅くまで面倒みる保育園は嫌だというエゴを隠して、子供を育てる理念が違うとか, へ理屈ばかり並べで反対するのが如何にも文科省らしい。首相が一喝して、非協力的な幼稚園には補助金を出さないとか強力に指導すれば済むのだが、指導力を発揮しない首相は右往左往を続け、子育てに苦しむ若夫婦達は放置されたままだ。これでは子供が増える道理がない。 

例えば我孫子駅前には、県と市が計75億円ほど共同出資して建てた11階建の立派なけやきホールがある。しかしその殆どが老人向けの介護施設と市民娯楽施設で、朝から夜まで暇な老人連中がうろつき回っている。仮にこの建物を保育施設にしたら、出勤する母親は出掛けに幼児を預け、夕方連れ帰るには極めて便利な施設で、お母さん達を大喜びさせるに違いない。しかし大声で騒ぐ老人連中に押されて、もの言わず幼児には全く配慮がされていないのだ。

更に私生児を育てる支援策も極めて弱い。時代は激変しているのに、昔の伝統的な家長制から抜け切れず、嫡子以外の子育て支援は殆ど無い状態だ。古い家族制度の嫡子に拘っては国力は衰退一途になってしまう。嫡子と非嫡子を差別する憲法は直ちに改変して、将来を担う子供達としを平等に政府の責任で援助し養育すべきである。

世界をみても人口の少ない国の影響力は微々たるものであり、常識外れの中国は人口15億の威力で、世界中を野蛮にかき回している。悲しいことに日本は人口減少を続けるばかりで、将来を背負う子供達や母親が投資を求めても無視され、将来の貢献可能性ナシの高齢者ばかりが享楽している。余生の短い高齢者は、後世への配慮は無用とばかりに子供達にツケを回す年金暮らしだ。 

子供の養育は20年の年月と、絶え間ない苦労と、大きな馬力を必要とするが、子育期間はあっという間に過ぎてしまう。しかし振り返ってみるとその年月は人生の最高に充実した年月でもある。子育ての喜びを詠い続けた万葉集の山上憶良の気持ちも分かろうというもの。結婚事情は時代とともに変わるが、煩く騒ぐ高齢者は黙らせても、政府は子供育成の投資を強めて若夫婦が安心して子育てできる環境を整備して欲しい。事実婚を公認し、非嫡子時も含めて子供手当と保育施設を充実し、将来の日本を背負う子供達を増やして、早急に人口減少を食い止めるべきだ。


mh3944 at 14:38|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 政治 

2012年10月18日

121018 日本と中国と韓国

一昨日(10/17)、韓国警備艇が領海内で不法操業中の中国漁民を撃ち殺した事件があった。ゴム弾が中国漁民の胸に命中して死亡したという。逆に先般は、中国漁船に乗り込んだ韓国海洋警察官が中国漁民に刃物で刺し殺された事件もあった。中国外交部と韓国海洋警察は互いに非難し合っているが、これはジェスチャーで、内心は早く収拾させたい気持ちだ。これがもし日本巡視艇と中国漁船のトラブルであったら大騒ぎになっただろうが、中国韓国間には、厄介な大騒ぎにしたくない雰囲気が双方にあり、海上で殺傷事件が起きても外交問題迄には発展させない。しかし日本が相手となると些細な争いも大事件に拡大してしまう。永年の仇敵日本をGDPで凌駕して意気上がる中国は、些細な争いも一気に燃え上がらせる。小さくても意地がある韓国と違い、弱腰で組み伏せやすい日本は中国政府と国民にとって格好の餌食なのだ。如何にも残念なことで日本外交の弱さを証明している。 

この原因の多くは日本側に起因していると私は思う。先月(9/2)ウラジオストックAPEC国際会議で、中国胡錦濤主席と10分間の立ち話した野田首相は、始終うつむき加減で、殆ど相手の顔を見なかったが、胡錦濤が野田首相を睨み続ける姿が世界中に放映された。野田首相のこの卑屈な態度こそが原因なのだと私は思うのだ。胡錦濤が尖閣列島の国有化は断じて許さないと言い渡して意気揚々と帰国した2日後、日本は国有化を断行したのだ。完全にメンツを潰されたと激怒した胡錦濤は、国内の日本企業の襲撃を命じたに違いない。現地の日本企業や派遣された日本人の屈辱と苦しみを、野田首相はどれほど理解しただろうか。ウラジオでは野田首相は先方の話を聞いて、日本の主張を伝えたと言訳するが冗談ではない。相手の目を見ないで話すのは単なる独り言で、主張とは全く違うものだ。 首相は日本国を代表する最高責任者であり、短時間の会談でも日中間の戦いなのだ。戦う時は相手の目を見るべきであり、伏せ目でつぶやくのは絶対に主張ではなく単なる独り言だ。動物が睨み合ってケンカするのを見れば分かるように、相手から目を離すことは直ちに命に直結するのだ。

前任の管首相も同様だった。国際会議に来日した中国首脳と形式的な来訪歓迎の挨拶の席で、お互いに斜めに向かい合い、じっと相手を見つめる胡錦濤に対して管前首相は相手を殆ど見ないまま、手元の簡単な挨拶文の原稿を読んだのだ。この哀れな管首相の態度に私は情けなく泣いてしまった。あれほど元気に国民に吠えまくる管首相は、中国が相手だと途端に、内弁慶になりシッポを下げた負け犬になってしまったのだ。

全く同じことは民主党元代表として日本政治を主導していた小沢一郎にも言える。彼は2009.12.1に143名の民主党国会議員を引率して訪中し、嫌がる中国を説得して国会議員ひとりづつを胡錦濤主席に拝謁させ記念写真を撮ったのだ。この修学旅行の記念写真的な行為には日本国民も世界も驚いた。我々全国民を代表者する最高のエリートが、こんな屈辱的な姿で中国首脳に膝まづく姿を世界に晒した哀れな行為は常識では有り得ない姿だ。小中学生の修学旅行なら中国要人とひとりづつ記念写真を撮るのもいいだろう。多数の中国人旅行団が皇居で記念写真を撮るのも分かる。しかし100名を超す中国の人民会議代表委員が次々と順番に天皇や野田首相にひとりづつ拝謁して記念写真を撮ることは絶対に彼らのメンツが許さない筈だ。それをあの非常識で恥知らずの小沢一郎は平気でやってしまった。順番に並んで拝謁した143名のミーハー国会議員も幼稚な限りだ。多分断れなかったと言い訳するだろうが、それこそ国会議員の資格ナシだ。この恥ずべき映像も世界に放映され、整列して易々と拝謁する日本の国会議員のアホな姿に世界は呆れたことだろう。小沢元代表の田舎っぺを世界に知らしめた哀れな出来事でもあった。

4年前に期待されて登場した民主党政権は、なぜこのような非常識な醜態を世界に何度も見せるのだろうか? 日本の首相がこのように卑屈な態度を中国に示し続けてきたのが、相手をつけあがらせたのは間違いない事実だ。それを自覚しないまま外交課題を決定するから相手は驚き、激怒するのだ。

民主党首脳はもういい加減にして欲しい。これ以上我々日本国民を嘆き悲しませる民主党は菊も早く政権から退いて欲しい。私は野田首相を信頼していた。田舎っぺ小沢一郎やアジテター管直人とは違って、誠実なドジョウは信頼に足ると思っていたが、残念ながらAPEC会議で裏切られてしまった。このような日本首相の内弁慶で弱腰な態度が、中国に日本を見下す感覚を根付けてしまい、尖閣列島を個人所有から国所有に戻すという単純な事務手続きを、大事件に展開させてしまったのだ。
                           
私が長い年月、社員50余名の米国合弁来会社の社長として働いた経験から言えば、毎日は非常に予想できない苦しい出来事の連続で、米親会社とのトラブルも多く学ぶこともあったが、卑屈な気持ちは全くなかった。12年間働いたある日、私は米国会長から呼ばれて、日本社長を解任すると宣言された。私が解任の理由を聞くと、君はUntouchableだと言われた。 Untouchableとは触れないとか、手が届かないという意味だが、私の場合は頑固で米国の命令に従わない!という意味だった。会長は私が頑固過ぎて米国親会社の利益にならないと判断したのだ。活発な社風を築き上げて業容を拡大した最大功労者の私を何故解雇したのか?という無念さが私にはあったが、他方長年働いたからもう辞め時で丁度よかったという、矛盾する2つの感情が入り混じっていた。
           
会社経営と外交とは勿論違うが、卑屈な態度で相手の一時的な歓心を買い、後で国民や社員を泣かせることは絶対にあってはならないのだ。日本首相の卑屈な態度は中国韓国に組みやすい相手と認識させ、双方の思惑が全く異なる外交課題を益々混乱させてしまう。民主党の輿石幹事長にお願いは、その醜い顔付きで政治を停滞させ、国民を苦しませ続けるのは早急に止めて欲しい。現政権が続くのは国家的な損失だと私は思うようになった。任期切れ迄まだ年月が残っているというのは、まだ予算が残っているから使い切れと言うのと同じで、国民に奉仕する考えは微塵もない典型的なお役人の思考だ。    

早急に解散して政権の妥当性を国民に聞いてほしい。現政権が大差で敗れるかも知れないが、それが国民の意思なら従うのが民主主義だ。このままでは我々1億2千万の日本国民は悶々と苦しみ続け、内政を停滞させ、外交を混乱させるだけだから。 







mh3944 at 10:36|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 政治 

2012年10月12日

121012 嬉しい大ニュース

    
京大山中伸弥教授がノーベル医学生物学賞を受賞した。ごく近年の6年前に発表されたiPS細胞の発明が直ぐに医学生物学賞に結実する従来では考えられない驚きの超スピードだ。それだけ大発明だということだろう。国内経済の低迷や中国,韓国問題、更には一向に動かない国内政治など、四方八方が暗いニュースに包まれて憂鬱な日本が、この受賞に刺激されて活性化すれば嬉しいことだ。テレビを見た小中学生が将来自分も受賞したい目を輝かせる姿は頼もしい限りで、本当に大学者になってしまうことも結構多いのだ。 

iPS技術は瞬く間に世界に広まり、各国の研究者が可能性に満ちたその応用研究を始めたという。例えば切断した神経の再生とかALS, パーキンソン、アルツハイマーの治療薬開発等、従来は手のつけようが無かった難テーマも対象だ。私の義姉も15年前にALSを発病して10年間苦しみ続けて亡くなったが本当に悲惨極まりない難病だった。本人が苦しむのは仕方ないとしても、つきっきりで介護した兄が絶望して病人と無理心中しないよう私は内心で祈り続けた。 

実はES細胞は以前から研究が進んでいたが、生命を宿した細胞を実験対象として切り刻むことはタブーであったが、皮膚など最終形態に変化した細胞に4種の遺伝子を組み込んでES細胞に初期化させたのがiPSだ。山中教授が6年前にカナダの国際学会で発表した時、本当か? 信じられない!という驚嘆の声が世界中の学者からあがったが、それには深い事情があった。お隣り韓国では今回の山中教授のノーベル医学生物学賞の事実関係を淡々と小さく報道するのみで、韓国が世界に恥を晒した大インチキ事件には全く触れないだろう。

韓国は産業の充実と合わせて科学立国も目指し、その最右翼としてソウル大学黄禹錫教授が10年前にヒトの体細胞クローン杯からES細胞の作製に成功し、ノーベル賞級の大発明だと囃し立てられ、世界にその名前を売り込んだ。反日精神で日本を凌駕する科学立国になるべく、ソウル大学の黄禹錫教授に大統領賞を与えて研究所を設立し、科学立国する韓国の証だと世界にPRしたが、実は部下の若い女性に無理やり卵子を提供させて使用したインチキ捏造事件だと露呈してしまった。

その結果、韓国は逆にニセモノ科学の国家だと世界中に知れ渡り悪名を轟かせた事件になった。マスコミから余りにも囃したてられた黄教授は、成果を迫られて捏造に走ったようだが、韓国の異常な愛国主義の結末でもある。しかし他人事でもなく、日本でも石器時代の石器を発見する神の手の学者として有名になった東北の藤村新一先生の偽スキャンダルも、実はマスコミの手前引っ込みがつかなくなってインチキしたと当人は弁解している。韓国を笑ってばかりでは済まないマスコミの責任問題でもある。

実は韓国は科学ばかりではなく政治でも同様な愚行を繰り返している。任期末が迫っても支持率低迷に苦しむ韓国の李明博大統領は、なんとか歴史に偉大な名前を残す窮余の一として、外国領土の竹島に無断上陸してしまった。確かに韓国マスコミは大歓喜したが、世界は李大統領の愚行には呆れてしまった。これからも友好関係を維持せざるを得ない日本国民は、韓国大統領とはこのレベルの品格なのだと改めて再認識させられた事件になった。

韓国は同様な事件を過去にも繰り返しており、前の盧武鉉大統領は欧州会議に出席して、相手構わず日本の靖国参拝を非難し始め、欧米各国の首脳から総スカンを食らってしまった。輪をかけて同行の韓国外相は、欧州会議が靖国参拝を非難したと記者会見し、激怒した欧州会議がそれは事実無根と公式に否定した事件もあった。来年任期を終える李大統領が生まれ故郷の日本を訪問しても、バカな元大統領として軽蔑されるのは必至で、李明博氏には悔悟の念に苛まされる余生となりそうだ。

産業界に目を転じると、サムスン電子の液晶テレビの快走は確かに見事だ。これも当初は日本が技術開発し、特にシャープの亀山モデルとして世界的に有名になったものだが、サムスンの誘惑に駆られたバカな日本人技術者が数百万円のはした金で、液晶の中核技術を韓国に持ち出したことは良く知られている。有機ELテレビも全く同様で、サムスンがソニー技術者を使って技術の盗み出しに走ったと聞く。日本の技術者も韓国大統領に負けないほど愚か者で、如何にも悲しい限りだ。      

韓国は同様な事件を繰り返し起こし、例えば新日鉄が絶対極秘の技術として自社の社員にも見せなかった電磁鋼板の製造技術を、韓国ポスコ社に勧誘された新日鉄技術者がポスコに技術を持ち出した事件がある。ポスコ社は否定し絶対に自社開発技術だと反駁し続けていたが、今度はポスコ技術が中国に技術漏えいして、韓国警察が逮捕した韓国人のポスコ技術者は、中国へ持ち出したのはポスコ社の技術ではなく、ポスコが秘密裏に日本から盗み取った新日鉄の技術だったと自白して無罪を主張し、韓国政府とポスコ社を大慌てさせたのだ。他の産業でも全く同様で、例えば世界で最先端の日本の純水濾過膜の製造技術も、韓国は、日本の技術者に働きかけて、先端技術を盗み取りに懸命だと噂されている。  

何れにせよ、天然資源に全く恵まれない日本が、今の生活水準を維持し続ける為には、科学技術立国以外にないのが事実であり、今後もノーベル賞級の新技術開発が続くことが、わが国の生命線なのだ。兎に角 今回の山中教授の受賞報道には日本中が快哉を叫び、明るく年末を迎えられる嬉しい出来事だった。  



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2012年10月05日

121005中国が尖閣を欲する訳

  
尖閣問題で私の気分は晴れない日々が続くが、政府には本当に頭痛のタネだろう。国際的な常識が通じず、体力自慢の中国は気に食わないことには平気で暴力を振るう。中国政府の誘導で、日本大使館襲撃や日系商店に放火して略奪するなどアフリカの未開国と同様で、常識では考えられない暴挙を平気でやる国だ。更に中国は新たに通関を渋滞させ中国国内の日本企業を困惑させ始めた。3年前の第1回尖閣問題の時、中国はレアメタルの禁輸に踏み切り、日本企業を慌てさせたが、今回は中国国内の日系企業や商店をめった討ちにした。何とも恐ろしい国で2000年前の三国志時代に戻った感じもある。これから永遠に付き合うとなると我々日本人には本当に頭が痛いことだが、お互い隣国同志だから共存する以外に道はない。

何故ここまで中国は尖閣に拘るのだろうか? 一般には石油資源の発見が原因と言われ、確かに一因ではあろう。しかし私が思うに、これから太平洋へ進出を計る中国にとって、玄関先の太平洋に日本領土の尖閣列島があるのは何とも目障りだということだろう。仮に日本が尖閣列島の山頂200mに高性能レーダーでも設置すると、以前は水平線の彼方だった中国本土の動きが手にとるように分かり、戦略上大変不利になるのは事実だ。しかし他にも理由がありそうだと私は思う。即ち考え過ぎかも知れないが、中国は高濃度原発廃棄物の保管場所として尖閣の利用を考えているのかも知れないと。

ご存知の如く中国は原発増設に力を入れている。しかし原発には必ず極めて危険な高濃度放射性廃棄物が出る。日本や米国を始め西欧の先進国は、その高放射性原発廃棄物の保管場所に困り切っており、各国で反対運動が繰り広げられている。中国も多分この問題で悩んでいる筈だが、さすが独裁国家で外部には反対運動は殆ど聞こえてこない。

例えばチベット高原とか、新疆ウイグル地など西方の砂漠地帯が想定されるが、そこにも少数の人々が住んでいる。更に上空の成層圏には強力なジェット気流があり、黄砂と混じって中国大陸から日本に向けて年中吹いている。仮に放射能の漏洩事故が発生すると、その風下の中国諸都市に放射能が襲いかかるのは必定だ。10万年単位の長年月の間、風上に放射性廃棄物の保管するのは如何にも好ましくなく、出来れば風下の太平洋の無人島が望ましいと思うのは当然だろう。太平洋に島を持たない中国には、尖閣列島がその有力な保管場所の候補の一つではないかと私は思い始めた。もし尖閣で放射能漏洩が起きても風上の中国本土には全く影響なく、風下の沖縄から太平洋に流れるだけだから。

今回の福島原発事故では、大量に危険な放射能が漏洩したが、その殆どは太平洋に拡散し、日本の国土はチェルノブイリ程の大被害は受けずに済んだ。たまたま運悪く南風に乗った放射能が北方の山間地に流れ、発表をためらった行政当局の怠慢で大騒ぎになったが、漏洩した膨大な放射能の殆どは太平洋に拡散したのは事実で日本の被害は軽くて済んだ訳だ。

中国は、南シナ海の南砂諸島、西砂諸島でも領土を争っているが、そこはフィリピン、ベトナム、マレーシア、インドネシア等の諸国に囲まれており、放射能保管所にすると、直ぐに国際的な大問題に発展する。しかし尖閣列島は人口が希薄な沖縄列島を越えるとすぐ先は広大な無人の太平洋だ。常識はずれの中国なら尖閣を高濃度放射能廃棄物の保管貯蔵施設の有力な候補地と考えてもおかしくないと私は思う訳だ。

不勉強な私だが、原発から廃棄される高濃度放射性廃棄物は10万ベクレル以上に達し、人間が浴びると20秒で即死するほど強烈な放射能だという。その放射能は50年後には1万ベクレルに減衰し、1000年後の100ベクレル迄は人が近づけず、その後の減衰速度は遅くなり、数万年を経過してやっと1桁ベクレルになり、自然界の放射能と同じレベルに達する迄10万年の長い年月が必要なのだという。

10万年と言ってもピンと来ないが、中学時代に習ったネアンデルタール人が生存した時代が10万年前だという。我々が知っている紫式部の平安時代はたった1,000年前の話だ。 従って10万年とは我々が想像を絶する長い人類の歴史と同じ年月であり、その間は放射性廃棄物を安全に保管する必要があるのだ。これが世界中でモメ続けている原因であり、日本も青森の六ケ所村に仮の中間保管施設を作っているが、最終的な保管場所は候補地すら議論されていない。

高濃度原発廃棄物に関する我が国の基本的な考え方は、高レベル放射性をガラスと一緒に固化して高さ1m、直径43cmのステンレスの筒に詰めて保管する。1,000年後には多分ステンレスが腐食して放射能が地中に熔出するだろうから、地盤の安定した地中の300m以下深く保管するという考え方だそうだ。仮に10万年の間に数十センチ程度の隕石でも地球に衝突でもすると、放射能は広範に撒き散らされることになり、素人が論じ得るテーマには程遠いが、極めて難解な問題になるのは事実だ。 従ってその保管場所は、どんな異常現象が起きても、中国本土には影響のない風下の太平洋の無人島がベストだと彼らが考えても不思議はないだろう。
 
兎に角、日本は何があっても中国とは平和に生きざるを得ない宿命なのだ。お金ナシに人が生きて行くのが悲惨なように、素手で近隣国家と共存するのは屈辱以外にあり得ないと我々は知った。少なくとも自国を守る軍備は不可欠であると最近の出来事は教えてくれた。これから日本は軍備増強を進めるであろうが、やはり潜水艦1隻は10隻以上の戦艦と戦えると言う効率性を考えると、周囲を大海に囲まれた日本には不可欠な武器である。現在の20隻体制から更に高性能潜水艦を10隻程度は増やすべきと思う。確かに大金はかかるが、遊び惚けて暮らす穀潰しの退職年金組には支給金額を減らし、生活保護は子供を抱えた母子家庭だけで結構、男性は土木工事でも生きられるから生活保護費支給の対象とする必要はない。

シーレインを封鎖されて日本が干上がるとどうなったかは、太平洋戦争が如実に証明している。我が国の国民を守るに足る軍備を持った上で、初めて中国とも韓国とも善隣友好を促進できるのだ。国土を守ることには無関心で、オスプレイ反対運動にだけ熱心な、沖縄の無責任で利己的な活動家連中は無視すればよい。  
  



mh3944 at 09:05|PermalinkComments(1)TrackBack(0) 政治