2016年10月
2016年10月18日
161018 米国の大統領選挙
11月上旬に決まる米国新大統領の候補者が激しいテレビ論争を繰り広げている。長い選挙戦を経て最後に残ったのは、民主党のクリントン女史と、共和党のトランプ氏だが、この両氏は最低の候補者だという。厳しい選挙戦を経て最後に残ったのは最低の候補者だとは何とも呆れてしまう。
クリントン女史が嫌われる理由は上流階級出身の臭いと、国務長官を長く続けた上から目線が抜けないからだろう。トランプ氏が嫌われるのは、政治経験皆無で八方破れの暴言と行動力を政界エリートが恐れている訳だが、社会に不満をもつ中流以下の白人労働者層には大いに受けしているのだ。終盤のテレビ討論会の結果が成否に決定的に影響するというから、両陣営は必死の激論を繰り広げている。
既に2回の討論会が行なわれたが、政策論争より非難中傷合戦になった。トランプ氏は、ヒラリー女史が国務長官時代に個人メールを使っていたのは重罪であり刑務所にぶちこんでやると脅し、夫ビルクリントンの不倫相手4人を会場に呼んで記者会見まで開いたが、女は簡単にモノのできると漏らして弁明に追われている。ヒラリ―女史はトランプ氏が確定申告の公開を拒否し、過去20年間も数十億ドルの大金を合法的に脱税していたと非難する。トランプ氏の暴言は更に激化して、日本は核武装して自力で守れと主張するが、流石に米国マスコミも違和感を持ち始めて、近づく大統領選挙はクリントン女史が有利になりつつある。
伝統と格式を重んじるヨーロッパ各国の大統領や首相は、流石に極端な発言や行動は少なく、常識的な規範に従って行動する。しかし英国のキャメロン前首相はEU残留を確信して国民投票を実施したが、想定外の反対結果となり、僅差でEU離脱派が勝利し首相を辞任した。国民の大多数はEU残留派だが、自分だけが反対してもEU残留は変わらない筈という予断が、僅差で反対の結果になったというから驚く。EU残留を希望するスコットランドは、この機会を利用して再び英国からの独立を狙い、英国は分裂の危機になった。
アジアでは、フィリピンは従来から米国式の教育を受けた大統領だったが、今回就任したドゥテルテ大統領はトランプ氏に似た異端児で、国内30万人の麻薬患者を一掃する為、問答無用で次々と殺害し始め、驚いた麻薬患者は一斉に自首してフリピンの刑務所は満杯になったというからお笑いだ。 今後は欧米一辺倒を止めて、中国とのバランス外交に転換するそうだが、韓国朴大統領のように右往左往しないことを願っている次第。
中国は習金平政府の一党独裁だが、実質的には中国人民解放軍と権力を2分している。人民解放軍は世界最大の230万人という超大組織だが、兵器の近代化に伴って軍隊のリストラが始まると大騒ぎになり、迷彩服姿の数千人の退役軍人が北京をデモ行進して待遇改善を叫んだが、習政府の警察は手を出せなかったという。解任された制服組トップの徐才厚、郭伯雄の中央軍副委員長が裏で糸を引いているともいう。かように中国政府は軍部を完全にはコントロールできず、習政権が北朝鮮の経済制裁を決めても軍部は北朝鮮との貿易を止めないらしい。
日本の首相は、おしなべて穏健派で大胆な行動はしない。強いて言えば、高卒で首相になった田仲角栄が行動派であり、彼の率直な発言と行動力は、霞が関エリート官僚群を魅了して、日本国土の大改造を唱え大規模な土地ブームを巻き起こした。今を時めく安倍首相もかなり行動派で、誰も実行できなかった集団自衛権法を成立させた実行力は高く評価されており、平和憲法で身動きできなかった自衛隊を、集団自衛権によりかなり正常な軍隊に近づけたが、まだまだ憲法改正が残っている。
世界各国の大統領や首相はそれぞれ特殊な事情があるが、やはり米国大統領の影響力は圧倒的であり、誰が次期の米国大統領に就任するのか、もう直ぐ判明する。
クリントン女史が嫌われる理由は上流階級出身の臭いと、国務長官を長く続けた上から目線が抜けないからだろう。トランプ氏が嫌われるのは、政治経験皆無で八方破れの暴言と行動力を政界エリートが恐れている訳だが、社会に不満をもつ中流以下の白人労働者層には大いに受けしているのだ。終盤のテレビ討論会の結果が成否に決定的に影響するというから、両陣営は必死の激論を繰り広げている。
既に2回の討論会が行なわれたが、政策論争より非難中傷合戦になった。トランプ氏は、ヒラリー女史が国務長官時代に個人メールを使っていたのは重罪であり刑務所にぶちこんでやると脅し、夫ビルクリントンの不倫相手4人を会場に呼んで記者会見まで開いたが、女は簡単にモノのできると漏らして弁明に追われている。ヒラリ―女史はトランプ氏が確定申告の公開を拒否し、過去20年間も数十億ドルの大金を合法的に脱税していたと非難する。トランプ氏の暴言は更に激化して、日本は核武装して自力で守れと主張するが、流石に米国マスコミも違和感を持ち始めて、近づく大統領選挙はクリントン女史が有利になりつつある。
伝統と格式を重んじるヨーロッパ各国の大統領や首相は、流石に極端な発言や行動は少なく、常識的な規範に従って行動する。しかし英国のキャメロン前首相はEU残留を確信して国民投票を実施したが、想定外の反対結果となり、僅差でEU離脱派が勝利し首相を辞任した。国民の大多数はEU残留派だが、自分だけが反対してもEU残留は変わらない筈という予断が、僅差で反対の結果になったというから驚く。EU残留を希望するスコットランドは、この機会を利用して再び英国からの独立を狙い、英国は分裂の危機になった。
アジアでは、フィリピンは従来から米国式の教育を受けた大統領だったが、今回就任したドゥテルテ大統領はトランプ氏に似た異端児で、国内30万人の麻薬患者を一掃する為、問答無用で次々と殺害し始め、驚いた麻薬患者は一斉に自首してフリピンの刑務所は満杯になったというからお笑いだ。 今後は欧米一辺倒を止めて、中国とのバランス外交に転換するそうだが、韓国朴大統領のように右往左往しないことを願っている次第。
中国は習金平政府の一党独裁だが、実質的には中国人民解放軍と権力を2分している。人民解放軍は世界最大の230万人という超大組織だが、兵器の近代化に伴って軍隊のリストラが始まると大騒ぎになり、迷彩服姿の数千人の退役軍人が北京をデモ行進して待遇改善を叫んだが、習政府の警察は手を出せなかったという。解任された制服組トップの徐才厚、郭伯雄の中央軍副委員長が裏で糸を引いているともいう。かように中国政府は軍部を完全にはコントロールできず、習政権が北朝鮮の経済制裁を決めても軍部は北朝鮮との貿易を止めないらしい。
日本の首相は、おしなべて穏健派で大胆な行動はしない。強いて言えば、高卒で首相になった田仲角栄が行動派であり、彼の率直な発言と行動力は、霞が関エリート官僚群を魅了して、日本国土の大改造を唱え大規模な土地ブームを巻き起こした。今を時めく安倍首相もかなり行動派で、誰も実行できなかった集団自衛権法を成立させた実行力は高く評価されており、平和憲法で身動きできなかった自衛隊を、集団自衛権によりかなり正常な軍隊に近づけたが、まだまだ憲法改正が残っている。
世界各国の大統領や首相はそれぞれ特殊な事情があるが、やはり米国大統領の影響力は圧倒的であり、誰が次期の米国大統領に就任するのか、もう直ぐ判明する。
2016年10月12日
161012 ドーハ悪夢の真逆
昨夜のサッカーW杯アジア最終予選の対オ-ストラリア戦は引分けに終わり消化不良の感じだが、その前週の日本vsイラク戦は大いに興奮した、結局は23年前にカタールで日本が叩きのめされたドーハの悲劇の真逆の結果で、日本が劇的な勝利を収めた試合は見ごたえがあった。
日本はこの対イラク-ホーム戦には絶対に勝つ必要があり、もし敗れると致命傷になる筈だった。既に2敗のイラクは、日本戦では引き分け以上の結果を狙った。スタートからイラクは猛攻をかけ、日本を度々ピンチに追い込んだが、何とか持ちこたえてやり過ごし、前半26分に清武弘嗣がドリブルで持込んでパスしたボールを原口元気が絶妙なタッチでネットに押しこんだ。香川に代わった清武は十分その責任も果たした。
先ずは一安心と思って休憩を終えたが、その後半戦では早い時間にイラクのFKからヘッディングを食らって同点にされた。 殆どの日本人は、23年前の忘れられないドーハの屈辱を思い出したに違いない。負けられない日本は、俄然攻勢に転じたが、アウエイ試合の引き分けを狙うイラクが徹底した時間稼ぎに苦しみ、固めた守備を崩せないまま後半45分が経過した。露骨な試合遅延でAdditional-Timeは6分となったが、これが日本チームに幸いした。ゲーム終了1分前に、清武が再び放ったCKのこぼれ玉を山口蛍が強烈にミドルシュートして 敵が固める守備陣の足元を突破し、逆転勝利となった。 本当に劇的な勝利にテレビ観戦の私も思わず大声を上げた。興奮して走る回る日本選手を横目に、引き分け直前に敗退したイラクは ただ呆然として座り込むだけだった。ロスタイム6分は長すぎるとイラク監督がクレイムしたが、目に余る露骨な時間稼ぎが自らの首を絞めることになった。
今回の日本チームは、香川,長友等の常連をベンチに残し、本田も後半早い時期に引っ込めて代わって出場した山口蛍が劇的な逆転劇を演じたことは強烈な印象だった。近年の日本チームを支え続けた本田、香川、岡崎、長友等は定評ある選手で、未知数の若手選手に交代させるのは大きなリスクがあったが、結果が出なければ有名選手でもベンチスタートになるのは仕方ない。実績のない若手選手に交代させられるのは年配選手には本当に辛いだろうが、スポーツはやはり結果が全てであり、如何に数多くの結果を残した有名選手でも、勝てなければ若手に交代させられる宿命なのだ。
逆に今回大活躍した清武弘嗣、原口元気、山口蛍らは、今までに実力を示す機会が無く、 出場チャンスを与えられても結果が出なければ、再度ベンチに追いやられることになる。この絶対絶命の意識が、終了直前のロスタイムに強烈なミドルシュートを決めた山口蛍であり、国内で活躍できなかった彼はハノーバ(ドイツ)に渡ったがそこでも活躍できず、傷心の思いで再び帰国したが、もし母国で活躍できなければ生き残る道はなかった。しかし彼は 地を這うような強烈シュートで、敵味方を唖然とさせた。
企業の創業者も全く同様である。長年の経験に凝り固まった過剰な自信は新しい発想を拒否し、社会の転換時代には柔軟な対応ができないことがしばしば起こる。米国のドラッカーの、選択と集中理論とかを 神様の如く信奉して固執すると、時代の転換期には本業以外の新分野への転換が出遅れてしまう。問題はそのような経営判断ミスが直ぐには顕在化せず、10年以上の長い年月が経過して挽回不可能になって初めて経営ミスが判明するから厄介なのだ。経営のミス判断を下したTOPと取巻き茶坊主連中は、既に殆どが引退して素知らん顔で眺めているのだ。
大塚家具の会長が固執する、丁重な助言で高級家具の丁寧に販売する濃厚接客法に対して、社会意識の変化を感じて中級商品を気楽に吟味させて自由に品定めする時代の到来と信じる長女社長との対立や、セブンイレブンを立ち上げて絶対の自信に浸る鈴木敏文会長が、好成績を維持し続ける井坂社長を交代させて我が息子を後釜に据えようと企んで挫折した事件なども、経緯はほぼ同じであり、自分の過去の栄光から抜け出せない高齢経営者と、その打破を狙う若手経営者の争いである。 やはり困難な現状を打破するには、信頼度は未知数でも思い切って若手人材に任す以外に対策はないようだ。
私の若い時も企画業務が長かったが、外国との重要な交渉は任せてもらえなかった。上司の本部長に頼んでも重要な交渉は任されないと拒否され、遂に自力で新規事業を立ち上げる道を選んだ。そして傘寿近くなる今もまだ仕事を続けている。もういい加減にしては?と友人知人達は揶揄する。その言葉には妬みも含んでいることを知っている。ただ私の仕事は精密機械の保守点検という地味な3K仕事であり、若者は誰も嫌がってやらない仕事である。
2016年10月04日
161004 大相撲
大相撲秋場所は予想もしなかった豪栄道が優勝した。先場所は負け越しのカド番だったが 真逆の全勝優勝となった。日本人力士の全勝優勝は貴乃花以来の20年振り、大阪出身力士の優勝は80年振りとかテレビが報じている。 近年の大相撲はモンゴル勢に蹂躙されて、日本人力士は精彩がなく大関止まりが精一杯で、我々も忍耐続きの日々が続いている。弱い日本人力士を横目に、朝青龍、白鳳、日馬富士、鶴竜などモンゴル人横綱が横柄に暴れ回り、我々は眉をしかめながらも見守る以外になかった。これほどモンゴル人力士が増えると食傷気味になり、モンゴルに自分達の場所を設けてはどうか? と思うことさえある。
日本人の大関は、稀勢の里、豪栄道、琴奨菊がおり、特に稀勢の里は毎場所、横綱昇進の有力候補として期待されてきたが、いつも下位に取りこぼし、先場所も初日に栃の心の変化技に敗れて優勝戦線から脱落した。日本人横綱がいると、客席は大いに盛り上がるのだが、長年その夢は敵わず、我々の無念の思いは消えない。
モンゴル人力士が強いのは、猛練習を重ねて捨て身で挑戦するからだ。女子ゴルフで韓国勢が活躍し過ぎて米国でも問題になっているが、彼女らもこの道以外に生きる術が無く、必死の猛練習を重ねて死にもの狂いで戦っているからだ。日本人力士も頑張ってはいるが、引退後はタニマチ筋の援助とか、料理店を開たり、色々な生き方があり切迫感が足りないのだ。
実は私は稀勢の里の大フアンだ。隣りの竜ケ崎市出身であり、近年では珍しい中学卒入門の思いっきりを私は買っている。毎場所,祈るような気持ちで実況を見るが、いつも僅差で優勝を逃がしてしまう。彼は誰もが認める角界随一の実力者だが、やはり気が弱いのだろう。他部屋への出稽古が少なく、特に最大のライバル白鳳部屋には絶対に行かないそうだ。多分人見知りする性格と白鳳の横柄さが嫌なのだろう。しかしモンゴル力士は積極的に外部の部屋に出稽古して練習を重ねる。今回も日馬富士は稀勢の里を訪れて20番近く猛練習し、如何に勝つかを会得した。そして本番では、褒められない技だがノド輪攻めで稀勢の里を倒した 。
外国人力士は大相撲で違法スレスレの汚い技を平気で繰り出す。 かちあげ、目潰し、顔面潰し、横飛び、….など凡そ 日本人力士は 殆どやらない汚い技を平気で繰り出す。一足早く国際化した柔道も同様に異常事態が起きた。即ち、日本は殆どが一本勝ちを狙うが、外国人は色々な奇策を繰り出し、違法すれすれ技を多用して、旗判定勝ちを狙って逃げ回るなど問題が起こり、遂にルールが大幅に改正された。しかし古い伝統に囚われた大相撲は 力士の良識に頼る部分が多く、マゲ掴みなど極端な違法以外は黙認するので、横綱が下位力士に対して顔面潰し、平手打ち、カチ上げなどの強烈なパンチを平気で繰り出す。日本人横綱が誕生してこれが本当の相撲道だと手本を示せば、マナー向上にも役立ち、大相撲はもっと盛り上がるだろうと思うのだが。
横綱昇進には 2場所連続優勝か それに準じる成績が前提なので、もし九州場所で豪栄道が優勝すれば横綱になるだろう。しかし豪栄道は弱い横綱に終わると私は思う。琴奨菊も同様だ。やはり強い横綱は稀勢の里以外にあり得ない。彼は体力的にピークの28才となり、残された時間的余裕は長くない。今場所の屈辱をバネに死にもの狂いで猛練習して、来年には立派な日本人横綱に昇進して、我々の胸の内に溜まったうっぷんを払拭してほしいものだ。
日本人の大関は、稀勢の里、豪栄道、琴奨菊がおり、特に稀勢の里は毎場所、横綱昇進の有力候補として期待されてきたが、いつも下位に取りこぼし、先場所も初日に栃の心の変化技に敗れて優勝戦線から脱落した。日本人横綱がいると、客席は大いに盛り上がるのだが、長年その夢は敵わず、我々の無念の思いは消えない。
モンゴル人力士が強いのは、猛練習を重ねて捨て身で挑戦するからだ。女子ゴルフで韓国勢が活躍し過ぎて米国でも問題になっているが、彼女らもこの道以外に生きる術が無く、必死の猛練習を重ねて死にもの狂いで戦っているからだ。日本人力士も頑張ってはいるが、引退後はタニマチ筋の援助とか、料理店を開たり、色々な生き方があり切迫感が足りないのだ。
実は私は稀勢の里の大フアンだ。隣りの竜ケ崎市出身であり、近年では珍しい中学卒入門の思いっきりを私は買っている。毎場所,祈るような気持ちで実況を見るが、いつも僅差で優勝を逃がしてしまう。彼は誰もが認める角界随一の実力者だが、やはり気が弱いのだろう。他部屋への出稽古が少なく、特に最大のライバル白鳳部屋には絶対に行かないそうだ。多分人見知りする性格と白鳳の横柄さが嫌なのだろう。しかしモンゴル力士は積極的に外部の部屋に出稽古して練習を重ねる。今回も日馬富士は稀勢の里を訪れて20番近く猛練習し、如何に勝つかを会得した。そして本番では、褒められない技だがノド輪攻めで稀勢の里を倒した 。
外国人力士は大相撲で違法スレスレの汚い技を平気で繰り出す。 かちあげ、目潰し、顔面潰し、横飛び、….など凡そ 日本人力士は 殆どやらない汚い技を平気で繰り出す。一足早く国際化した柔道も同様に異常事態が起きた。即ち、日本は殆どが一本勝ちを狙うが、外国人は色々な奇策を繰り出し、違法すれすれ技を多用して、旗判定勝ちを狙って逃げ回るなど問題が起こり、遂にルールが大幅に改正された。しかし古い伝統に囚われた大相撲は 力士の良識に頼る部分が多く、マゲ掴みなど極端な違法以外は黙認するので、横綱が下位力士に対して顔面潰し、平手打ち、カチ上げなどの強烈なパンチを平気で繰り出す。日本人横綱が誕生してこれが本当の相撲道だと手本を示せば、マナー向上にも役立ち、大相撲はもっと盛り上がるだろうと思うのだが。
横綱昇進には 2場所連続優勝か それに準じる成績が前提なので、もし九州場所で豪栄道が優勝すれば横綱になるだろう。しかし豪栄道は弱い横綱に終わると私は思う。琴奨菊も同様だ。やはり強い横綱は稀勢の里以外にあり得ない。彼は体力的にピークの28才となり、残された時間的余裕は長くない。今場所の屈辱をバネに死にもの狂いで猛練習して、来年には立派な日本人横綱に昇進して、我々の胸の内に溜まったうっぷんを払拭してほしいものだ。