2017年01月

2017年01月27日

170127 日本人横綱

やっと日本人横綱が誕生した。若乃花以来の19年振りだという。千秋楽の対白鳳戦で、鬼の形相で寄り攻める白鳳を土俵下に突き落としゆっくり土俵を回って戻る稀勢の里には本当に感激した。大相撲はこの20年間、モンゴル勢にかき回され続けてきたが、これで我々の鬱憤も少しは晴れた感じだ。                         
                                                                     
モンゴル力士の先駆者、旭鷲山,旭天鵬の時代は問題がなかったが、悪がきの朝青龍が暴走を始め、温厚な白鳳も一人横綱が続くと横柄さが目立ち、これ見よがしに祝儀袋をわし掴みして土俵を去る醜い姿に我々は黙って我慢するほか無かった。白鳳が調子を落とした隙に横綱になった日馬富士は、速攻とノド輪で非力をカバーし横綱を維持するが優勝はできない。その間隙を縫って昇格した鶴竜も白鳳のカベに阻まれて優勝はほど遠い。連勝街道を突っ走る白鳳を63連勝で止めたのもやはり稀勢の里だったが、威風堂々の白鳳は数々のタイトルを更新し続けている。最近は新顔のモンゴル力士まで続々と登場してモンゴル人力士同志の取り組みが続くことも多く食傷気味だった。                                            
                                                                  
日本人力士も頑張ってはいるがドングリの背比べで、人生を賭けたモンゴル人には敵わない。土俵ギリギリまで追い詰られると日本人は簡単に土俵を割るが、モンゴル力士は捨て身のうっちゃりで逆転を狙う。猪突猛進の琴奨菊は相手が体を変えると簡単に土俵外に飛び出し、気力だけの豪栄道も技と体力のモンゴル勢には敵わない。その点稀勢の里は強靭な体力を持っているが、大和魂の不器用な真向相撲から抜けられず, 騙し技の下位力士に星を落としてきた。                                                  
                                             
聞くところによると彼は野球少年だったが、父親の勧めで15才で入門、18才で幕内、25才で大関に昇進したがそれから長く5年間も全く優勝できなかった。最近は学卒力士も多いが、彼は学歴には無関心で中卒入門したその心意気を私は買う。三役になってからも朝青龍とは猛稽古を繰り返したが、白鳳とは気が合わず殆んど稽古は避けているという。                                              
                                               
強い稀勢の里の唯一の欠点は速攻性に欠けることで、いつも押し込まれてから反撃に転じる。私の勝手な意見だが、彼の体重175Kgは不器用な琴奨菊182Kgに近く重過ぎる。白鳳(155Kg), 日馬富士(137Kg)に対抗する為に体重を10Kgほど減らして→165Kg程度まで下げ、強さと同時に速攻性を持つべきだ。すると大相撲は白鳳/稀勢の里時代が始まり、両横綱を軸に活況が続くだろうと思う。           
                                              
国際化時代に私はモンゴル人力士を拒否する訳ではないが、余りにも目立ち過ぎると嫌気がさすのは人情だ。女子ゴルフの韓国選手のように、毎週初めに来日して優勝賞金を横取りして週末には帰国する彼女達に私は辟易している。この機会を与えてくれた日本に感謝しますとひと言あっても然るべきではないだろうか。活躍し過ぎる韓国女子は米国でも問題になっていると聞く。マラソンも同様で毎回先頭を突っ走る黒いアフリカ勢の集団も余り面白くない。利口で商才に長けたユダヤ人が世界の歴史で忌み嫌われて人種紛争にまで発展しているように、礼節無視で金稼ぎに専念すると嫌われるのは世の常だろう。各国の大衆の心情にも配慮することが国際化時代に欠かせないと私は思うのだが。                    


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2017年01月24日

170124 AIは職場を奪う

業務効率化に必須のAIは人々から職場や雇用を奪うと言う。 三菱総研のレポートによると13年後の平成42年には、人工知能の普及によりGDPは50兆円増えるが、 雇用は240万人減少するという。人に代わってAIが生産現場を管理し一般事務の多くはAIなる。 即ちAIはGDPを600兆円に増やし、専門職,技術職500万人の仕事を創り出すが、逆に生産現場等から740万人の仕事が消滅し、差し引き240万人の職場が消えるという。消える可能性がある業種としては例えば、ホテル受付、訪問販売、レジ係り、銀行融資担当、保険審査担当、簿記会計、税務申告代行、義歯制作技師、塗装工、建機運転、不動産ブローカー、時計修理、映写技師、….等々をOxford大学は予想している。                                                
                                                                   
後期高齢者(80)の私が社員5名の零細企業を経営し続けているのも実はITのお陰である。現在の仕事は大企業の現場ラインのROBOT群の24hrs保守管理で, 若者が嫌がる典型的な3K、電気+メカ+ITの知識経験が必要で簡単には別人と交代できない複雑な技術業務だ。 本店は私だけで、総務,業務,労務,会計等の全業務を一人で行っている。(決算のみ外注)                                        
                                                                   
毎月末に私はEXCELを叩いて請求金額を算出し、10枚近い請求書を作成して投函する。入力ミスさえ注意すれば全く問題はない。給料支払も全てEXCELから金額を確認して、近くのATMで振り込む。5年前までは会計,請求,支払,関連業務等の専任者をひとり置いていたが、事務所移転で当人が通勤困難になり私が担当することになったが気がつけば問題は何もない。社会保険等がやや面倒だが何とか対応している。長い間 担当者を置いていた無駄を今頃になって反省している次第。                                   
                                                                   
しかし問題もある。管理業務を担当すると、営業拡大,新分野開拓などの業務に取り組む時の心理的な切り替えに難儀する。しかし私の高齢を考えると業務拡大より現状維持に重点をおいている。月末の集金も、昔は得意先を走り回って頭を下げて手形を受け取り、決済される迄は不安な日々が続いたが、商品仕入れが無い今は全て現金決済で、毎月末の入金を通帳で確認するだけだ。時折, 顧客からの入金が遅れることもあるがメールで丁寧に連絡し翌月には殆ど回収できている。 これらの諸業務をITでなく人手に頼ると1名の選任者が必要となり、当社の如き零細企業はその人件費で収支が悪化する。 時代が変わったことをつくづく実感する。 
                                                                    
                                                                   
AIの進歩は目覚ましく、例えば打ち方が10の30乗もある囲碁将棋ではあり得ないと思われていたAIが名人を負かす時代になった。従ってこれから職探しする若者達は自分も高度にIT武装しなければ、満足できる仕事にはありつけない。IT武装が不十分な若者は親の元気な間は生活できても40才を過ぎて自立する時は生活ができなくなり、ホームレスに落ち込む危険もある。私の住む近隣にも、ITに対応できない不勉強な若者や定年退職者達がデジタル難民となって疎外感に打ちのめされて自宅に籠っている。恐ろしい世の中になったものだ。
  


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2017年01月18日

170118 日本の社会格差 

偉大な米国を実現すると叫び続ける奇人のトランプ大統領が登場した。8年前にオバマ氏の大統領の就任時、米国民の80%が大いに期待すると答えたが、今回のトランプ新大統領の期待度は40%で、残り60%は反対か不安だという。しかしこのトランプ大統領を選んだのも同じ米国民だ。 アメリカを支えていた白人中流層が、中國から量産品の大量輸入、メキシコ等からの不法移民に仕事を奪われて職場を失いPoor-Whiteに没落して不満を爆破させて泡沫候補だったトランプ氏を大統領に選んだ。 不況の日本でも厳しい格差社会が論じられているが、先日の某新聞に面白い記事が出ていた。日本の社会格差は大卒が非学卒かで階層が別れているという。 要約すると: 
                                                            
親が大卒で子供も学卒の階層 → 凡そ35%                   
親が大卒で子供は非学卒の階層→ 凡そ15%                  
親が高卒で、子供が学卒の階層→ 凡そ15%                     
親も子供も非学卒の階層   →   凡そ35% だという。              
                                                       
昭和30年初め私の受験時代は、大学進学者は10%以下で確かにエリートだった。当時は戦前の帝大法学部 経済学部の印象が強く、学卒は出世が約束されていた。しかし当時も地味な理工系学部は出世できない学部であり、子供が理系に進学することを忌避する親が多かった。しかし技術革新で高度経済成長時代に入り、科学知識が不可欠となると理系学部が見直される時代になった。昭和40年代に入ると私立大学が次々と出現して駅弁大学の時代になったが、今日は名前だけの駅弁学卒ではまともな仕事が無くなった。     
                                                                    
山口県の小農の3男坊に生まれた私は普通高校に進んだ。貧乏農家には進学する金は無く、親も早世して兄弟姉妹は全て専門高校だった。高校の成績が少々良かった私も大学受験は殆んど考えていなかった。しかし高校3年なると周囲も騒がしくなり、つられて私も試験的に旧帝大工学部を受験したが何故か合格してしまった。大学に入ると級友達はガラリと変わり、多くは上流の裕福家庭の出身者で、卒業すると学業成績順に全員が、三井、三菱、住友以下の超名門大企業に入社した。そして彼らの多くは大した出世もせず定年退職して静かに引退生活を送っている。                                             
                                                                   
私は懸命に勉強したが、大学の成績はいつも悪かった。秀才ばかりの名門企業は似合わないと、私は小さな外資系新会社に入社して企画を担当し、40才代の後半に米国と合弁会社を設立して社長に就任, 社員50名, 年商20億円で、60才過ぎに定年退職した。まだ気力に溢れていた私は自己資金500万円で精密機械会社を設立して20年近く経つが、まだ零細企業オヤジを続けている。殆ど大企業OBの近隣の定年退職者は、その半数が既に鬼籍入り、まだ生ある者も輝かしい過去の経歴から脱皮できず、自分が世間から正当に評価されていないことに悶々としながら静かに暮らしている。                                                                                                          
しかし最近は青少年の出世意識は変わってきたと思う。確かに大企業の社長や役員は報酬も大きく理想だが、責任も極めて重くいつ自分のクビが飛ぶかも知れない不安定な社会になった。ある程度の給料があれば若者は安定した専門職を好む人が増えていると思う。隣り近所の若者達は駅弁大学を諦めて、医療系専門学校、会計専門学校、技術専門学校など、確かな就職が期待できる専門学校を目指し始めている。駅弁大学を出ても苦労することを知っているからであろう。                                   
                                                                 
少々努力しても大出世することは極めて難しいことは確かだが、今日はPCの普及でアイデアさえあれば、金も資本も殆どかけずに自分の夢を腕試しできるIT社会になった。野心に燃える若者達はITで夢を実現出来る道があり、日本も努力と運次第では夢を実現できるフロンティア社会だと思う。                  
                                                                
実は、60年前に私と同じ年に中卒(15)で入社したA君がいるが、彼はその後 夜間高校、夜間大学(外語)を卒業して独立し、100円ライター専門の輸入商社を設立して軌道に乗せている。近年は早々と引退した元上司や元同僚達を毎年招待して食事会を頻繁に開催しているという。自分の成功を元上司や同僚達に自慢する為だろうが、彼が夢を実現できた実例でもあり立派なことだと思う。       
                                                                   


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2017年01月11日

170111 SMAPの解散

例年 年末の紅白歌合戦で主役を演じるSMAPが今年は消えた。30年近く前に結成してTOPグループになったSMAPが解散したという。これほど稼げるグループが解散するとは誠に勿体ない! と多くのファンは驚いている。                                                       
                                                                     
テレビ,雑誌には SMAP解散の真相は!と繰り返し報じているが、要は、歌も芸もできるリーダー格の木村拓哉と他のメンバー4人との間の亀裂が生じて修復できなくなったらしい。確かに副リーダー格の中居正広は不器用で木村とは雲泥の差があるのは良く知られている。メンバー各々が有名になり誰でもタレントとして稼げる状況になると、我儘が出てグループとして結束を保てなくなった。SMAPの影の実力者の女性マネージャーがジャニーズ事務所から追い出されて調整役が居なくなったことも大きく影響した。              
                                                                     
能力が無い者がスクラムを組んで上位者を追い出す騒動は、会社など組織体には頻繁に起こり、大企業が成長力を失う典型的な原因でもある。どんなタレントグル-プも長年活動を続けると、不平不満が生じるが独りでは生きられないので忍耐している。 例えば4人組のダークダックスは慶大学生時代に歌手活動を開始したが、バス・テノール・アルト・ソプラノと各自の役割が異なり40年間も結束が保たれて、病気でメンバーが消滅するまで続いた。
                                                                     
夫婦関係にも似た面があり、死ぬほど愛し合って結婚しても一緒に暮らすと互いに相手の欠点が見え始めて忍耐の勝負となる。男性が浮気で騒動を生じることも多く、私の近隣でも3軒隣りのご主人Hさんは定年退職で閑になって浮気が発覚して家を追い出されて、奥さんが家を改築し息子夫婦や孫と一緒に住んでいる。しかし逆のケースも結構多く、近隣のごく普通の奥さんが訪問販売員と駆け落ちした事件が3件もある。家出しても年月を重ねると互いに情熱を失って苦しい状況になっているのではないだろうかと思う。                      
            
柔道の田村亮子は野球のオリックスで活躍していた谷佳知選手と結婚して、帝国ホテルで派手な式典を挙げたが、谷亮子が参院議員になると状況が一変して、神戸の谷佳知選手宅には寄り付かなくなったという。世評に噂されるように選挙で票を稼げる谷亮子議員は肉食系で威勢もよく、東京住まいのイケメン秘書と親しくして平凡な谷佳知選手は不要になったらしい。反対に谷佳知選手はピークを過ぎて年俸が急落するともう勝負は決定的で、東京の谷亮子宅には帰宅を拒絶されて離婚状態になった。女性が優位に立つと相手を物色するのは人間に限らず、動物や鳥類の世界では生存の大原則であり、弱々しいオスは本能的にメスから拒否される悲しい宿命だ。                                                          
                                                                    
卓球の福原愛ちゃんも台湾の卓球選手と結婚した。彼女はRIOオリンピックでメダルを獲得したが28才になり自分に限界を感じていたのだろうが、パートナーの台湾選手は有名ではなく、福原優位の組み合せで長続きするだろう。                                                                                                                              
フィギュアスケートの浅田真央は世界中のアイドルとして頂上を極めたが、人気沸騰に疲れて1年ほど休んだ。しかし現役を離れるとやはり自分にはスケートしかないと気付き、再び競技に戻ったが、今度は一桁若い選手達が次々と登場して実力的に追い越されて苦悩の最中だ。浅田真央ほど有名になるとコーチ業とかCMなどで十分稼げるから、結婚も生活の不安もないだろうが、同じ女子フィギュアで ソルトレイクシティ、トリノ五輪と2度五輪に出場し、その素晴らしい表現力が高く評された村主章枝(35)は引退後のコーチ業だけでは生活できず、ヌード写真でも生活費を稼いているというから少々哀れだ。                                                                                                   
女子バレーの木村沙織(29)も無名の一般人と結婚したが彼女は厳しいバレーの世界で辛苦を舐めてきた経験もあり、安全運転するだろう。同じく女子体操で大活躍しロッテルダム世界選手権でエレガンス賞を獲得して、体格的に見劣りする我々日本人を大いに勇気付けた田中理恵(29)も、色々噂はあったが結局は一般人と結婚したと最近の新聞が報じている。                                                                                                                     
人が羨むほど才能に恵まれたスポーツ選手も、現役時代は華やかだが、20代後半になると急激に体力が落ち始めて状況が一変し収入も激減する厳しい生活に陥るのが常である。格言に天は二物を与えずといい、美人は性格が悪く、頭の良い男は金儲けが下手などを指すらしいが、現実には一物さえ与えられていないのが我々多くの一般大衆である。兎に角、今年は健康を第一に安全運転に心がけようと思っている。                                


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2017年01月04日

170104 外国人が驚く日本 

今年の正月はTVを見ながら過ごした。やはり実業団駅伝や大学駅伝(箱根)が面白かったが、ある番組では2,000万人に急増した訪日外国人が、日本の何に驚くかを報じていた。その主なものは a) 治安の良さ、 b) Washletの普及、c) 素晴らしい店員サービス d) 正確な交通機関 e) コンビニ24hrs営業、 f) 清潔な街、 g)自販機の普及などであった。                                                    
                                                                  
a) まず治安の良さは確かに世界も羨む長所だろう。 理想の社会と思われていたヨーロッパは近年 多数の移民が流入し、テロの国になった。私が親しい米国の大富豪Z氏は、15才の息子と16才の娘を初めて海外冒険旅行に送り出したのも日本であった。 世界が憧れる夢の国アメリカは実は非常に危険な国である。40年前に私が初めて米国出張した時、NYに到着した日の夕方に詐欺にやられてしまった。親切心でした行為で$2,000(360円換算で72万円) を盗み取られた。今日でいえば200〜300万円に相当する大金だが、田舎者だと目をつけられたのだ。夢の国アメリカのイメージが一瞬に消えた。食うや食わずの10日間を過ごしてやっと帰国する時、Kenedy空港のカウンターで手続きの最中に、再び貴重な記録を収めた一眼レフを盗られてしまった。隣りで何かしていた黒人にやられたらしい。忘れられない悔しい出来事だ。 近年日本は人口減少で移民導入も論じられ、国内には既に中国人、韓国人が沢山いるが、チャイナタウンやコリアタウンが沢山出来ると治安も心配なので、フィリピンなど開放的な国民の方がいいのではないかと思う。                                                                                                                                   
b)Washlet普及も世界に誇れるものだ。そもそも米国ベンチャーが開発した病院向けWashletをTOTOが昭和39年に輸入し始め、昭和42年に特許を購入して改良を重ねて国産化し、急速に普及して国内の大半の家庭やオフィスに設置されている。私も長い間、米国企業に勤務したが、何故か米国ではホテルにもWashletがなく快適ではなかった。中世の華やかなベルサイユ宮殿にはトイレが無く、若い女性たちは広い庭の片隅で用を足し、臭い消しに香水を体に振りかけていたというが本当の話らしい。着飾った女性のドレスの腰の膨らみバッスルも用足し時の利便さの為であったと聞く。14世紀のヨーロッパでペスト病が流行し、30%近い人口が死亡した黒死病対策として水洗トイレが導入されたが、水に流すだけでは完全ではなく、Washletを備えてこそ初めて快適な水洗トイレといえる。最近は水流音やメロディーも出るらしい。 昭和30年代頃の日本は糞尿が貴重な肥料であり、ポンプ車が周辺に悪臭をまき散らしながら汲み取っていたが、発展途上国には未だにトイレの無い国も多く、インドネシアでも川の水際の囲いに入って用を足し、テレビや携帯が普及しているインドても、5億人がまだトイレ無しの生活で、外の草むらで用足しするという驚くようなニュースが新聞に出ていた。                                                                                                                                       
c) お店の超丁寧なサービスは過当競争の結果である。中国韓国の店員サービスは冷淡で、欧米は極めてBusiness-likeだが、お客様は神様です の日本は、店員サービスも懇切丁寧を極める。しかし煩わし過ぎる面も確かにあり、その典型例が大塚家具の親子ケンカの原因であろう。旧来の濃厚サービスを譲らない父親会長と、自由に品定めさせたい娘社長との争いだが、同社の成長鈍化の本当の原因はブランド家具への執着心を失った現代人気質であってサービスの濃淡ではないと思うが、大塚会長や社長はそのことに気付いているだろうか。                                                                 
                                                                       
d) 新幹線、電車、地下鉄など交通機関の時間厳守も見上げたものでご立派だ。昔の新幹線は30分以上延着すると特急券の払い戻しを受けて嬉しかったが、それが1時間になり、遂に2時間以上延着しないと払い戻しがなくなったのは残念なことだ。 交通渋滞の道路でも時間を守ろうとするバス運転手の苦労も並大抵ではないだろう。                                                                 
                                                                    
e) コンビニの深夜営業は非効率かつ危険であるが、最近の人手不足で、これからは24hrs営業は減らざるを得なくなりそうだ。しかし弁当販売、お菓子類、文房部、日常品販売、おでんから、振り込み、宅急便関係の仕事まであらゆる利便サービスに手を広げるコンビニ店の柔軟性と積極性にはただただ感服する。 しかしコンビニの隆盛は店主の低賃金で過酷な労働に支えられている面が大きく、彼らがGive-Up するとコンビニ業界も終焉を迎えるのではないかと心配している。                                           
                                                                   


mh3944 at 12:41|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 雑感