2020年08月

2020年08月31日

200831 猛暑は終わる? 

   
今日で8月が終わった。早朝散歩に勇んで飛び出す愛犬も、猛暑を嫌って用足し終えると直ぐ向きを変えて戻る。気象予報士は9月には平年になると言うが、異常続きの気象は本当に心配になる。コロナ騒動で、無謀な若者達のドンチャン騒ぎが減り喜ばしいことだが 関連業界は青息吐息のままだ、金儲けに狂乱する人間社会を見直すチャンスだと私は思う。 
                                            
今年は終戦75周年 苦闘した先輩祖先に思いを寄せる、新聞テレビは平和と日本憲法の重要性を説き 軍備増強には反対する。私の義父も南シナ海で潜水艦の餌食になったが、その南シナ海を中国は完全に軍事基地にしてしまった。次は東シナ海と、漁船に偽装した数千隻の大軍団を尖閣周辺に送り込み、実質的に占拠する作戦らしい。 米国ポンペオ国務長官が 尖閣は防衛すると発言した為、中國海軍と海上自衛隊が相対する危険は避けられそうだが、南シナ海での領海拡大に成功した中国は、台湾と尖閣周辺の占拠作戦を本気で開始し始めた。   
                                           
中国は200基の中距離ミサイル 東風D-24 D-26を グアムと日本主要都市に照準を合わせている。北朝鮮も移動型ミサイル ノドンを10〜20基ほど日本と沖縄に向けているらしい。15分で日本上空に到達するこれらのミサイルを防ぐには、相手国の発射基地を攻撃できる能力が必要だとの議論が 軍事専門家から出ているが、平和論者達や野党は怒声を上げて反対しする。朝日系記者が安倍首相に、相手国の攻撃は、中國、ロシア、北朝鮮の事前了解を得ているのかと、質問して嘲笑を誘った。玄関鍵を2重にする計画をドロボウに相談するのと同じトンチンカン質問で、わが国マスコミ記者の幼稚さを象徴している。平和憲法は万人が認める人類最高の規範だが、我が国だけが主張しても 中国やロシア 北朝鮮は嘲笑するだけだ。平和論者の本心は、国土を守ることより、自分の組織内の地位を維持する為の発言であり、何とも恥ずかしい限りだ。   
                                             
もし野党やマスコミが本気なら、東シナ海尖閣に執念を燃やす習近平を 如何に止めさせるか具体案を教えて欲しい。竹島を違法占領し続ける韓国をどう説得して取り戻すか具体的なアイデアを聞かせて欲しい。安倍首相が苦闘した北方4島返還を如何に実現するか方針だけでも教えて欲しい。狂気の金正恩が日本を標的にした移動式ミサイルを如何に撤去させるのか。アイデアや対案もなく、平和憲法を説くのは、田舎坊主の空念仏と同じで 全く無責任で低能な平和論者のたわごとに過ぎない。    
           


mh3944 at 10:16|PermalinkComments(0) 雑感 

2020年08月24日

200824 コロナ集団免疫説 

うだる暑さのなかで、昨日(8/23) TBS-テレビを見ていたら、目が覚めるようなニュースがあった。京大医学部大学院研究科の上久保靖彦特任教授が、日本人の多数は既に新型コロナウイルスの集団免疫になっており 緊急事態宣言も その後の活動自粛も不要だと話して、並み居る ビートたけし、東国原、大妻女子大 森田豊医師、評論家連中を仰天させた。理論は複雑だが、結論を言うと、コロナ患者で 日本の死亡者は1,000人レベルで、 欧米各国の100,000人レベルより 2桁も少ない理由は、日本人は既に集団免疫になっていることが原因だと 上久保教授が説明した。 
                                            
これには 物知り顔の評論家連中も顔色が変わり、次々と質問を繰り出したが、殆どが素人質問、ただひとり医師の森田豊先生は、私は必ずしもこの集団免疫論は納得できませんと 弱々しく呟いていた。もしこの集団免疫論が事実なら、我々の日常生活を厳しく制限して 社会を沈滞に追い込み、膨大な仕事を奪ったコロナ騒動は、騒ぎ過ぎだったことになる。   
                                            
複雑な上久保説をごく簡単に要約すると、ウイルスは非常に変異しやすく、今回の新型コロナも、S型、K型の弱毒性と、強毒性のG型(武漢型、欧米型)があり、武漢からの拡散ルートと時期により、日本や中近東には弱いS型 K型が広がって免疫ができたが、少し遅れて 中国人渡航を全面禁止した欧米には強毒性G型が拡散して 膨大な犠牲者を続出し始めたのだと説明する。ただ日本人の感染も 単なる暴露(体内にウイルスが入っているだけ)で、陽性で重症化することは少ないが、第2波を起こす可能性は残っているという。既に安倍首相には 上久保教授から「日本人集団免疫状態」を説明をしたという。
                                               
素人には難解だが、ウイスルは相互に干渉して簡単に変異して 毒性を強めたり弱めたりすることは知られている。冬季のインフルエンザウイルスも、A型、B型、C型、D型の4種類あり ヒトに流行を起こすA型,B型や、渡り鳥が運ぶ 高病原性ウイルスは養鶏が感染して 多数の養鶏が毎年処分されている。 もし今回の上久保説が真実なら、3密を招く諸活動自粛は不必要であり, マスク不要、ソ-シャルデスタンス不要、クラスター潰しも無用となり、ノーベル賞の 山中教授が言われる Factor-X の正体が判明したことになる。    
                    
今回の新型コロナウイルス事件は、世界を大不況に落とし 100万人規模の犠牲者を生んだ強烈な事件で、若者達の仕事を奪って絶望に追い込んでいるが、 経済一辺倒の我々人間社会にも 責任の一端があると私は思う。今回のコロナ騒動を契機に 一度立ち止まって 我々の活動を見直し、スポーツや文化活動など有用な諸活動は存続して再生を図り、過剰過ぎるドンチャン騒ぎや、退廃的エンタメは見直して 自然衰退に任せるべきだと私は思うのだが。  
                                         


mh3944 at 11:04|PermalinkComments(1) 政治 

2020年08月17日

200817 尖閣が危ない 

好戦的な外交を続ける中国に業を煮やしたトランプ大統領は、米ヒューストンの中国総領事館をスパイ拠点だとして閉鎖した。対して中国は成都の米総領事館を閉鎖した。武漢研究所から流出したコロナウイルスは、世界で100万人近い犠牲者を出したが 習近平は一言の謝りも言わない。
                                     
1) 10年前に中国が南シナ海の岩礁埋立て開始した時、オバマ大統領は戦略的忍耐とか称して反対しなかった為、中国は広大な南シナ海の軍事基地化を完成してしまった。自国領海を中国に奪われたベトナムやフィリピンは猛反発するが、中國戦艦に蹴散らされている。 
                                           
2) 50年間自由都市の約束を破り 中國化が始まった香港では、若者市民が外国移住を目指して、台湾、オーストラリア、シンガポール、米国、イギリス、日本などへの脱出を開始し 経済力を誇った香港は崩壊に直面しているが 中国は強行を止めない。  
                                       
3) イギリス,ドイツ,フランス等ヨーロッパ諸国も、中國の暴力正体を認識して反中国に転じた。英国は香港の50年間自由維持を破棄した習近平に反発して原発の中国発注を止め、豪州はコロナ流出の原因究明を求めて中国と険悪な外交関係になった。車で中国の大マーケットをもつドイツも終に中国を見放し始めた。 
                                    
4) 広大な南シナ海全域の軍事基地に成功した中国に対して、トランプ大統領は反発して、原子力空母ロナルドレ-ガンと ニミッツ航空母艦を南シナ海に派遣して軍事訓練を開始した。 
                                       
5) 11/3の米国大統領選挙は、共和党トランプ氏42%, 民主党バイデン氏48%で、トランプの劣勢が予想されているが 予断は許されない。弱腰バイデンに対し 直言実行のトランプには強烈な隠れ人気があり、バイデン票が3%が動けば 45% vs 45% の大接戦になるから。  
                                 
6) 高性能安価なファ-ウエイスマホで5G世界制覇を進めていた中国に対して、トランプ大統領は、ファ-ウエイ排除を世界に呼びかけ、英国,ドイツ,フランス, カナダ、メキシコ、豪州, ニュージランド、日本が同調した。中国製はアフリカ諸国だけとなった習近平戦略は挫折が決定的になった。日本のIT産業の再登場と実力が試されることになる。  
                                        
7) コロナ騒動に隠れて 中国は尖閣攻略を進める習近平は 米国ポンペイ国務長官が 尖閣騒動に日米軍事同盟を発動させると宣言した為、中国海兵隊の偽装漁船500隻を尖閣に派遣する作戦は一時中断されている。米国は台湾にも高性能MK48大型誘導魚雷18発を譲渡して中國の台湾攻略に備えている。

8) コロナ騒動で世界の信頼を失った習近平は苦境に追い込まれている。国内基盤を維持する為には 中国は攻撃的外交を続ける以外に道がない。横暴な中国に対して、日本は明確な意思表明をしないと トランプ大統領から見捨てられる可能性もある。                     



mh3944 at 12:28|PermalinkComments(0)

2020年08月08日

200809 スマホが高い

     
傘寿過ぎの私はPC+ガラケ-を常用し、家内はタブレット+ガラケ−だ。携帯会社はスマホに移行するよう執拗に催促するが、ガラケ-で十分間に合っているので、高いスマホに変更する気は無い。スマホは画面が小さく複雑で、何より欧州や韓国の2倍の高料金が気に食わない。  
  
経済原論で必ず習うが 独占経済は自由競争が無いので 価格は高止まりするというが全くその通り、スマホの料金はヨーロッパ,韓国の2倍以上とは呆れてしまう。米国でもIT企業の独占弊害が問題になっており、独占企業は顧客サービスの感覚が殆ど無い。プロ野球でもソフトバンクと楽天の選手は給料がずば抜けて高いのは IT企業の経済感覚が薄いからである。広島カープなど市民チームは 給料が低くても若手選手が懸命に頑張っているのをもっと見習うべきだろう。 
                                           
昼食時のレストランは女性客が多く、4〜5人連れが入ってきて何を食べようかと賑やかに相談する。注文を終えると途端に彼女達は急変して お喋りを止め全員が自分のスマホを読み始める。その雰囲気の急変には本当に驚くばかりだ。友人なら、話すことは山ほどある筈だが 彼女達は 全く黙りこんで自分のスマホに見入るのは本当に不思議な現象だ。  
                                            
彼女達は ニュースかゲームかゴッシップなど 何を見ているのか分からないが お互いに楽しい筈のお喋りをスキップして、スマホに見入るのだ。それほどスマホは魅力的なのだろうか。確かに日常を忘れてスマホ狂になり、会社にも出勤せず 自宅の暗い部屋に閉じこもってゲームを続け、現実から逃避する若者や中年が多いのは聞くが、彼らは長い人生を如何に生きようと考えているのだろうか? 大昔に大宅壮一が 低俗なテレビの普及を一億総白痴と嘆いたが、今度はネット総白痴化と言えるかも知れない。 
                                            
動物の世界では子供が成長すると必ず親から追い出される。我々の子供時代も 学校を終えると直ぐに家を出て,自分のメシは自分で稼ぐのが当たり前だったが、少子化の今日では、成人しても年金暮らしの親と同居し続けても何の文句も言われない。ゲームアプリも益々充実して 大人も子供も我を忘れてスマホに夢中になる時代だが、パチンコと似てゲームは決して生産的な業務とは言えず好きになれない。
                                           
私一人が嘆いても、世界はスマホ社会に変わるのは分かっている。せめてもの願いは、料金を半分に下げて欲しいと思っている。幸い後発の楽天が月3,000円で3社独占の市場に切り込むそうだから、来年にはスマホに切り替えようかと思っている次第。    



mh3944 at 08:21|PermalinkComments(0) 雑感