2021年02月

2021年02月26日

210226 子供の育て方

BS放送などを手掛ける会社に勤めている菅首相の長男が、総務省役人の接待を繰り返していたことが暴露されて、局長クラスを含む主要幹部11名が懲戒処分された。公務員が汚名をあびると出世街道から転落すると言われており、輝かしいキャリア官僚は一転して暗い人生を歩むことになった。 
                                          
息子は別人格で自分とは関係ないと強弁していた菅首相も信用を失った。これでは 年内に行われる衆議院総選挙の先頭に立って戦うことが不可能であり、首相が交代しそうな雰囲気になった。法政大(夜)卒で最高位の首相になり 苦労宰相と称えられた菅首相だが、息子も社内で左遷されて 堂々と働ける場が狭まり苦しい状況になってきた。
                                            
第一報を聞いたとき、用心深い高級役人が 何故かように危険な接待を受けたのか私は不思議だった。また諸事情を熟知の長男も かように危険は接待を何故39回も繰り返したのか理解できない。増して秘密録音のテープまで漏れたのでは不用心の極みだ。菅首相もこの違法接待を全く知らない訳はない筈で、責任が無いとは言えないだろう。
                                                
私の近隣にも 国家公務員を昨年退職した年配女性が住んでいる。彼女は人前を嫌って 目立たない生活を好み、近隣との交流も極めて少ない。キャリアを自負する彼女は公務員重視で 不安定な民間企業を嫌い、二流私大の長男を公務員にしたい一心で地元市役所に就職させた。息子の将来はこれで安定かも知れないが、我々近隣の住民は息子の顔を殆んどみたこともない不愛想な家族で 住民サービスを主務とする地方公務員として 息子に何をさせるのか心配にもなる。兎に角安定した就職先確保が何にも変えられなかったのだろう。安心したのか息子は卒業前に子供もできて母親は大慌てしていた。
                         
人生が安定すると人物をダメにするので私は好きではない。確かに公務員は生活は安定だろうが、世間常識に疎く、激変社会を生き抜く力を養うことは出来ない。現代社会は変化を続けており これからは誰でも安定した生活を保障できない時代だ。子供や孫達には早くから激動社会に放り込んで 自力で生き抜く意欲と力を身に付けることが、長い人生を無事に生き抜くことができる最高の子育てだと私は思う。
                                               
現代は大会社でも、生涯安泰であり続けることは殆ど無い。大企業が不景気に直面してリストラする例は続出している。この荒れる社会を生き抜く為に子供への贈り物は、若い時代に荒波に飛び込み
強い意志と柔軟な対応力を身につけることであり、それが親の義務でもあると思う。
                                           
私は有名大学卒ではあるが 自ら働き甲斐のある中小企業に入社して 自力で這い上がり 日米合弁会社の社長を10余年勤めた。退職後 私は自営の精密機械メンテ会社を設立して20年、無事に傘寿を超えた今、今度はSEOという高難度のIT業務を営業している。子供や孫達も各々厳しい社会の荒波を自力で頑張り、生き抜く意欲を磨いており、社会が劇変しても息子や孫たちは 自力で対応できるだろうと安心している次第。 



mh3944 at 08:30|PermalinkComments(0) 雑感 

2021年02月16日

210216 厚労省の怠慢 

コロナ騒動は世界を大混乱に落とし込んだ。昨年12月の発生時、中国が隠蔽工作せず 直ちに世界に警告していたら、200万人にも達する犠牲者を出すことは無かっただろう。しかし一党独裁の中国は 貴重な1ケ月を隠蔽し続けた為、ウイルスが全世界に拡散して世界を悲惨な混乱に追い込んだ。
                                          
抗体ワクチンは 米国のファイザー、モデルナ、英国のアストラゼネカ、独ビオンテック、中國メーカー、ロシア メーカー、インド メーカーなどが世界中で開発している。しかし日本だけは全く音沙汰無しだ。日本の医学は各分野の大ボスが取り仕切っており、ウイルス感染症も某ボスが牛耳り その権威を笠に 厚労省の小役人が取り仕切る硬直体制になっており、ワクチンも開発できなかった。ダイヤモンドプリンセス号が沖縄に入港した折も、厚労省は右往左往するばかりで、陸上自衛隊衛生部隊に出動を依頼する有様だった。
                                             
ウイルス対策は、PCR検査して患者を隔離することが基本だが、日本はその検査態勢すら全く不完全だった。世界のウイルス検査は日本のPSS社の高性能検査機が多用されているが 厚労省は認可せず、日本では使用できないことに世界は驚いている。PSSは松戸市の中小企業で厚労省が信用せず、色々な難題を課して認可しなかったのだ。私はPSSのT社長と親しいが、厚労省医療機器審査課が、巨額の費用を要する臨床データを要求して PSSは対応できなかったと嘆いていた。仕方なくPSSは欧米市場に輸出して広範に使用されているのだ。傲慢な厚労省小役人は 自国開発の検査機器を育てる意思は全く無く、優秀なPSS機も国内では殆んど使われないのだ。その結果、欧米では希望すれば誰でも自由にコロナ検査を受けられるが、我国では希望しても簡単には検査できない仕組みになっている。
                                           
更に保健所の怠慢もある。彼らは胸部X線撮影の集団検診などを行っているが、それは民間クリニックで安く自由に行えるものであり、保健所が行う意味は殆ど無いにも拘わらず、自己のデモンストレーションの為 行っているのだ。昔の年金問題と全く同じで,厚労省は怠慢で傲慢な役所であり、権利は主張するが責任は殆ど果たしていないのだ。
                                           
各地の自治体と医療関係者が必死の努力で、コロナ蔓延を何とか防いでいるが、飲食店は営業制限されて倒産危機に陥っている。飲食店が倒産しても困ることは少ないかもしれないが、意欲ある若者達が自力で開業できる業界であり、沈滞化した日本社会を元気付け、活力を維持する為にも、多くのベンチャー経営者が頑張っている飲食業界の存続は望ましく、なんとか彼らをバックアップして存続して欲しいと願っている次第。 
                                          


mh3944 at 09:48|PermalinkComments(0) 政治 

2021年02月08日

210208 NHK大河ドラマ

NHKの麒麟がくる が終わった。見応えのある番組だった。逆賊と言われ続けていた明智光秀のイメージを一新させ、狂信的な織田信長に悩み苦しんだ光秀が 本能寺に逆襲したと解説する。これで光秀ファンも憂いが大いに晴れることだろう。 
                                         
本能寺の変は日本史最大の謎といわれ、原因について専門家が色々と解釈してきた。光秀の親戚筋の四国 長宗我部元親を成敗する命令を受けて メンツを潰された光秀が逆襲したとする四国説、出雲石見への国替えに怒ったという説、御所で目立ち過ぎる光秀を嫌う信長に逆襲した説など色々だが、身分の卑しい豊臣秀吉を重用し過ぎる信長に、知識人の光秀が反乱したとの説もある。毛利征伐で苦戦する秀吉の援護に向かう予定の明智部隊13,000人が 転戦して取り囲んだ本能寺は 信長部隊が僅か100人足らずで 千載一遇のチャンスが光秀を動かしたことは誰もが納得する。
                                           
信長を殺した明智光秀の天下もごく短期間で 豊臣秀吉の逆襲に倒れた。しかし秀吉も20年で老衰逝去した。そして後を継いだ西軍の石田三成勢と 東軍の徳川家康勢が、関ケ原で最期の決戦になった。双方7〜8万人の部隊が激突して、決着は長引くものと予想されたが、小早川秀秋の裏切りで、僅か半日で西軍の総崩れになった。哀れなのは石田三成、大谷吉継らの大将だけでなく西軍の敗走兵で、彼らは落ち武者狩りに遭って一人残らず全員殺害された。戦いに敗れた武士が皆殺しに遭うのは戦国時代の通例であり 運よく戦場から離脱しても、鎧や刀を狙う執拗な百姓勢に襲撃されて生き残れず 惨殺されてしまう。主戦場から脱走に成功した例はごく稀で、源平合戦で壇ノ浦に沈んだ平家の一味が、宮崎県山奥の椎葉山に逃れて 落人として住んだという伝説は多分事実だろう。
                                           
先年私は、ハワイに観光旅行して、真珠湾の米軍基地を見学したが、現代の戦争は全く様変わりして いた。兵士は戦場ではなく、冷暖房完備のデスクに居座り、テレビモニターを見ながら、ミサイルや巡航ロケットを発射して敵基地を攻撃する様変わりである。兵士はオフイスワーカーと同じで、戦線から遠く離れた地球の裏側の事務室に座って パソコンを操作しながら戦う時代になっているのだ。
                                              
米国とロシアは従来から世界の2大軍事大国であったが、プーチン独裁でワイロ社会に転落したロシア経済は成長が止まって停滞し続け、GDPも米国の2割足らずにまで落ち込んだ、しかし軍備だけはまだ最強だとみられていたロシア兵器も 昨年のアゼルバイジャン/アルメニアの代理戦争で、ドローンを駆使したトルコ兵器に殆んど破壊されて ロシア兵器は大敗したという。今日は米国と巨大化した中国が 地球の裏側から お互いに一撃で相手を抹殺する恐怖のビジネス戦争に変わっている。文明が発展しても 罪深い人間の残酷さは相変わらず続くようだ。 

                    



mh3944 at 10:45|PermalinkComments(0) 雑感 

2021年02月04日

210204 テレワーク時代-2

会社には来るなと上司、行けと妻。サラリーマン川柳の秀作だ。主人がテレワークを命じられても家内は嫌がり、本人も自宅で何ができるか迷っている筈だ。私の住宅街も、テレワークらしい中年が眠気を振り払うように、早朝から湖畔をジョギングする姿が増えてきた。彼らは上司の指示を忠実に実行する優秀なサラリーマンだろうが、自宅業務を命じられると途端に大いに戸惑ってしまう。退職後 20余年 自営してきた私にはアドバイスしたいことがある。
                                         
先ず、自宅でのテレワークは効率が悪いことだ。当方は家内と2人で郊外の戸建(150)に住み書斎もあるが、便利な都心住いの若者達は 多分リビングの片隅で仕事することだろうが、これは極めて効率が悪い。やはり自宅を離れて シェアオフィス or レンタルデクスが最適で、そこにはテレワーク仲間も居り気合が入る。レンタル料も月2万円程度だから 車庫代も不用な郊外では負担できる筈だ。
                                           
問題はテレワークの内容である。アプリ制作など具体的なテーマがあれば指示通りに作業すればよい。指示が無い場合は具体的なテーマを考える必要がある。古い話だが 私が企画し実行した自主企画の例を参考に述べてみる。殆どの化学会社は付加価値が高い医薬品に進出することを切望しているが、医薬業界は至難テーマであり、私は 欧米企業と業務提携して彼らの商品を輸入販売することを考えた。
                                           
しかし欧米会社の殆ど日本に販売網を築いており、素人化学会社に販売権を委託する会社は皆無に近い。我々は医薬関連商品であれば何でもOKと決めて、会社四季報に相当する米国のMed-Tech-Directory1984版をNYから取り寄せた。そこには全米の医薬会社,医療機器会社1,000社以上が網羅されていた。しかし分厚いDirectoryを精査するのは至難だったので、私は親友のStevenson氏に話して, 適当でよいから有望企業を選んで欲しいと頼んだが これが当たった。  
            
半日ほど彼が眺めてチェックした100社近い米国のベンチャー医薬会社に、私は次から次へと手紙を書き始め、貴社商品を輸入販売したいと申し込んだ。しかし予想した通り殆んどは無視されて返事なし.仮に返信があっても既に代理店があるからそちらに聞け! とそっけない内容だった。諦めは 即中止なので 来る日も来る日も私は、Letter-of-Intentを書き続け 当社の豪華なAnnual-Reportも同封して投函した。高額なAnnual-Reportを無駄にしないで!と 庶務の女性からはクレイムも来始めた。そして半年が経過したある日突然、ロスの新進臨床診断薬メーカーD社から 前向きの返事が舞い込んだ。小躍りしたが 誰も本気にしないので、私が単身で渡米してLA空港近くのD社を訪問した。大胆過ぎるが素早い反応も重要だった。
                                          
下手な英語で熱意だけの私に、ユダヤ系Z会長は高額な契約金$10million(当時20億円)を吹きかけてきたが、唯一の交渉相手であり値切ることは出来なかった。東京に持ちかえると 英語に堪能な我社の社長が大いに興味をもち、直ちにD社を訪米して正式な契約となった。幸い円高急進時代で当社の支払いは半額で済むことになった。幸い社内の若手が参加し始めて、本件企画は10年間で売上20億円近くに迄成長したが、検査機器とセットの時代に移行して 投資も膨大になり始めたので、大手商社に譲渡することになった。 
                                              
これは40年昔の実話だが 今日はIT時代で、対象は当然IT商品だろう。しかしITは激動世界で商品の陳腐化も激しく、更に姿が見えないアイデア商品なので盗用される危険が大きく、素早く大胆に進めなければならないから 慎重さと同時に大胆さも必要になる。私がいま個人営業しているSEOも高度アイデア商品なので、外部からの攻撃に晒され続けている。
                                           
兎に角、自宅片隅でPC相手の孤独なテレワークでは 成果も期待薄で,その内リストラ候補になる危険性が大きい。もし本気なら シェアオフィス or レンタルオフィスを借りて 信頼できる仲間を加えて業務すべきだ。今は即断即決の時代であり、旧来のダラダラ稟議ではタイミングを失するから TOPの内諾を得ながら素早く行動することも必要だろう。              





mh3944 at 09:36|PermalinkComments(0) ビジネス