2021年07月

2021年07月29日

210729 中国王者の崩壊 

コロナ騒動で東京オリンピックは中止すべし、とワイドショーは無責任に騒いでいたが、実行されて良かった。長年待ち続けていた国内アスリート達が 頑張った輝かしい結果が続々と報告されている。                                                                           
そのひとつが卓球だ。 40〜50年前迄は 卓球は柔弱でマイナースポーツとして世界で軽視されていた時代に 私の故郷 山口県柳井市の田桝彦介は、卓球用具店を営業し、ラバーラケットを開発して 国内外での卓球の普及に渾身の努力をした。

近年になり 中国が本格的に世界普及に乗り出し、世界チャンピオンを独占し始めて 外国勢に王位を渡さない中国の国技スポーツに変えた。特に2008の北京五輪で卓球が正式に五輪に採用されて以来、全ての金メダルを中国が独占し続けた。余りにも国内競争が激しく国内で浮かばれない選手達は外国に移籍して、ヨーロッパ、中央アジア、東南アジア、南北アメリカ、などの外国の代表権を獲得して国際試合に参加し始め、今日の国際試合は 新旧の中国人同志が戦う状況になっている。今回の東京五輪で初めて採用されたダブルス男女混合も 中国勢が初代王者になるのは確実だろうと 世界は予想していたが結果は違った。
                                          
日本代表は、元日本王者 水谷隼(32)と若手女子最強の伊藤美誠(20)がペアで臨んだ。近年目を悪くして国内でも勝てなくなった水谷は、静岡県磐田市の卓球クラブで12才若い旧知の伊藤美誠と練習を積んだ。中国側はダブルス最強の許気函元世界王者の劉詩文がペアで対抗して、日本に圧勝して男女混合ダブルスの初代王者になることを狙った。
                        
試合は7ゲーム勝負で、先に4ゲームを取った方が勝利者となる。1ゲーム、2ゲームは簡単に中国組が勝ち、やはり中国の金メダルは間違いないか思った私は、深夜になる前にテレビを切って寝ようと思い始めていた。しかし3ゲーム目を接戦で獲得した日本ペアは、4ゲーム、5ゲームも連勝して 雰囲気がガラリと大きく変り始めた。観衆無用の筈の中国側には、多数の応援団が押し掛けて 数十枚の大型国旗を振り回して大声で応援を続けていた。
                           
私の眠気も完全に消えた6ゲーム目は 中国が何とか取り戻したが、中国側には明らかに焦りが見えていた。逆に破れて元々の日本ペアは目をランランと輝かせた獲物狩りの形相だった。勝っても負けても最終決定の7ゲーム目に入ると、強打で打ち込む日本ペアに対して 中国ペアは防戦一方になり 6:0と敗色が濃厚になり、途中で少々は盛り返したが 最終的に11:5の大差ゲームに終わり 日本勢がメダルが確保した。水谷伊藤ペアは 周囲の目も憚らず抱き合って大ハシャギ、逆に15年間も世界の全王者を独占し続けた中国勢は 我を忘れて呆然と静まり返っていた。許砧詩文ペアは中国で厳しい非難を受けているようだ。スポーツは才能と訓練の賜物であるのは事実だが、同時に微妙な精神面が結果に大きく影響する奥深いものであることを示した素晴らしい激戦であった。   


mh3944 at 13:21|PermalinkComments(0) 雑感 

2021年07月19日

210719 大谷は最高の外交官 

  
世界がコロナに苦しむ今、米国ではMLB の大谷翔平選手が大活躍して明るい話題を発信し続けている。何しろMLBの神様ベーブルースをも超える投打に渡る大活躍は 100年に一度の名選手とも言われ 米国では大人も子供も白人も黒人も興奮に沸き立っている。有力経済雑誌フォーブスなど多数の大企業がスポンサー契約に名乗り上げ、その契約金額は年@600万$(6億6千万円)でメジャーの記録更新、彼が所属するアナハイム球場には世界中から観戦客が訪れて、大谷グッズのTシャツ、ジャージー等を買い求めているという。

米国MLBの選手は、みんな投打の2刀流をやりたいと願っているが誰にもできないが、大谷のプレイスタイルは子供達に大きな夢を与えて、 有名選手がサインを求めて彼に群がるテレビ画像が流れている。コロナ後遺症が残る米国でも 大谷がホームランを打つと 子供も大人も飛び上がり小躍りして喜ぶ姿は我々にも胸にくるものがある。素晴らしいものは素直に素晴らしいと称える米国人の寛容さも立派だ。

大谷は岩手県花巻東高校の菊池雄星投手の後輩で、父親は三菱重工の野球選手、母親はバトミントン選手という純国産であり、我々日本人に大きな自信を与えてくれる。確かにイチローも大活躍したが、彼には修験者のような暗いストイックな雰囲気が付きまとっている。松井秀喜も偉大だが彼はG馬場のような不器用さが消えなかった。しかし大谷は天真爛漫で 大ホームランをかっ飛ばし、剛速球で有力打者をなぎ倒し、猛スピードで盗塁する姿には誰でも感激する。
 
中国の傲慢な習近平の目に余る振る舞いに忍耐袋の緒を切らした米国民が、中國人ヘイトクライムを爆発させて暴行事件が続発し始めた。巻き添えを食った日本人も 真昼の大通りの一人歩きが危険になったが、大谷の活躍は米国社会の重苦しい雰囲気を和らげてくれそうな雰囲気もある。 実は1年前に私も 湖畔遊歩道を散歩中に 後から疾走してきたマラソンランナーに激突されて失神し 後遺症が今も残っている、後から音もなく近づくランナーや自転車は本当に恐怖を感じる。米国で暮らす日本人の緊張と恐怖感にも大いに同情するが、大谷の大活躍で米国社会が昔の落ち着きを取り戻して欲しいと願っている次第。

先般来日したスペイン-バルセロナのサッカ―選手 グリーズマンとデンベルが 日本のホテルで テレビゲームの準備に手間取る日本人スタッフを見ながら、フランス語で、なんとも醜い顔だ、恥を知れ!と嘲笑するズーム映像がネットに流れてアジア圏で大騒ぎになり、楽天三木社長はスポンサ―契約を切ると発言した。驚いたバルセロナ首脳陣は、悪影響を最小限に抑える為 二人を解雇する方向になっている。唇のぶ厚い黒人デンベルから醜いと言われては身も蓋もないが、確かに我々アジア人は 長身で彫の深い欧州人に憧れをもっているのは事実だろう。人は誰でも美しくて強くありたいと願っているが、天はヒトに2物を与えず 短躯で平ら顔の日本人は それをカバーしようと懸命に努力している。しかし大谷選手のヒョウのように疾走し、蝶のように優雅にプレイする姿に魅了されたMLB有名選手達が サインを求めて群がる姿をみると 我々にも大きな自信を与えてくれる。  
                     
ヘイトクライムは本能的なもので、マスコミや政府の道徳キャンペインでは矯正は不可能だが、大谷選手の大活躍は 日本人に対する見方を変えてくれるだろう。6,000人の大部隊と巨額予算で 国際関係の融和と改善を仕事している外務省と比べて 一介の若者が成し遂げている国際親善と友好増進は何倍もの効果があり、大谷選手は最高の外交官であると私は思う。


mh3944 at 11:01|PermalinkComments(0) 政治 

2021年07月12日

210712 退職後の余生対策

親は誰でも 我が子を有名大学から大企業に就職させて一生安泰な生活を送れるよう願っている。新入社員も 将来の幹部を目指して社業に精を出す。しかし今日は激しい競争社会は変わり、企業が社員の生活を一生保障することは不可能になった。大出世を目指して頑張るのは本人の覚悟次第だが、多くの社員は段々と若手に追い抜かれて40代後半になるとリストラや子会社出向などの苦しい人生になる。社員は現業に全力投入するのは当然だが、長い後半人生のことも考えて、引退後の余生対策も考えておく必要があると私は思う。  
                                          
私の自宅周辺には閑過ぎる退職者がゴロゴロいる。ある人は自治会活動に精出し、ある人は社交ダンス、カラオケ、狭い庭仕事、サイクリング、スポーツクラブ世話役、カメラ片方に散歩、図書館に早出して新聞読み、公園の木陰で将棋三昧などなど本当に色々だ。毎日バイクで出かけて近郊のコンビニ回りして夕方には帰宅する者や、退職金で入手した会員権で365日ゴルフに興じる者もいるが 年中同じコースでは気分も冴えないだろう。光り輝いた現役時代に比べて孤独に苦しむ現状を見られたくないと自宅に籠る人も結構多い。しかし終日テレビや新聞で過ごすのは本当に苦しい。定年後20年以上も自営業で既に傘寿半ばになった私も 閑過ぎる余生は苦手だ。  
                                        
社員の転進を助ける一環として、企業は社員に副業も認め始めた。例えば業界に論文を投稿して名前を売り転職を進めるケース等は実際におこなわれている。私の友人K君はFRPバスタブ成形法で名前を売り住宅会社に転職した。別のH君は社交ダンスに熱中して会社では少々干されたが、早期退職して郊外にダンス教室を開業して、今では市内 No.1のダンス教室となっている。私と机を並べていたS君は 社費でスイスに業務留学したにも拘わらず、帰国後 室内テニスの事業化に注目して顰蹙を買ったこともあるが 今では池江璃花子も所属する大手ジムセンターRに成長した。なかなか立派なものだが 一般の社員は現業に多忙で 余暇対策までは考えが及ばず、退職直前になって初めて長い余生に苦しみ始める。
                                        
私も現役時代は余生のことは余り考えなかった。私の上司は夜間通学も拒否する超ワンマンで部下は奴隷扱いされた。口下手な私は吃音癖もあり、英会話で口調を滑らかにしようと研究社のSpoken -American-Englishをテープで流しながら同時音読を始めた。20年間も音読練習を続けると 上級版を完全に丸暗記してしまった。3時間コースの分厚い英会話本だが、数百回も真似ると 完全なアメリカン英語が 口から流れ始めた。  
                                               
45才半ばで大病を患った私は、組織から脱出を考え始め、日米合弁会社設立の交渉を開始し、自分の英話力でユダヤ系D社会長を説得した、そして私が合弁会社の社長になって世界を股に走り回る生活に大転換した。社長退職後は自営会社を起業して、米国半導体製造機器の保守業務、臨床検査センターの自動装置の保守業務などを各10年間担当した。更にその間に習得したパソコンで至難のSEOを独自習得して、営業に苦しむ多数のベンチャーに格安でサービス提供している。私のユニークなSEOはスタートアップに苦しむ全国の個人企業から高く評価されている。更にゴルフでも滅多に110を切らない私は、ヨットなら面白いかと、遠距離通勤を覚悟で 郊外の湖畔に自宅を購入して小型ヨットを習得し、今でも時折楽しんでいるが、これも余生対策の結果だ。  
                                       
激しい競争社会の今日、企業が社員の一生を守り抜く時代は終わった。企業は常に若くて有能な新人を求めている。年配社員は段々と待遇が厳しくなり、リストラや給料低下を強要され始める。人事部長は納得しないだろうが、現役の諸兄は、現役時代から引退後の長い余生も考えて、交友関係を広げ知識経験を積んで対策し、悔いの少ない余生を迎えるべきだと私は思う。 



mh3944 at 09:45|PermalinkComments(0) ビジネス