2022年04月

2022年04月26日

20220426 大学生の就活

犬の散歩で、久し振りに親しいKさんと会ったが、すっかり様変わりして言葉少なかった。ワンちゃん久し振り! と私は彼の愛犬の名を呼びながら通り過ぎた。彼が落ち込んでいる理由は分かっていた。医学部を目指して浪人中の長男が今年もダメだったのだ。医学部入試は男子優先が消えて、点数一本になった為、女性合格者が激増したとテレビは言っている。女子学生は学科試験は高得点でも、結婚子育など人生の壁が多く、治療技術も高度化して、女性は次々と脱落するのを責めるのは酷かもしれない。しかし今回のコロナ騒動で、病院は非常に厳しい世界だと我々は知らされた。もし彼に再び会ったら、医者の仕事は結構厳しいらしいねと言うかも知れない。    
                                        
今は就活シーズン最中で、先日の新聞に今年の就職人気ランキングが載っていた。文系理系により事情は少々異なるが、相変わらず超一流大企業ばかり上位に並んでいる。TOPは伊藤忠、続いて日本生命、大和証券、東京海上保険、丸紅、明治製菓、大日本印刷、損保ジャパン、SMBC証券、味の素、ロッテ、ソニー生保、三菱UFJ, 三井住友信託、三井物産、NTT,りそな、凸版印刷、味の素、ロッテ、ソニー生保、三井住友、NTT, りそな、凸版印刷、住友林業、、、と,馴染みの超一流会社ばかりだ。 特別な僥倖でもない限り、必死に頑張っても社長や役員になる確率は殆どゼロの秀才軍団で、精々退職直前に名義的な部長にでもなれば本望の 超大企業ばかりである。
                                      
傘寿半ばの私が言っても始まらないが、自分なら選択は全く違うと思った。TOPの伊藤忠以下、丸紅、三菱商事、三井物産など秀才ばかりの超大手商社は 入社しても同期に勝てる可能性は少なく、多分アフリカや、中南米ペル-辺りに追いやられて定年になるだろう。三菱UFJ, 三井住友、りそな など都市銀行は合理化猛進中で、支店は殆ど閉鎖され ATMも減少して ネットバンキング`時代に突入し、多くの仕事がAIに奪われ 出向先も受け入れを嫌がり 余裕のない一生を終えることになる。大和証券、SMBC日興証券 みずほ など証券会社は、訳もなく変動する株価に振り回されて命をすり減らす仕事の毎日だ。明治製菓、味の素、などは手堅い食品会社だが、今後どう発展するか見通しはない。NTTなどは官庁と全く同じで、全て学歴と入社年次で決まり 余りにも退屈過ぎる。私の住む近隣にもこれら超大手企業OBがゾロゾロおり、大半は病に苦闘して逝去したが、まだ元気者は無為な時間を持て余し苦しみながら過ごしている。
                                    
大学生がこれら超優良企業に入社しても嬉びは瞬時で、直ぐに猛烈な競争に巻き込まれるのは確実だ。私は ライヒホールドという社員200名の小さな日米合弁会社に入社して 親兄弟を落胆させた。 しかし思う存分仕事ができ、紆余曲折はあったが、最後は米国系合弁会社 NDPCという`100人足らずの日本社長を12年間務めて定年退職し、本当に波乱万丈の日々で 生き甲斐を満喫できた現役生活だった。もし入生を繰り返すとしても、私は再び無名の新進IT会社を見つけて入社し、4〜5年勉強して、気の合った仲間と語らって有望分野を見定め、スポンサーを見つけて飛び出してベンチャー設立して、独立する道を選ぶだろう。
                                    
昔と違って現代のIT業務は、ユニークなアイデアが決め手であり、昔の様に大資金で大型装置を設置して製造販売する仕事は 中国などに勝てる筈のない時代だ。実績のない若い会社は信頼性に乏しく一生を賭けるのは危険だと 学生は思うだろう。確かに信頼性は乏しいかもしれないが、働き甲斐がある。失敗すれば転職すればよい。現代は 世界のトヨタさえ EV激変を乗り越える保証はない時代になった。あの電通博報堂さえ、ネット広告の大波を受けて売上激減の斜陽企業になり下り、昔からの大手優良企業が 突然信頼できなくなることを 学生たちは知っておくべきだと思う。                      


mh3944 at 08:49|PermalinkComments(0) 雑感 

2022年04月13日

20413 ボクシング村田

世界ボクシング協会のミドル級王座統一戦で、村田諒太は敗れた。相手は世界最強の43戦41勝のゴロフキン(カザフスタン)で、激戦だったが9回TKO負けだった。強烈なフックを食らってダウンした瞬間の村田の顔が テレビに映し出されたが 意外にも微笑気味だったのには驚いた。  
                                               
翌々日の記者会見で、ダウン時の微笑の訳を聞かれた村田はその心境を、これで苦しいボクシング人生から解放されると思ったと言った。36歳の村田にとっては 世界最強のゴロフキン戦は 勝っても負けてもこれがボクシング人生の最終戦だと決めていたという。コロナの影響で2年間ほど試合ができなかったが、その長い2年間も世界王者として気楽な時間は全くなく、毎日が苦しかったという。ミドル級で18戦16勝(13KO)の素晴らしい戦歴を誇る村田でも、試合はいつも恐怖の舞台であり、練習も苦しい日々で、気の休まる日はなかったと明かした。
                                         
話は変わって、サラリーマンは気楽なものだという言葉がある。確かに公務員は一旦就職すれば、危険な行動さえ避ければ、かなり気楽な人生が過ごせるかもしれないが、一般サラリーマンや自営業者は結構厳しい日々を送っていると思う。例えば今回のコロナ来襲は、観光業者、飲食店、旅行業者などの自営業はダウン寸前のボディーブローの日々であり、お客様が突然消え失せて世界は真暗闇となり、生きた心地はなかっただろうと思う。
                                            
一般サラリーマンにも夢や苦痛がある。私も 当てもなく地方の漁港を訪ね歩いて、FRP漁船の売込みを担当した5年間は、地方の閉鎖社会に全く入り込めず、本当に辛い日々ばかりで、ごく小さな話題も 夜明け前の日の出のように輝いて見えた毎日だった。別の例では バブル最盛期の50才の時、東京日本橋の裏町の狭い事務所の家賃が高騰を続け、耐えかねてた私は、広々とした千葉海浜幕張のモダンな高層ビルに移転しようと計画した時だった。
                                            
狭くても便利で賑やかな都心事務所から 地方移転は殆どの社員`が反対して 社長の私一人が苦闘し続けた。もし本件移転計画が挫折したら、私は社長を辞任しようと迄思い詰めていたが、遂に最新の35F高層ビルに転居して、米国親会社も大いに喜んだ。今に思えば 私はもっと心に余裕をもって社員達と交渉できたかと思うが、全責任を背負った当時の私には心の余裕がなく、生きた心地のない苦しい団体交渉を繰り返した日々を思い出している。話は大きく飛躍するが 現在世界中から非難され`ているプーチン大統領‘は苦しいだろうが、彼の思想は独善的でリーダとしての人類愛に欠け 自己中心過ぎる。その残酷な思想は早急に改めるべきだ。







mh3944 at 11:18|PermalinkComments(0) 雑感 

2022年04月11日

220411 ウクライナ戦争

その昔、私が尋常小学校に入学したころの話だ。みんな初顔だが、段々と仲良しグループが出来始めて、腕っぷしの強い子が中心にグループができる。小柄な私も腕力の強いI君の仲間だった。しかし3〜4年生になると、口達者で利口なS君が次第に力をつけて、仲間は次々とI君から離れ始めてS君に近ずき、儀の周りに仲間は殆ど居なくなった。
                                        
今回のロシア・ウクライナ戦争も、30年前は15ケ国の国を抱えて世界の大国ソビエト連邦だったが、閉鎖強権社会に嫌気して仲間達は次々と離脱し始めて、自由で頼り甲斐のあるEUに近づきNATOに参加し始めた。ポーランド、ルーマニア、ハンガリ、ブルガリアが‘離れ、エストニア、リトアニア、ラトビア、スロバキア、チェコが続き、残るはウクライナ、ベラルーシ、ジョージア、モルドバだけとなってしまった。大国でロシアと親子関係にも近いといわれるウクライナも`強権政治のロシアを嫌って EU加入とNATOを目指し始めた。我慢できなくなったロシアは 暴力でウクライナ現政府を倒して傀儡政権樹立を目指し 戦争を始めたが、NATO仲間が猛反発してウクライナ政府を積極的に支援し、ロシアは窮地に追い込まれている。
                                         
ウクライナの首都攻略を諦めたロシア軍は撤退する時、多数の一般市民を虐殺していた事件が発覚し 世界が大騒ぎになっている。地下室に籠っていた市民を路上に引き出して、暴行し強姦して銃殺して撤退したという。犠牲者は1万人以上と言われる最悪の国際法違反事件で、NATO諸国は国連の安保理事会で徹底的に糾弾しているが、ロシアは相変わらず下手な理屈で偽ニュースだと反論する。証拠を挙げて安保理事会で糾弾しても ロシアの拒否権発動で葬り去り、国連は 機能不全に陥っている。
                                       
ロシアが関係する同様な虐殺事件は20年前のチェチェン紛争で10万人の一般市民が殺害され、その10年後のシリア内戦でも毒ガスも使われて、40万人近くが犠牲になったという。同じくロシア離脱問題で勃発したジョージア戦争でも 膨大な無実の市民が殺害された。何れもロシアが関係する虐殺事件であり、一般市民を平気で殺害するプーチン政権の特徴で 徹底的に糾弾しなければならない惨事だが、膨大な犠牲者のチェチェン事件、シリア事件が余り騒がれなかったのは、被害者の人種の影響もあるように感じられる。  
                                                                      
チェチェンやシリア、ジョージアで殺害された犠牲者はアジア人だが、今回のウクライナは白人が犠牲者であり、白人社会の欧米がこれほど燃え上がっている理由でもあろう。状況や時代は全く違うが広島,長崎では40万人以上の日本人が原爆で虐殺された事実がある。当時の日本軍は敗戦確実で、原爆投下は不要だったと言われる。100歩譲っても広島で原子爆弾の効果は十分に見せつけたので、日本軍の降伏は時間の問題となり、長崎に原爆投下は全く不要だったことは米国の識者でも認めているが、トルーマン大統領には対象がアジア人であり、人種差別感情があったのは間違いないだろうと思われる。                           
今回のウクライナ戦争は、多数の白人市民が 同じ白人のロシアに殺害されている惨劇で 今も進行中だが、動物と違って我々は人間社会であり、人種に関わらず無実の人間が虐殺されることは 絶対にあってはならことを徹底的に議論し、追及してほしいものだ。



mh3944 at 10:58|PermalinkComments(0) 政治