2023年02月
2023年02月22日
ジャンボ宝くじ
ジャンボ宝くじ 賞金13億円の派手な広告をみた。本賞10億円+前後賞3億円の合計で、13億円の超大型賞金が当たるという宝くじ売場に 人が並んでいた。これは超大型賞金で 国民の射幸心を煽り掻き立てる宝くじ作戦だ。しかし私はこの種の作戦にいつも疑問を感じている。
この超大型賞金が当選した本人の その後の人生は如何なっているだろうかと思う。 全く予想外の超大金を獲得した当選者で 真面目に生活している人は恐らく少数で 反対に破滅的な人生に陥った方が多いのではないかと思う。政府主管のジャンボ宝くじが、真面目な人生を狂わす手助けをしていると 私は前々から思っている。
もし私が13億円を手にしたらどうするだろうか。周囲に秘密にしたいが無理かもしれない。両親や兄弟達を宥める為に、各人に@1,000万円ずつ与えるかもしれない。1,000万円は結構な大金だが、人生を狂わすほとの影響はないだろう。残った12億円をどう使うか想像もできない。株式に投資すれば 株屋を儲けさせるだけに終わるだろう。12億円の扱いに悩みながら その後の人生を過ごすことになりそうだ。私は逆に、宝くじ最大賞金を@1,000万円として, 当選者数を130人に増やす方が 余程 社会を活性化し 国民を元気づける効果があると思う。
13億円か1,000万円かは、多分マーケティング専門の学者の意見で、小型賞金より大型賞金のほうが刺激的で 営業効果が大と助言したのだろうが、射幸心を煽って売上増加するよりも、適当額の賞金で より多数の国民を活性化させる効果を狙う方が 政府機関の役目ではないだろうか。
参考にならないかも知れないが、私は正月年賀はがき一等賞を2回当選したことがある。初回はポータブルTVだったが、2回目は3泊4日のハワイ旅行(二人)だった。これは本当に楽しく 我々の家族の意識を大きく変えた。閑散期のハワイ旅行は高級ホテルに宿泊できるので、私は自費で子供夫婦も誘った4人連れで 憧れのハワイ旅行を楽しんだ。飛行機恐怖症に悩んでいた家内も不安は吹き飛び オアフ島を車で隅々まで探検する経験まで味わった。それ以降 我々は 自費ハワイ旅行を繰り返し、更に東南アジア旅行にも足を延ばすことにもなった。 年賀はがき当選は、我が家の海外旅行感覚を大きく変えることになった。
この超大型賞金が当選した本人の その後の人生は如何なっているだろうかと思う。 全く予想外の超大金を獲得した当選者で 真面目に生活している人は恐らく少数で 反対に破滅的な人生に陥った方が多いのではないかと思う。政府主管のジャンボ宝くじが、真面目な人生を狂わす手助けをしていると 私は前々から思っている。
もし私が13億円を手にしたらどうするだろうか。周囲に秘密にしたいが無理かもしれない。両親や兄弟達を宥める為に、各人に@1,000万円ずつ与えるかもしれない。1,000万円は結構な大金だが、人生を狂わすほとの影響はないだろう。残った12億円をどう使うか想像もできない。株式に投資すれば 株屋を儲けさせるだけに終わるだろう。12億円の扱いに悩みながら その後の人生を過ごすことになりそうだ。私は逆に、宝くじ最大賞金を@1,000万円として, 当選者数を130人に増やす方が 余程 社会を活性化し 国民を元気づける効果があると思う。
13億円か1,000万円かは、多分マーケティング専門の学者の意見で、小型賞金より大型賞金のほうが刺激的で 営業効果が大と助言したのだろうが、射幸心を煽って売上増加するよりも、適当額の賞金で より多数の国民を活性化させる効果を狙う方が 政府機関の役目ではないだろうか。
参考にならないかも知れないが、私は正月年賀はがき一等賞を2回当選したことがある。初回はポータブルTVだったが、2回目は3泊4日のハワイ旅行(二人)だった。これは本当に楽しく 我々の家族の意識を大きく変えた。閑散期のハワイ旅行は高級ホテルに宿泊できるので、私は自費で子供夫婦も誘った4人連れで 憧れのハワイ旅行を楽しんだ。飛行機恐怖症に悩んでいた家内も不安は吹き飛び オアフ島を車で隅々まで探検する経験まで味わった。それ以降 我々は 自費ハワイ旅行を繰り返し、更に東南アジア旅行にも足を延ばすことにもなった。 年賀はがき当選は、我が家の海外旅行感覚を大きく変えることになった。
2023年02月16日
小売業界の栄枯盛衰
大昔の75年前 私は尋常小学校6年の修学旅行で 広島の福屋百貨店に行った。生まれて初めて見る大都会のデパートは夢の世界で、田舎者の私には全てが驚異だった。特に1Fー6Fを繰り返し上下往復するエレベターが無料だと知って、何回もエレベーターに乗り降りしながら 楽しい時間を過ごした。存分堪能した私は 屋上から下を見下ろすと 級友達が道路に整列して待っているのが見えた。驚いた私はエレベターを待たず 階段をぐるぐる回って走り下りたが、遂に下り階段が見つからなくなり 泣き出した処、そこはB1だと教えられた忘れられない出来事があった。
それから1世紀、デパートは小売業界のリーダーとして慶応閥が日本の市場を率いてきたが、遂,に価格勝負のスーパーに敗れて失墜し、今では見る影も無い。しかし勝負に勝ったスーパーも 年中無休 24時間営業のコンビニの利便性に押されて勢いを失い、3大コンビニが 国内マーケットを寡占して、これからの如何に展開するか?と見守っていたが、遂にコンビニを駆逐する強力な新勢力が現れてきた。
それは生協コープの宅配システムだ。半世紀以上の大昔、行商紛いの訪問販売からスタートした。華麗なデパート, 低価格のスーパー, 利便性のコンビニには勝てる筈がない生協だったが、遂に新しい活路を見出した。それは子育てやパート勤務に多忙な主婦の時間を節約する利便性で 惣菜等を纏めて週一回 自宅に届けるシステムだ。手ごろな値段で自宅に届けるサービスは 多忙な時代の波に乗って社会に浸透し始めた。近年コンビニ業界が人手不足で苦戦する中、コープ生協は惣菜から各種雑貨品へと品揃を多忙な主婦に届ける 小売り勢力に成長してきた。
私の近くは 大手ドラッグストア、大手スーパー、大手コンビニ等が 激しく競合する利便な環境でで、コープ生協には長らく無関心だった。しかし夫婦共に高齢になると お茶など重量商品には難儀し、トイレペーパーなど嵩張る商品もコープ生協は 簡単に自宅に届けてくれる便利さに魅了された。スーパー信者だった家内も、次第にコープ生協の品揃と宅配利便性を納得して、遂にコープに宗旨替えする始末。大昔に学生運動で 就職できなかった私の知人は、生協のタートで働いていたが 今はコープ生協の大幹部に収まって 昇天の勢いにある。時代の変化は誠に恐ろしいものだと思う。
最先端の商品と文化を教えてくれた都心デパートには 近年全くご縁が無く、24時間無休のコンビニも不満は無いが、コープ生協の宅配利便性は便利で これから本格的に世話になりそうだ。慶応閥が独占してきた豪華なデパート群は魅力を失って衰退し、代わって パートで細々と生き延びたコープ生協は、小売り業界の寵児になるとは、 小売世界の激しい栄枯盛衰に驚いている次第。
それから1世紀、デパートは小売業界のリーダーとして慶応閥が日本の市場を率いてきたが、遂,に価格勝負のスーパーに敗れて失墜し、今では見る影も無い。しかし勝負に勝ったスーパーも 年中無休 24時間営業のコンビニの利便性に押されて勢いを失い、3大コンビニが 国内マーケットを寡占して、これからの如何に展開するか?と見守っていたが、遂にコンビニを駆逐する強力な新勢力が現れてきた。
それは生協コープの宅配システムだ。半世紀以上の大昔、行商紛いの訪問販売からスタートした。華麗なデパート, 低価格のスーパー, 利便性のコンビニには勝てる筈がない生協だったが、遂に新しい活路を見出した。それは子育てやパート勤務に多忙な主婦の時間を節約する利便性で 惣菜等を纏めて週一回 自宅に届けるシステムだ。手ごろな値段で自宅に届けるサービスは 多忙な時代の波に乗って社会に浸透し始めた。近年コンビニ業界が人手不足で苦戦する中、コープ生協は惣菜から各種雑貨品へと品揃を多忙な主婦に届ける 小売り勢力に成長してきた。
私の近くは 大手ドラッグストア、大手スーパー、大手コンビニ等が 激しく競合する利便な環境でで、コープ生協には長らく無関心だった。しかし夫婦共に高齢になると お茶など重量商品には難儀し、トイレペーパーなど嵩張る商品もコープ生協は 簡単に自宅に届けてくれる便利さに魅了された。スーパー信者だった家内も、次第にコープ生協の品揃と宅配利便性を納得して、遂にコープに宗旨替えする始末。大昔に学生運動で 就職できなかった私の知人は、生協のタートで働いていたが 今はコープ生協の大幹部に収まって 昇天の勢いにある。時代の変化は誠に恐ろしいものだと思う。
最先端の商品と文化を教えてくれた都心デパートには 近年全くご縁が無く、24時間無休のコンビニも不満は無いが、コープ生協の宅配利便性は便利で これから本格的に世話になりそうだ。慶応閥が独占してきた豪華なデパート群は魅力を失って衰退し、代わって パートで細々と生き延びたコープ生協は、小売り業界の寵児になるとは、 小売世界の激しい栄枯盛衰に驚いている次第。
2023年02月06日
テレワークの問題点
主人がテレワークになったとペット仲間の奥さんが嘆いていた。いよいよテレワークが普通の時代になった。昼間の公園を散歩中にも、散策する若者に出会うことがあるが、多分彼らはプログラミングなどテレワークを自宅でやっている連中だろう。しかし私は自宅ワークは余り好きではなく、近くにレンタルデスクを借りてテレワークしている。
私の自宅は庭付で広さも十分だが、気分の切り替えが難しく、徒歩15分のレンタルオフィスに出勤すると緊張感が増して能率も上がる。自宅ワークは気分の切替えが難しく なかなか仕事に入れない。自宅2階には書斎もあるが、私はいつも居間片隅のデスクを使っている。家内は私の在宅を希望しているので、出勤は抑えているが 駅前オフィスに頻繁に出掛ける。自宅ワークの問題点は話し相手が不在で、小さなPCトラブルも相談できないが、レンタルオフィスには必ず誰かいるので困ることが殆どない。
私の駅前オフィスには、若いK君が週1回ほど来訪していたので、私は彼に時給を払って週1回出勤をルーティンにした、常勤スタッフを雇用するほど仕事は無く、毎週1回半日ほど出勤のK君とは雑談の話題が尽きず、自宅ワークでは得られない貴重な時間であり、一緒に仕事した彼との10年間は、実に充実した日々となり能率も上がり、私は遂にユニークな検索方法をも編み出した。
近年SEOが盛んに議論され始めたが、私は10年前から本件を考えていた。例えば「東京銀座、レストラン」を検索すると50,000,000件の膨大な情報数をヒットし、高級レストラン以下のHPが続々と表示するが、殆どの検索者はTOP1〜3頁しか見ない。ヒット情報の0.0000001%程度しか読まず、従って99.999999%のHPは全く読まないのだ。この対策としてGoogle, Yahooは広告料を払えばTOP頁に表示するが、その料金が月@20万円レベルと結構高額で、一般には使えない。これは寡占業界の典型的な弊害である。この弊害を少しでも改善して 一般のHPも検索上位に表示させようとする工夫を、SEO Search-Engine-Optimization という。
20年前の定年退職と同時に私は、精密機械のメンテナンス代行業の自営ベンチャー会社を設立した。メンテ代行業の市場は確実にあるが、その受け手のHPは 全く誰の目にも読まれないことを知って、私は何とか自営業のHPを検索上位に表示させようと色々工夫し始めた、しかし簡単に解決する問題はなく、永年の試行錯誤が続いていたが、その過程でK君と出会い、雑談の内で大きなヒントに気付き、試行錯誤の末に 遂に私流の検索上位表示法に辿りついた。検索で上位頁に表示すると、顧客からの問い合わせが劇的に増え、機器メーカーや個人美容室など多種多様なユーザーから問い合わせメールが入電し始め、年間200件程度の件数にも達し、HPが絶大な営業効果をもつこと知った。こうして私のベンチャーは営業担当者ナシで動き始め、米国の大手半導体製造メーカーS社の保守管理業や、国内大手臨床検査会社のメンテ代行業を受注できた。
この検索上位表示対策の効果は絶大だが、HP制作専門屋さんに説明しても誰も理解しなかった。彼らはURL検索でHPに到達できればそれで十分であり、検索上位表示の必要性すら感じていなかった。今日でもSEOの営業効果を 本当に理解するHP屋は少ない。この私流SEOは 私一人では開発できず、毎週一回やってくるK君との雑談で たどり着いたアイデアだった。
私は強調したいのは、孤独な自宅ワークは事務的な仕事には好都合でも、創造的な業務には全く不適当だということである。創造的な仕事は、魂と魂とのぶっつかり遭いで 初めて生まれる賜物である。私は縁あって DNA発見者ジェームズ・ワトソンと長年付き合っていた。あの高慢で厭らしいワトソンですら DNAの2重螺旋構造は彼単独の考えではなく、 X線解析画像の解釈を巡ってフランシス-クリックと雑談のなかから 到達したアイデアであったことを、私に漏らした。
私の自宅は庭付で広さも十分だが、気分の切り替えが難しく、徒歩15分のレンタルオフィスに出勤すると緊張感が増して能率も上がる。自宅ワークは気分の切替えが難しく なかなか仕事に入れない。自宅2階には書斎もあるが、私はいつも居間片隅のデスクを使っている。家内は私の在宅を希望しているので、出勤は抑えているが 駅前オフィスに頻繁に出掛ける。自宅ワークの問題点は話し相手が不在で、小さなPCトラブルも相談できないが、レンタルオフィスには必ず誰かいるので困ることが殆どない。
私の駅前オフィスには、若いK君が週1回ほど来訪していたので、私は彼に時給を払って週1回出勤をルーティンにした、常勤スタッフを雇用するほど仕事は無く、毎週1回半日ほど出勤のK君とは雑談の話題が尽きず、自宅ワークでは得られない貴重な時間であり、一緒に仕事した彼との10年間は、実に充実した日々となり能率も上がり、私は遂にユニークな検索方法をも編み出した。
近年SEOが盛んに議論され始めたが、私は10年前から本件を考えていた。例えば「東京銀座、レストラン」を検索すると50,000,000件の膨大な情報数をヒットし、高級レストラン以下のHPが続々と表示するが、殆どの検索者はTOP1〜3頁しか見ない。ヒット情報の0.0000001%程度しか読まず、従って99.999999%のHPは全く読まないのだ。この対策としてGoogle, Yahooは広告料を払えばTOP頁に表示するが、その料金が月@20万円レベルと結構高額で、一般には使えない。これは寡占業界の典型的な弊害である。この弊害を少しでも改善して 一般のHPも検索上位に表示させようとする工夫を、SEO Search-Engine-Optimization という。
20年前の定年退職と同時に私は、精密機械のメンテナンス代行業の自営ベンチャー会社を設立した。メンテ代行業の市場は確実にあるが、その受け手のHPは 全く誰の目にも読まれないことを知って、私は何とか自営業のHPを検索上位に表示させようと色々工夫し始めた、しかし簡単に解決する問題はなく、永年の試行錯誤が続いていたが、その過程でK君と出会い、雑談の内で大きなヒントに気付き、試行錯誤の末に 遂に私流の検索上位表示法に辿りついた。検索で上位頁に表示すると、顧客からの問い合わせが劇的に増え、機器メーカーや個人美容室など多種多様なユーザーから問い合わせメールが入電し始め、年間200件程度の件数にも達し、HPが絶大な営業効果をもつこと知った。こうして私のベンチャーは営業担当者ナシで動き始め、米国の大手半導体製造メーカーS社の保守管理業や、国内大手臨床検査会社のメンテ代行業を受注できた。
この検索上位表示対策の効果は絶大だが、HP制作専門屋さんに説明しても誰も理解しなかった。彼らはURL検索でHPに到達できればそれで十分であり、検索上位表示の必要性すら感じていなかった。今日でもSEOの営業効果を 本当に理解するHP屋は少ない。この私流SEOは 私一人では開発できず、毎週一回やってくるK君との雑談で たどり着いたアイデアだった。
私は強調したいのは、孤独な自宅ワークは事務的な仕事には好都合でも、創造的な業務には全く不適当だということである。創造的な仕事は、魂と魂とのぶっつかり遭いで 初めて生まれる賜物である。私は縁あって DNA発見者ジェームズ・ワトソンと長年付き合っていた。あの高慢で厭らしいワトソンですら DNAの2重螺旋構造は彼単独の考えではなく、 X線解析画像の解釈を巡ってフランシス-クリックと雑談のなかから 到達したアイデアであったことを、私に漏らした。