2017年05月15日

170515 学生のアルバイト


先日のラジオ深夜便で、漫画ベルサイユのバラの作者池田理代子さんの対談があった。彼女がマンガ家になった動機は、大学(東京教育大)に入学した時、生活費を稼ぐ為、マンガを書き始めたことだという。情報に溢れる今日とは違って昔は、中世フランスの参考資料をかき集めながら猛勉強して書いたそうだ。出版社に持ち込んでもなかなか買ってもらえず、やっとベルバラ短編を3万円で買ってもらって生活したそうだ。       
池田理代子さんは、フランスには一度も旅行したことが無いまま書いたマンガだが、日本だけでなく欧米でも人気だというから驚きだ。 50年前にベルバラを書き始めたこと考えれば、 今日の情報時代はやる気さえあればもっと楽に書けただろうと思う。                                            
                                                                                                                                          
理系文系の両学部を修学した私の経験から言えば、理系は講義と実験に4年間追いまくられてアルバイトの余裕は殆んど無いが、文系は時間があり余るので、多くの学生がアルバイトで生活費を稼いでいる。しかし単なる金稼ぎでは如何にも勿体ないと思う。よく知られている、ダークダックスは慶大経済学部時代に4人で始めたコーラスが卒後後の本職となって有名なコーラスグループに成長した。また大手就職情報案内のリクルートも、創業者江副浩正が学生時代に東大学生新聞の広告集めの代理店としてスタートし、今日の年商1兆6000億円の株式会社リクルートになったという。この他にも学生のアルバイトから始まった例は、探せばいくらでもあると思う。学生時代のアルバイトは将来の生き方を探る有力な手段になると私は思う。               
                                                                   
                                                                  
先日の新聞の大学生の就職人気企業は、文系理系を問わず三菱商事、三井物産、住友商事、伊藤忠商事、 東京海上日動など大手総合商社が軒並みベストテンの上位を占めていた。我々の時代の理系志望は三菱、住友、東レ、日立などの大メーカーがずらり上位を占めていたが、変わったものだ。これら大会社は一生を託すに価値あるのは確かだが、私の感覚では、超秀才ばかりの同期生に伍し緊張しっぱなしで働き続けるのは疲れ果ててしまうかとも思う。現代は激変の時代であり、大企業だから一生安全だとは必ずしも言えないことは日々のニュースから知っている。 自分の将来は自分が探して決めると決断して、学生時代からいろいろトライし得意分野を探し出して、一生の仕事として生きるのも案外面白いかもしれない。                     
                                                                    
ベンチャーや中小零細企業は浮き沈みが激しく不安定なのは事実であり、決して楽な道ではないが、後悔の少ない生き甲斐があり、大企業だけが全てではないと思う。 中小企業では、自分の知恵と努力が成果に比例し易く、大組織の中で憤怒に潰されながら一生終えるよりも、反って生き甲斐があるかもしれないと思うのだが。
特に今日はネット社会になり、サービス業の全盛時代になった。昔と比べて殆どのベンチャーはITで起業からプレマーケッチングまで可能であり、営業販売もネットで出来る、もし計画が不成功だと分かれば中断も簡単だから、アイデアに富むやる気の学生はトライしては如何だろうか。



mh3944 at 08:02│Comments(0)TrackBack(0) 雑感 

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