2018年05月01日

180501 肉体が縮む

自分の背丈が4cm近く縮んだとこのごろ妻が嘆く。3才年下の妻は私と同じ高校だったが、長身で学業も優秀、運動会の団体行進でもいつも先頭を歩むマドンナだった。義母も若い時は〇〇小町と言われた長身美形で、昔のインターハイ 神宮競技大会では何度もメダルを獲得したというが、結婚したご主人(技術将校)がインドネシアで戦死して母子二人で戦後を生き抜いてきた。縁あって私と結婚したが、子供達は母方遺伝子の優性遺伝で、義母や妻のDNAを強く体現しており、人並み以上の運動神経と体形に恵まれているのは嬉しいが、ヒトは誰でも年齢を重ねると関節部分の軟骨が薄くなって身長が縮むのは避けられない。
                                      
私は身体だけは頑強だが、不器用で背丈も平均以下、団体行進はいつも後のほうだった。優等生の妻と違って私は 中学,高校でも表彰された覚えは殆ど無く、頑張った筈の期末試験も殆ど平均だった。しかし出題範囲を限定しない全国センター試験等では、何故か私はいつもTOP成績だったので、先生や級友達から不思議がられていた。範囲限定の学期末テストは、ヤマ感で勉強するので、不器用な私は順応できなかった。

高校時代のある数学の時間に私が、函数のことを関数と黒板に書いて数学教師からこっぴどく怒られたことがある。堅物の数学教師は、私が書いた関数は全く初耳で、函数学者としてのプライドを傷つけたらしい。しかし頑固な先生に反論しても勝てる見込みもなく私は黙っていたが、半世紀が経過した今日では殆ど関数になっている。

かなり屈曲した青春時代に育った私は、その後の長い人生でも反抗心を心の糧として逆境を生き抜く二宮金次郎タイプの人間になってしまった。しかし齢を重ねると性格も段々と穏やかになり、頑張り精神も衰えて丸味を帯びてきたが、頑強な肉体だけは維持しているつもりだった。

しかし先日小さな出来事があった。私は永年25.5cmの靴を愛用しており、梅雨が近くなった先般、柏の靴店で25.5の雨降り用の合皮靴を買ったが履き具合が悪く返品しようと同店に戻り、試しに24.5を履いてみると今度はピッタリだったので本当に驚いてしまった。長年の愛用サイズ25.5から1cmも縮小していたのだ。頑強が取り柄の私の肉体も遂に縮小し始めたことを知り悲しくなった。 
                         
食べ物も同じで、近年は人件費アップに対抗して、ランチや商品の定価を変えず量を減らしてコストをカバーするが、健食家の私は大いに不満だった。しかし近年はその減量ランチがお腹に具合良いことをたびたび実感し始めている。

いずれにせよ、80才にもなると肉体は収縮し、闘争心も萎えることは避けられないが、病気になって家族や周囲に迷惑をかけることだけは、極力避けようと強く意識しながら日々を暮らしている次第。





mh3944 at 12:40│Comments(0) 雑感 

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