2018年07月18日

180718 破産寸前の中国


ロシアのGDPは日本の1/2以下で経済的には取るに足りないが、軍事的には強力でヨーロッパ諸国は常にロシアの侵略を恐れている。中国は軍事経済の両面で世界の No.2に成長し、我が国の尖閣諸島の奪取を狙う脅威となっている。                                                                        
 
この巨大中国も内政面では深刻な大問題を抱えている。その1は、膨大な人数に上る退役軍人の扱いであり、6,000万人の膨大な老兵が待遇改善を求めて連日デモっている。中国人民解放軍に源をもつ中国陸軍は名誉意識も高いが、ミサイル電子戦に変化した近代戦争では、頭が空っぽでエリート意識だけ旺盛な老兵は無用になり、その待遇に巨額の予算を要する圧力団体になっている。
                                             
その2は中国国内の累積債務であり、日本のバブル崩壊時以上の、膨大な累積債務を抱えていると中国評論家の石平氏が産経新聞(7/12)で論じている。国有企業の大連工作機械集団有限公司の陳会長は夜逃げして指名手配になったが、同社が3,300億円(200億元)の負債を抱えていたことが判明。その他に深刻な負債を抱えている国有企業が山ほどあり、その負債合計は1800兆円に達し、中国GDPの2年分以上に相当する。中国の海航集団公司の現役会長がフランスで不慮の事故死を遂げたのも、10兆円という超巨大債務を抱えていたことが関係しているという。                                                             

国有企業より民間企業は更に深刻で、中國内に抱える負債総額は合計で3,300兆円(200兆元)という天文学的な金額になると石平は指摘する。これは政府が煽り立て人為的に創り出された公共事業や不動産投資ブームの結末だが、借金はいずれ返さなければならず、これから中国は返済地獄が荒れ狂い、そのツケは金融機関やシャドーバンキングに回ってくると言う。                                                                  

ごく最近、習近平が従来の威圧的な外交態度を急変させて、日本政府と親善友好外交に転じたのも、このような国内矛盾を穏便に解決する方策を探っている為と思われ、逆に我が国はお隣の軍事大国と平和的な関係に転じるチャンスになりそうだ。





mh3944 at 09:40│Comments(0) 政治 

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔