2018年12月18日

181218 地方都市の将来

私は山口県の山村から出て既に半世紀以上経つが、友人達の多くは田舎に留まっている。しかし田舎には仕事がなく生活できないといつもぼやく。子供達は都会を目指して去り、時折田舎に帰ってくるが、孫達はお年玉狙いを除いては殆んど顔を出さない。親が亡くなるともう誰も帰ってこなくなる。これからは都会以外に、子供や孫達が活躍する場はないのだろうか。                                       
                                                  
ある新聞に、国内の諸都市の10階建以上の昨年度の着工件数が床面積の順番に載っていた。東京が615件と圧倒的に多く、続いて大阪320件. 横浜65件, 名古屋152件, 福岡116件, 広島74、熊本41、札幌48 千葉13、神戸42 北九州37、仙台20の順番だ。横浜や千葉の件数が少ないのは建物の床面積が大きいからだが、この順番は各都市の魅力度の指標ではないかと私は思う、ダントツ東京は超高層ビルが圧倒的に林立し、建物の総床面積も格段に大きい。横浜、福岡の活況も目立ち、続いて広島、熊本、札幌、北九州の建築が盛んだが、仙台が意外に少ないのは少々気になる。杜に囲まれた落ち着いた街で東北地方の中核都市として欠かせない存在だが、大震災の影響を引きづっているのだろうか。                                                                                         

大学生の東京集中を避ける為、都内23区の学生数を制限してこれ以上の学生が都心に集中しないよう政府が提案して、東京都から猛反発を食っている。文系学生の立場からは、情報が集中する東京を去るのは死活問題であり、都内の大学に進まないと就活に大苦労する不安がある。理系の私から言えば地方でも就活に大きなハンディーはなく、逆に東京は直下型大震災で逃げ場が無い恐怖の都市とも思うが、就活で頭が一杯の文系学生は、そんな悠長なことを言ってはおられないのだろう。地方の国立大学をアンブレラ方式で連合して、地方国立大学連合法人に編成換えするアイデアも文系学生には便利かもしれない。大学の絶対数が減れば、企業側からもより積極的に地方大学連合に求人活動を活発化するだろうから。                                 
                                            
私の感想を言えば、人口1,000万人の東京に次ぐ400万人の横浜は素晴らしい街で、住民層の厚さはピカ一だ。例えばシルバー人材センターに頼むとどのように特殊な知識経験をもつ高級人材でも横浜は紹介してくれた。しかし横浜居住者は、坂道が多くUp-Downの激しい街だと言う。大阪は金融も情報も東京に奪われてじり貧状態に苦しんでいるが、万博誘致に成功し、カジノも是非誘致して昔の勢いを取り戻そうと必死になっている。名古屋は世界のトヨタを中核に頑張っているが、もし電気自動車への転換に失敗すると、産業構造が壊滅して倒産企業が続出する大変な事態も予想される、東京からリニア1時間の地方都市に陥落しないよう創意が必要だろう。     
                                            
福岡は私が戸惑いの青春時代を過ごした街だが、着工件数は116件で結構頑張っており九州地区の中核だが、私は大学卒業後の50年間に一度も訪れたことが無い 街でもある。熊本市41件と北九州市37件が予想外にマンション建設が盛んなのには驚かされる。                          


mh3944 at 09:11│Comments(0) 政治 

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