2019年07月05日

190705 G20 世界会議

大阪の咲州に、世界の主要国20ケ国のリーダーと、6,000人のマスコミが集まり、世紀の大会議が行われた。貿易摩擦、プラゴミ環境対策、IT課税対策などがテーマだが それは単なるお題目で、首脳達がお互いに顔を合わせて、相手の心を探りあうTOP会談が主目的だ。不便な埋立地が世界の脚光を集めて大阪も鼻高々だろう。                                                                 
                 
日本はお隣り中国と、6年間も相互訪問が無く冷たい関係だったが、昨年から米中貿易戦争勃発で窮地に陥った中国が慌てて日本に友好関係を持ち掛けて首脳会談が行われた。日本も中国の一帯一路戦略に前向きの方針を打ち出して上々の成果だった。しかし中国戦艦は相変わらず尖閣周辺を回遊して威嚇行為が続いており、中国は何を考えているのか安倍首相は習近平の本心を探ったのだ。                                                                          
                                     
世界No.2に成長した中国は、貿易問題で米国と対立し、中国がITで世界制覇の野望を察知した欧米諸国は、中國ファウエイ排除に動き始めた。目玉戦略を阻止されて中国は、高成長経済にもブレーキがかかり、国内の治安維持予算は膨張を続けて軍事予算を凌駕する勢いで、財政的に深刻な問題を抱えて、活路を世界No.3の大国日本に経済協力を求めて接近したのだ。                                                          
米国は、貿易赤字の5割を占める中国商品輸入の阻止、技術盗用でIT制覇を狙う中国の野望の打破が大命題であり、トランプ氏は習近平と顔を合わせて、如何に今後の両国関係を進めるかに互いに胸中を探り合あった。                                                                                   

国土は広大だが人口は1.4億人のロシアは経済規模が日本の1/3の貧乏国だが、軍事力だけは突出して世界最強の地位を維持し続けるガキ大将である。内心ではお隣り中国を極度に恐れているが、当面は、中国と協力して米国に対抗し続ける苦しい立場にある。                                                               
                                        
ヨーロッパの盟主としてEUをリードし続けてきた大国ドイツは、メルケル首相が積極的に中東移民を受け入れた結果、移民が1600万人にも達して国内保守派から猛反発を招き、首相としての力を失い、G20でも精彩がなかった。                                                                                  

英国メイ首相も苦境で退陣寸前だ。国力は衰えても気位高い旧宗主国の英国は、ドイツやフランスなど大陸諸国が牛耳るEU中央政府に従う屈辱には耐えられず、EU脱退運動が強い。しかしEU脱退は孤立を招き経済不況に繋がると懸念する若者達と、国論を真っ二つに分裂して結論が出ず、メイ首相もサジを投げ出して、次期首相選出の真っ最中だが、英国も気位だけでは生きて行けないことを知らされた。                                                                                  
                                    
民主大国のインドはモディ首相が来日したが相変わらずカースト制度に苦しんでいる。カーストはヒンズー教に由来する人種差別意識だが、日本の士農工商とは比較にならないほど頑強で、インド人の精神を頑強に束縛し、社会発展を阻害し、同じ人口規模の中国に比べてGDPは1/4と大きく低迷している。ITを武器にカーストを廃絶しようと政府は懸命に努力しているが、宗教が関係する至難のテーマだ。                                                 

お隣り韓国は人口5,000万人にも拘らず,日本の6割近いGDPに成長し、更に北朝鮮には2,000万人の安い労働力もある。核を絶対に手放さない金正恩と連合して準核保有国になる夢を描いているが、金正恩から拒否されて妄想は迷走中でG20でも登場場面が無かった。2.7億の人口をもつ大国インドネシアは南シナ海の中国占拠が現実化して事態の重大さに気づき、東南アジア諸国を結集しての中国に対抗しよう動き始めた。                                                                            

今回のG-20を主導して大々的なPR効果を狙った安倍首相は、金融庁の年金2000万円不足問題で強烈なパンチを食らって支持率を下げた。しかし世界20ケ国の首脳を前に, 大会議をリードした実績を国民も見ており、参議院選挙の結果が待たれる。





mh3944 at 09:12│Comments(0) 政治 

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