2019年07月24日

190724 技術情報の盗み出し

     
日本からの輸出ルール変更を韓国が怒っている。フッ化水素、フッ化ポリイミド、レジストの韓国向け輸出をホワイト国扱いにしてきた結果、韓国から北朝鮮に再輸出されて軍事転用されていたことが判明した為、急遽 ヨーロッパ諸国の韓国向けルールと同じ事前審査扱いにしたことに韓国が怒った。従来から日本は韓国を優遇扱いし過ぎる傾向があるが、今回の措置に韓国政府は激怒して国際社会に日本の不当性を訴え、特別予算260億円を投入してこれら輸入化学品を自主開発すると文大統領が声明した。                                                                                     
                                                               
この特殊化学品を製造している日本メーカーは、JSR, 東京応化、ステラケミファ、昭和電工、関東電化、太陽インキなどであり、特にレジストは不安定、フッ化水素も大量貯蔵が難しく、電子機器の高い世界シェアを持つ韓国は大慌で、早急にそれらを国内生産に切替えるという。 しかし簡単に国内生産できるなら既に行っている筈であり、高度な技術Know-Howがなければ韓国でも簡単には製造できない。                                                                                          
                                                                                                 
しかし韓国には秘策がある。それは高額報酬で日本人ブローカーを勧誘してKnow-Howを盗み出す方法で、韓国が長年得意としてきた技術盗用だ。韓国はあらゆる技術を日本から盗み出して経済成長してきた歴史があり、例えば電磁鋼板の生産技術を新日本製鉄から盗み出す為、韓国ポスコ製鉄は東京に事務所を設置して 長年かけて遂に技術盗み出しに成功した。しかし今度はポスコ製鉄社員がその電磁鋼板技術を中国に持ち出したことが露呈して逮捕されて、裁判となった時、ポスコ技術者は、持ち出したのは日本から盗んだ日本製鉄の技術だと白状して、国際的な騒動に発展し、終にポスコは大金の賠償金を新日本製鉄に支払って和解した例が知られている。      
                                            
最近では、栃木県が長年かけて開発した とちおとめ(イチゴ) を韓国人が盗んで、今では韓国の代表的イチゴとして輸出農産物になっている例もある。韓国は とちおとめを日本のスーパーで購入して持ち帰りバイオ手法で培養し再生したのだ。日本が国際特許を出していなかったのも悪いが、韓国窃盗団の動きは早かった。似た例は中国にもあり、和牛の卵子精子を中国に持ち出した日本人酪農家が摘発されたが、日本人の裏切り行為は同胞として誠に情けない限りだ。                                                                                      
                                       
フッ化水素、フッ化ポリイミド、レジストも韓国政府は日本から技術を盗み出して韓国で国内生産するだろうが、問題は韓国からの高額報酬に乗せられて極秘技術の持出しに協力する日本人ブローカーが結構いるのだ。今回も 数千万円の成功報酬が提示され、着手金数百万円を受け取ったブローカーが、国内メーカー技術者を探し出してKnow-HowをUSBで持ち出すのだろう。                                                                           
                                     
実は20余年前に 我社にも技術盗用のブローカーAさんがいた。Aは在京の電気系大学卒の有能な技術者だったが、働いても働いても会社では報われず、何回も転職を重ねた末、忸怩たる思いまま定年を迎えて我社にやって来た。彼は広範な現場知識を持ち、我社の機械修理業にも大いに貢献してくれ深く感謝していたが、ある時突然 我が社を辞めて 韓国の仕事に専念すると言い出した。韓国政府の巨大プロジェクトで、関係業界の技術調査だと漏らしていた彼は、友人知人達を動員して資料やサンプルを収集して、頻繁に韓国出張を繰り返した。                                                          
そして2〜3年が経過したある日突然、彼は韓国側から厳しい叱責を受けて、約束の成功報酬を貰えないまま解約されてしまった。スパイ行為だから裁判所に訴えることも出来す 泣き寝入りする以外に無かったが、大変な屈辱とショックを受けた彼は放心状態になり、実業界から完全に身を引いて 今では横浜の自宅の狭い庭で 不似合いな盆栽造りに余生を過ごしている。                                                             
                                    
今回のレジスト、フッ化水素も、韓国は目も眩むような成功報酬を日本人ブローカーに示して、僅かな着手金で当該技術の盗み出しを勧誘するのだろう。会社で報われない日本の技術者達は,良心の呵責と、高額報酬に眩んで悩ましい夜を過ごすことになる。日本では、決定的な証拠がない限り、技術Know-Howを持ち出した社員を厳罰に処することは稀だが、自己の名誉を賭けた危険な仕事になる。                                                                                       
                                     
日本企業では、口達者な事務系社員が早く出世して、口下手な技術系社員は働いても報われない傾向が強い。不遇に耐えかねた技術屋が大金に目が眩んで悪事に手をだす誘惑を止めるのは難しい。しかし今回は、国益を左右する超極秘の技術情報であり、技術者の不正行為は日本の国益に大きな損害を与えることを知って欲しい。もし技術者諸氏の行動が暴露した時は、当人は家族を含めて社会から厳しい非難を浴びることを覚悟する必要がある。                                                           


mh3944 at 08:50│Comments(0) 政治 

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