2019年12月17日

191217 柿の贈り物 

 
我家の庭には柿木があり 毎年 実を沢山つける。 今年も大豊作だった。4〜5mの背丈で夏には2回ほど毛虫を消毒し、過リン酸石灰を施肥するが 今年は大きな富有柿を400~500個も実らせた。しかし秋になるとその柿を狙って小鳥群が来襲する。特に近くの電線にヒヨ鳥がやってきて、隙を狙っては飛び降りてくる。色々な撃退策を講じたが、結局はカラスに似せたプラスチック製シートを4〜5個ぶら下げておくと最も効果的で、奴らは怖がって近寄らなくなり、柿が十分成熟するまで日数を稼ぐことが出来る。しかし秋が深まり周辺の柿を食い尽くすと 再び ヒヨ鳥群は戻ってくる。今度は奴らは本腰で、早朝から電線に止まって ギャ〜ギャ〜鳴き交わしながら攻撃のタイミングを狙う。プラシートすれすれに突貫攻撃をかけてカラスの正体を確かめようとする。無風の日はカラスが全く動かないので 勇敢に飛び降りてくる。この段階になると、もうヒヨ鳥群を防ぐのは不可能なので ほぼ熟した柿を全部もぎ取る。こうして収穫した完熟柿は、表面は傷ついて少々醜いが 味は格別で、市販の未熟で収穫されてスーパーに並ぶ美しい柿とは比べ物にならないほど美味しい。 
         
毎年のことで、今年も近所が期待している気配もあり、家内と協力して収穫した柿を10個づつ小分けして20〜30包みをつくり、向う三軒両隣、少し遠くの10余軒、友人知人、ペット仲間, 仕事の関係者などに配った。隣り近所は玄関口に黙って置くだけで 我が家からの贈物だと直ぐ分かる。そして暫くすると、お返しにミカン、リンゴ、旅行土産、お菓子、手芸品などが当方に届く。当惑する家内は もう来年からは柿のプレゼントは止めようと 毎回言うが 律儀な柿木は相変わらず 毎年沢山の実をつける。無邪気な子供達が喜んで美味しいと叫ぶのが聞えると 追加プレゼントすることもある。付き合いのない家庭には配らないので 周辺の目を気にしながら配るので 少々気苦労もある。こうして我家の柿は 毎年立派な 外交官となって近隣友好の役を果たし、日ごろのご無沙汰や疑心暗鬼を解消してくれるのは本当に頼もしい。柿のお陰で今年も隣り近所と気心が通じた温かい雰囲気で 新年を迎えることができる。
   

社会は誰でも周囲との交友関係の維持に気を使う。特に利害関係が複雑に絡みあう国際関係も似た面が多い。日中関係、日韓関係、日ロ関係も、徴用工問題や慰安婦、更には尖閣諸島など、当方に正当性は山ほどあるが、韓国には反日で洗脳された国民感情があり、中国には日本の南西諸島で取り囲まれて太平洋への自由な出口を塞がれた大国の意地がある。ロシア側には北方領土の 目と鼻に先に米軍ミサイルを設置されては困る軍部の意地がある。しかし国家間の交流が希薄になると お互いに疑心暗鬼が先鋭化して 北朝鮮のように国民を飢死させても軍事増強に邁進する。もし国家間の交流が頻繁になれば、お互いに立場を理解し易くなり戦略も和らいでくる。やはり我々は常日頃の交流を絶やさず 根気よく意思疎通を続けて 先鋭化し易い感情を防がなければならないと思う。  


mh3944 at 15:04│Comments(0) 雑感 

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔