2020年10月13日

201013 スポーツ選手の余生

何ごとにも不器用な私は、スポーツ選手の活躍をいつも羨ましく眺めている。しかし有名な大選手でも最盛期を過ぎると 極めて厳しい環境に直面しているようだ。
                                      
最近 姿を見なかった巨人 内海哲也投手(38)は 先日西武ライオンズのベンチに居た。巨人で一世を風靡した内海投手は年俸3億円の大エースだったが、30過ぎると勝てなくなり 1年前に西武にトレードされていた。2軍で訓練して一軍に上がり 久し振りにリリーフ登板したが 簡単に打たれてしまった。傲慢な昔の勇姿は全く消え失せて、俯きながらベンチに引き下がっていった。
                                            
巨人の沢村拓一投手も剛速球で注目されたが、何年経っても期待された勝利数を稼げず、終に千葉ロッテにトレ-ドされた。まだ32才の若さでスピードもあり、初戦はなんとか勝ち星を挙げたが、昔流の速球だけに頼る単調な投法から抜けていない。変化球を自在に交える名投手に変身できるかどうかが 生き残りの鍵だろう。
                                            
巨人の長野外野手(35)も期待されていたが 巨人で出番が少なく 終に昨年広島カープにトレードされ、先日の対巨人戦では 久振りにホームランを放った。見逃し球を球審に文句いう悪癖は抜けていないが、ホ-ムベ-スから離れ過ぎた構えでいつも外角攻めに倒れている。俊足の巨人鈴木尚広コーチも 人柄も軽やかで女性フアンが多かったが、元アナウンサーとW不倫が露呈して姿を消した。まだ42才でこれから長い余生が待っている。これから如何に生きるか 苦闘していることだろう。
                                            
その昔 活躍した早稲田実業の斎藤佑樹は ハンカチ王子として熱狂的な女性ファンがいたが、 日本ハムに入社して一勝もできず 2軍暮らしが 既に12年も続いている。年齢も32才になり、早く野球から離れて新しい生き方を探す方が幸せだろうが、世間知識が無く 昔の名声を背負って荒波の社会に出るには大変な勇気が必要となる。
                                             
大昔, 甲子園で大活躍した清原(53)桑田(52)の例は良く知られており、ドラフトで清原を欲しかった巨人は 激戦を避けて桑田を選択し、無念の涙を呑んだ清原は西武に入団した。期待通り 両選手はプロでも大活躍したが、引退後は明暗大きく分かれ、桑田は野球指導者になったが 清原は麻薬に走り蓄財も殆ど失ったという。
                                            
スポーツ界では如何に有名でも40過ぎると殆ど現役引退となる。大阪ガンバを支えてきた遠藤保仁も40才で出場機会が少なくなり、先日J2ジュビロ磐田に短期移籍した。ガンバを長年支え続け 将来は監督もありえる選手らしいが、若手の登場には敵わない。 ひと昔前に億単位の大金を稼いだ美人ゴルファー古関美穂(38)は 自分が稼いだ賞金は全て貯蓄に残して、日常はパートナーのプロゴルファー小平智(31)の稼ぎで生活していると 先日テレビで漏らしていた。流石に猛女らしい。
                                             
40才とは一般社会では働き盛りだが、殆どのスポーツマンは華やかな晴舞台から退場を迫られる過酷な時だ。 引退後にコーチや解説者に恵まれる選手もいるが、多くは自力で新しい生き方を探すことになる。名声の記憶を投げ棄て 本気になれば生きる道は色々ある筈だが 現役時代の名声は重荷だ。傘寿過ぎた私がまだ仕事を続けられているのは、ひとの不器用さは必ずしも損ばかりでは無いのだろう。   
                            


mh3944 at 09:39│Comments(0) 雑感 

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