2022年07月05日

220705 EV自動車の行方 

若い時は、髪が多過ぎて苦労したが  年を重ねると様変わりして薄くなり白髪になった。会社時代は近くの日本橋の理髪店に通っていたが、早くから料金1,000円と安かった。退職すると自宅近くの理髪店3,000円に通い始めたが、こちらも20年遅れてやっと1,000円になった。店主はお客様のサンパツ回数が減り、料金だけ激安になって大変だと嘆いている。     
                                              
駅前スーパーにも1,000円理髪店が開店したので、試しに行くとその手際よさに感心した。理髪台3名 若い理髪師3名で、飛散する毛はホースで吸い取りながら手際よくし理髪し、仕上がりも上々で 10分余りで終わった。お客は次々と来店し8脚ある待ち椅子は常に満席状態だが、すぐに順番が回ってくる。これでは古い理髪店のお客が減るのも道理だと思った。実はテレビ,パソコン業界で起きている日本製品の衰退もよく似ており 同じことだと思う。世界の亀山方式と称賛されたシャープTV生産工場は完全に台湾企業に買収されてしまった。          
                                           
本論はここからで、日本の自動車業界の問題だ。Hybrid方式で世界を圧倒したHV自動車も、電気自動車革命で激変している。日本のEV生産台数はまだ数万台だが、中国は既に年100万台以上、米国も大量生産に入り、日本だけ大きく出遅れている。価格も日本製EVは日産軽が補助金込みで100万円だが、中国の50万円には敵わない。EV車のコストの半分を占めるリチューム電池の原価が勝敗を左右する為、日本は全固体リチューム電池を鋭意開発して 本格勝負すると聞いて安心していたが、中国は更に一歩進んで 激安なナトリューム電池を開発中と聞いて驚いた。                    
                                       
リチューム電池の2大欠陥は 稀金属リチュームの高コストと長い充電時間だが、ナトリューム電池は食塩が原料で激安、充電時間も 1/3の10分台に短縮できるというから驚愕してしまう。もし充電時間が短く 価格も安いEV車が中国で完成すれば、日本も米国も欧州も完敗するだろう。 高齢化社会で財政が厳しい日本を支える基幹産業の自動車生産はが 大打撃を受けることになる。岸田内閣の新しい資主義と防衛費2%も重要だが、現行の日本産業の競争力を如何に維持拡大するかも、緊急問題になってきた。




mh3944 at 09:03│Comments(0) ビジネス 

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