2022年08月05日

230805 EV自動車の行方2

若い時は髪が固くて苦労したが 年を重ねると 段々柔らかな白髪になり昔の苦労は殆ど忘れて、逆に最近は禿頭のほうが心配になり始めた。現役時に通っていた日本橋の理髪店は早くから格安1,000円、千葉の自宅近くは3,000円と高かったが それは理髪組合が強いからだと聞いていた。それから30年が経過して、やっと自宅近くも1,000円になった。理髪店主は近年はサンパツしなくなり 料金も激安になって経営が苦しいと嘆くが、先客がいると、半時間以上待つことになるのは お客には辛かった。                                         
               
先般、駅前スーパーの理髪店に行くと その手際よさには驚いた。理髪台3台で若い理髪師3名が断髪し 飛散する毛はホースで吸い取り、仕上げもモダンで15分で終了した。来客は常に6〜7人並んでいるが 回転が早く30分で6人仕上げるのですぐに順番が回ってくる。理髪業も様変わりになり、田舎の理髪店のお客が減るのも道理だと思った。     
                                                      
実は産業界でも同じことが起きている。世界最高の亀山方式と称賛されたシャープ液晶TV製造法もTVの価格低下で赤字を出し続け、遂に経営権を台湾企業鴻海が買収した途端、一年で黒字経営に転換した。日本経営陣は苦闘し続けたが、台湾メーカーは問答無用の合理化を断行したのだ。今 自動車業界で進行中のEV(電気自動車)革命もヨトヨタ以下が必死に対応中だが、労使運命共同体で社員を重んじる日本勢は、外国勢EVに追い詰められている。
                                             
EV革命の始まりは、日本車Hybridに圧倒された欧州グループと自国市場を奪還したい中國メーカーの共同作戦だが、米国メーカーも追従して、日本勢を排除する一大作戦が始まった。外国EV勢は既に先行して、中國EVは年間100万台以上、欧州,米国共に50万台だが、日本勢は数万台レベルと桁違いに少なく、圧倒的に中國,欧州勢に先行されている。自動車は量産するとコストが桁違いに下がり、日本のEV軽は150万円に対して、中国は50万円台で販売されているという。 
                                               
製造原価の5割を占めるリチューム電池が勝敗の決め手で、中國欧州勢は量産でコストダウンを進め、日本は 革新的な全固体電池で巻き返しを狙っており、数年以内に自動車業界の世界マップは更に激変する見込みである。現行リチュウム電池は、希少金属の高コスト、走行距離が100Kmと不足,
6〜7時間の長い充電時間の短縮が3大課題で、世界中で大開発競争が進行中であり、巨大産業を守りたい各国政府も深く関係して 過激な開発競争が展開中である。

mh3944 at 09:35│Comments(0) ビジネス 

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