2022年09月12日

2209112 理科系と文科系

近年多くの若者は不安定な契約社員で、結婚もできずに悩んでいる。私の近隣にも活発だった少年が 口もきかずに自宅に閉じこもっている者が数人いる。日本は人材不足で外国からの移民を進めている一方、国内には仕事が無いと苦しむ人もいるのは誠に奇妙な話だ。

しかし我々はその理由を知っている。知識も技術も要らない業務は、今は殆ど機械が代行する時代に代わっており、看板だけの大学卒は企業に不要になったのだ。今日では大企業といえども安泰ではなく 上司の命令に忍従して我慢すれば 一生安泰に過ごせる時代ではなくなった。

ある知人の家では、技術系は出世できないので学費は出さない, 文科系学部なら出すと親に通告されて、遂に4年間 親を騙し通して、技術系私大を卒業した強者がいる。超有名大学で無い限り、文系卒の看板は価値が無くなったことを 親はなかなか信じられないのだ。ひと昔前迄は、弁護士や公認会計士は一生安泰で 生活も保障されていたが、今日では仕事が無く困る時代になったことを 理解できない頑固親は結構多い。モリカケ問題で 獣医学部新設を頑なに反対してきた文科省も、突然態度を変えて 来年度から 全国の理工学系学部を大拡充する方針に転換したが 50年遅れてしまった。

私は旧制帝大工学部と 一流国立大学経済学部の両方を卒業したが、多忙な工学部に比べて文科系は 一流大学でも 余裕があり過ぎて 勉学内容が軽薄だと痛感していた。確かに大企業もつい近年まで、文系学歴が優遇され、技術系は出世には縁遠い世界だった。文科系社員は聞き覚えたキーワードを口にして技術マスターしていることを懸命にPRするが、基礎が理解できていない物まねに過ぎない。科学技術は日に日に進化発展しており、一旦大波に乗り遅れると 追いつくのは至難であり、企業は簡単に転落する時代になった。先端技術の重要情報が次々と韓国中国に漏洩するのは、狡猾な韓国中国の手練手管に、苦労が報われない日本人技術者が乗せられ易い事情もある。

技術系でも内容は色々で、特に情報関係やデジタルIT分野の技術進展は激烈で人材不足も激しい。従ってIT情報業界は学歴無用で、実力本位の世界に代わっている。それは 芥川賞や菊池寛賞が有名大卒の看板には無縁なのと同じである。文系大学で貴重な4年間を浪費よりも、高卒後直ちにデジタル専門学校に進んで 4〜5年間研修すれば 立派なデジタル技術者に変身でき、実力次第では、独立も可能な時代になった。

もしIT情報分野が嫌なら、他の成長分野として介護業界もある。一般に介護は嫌われ易いが、頑固老人の文句さえ我慢すれば、それなりにやり甲斐のある職場だと私は思っている。大企業で上司の顔色を伺いながら 忍従の一生を送るよりも 介護社会は誠意が通用し、実力を発揮して暮らす方が、後悔の少ない生涯になると私は思っている次第。



mh3944 at 08:39│Comments(0) ビジネス 

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