2023年05月01日

若者達を立ち上がらせる

私の町の自治会年次総会があった。Zoom OKの条件だったが, Zoomでは雰囲気が伝わらずごく近くなので出席した。出席者は100名程度でZoomは4名だった。 顔見知りは僅かで 殆どが若い世代だったのには驚いた。勿論,私の子供もすでに還暦世代に近く、世代交代は当然だが。我が街はName-Valueは無いが 東京へ1時間以内で直通できる隠れた便利住宅街である。利根川が決壊すると住宅街は完全に水没すると 市役所はハザードマップを真っ赤にして危険表示するが、若い家族が続々と転入し続け、子供達に溢れる賑やかな街だ。
                                          
近年は自治会役員の希望者が少なく、選出が難航すると言われるが、我が自治会の役員は殆ど若手で次期会長も転入3年目だと自己紹介があった。予定1時間の議事進行は滞りなく進み、前年決算と新年度予算、次期役員承認も終了して1時間で解散となった。例年は狂人的住民が毎回騒ぎ、低い住宅地問題で難癖をつけて いつも混乱の内に閉会し、殆どの住民が嫌っていたが、何故か今年は姿を現わさなかった。余りの激しさに住民の一部が激高したとも聞いたが、変人住民はどこにもいる。
                                       
我が住宅街は湖畔に位置し土日祭日は散策者が多く、私は関連発言をしようと思っていたが、終了時間到来と同時に会議終了が宣言された。折角の自治会総会であり、議長は自由討議の時間を設けて欲しかったが、私も緊急動議を提案する勇気はなかった。私が議論したかったのは、手賀沼の湖岸に建設中の新遊歩道の危険についてだが、まだ日数もあり、次期総会に提起しようと自分自身に言訳した。
                                                                                         
近年はテレワークで、自宅で仕事する人が増え、同じ住民でも人間関係が希薄だが、時代変化に対応すべく市役所は、市民生活部を設けて住民相互の交流と活性化を図っているが、その内容は、親睦旅行、サークル活動 諸々であり、政府が叫ぶ ベンチャー育成、スタートアップ企業推進に関しては全く何も無い。怠慢な市役所は、講演会開催ばかりを繰り返して予算消化に務めているだけだ。市は古くから企業立地推進課(4名を設けているが 実績は全くゼロだ。商工会議所も同様に5名程度の所員を抱えているが、何をしているのか不明で、唯一花火大会もコロナで長年休みで仕事は無い。
                                                                  
今日は、土地造成で建屋を作り企業を招致する時代は完全に終焉して、机上のPCで起業するIT時代に変わっていることを市役所は理解せず、昔の国土開拓思想に固執しているのだ。一般企業ならとっくに倒産だが、5選市長が20年間も務めて 行政は旧態依然の怠慢で 如何にすればベンチャー起業推進が可能か、全く想像できないのだ。                              
                                           
勿論ベンチャー起業は簡単ではなく 難テーマで、マジック的な妙案は無いが、定職がなくアルバイト仕事で生活している多くの若者達に、起業創業の機会を与えてトライさせる責任は市役所にもある筈だ。即ち、安いShare -RoomとかRental-Deskを設けて、市内の若者有志が集まってFree-Discussionできる場所を提供すべきだが、成果不明で空振りを恐れて動かない。TOPが動かなければ市行政は全く動かない。そもそも何の成果も無く20年間も市長を続けていること自体がおかしな話だが、市内の政治屋連中は平穏無事を望み、若者たちの意欲を押さえつけている典型的な老害でもある。

mh3944 at 11:08│Comments(0) 政治 

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔