2023年07月24日

大相撲を見て思ったこと

大相撲名古屋場所を見る為、私はペット散歩中に 仲間から別れて早めに切り上げたが、仲間達は、ダサイな大相撲の何が面白いの?と軽蔑気味に笑った。大相撲よりもっと素敵なサッカーとか、野球など色々あるでしょう?という意味だ。
                                                                          
確かに私も、大相撲はダサイという意見に反論はしないが 最近は結構面白くなってきた。特に朝乃山には私は大いに期待していた。しかし7日目の、豊昇竜戦で無残に投げ飛ばされて負傷し休場する羽目となった。先場所は内掛けで圧倒されたが、今回は上手投げで一回転させられてしまった。なんとも無様な敗れ方に 私の小さな楽しみは冷水をぶっかけられた。
                                     
今場所は、横綱照ノ富士が休場で、若元春など日本人力士の大関昇進が期待されたが、結局モンゴル力士 豊昇竜が優勝杯をとり、モンゴル国民だけが歓喜することになった。これでは私の大相撲に対する想いは消えてしまいそうだ。
                                                     
大相撲がモンゴル力士の稼ぎ場所になった理由は色々だが、最大の理由は、モンゴル人力士が、圧倒的に意欲満々で 練習熱心なことだと思う。先月のテレビで、豊昇竜が語ったのは、モンゴル人力士の殆どは日本で出世しており 自分も頑張りたい、大関昇進では霧島に先を越されたが、自分も絶対に大関になると堂々と語っていた。そして優勝後の会見で、次は横綱になりたいと涙ながらに発言していたが、流石に日本人力士では誰も言えないだろう。
                                  
この意欲こそ、日本人力士に欠けている根本原因だと思う。すなわち 朝青龍, 白鵬、照ノ富士….と モンゴル人に横綱を独占され続けている理由は、相撲に対する意欲の差だと思う、出世して名誉とお金を獲得したい断固たる覚悟の差だ。それは、正代、高安、御嶽海、高貴勝 遠藤など日本人力士の無気力さと圧倒的な差がある。日本でも飛猿、宇良などの小型軽量力士が必死で戦っているのを見習ってほしいものだ。

特に私は、日本人力士の練習にはもっと工夫が必要だと思う。先場所の豊昇竜/朝乃山戦では、朝乃山は正攻法の四つで攻めたが、豊昇竜の内掛て簡単に仰向けに倒されてしまった。日本人力士と違ってモンゴル人力士は柔道も身につけており、朝乃山が四に組んでも、内掛で簡単に逆転されてしまう。旧来の練習を繰り返すだけでは日本力士に勝てないことをモンゴル人は知っているのだ、日本人力士は四つと突っ張りが主な武器だが、モンゴルは、更に柔道も取り込んで多岐に仕掛けてくる。白鵬は恵まれた体力にプラスして 更に 顔面張り手、かちあげ、など禁じ手に近い手段も使って、63連勝を達成したのだ。中学卒で覚悟の入門した稀勢の里も意欲はあったが知恵が乏しく、昔なからの練習に固執して 技の範囲が狭く 星を稼げず、早々と引退に追い込まれた。

日本人親方は、根性を繰り返すだけで 四つと突っ張りしか教えないが、母国を捨て背水の陣のモンゴル力士は 内掛け外掛けなど柔道の足技も駆使して必死に勝ち星重ねる。モンゴルでは大相撲は憧れのスポーツであることは喜ばしく 国際交流は歓迎すべきことだが、時には地元の日本国民も喜ばしてほしいと願っているのは 私だけではないだろう。



mh3944 at 13:08│Comments(0) 雑感 

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