2023年08月03日

白内障の手術 

先日 私は左目の白内障手術を受けた。右目は65才の時 白内障手術を受けて良好だが、20年も経過すると 今度は左目も悪くなった。 白内障とは眼球の水晶体レンズが白濁して見え難くなる病気で、専門医から、今が最後のチャンス、90才になると手術はできないと脅迫されて決心した。
                                           
重大な手術にもかかわらず 入院ナシの外来手術で 30分で終わる。 内容はこの水晶体レンズを、新しいプラ製レンズに置き換える手術で、顕著な効果と長い実績がある。眼球全体を部分麻酔して、外側の角膜を少し切り開いて 水晶体部分を超音波粉砕して摘出し、代わりのプラ製多焦点レンズを挿入して終わる。当日の患者は5人で私が最後だったが 一度経験済みでもあり、気楽な気分で待機したが、自分の番となると流石に緊張して手術室に入った。
                                          
部分麻酔しても視界はあり 医師の動きと小さなメスが見えて緊張した。少しオーバーに表現すると、死刑囚もこのような気分になるのだろうかと思ったが、突然視界が消えて真っ白になり メスを感触した。痛みは無いが、水晶レンズの粉砕と ゴロゴロした小片を吸い出して洗浄し、新レンズが挿入されたようだった。暫くすると 手術終了です と医師が告げた。現代医学の進歩に ただ感謝するだけだった。近年は 循環器系のカテーテル手術も外来になりつつあると聞くが、白内障も多くの眼科医が外来手術する時代になった、しかし地方ではまだ2泊3日の入院治療だという。片目では街中を歩けないので、タクシーで帰宅したが、流石に感染予防は不可欠で, 2時間毎の頻繁な眼球消毒が必要で、3日間ほど外出禁止を要請された。
                                         
その昔 右目手術をして20年が経過した高齢の私は 幸いにも健康な毎日を暮らしているが、流石に体力は低下し 足腰も弱まってきた。特に朝夕の柴犬散歩の時、転倒しないように注意している。高齢者が転倒骨折して2~3週間も入院すると、筋肉が衰弱して普通の歩行に戻るのが困難になり 老化が一気に進むので絶対に転倒しないようテ レビも言っている。日本人の平均寿命は 男81才 女86才でも、終わりの10年間は 病気に苦しむ年月と言われる。幸い私は大病にも罹らず健康を維持しているが、家内は 転倒しないように 毎日執拗に繰り返している。     
                                          
確かに、近隣の同輩友人の殆どは既に逝去か病床に伏しており、ごく少数が健康で残っている感じもする。親友の化学会社工場長Nさんは肺がんで10年間苦しみ逝去、秀才で大学教授のAさんは肝臓がんで逝去、 都庁幹部のMさんは心臓マヒで出勤前の朝食中に急死、 大手都銀専務のWさんも肝臓がん、住宅融資会社のKさん夫婦は殆ど相次いで急死。私大理事長夫人も肺がんで先月逝去、大手商社部長で雄弁なMさんは既に痴呆状態で歩行不能、などなど私と同年の多数は重病を患い、80の壁は簡単には越えられないようだ。 
                                                                                                            
私は若い時に脳腫瘍を患ったが 都心 の有名なK病院脳外科で摘出手術に成功し、その後は 精々 高血圧症程度で済んでいるが、体力は確実に低下しつつあり、身内関係者に迷惑をかけないように 余生を無事に生きようと思っている次第。


mh3944 at 10:40│Comments(0) 健康 

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