2023年12月13日

介護より 出生数増加を

今は介護産業の華盛りで、 至り尽せりのサービス業が提供され 関係業者が高齢者宅に出入 している。私の隣家の元船長の奥さんK(89)宅も、介護業者が連日来訪していたが、ある事件が発生した。
                                       
社交的なKさんは要介護3だが 友人知人が多く、複数の介護業者が頻繁に出入りして, ゴミ出し掃除, 買い物などを色々な仕事を代行し、給食業者は食事を宅配、介護車で週2回ほど体操教室、遊戯会に出かけて夕方に帰ってくるなど、多忙な日々を送っていた。そこに詐欺グループが目をつけ、介護車が帰った夕方に来訪して 雑談を繰り返していた。私が奇異に感じ始めたのは、夜遅くまで電灯がついている日が増えたことだが、単なる隣人の私が 警告するのは出過ぎだと思い 成り行きを見守っていた。そして月日が経過したある日、遂にパトカーがやってきて、何か事件が発生したことを知った。 
                                                               
伝聞だが、若くて優しい男性が、車で Kさんを郵便局にも連れ出し、貯金の出し入れを手伝っていたが、ある時、覚えのない大金100万円が 引き出されていると分かった。早速Kさんは 若い男性に電話したが不通だった。直ぐに隣県に住む実弟さんがやってきたが 何の対応もできず、弟さんは彼女を連れて帰り つくばの老人ホームに入れたが 全ては後の祭りだった。
                                
実はKさんは特別な事例ではなく、同様な危険をはらんだ孤独な高齢者は、私の近隣に何人もいる。ある家は奥さんが病気入院中の元金融業者、また奥さんが急死した都市銀行元社長、元大学教授のご主人が肝炎で逝去した奥さん、肺結核で若く逝去した元営業部長の奥さん、などなど。被害に遭った実例と異なるのは、多くは静かに一人暮らしている。昔は兄弟姉妹が多く、親が逝去しても、子供や孫達の誰か跡を継いだが、今は子供が少なく、片法が逝去すると直ぐに孤独な一人暮らしになってしまう。 
                                                                       
日本は少子化時代に陥り、100年後には人口が半減して 6,000万人になるという。子供達が結婚しないまま年配者になった家庭が多すぎる。 50才近くで 針きゅう治療院を開設した未婚女、何をしているか分からない50過ぎの独身娘、中堅企業を定年退職して自宅に引きこもる女、リフォーム会社に勤めながら高齢になった独身息子、公務員の父親が突然死し 息子は有名レジャーランドの作業員を担当する50才の独身息子、銀行頭取の息子で 自宅で何かしているらしい年配息子など、人生後半になっても結婚しない男性や女性が余りにも多く、これが日本の少子化の大きな理由だと私は思う。人口減少を止める為、政府は小-中-高校の教育費を無償化したが、それは順序が逆で、若者達を早く結婚させて、出生数を上げる方が急務だと思う。
                                                                     
なぜ日本の若者が結婚しなくなったのか。男性は非正規社員でプロポーズする自信がなく、スキルを身につけた女性達は、結婚しても先方両親の世話を負担したくないのだ。我々は 従来からの社会常識を変える必要があると思う。例えば結婚に失敗しても自由に離婚できる社会にするとか。ある知人宅の老夫婦は、長女が離婚して孫を連れで実家に帰ったのを大喜びしていると聞く。孫は欲しいが 義理息子はいらないようだ。
                               
昔と違って子供数が少ない現代、嫁ぐ女性が相手の両親と実家の両親の面倒まで面倒みる重荷から解放しすることだ。日本の介護システムは独居でも対応できる体制になっていると思う。更に 年間20万件近くにも達するという 人工中絶児を救う対策も必要だ。人工中絶に追い詰められた女性には複雑な事情があるだろうが、社会が万全に対応して救出すれば、年間出生数80万人は→100万人近くに上昇し、合計特殊人口出生率は 1.3から1.6に大幅改善することができると思う。


mh3944 at 13:37│Comments(0) 政治 

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