雑感

2024年05月04日

北拉致被害者の件

北朝鮮に拉致された被害者家族会が積極的に動いている。今度は 北朝鮮が拉致被害者を即刻一括解放することを条件に、日本は対北独自制裁を解除することに反対しない と表明した。拉致被害者の親世代が存命中に是非とも帰国させたいという。北朝鮮は、拉致問題は既に解決済み、と繰り返し宣言するなかで、独自制裁解除を条件に 残っている拉致被害者の即時解放を求める要求だ。日本政府だけでは動かないので、米国にも働きかける為に訪米した。

北朝鮮制裁は 国連の関係各国の合意であり。 日本だけが制裁解除することは制裁効果が激減するのを承知の声明であり 米国は内心では困惑しているだろう。制裁は多数の国が一致協力してこそ効果を発揮する仕組みであり、日本だけが勝手に脱落することは効果を半減させ、核ミサイル配置に執念の金正恩も内心では喜んでいるだろう。

確かに問答無用で拉致された被害者の怒りと苦しみは理解でき、留守家族が元気な間に逢いたいことも分かるが、関係国の困惑も考慮しない行動は国際的な信用を失墜する危険がある。特に国際的信頼ゼロの金正恩が相手だけに、不用意に交渉するのは非常に危険であり、桁違いに多数の拉致被害者がいる韓国も、被害者解放の動きは殆ど見せていない。

北朝鮮に対する世界の懸念は、80億人の人類を破滅させる危険性のある核ミサイルを入手した金正恩の暴走を如何に防ぐかでにある。核入手に成功した北朝鮮は 韓国,米国及び日本を核ミサイルで恐喝し始めるのは確実であり、我国の独自制裁解除を提案しても簡単に解決する可能性はないだろう。

誰の人生でも、色々な悲惨な出来事から逃れることは避けられない。我国は太平洋戦争で300万人の犠牲者を出したが その留守家族達も同様に苦しみ耐えてきたのである。私の義父は20代の若さでインドネシアで戦死し、残された家族は悲嘆の生活を送ってきた。私の母方親戚も 一人息子が戦死して名誉ある家系が断絶してしまった。拉致被害者5人は既に帰国済みで 問題は既に解決済みという北朝鮮を動かすことは殆ど不可能だと思う。独自制裁の内容も問題であり、北の商船来航とか 要人の北朝鮮訪問などかもしれないが 北朝鮮の本心は食糧支援にあり それは絶対に応じてはならない。

日本は北の核ミサイル恐喝に如何に対抗するかを急ぐべきであり、僅かな拉致被害者解放より 最優先の課題である。裏金問題追及で大ハシャギの野党議員の誰か 拉致被害者家族会の騒ぎ過ぎを忠告する勇気ある猛者は居ないだろうか? 故石原慎太郎は、曽我ひとみさんの母親は既に日本海に沈んでいるいるだろうに話していた。


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2024年04月01日

中流社会の生き方

世界の大スター 大谷翔平の通訳 水原一平が 大谷口座から大金を盗み、スポーツ賭博屋に6.8億円を支払っていた事件が発覚し、水原はドジャースから解雇された。水原がギャンブルの負金を清算しようとした事件だが、桁外れの大金窃盗事件に世界は仰天した。ひと昔前、房総の国会議員 浜田幸一がラスベガス賭博で4.6億円を失った事件とも酷似するが、ギャンブル狂の水原は、野球に詳しい特殊才能の通訳としての貴重な将来を失ってしまった。
                               
私の高校時代にも 将来性を嘱望されたT君がいた。彼は文武両道の秀才で、先生は頻繁に彼を見習うよう話題にした。T君は一ツ橋大学を経て、三井物産に入社し、組合活動に専念して退社、米国に渡って日本車中古のデイーラーを業としていたが、資金に困窮して同期のS君から500万円を借金したが返済できず、遂に同期会にも出席できず、米国の荒波に消えてしまった。
                               
私の友人にも有能なスポーツクラブ会長K氏がいる。彼は関東の名門東葛高校で生徒会長を務め、私大を卒業して自営会社を設立し、住宅リホーム業を自営している。しかしリフォーム業はクレイム産業と言われて、大手が受注して各地元の下請会社に請負させる薄利業務でK君は苦境から抜け出せない。才能ある若者が独立してスタートアップ起業することは社会を活性化させ、政府も奨励するが、事業成功はなかなか難しい。
                                            
T君やK君のような才能がない私は、大学進学は必死のガリ勉で有名大学に合格した。4年後の就職時には 級友達は 教授推薦の超大手会社に次々と就職したが、秀才ばかりの大企業では自信がない私は、中型の日米合弁会社JRCに就職して親兄弟は落胆した。しかしJRCは人材不足で私は思う存分に活躍でき、企画課長を経て、後半は関係医薬品会社の社長として世界を股にかけ回り、痛快な会社人生となった。退職後も私は 財産を家族に生前譲渡して、半導体製造機器の輸入販売を20年間自営し、結構な剰余金も残して引退し、今は某クラブでPCを楽しんでいる。
ギャンブルは論外だが、人の生き方はそれぞれ自由だが、一流会社の喜びは瞬時であり 直ぐに地獄の競争が待っている。 一流会社のブランドさえ気にしなければ、自由に思う存分に働くこともできる。


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2024年02月01日

大相撲が面白い

典型的にスリルが乏しい退屈スポーだと思っていた大相撲だが、最近私は見直し始めている。昔は 白鵬、日馬富士、鶴竜、朝青龍など モンゴル力士が交互に優勝を繰返していたが、近年 日本の若手力士が活躍し始めて 俄然面白くなっている。今年初場所も誰が優勝するか分からない混戦状態でスタートしたが 最終的には照ノ富士と琴ノ若の決勝戦となり 体力に勝る横綱が 関脇を寄り切って優勝した。
                                                                                                         
若手の日本人力士の大活躍に比べて年配の 遠藤、正代、御嶽海など大関経験者は 大関から陥落して下降真っ最中だ。テレビ中継をよくみると、中年力士が若手に負けるのは 体力が弱るからではなく 意欲を失っているからだと 私は理解するようになった。
                                             
大相撲は体格が大きい力士が当然有利だが、近年は 宇良、翔猿, 翠富士など軽量力士が 素早く動いて逆転するケースも目立つ。その典型が、13日目に宇良/竜電戦で、伝え返り という滅多に見られない特技で 宇良が竜電を放り投げた、それはスローモーションを見るように美しい逆転劇であり、観客も興奮して 大喝采だった。
                                                        
相撲社会は番付が違うと、道で出会っても下位力士が一歩下がって通りを空けるほど上下関係に厳しい社会だと聞くが、年上の大関経験者が陥落して、若手力士に道を譲るのは、耐えがたい屈辱だろうと私は想像している。
                                            
多くのモンゴル力士は際どい技を連発して白星を重ねるが、同じモンゴル力士でも 玉鷲だけは異色で素晴らしい力士である。39才になった今も休場ナシで皆勤を続け、白鵬のように 張手 ぶちかまし、目潰し など際どい技とは無縁で 常に正々堂々と取り組む礼儀正しい力士であり 尊敬に値する。
                                                                      
玄人筋に人気の高い朝乃山は、ケガで3日ほど休場したが、途中で再出場して遂に勝越した。当人は 協会とのトラブルで休場を命じられて 序二段?まで陥落したが その屈辱に耐え抜いて,再び這い上がってきた根性力士で誠に立派だと思う、 実力派なので、再び大関に返り咲いて、モンゴル勢にかき回される土俵で 日本人力士の根性を見せて欲しいと願っている次第。


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2024年01月01日

大学受験の学生に 

新年を迎え、大学受験生は大いに緊張していることだろう。70年前, 私の受験時も同様で 殆ど何も覚えていない苦しい時だった。高校の先生は、お前が旧帝大に合格する訳がないだろう!と怒鳴られて意気消沈していた私は サクラサク の合格電報も手配しなかった。合格者発表の翌日、実家隣りのおばさんが、名前が! 名前!が出ています! と新聞をもって我が家に走り込み 初めて希望大学に合格したことを知った。
                                       
入学して苦労しながら 4年の就職決定時期を迎えた時 再び問題が起きた。同級生は成績順に教授室に呼び込まれて、 東レ、帝人, 三菱化成、三菱重工、旭化成、三井化学,三井石油化学、宇部興産、徳山ソーダ、東ソー、旭ガラス、クラレ、カネカ、ブリジストン、東芝....と、次々と有名会社に推薦入社を決めたが、就職教授とトラブルがあった私は、就職会社を紹介してもらえなかった。大学は恐ろしいパワハラ社会なのだ。                                        
これでは報告を待っている実家に帰れないと悩みながら 私は夏休み中も卒論実験を続けていた処、日米合弁の日本ライヒホールド常務が大学に来訪して、もし誰か残っていたら、回してほしいとの話があった。 大会社で埋もれるより、新進の小規模会社で自由に働くことが希望の私は 即座にOKしたが 親兄弟は落胆した。そして尼崎駅前のJRCに私は入社したが 早速, 塩素系可塑剤の開発と製造プラント建設を命じられて仰天した。しか3年かけて遂に新製品の出荷に漕ぎつけた。
                                                                    
それから20余年の紆余曲折を経て、私は本社企画課長を拝命して上京し、米国臨床検査薬メーカーD社と合弁会社を設立して その社長として出向し、欧米企業を相手に波乱の10余年を過ごした。巨大企業の小歯車で諦め人生の同級生達とは違って, 私は世界を相手に存分に働くことができ、思い残すことは何も無い会社人生だった。その後 私は自己出資で自営会社を設立して20年 IT関連の仕事を続けている。
                                                                             
私は受験生達に言いたい。優秀な友人がいる一流大学は確かに素晴らしいが、2流大学でも やる気次第で十分活躍できるということだ。より重要なことは、どんな企業に入社して どう働くかで人生は決まる。医師は給料は高いが 非常に厳しい社会であり、医学部教授に嫌われると 過疎医院に追いやらる。世界一の大企業トヨタも EV出遅れで10年後は3流企業転落の危険性もある時代なのだ。三菱銀行, 住友銀行ど一流銀行の優雅な支店長として定年退職する時代は終り ネット銀行に変身、貸付先に無能行員を押し付ける悪弊も金利ゼロ時代で消滅した。往年の高級銀行マンを夢見て入社すると 地獄の生活が待ち構えているのだ。
                                                 
もし私が大学生なら、飼い殺しの一流会社には入社せず、新進のIT関連分野を選ぶだろう。もし大学受験に失敗したら 4年間大学で遊ぶ代わりに IT専門学校で勉強して、新鋭のIT関連企業に入社して腕を磨いて独立するだろう。大企業に入社しても、TOPになれる確率は10億円宝籤レベルだ。やる気の無い者は 田舎の公務員にでも潜リ込み、静かな人生を選ぶことを勧める。昔物語の高学歴で優雅な大企業生活は消え去ったのだ。今日は気力で生き抜く時代であり、やる気のある学生のみが活躍できる時代になったのだ。                     


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2023年12月24日

大東京の夜景 

朝早く、 病院待合室で順番を待つ間、100インチの巨大ビデオの画面を眺めていた。昔は巨大画面は液晶では不可能で、プラズマになると予想した松下電機の戦略は見事に外れて、液晶の全盛時代になった。経営の神様、松下幸之助の塾生でも 技術激変を見通すことはできなかった。
                                       
巨大画面に映る大東京の夜景は、虎ノ門ヒルズ、六本木ヒルズ、麻布台ヒルズ、森JPタワービル、などを次々と映し出している。これほど広大な東京を煌々と光り輝かすには 巨大な電力エネルギーが必要で、風力とか太陽光などでは不可、原発は必須だと思った。しかし日本人は原発アレルギーが根強く、新規原発を増設することは不可能に近い。次の新規原発は 多分高圧ガス炉発電 以外にはないだろうと私は思う。

ビデオ画面には、丸の内、大手町、日本橋、銀座、渋谷、新宿、池袋など 次々と巨大なビル群が見渡す限りどこまでも競っていた。欧米の大都市は、中心部に巨大なダウンタウンがあり、その周囲に低層のビル群が広がる風景だが、東京は巨大なビル群が関東平野の全域に乱立して、お互いにダウンタウンを競っている。これは日本人独特の、相手の事情を考えずに お互いに競い合う競争心からだろうか。お隣り韓国でも ソウル地区に全人口の6割以上が集中する大都会だという。特に若い女性はソウルに集中して キャリア向上に励み 出産が疎かになって 人口が急減する恐ろしい事態になっている。

私が東京に移住してきた昭和40年初頭には 高層ビルは皆無で、日本橋の我がDICビル(18F)が 都内で最も高く、ハトバスが来訪して 18Fビルから、日本橋、銀座、皇居の風景を観覧していた懐かしい思い出があるが、翌年には本格的な霞が関ビル(36F) が開業した。

それから半世紀、東京には次々と超高層ビルが建設されて、その威容を世界に誇っている。しかし100年後には 日本の人口は半減して7,000万人の中規模国家になるという。その時、この都心の超高額ビル群は完全に埋まっているだろうか。東京の夜は 輝きを半減して暗い夜景になっているかも知れない。それ以前に30年以内に確率70%で来襲する関東大震災が発生すると、この美しい夜景は様変わりするかもしれない。もし連動して富士山が噴火すると、東京全域に5cmの火山灰が積り、交通機関が大混乱する危険性があるという。この美しい夜景の眺めながら 色々考えていた。


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2023年11月01日

私の恒例行事

今年の夏は本当に暑かった。我が家の柿木も精力が尽き果てたらしく,子孫を残すべき種も殆ど無かった。東北ではドングリが実らず、飢えたクマが人里で騒動を起こしていると聞くが、多くの植生も猛暑の被害を被っているようだ。      
                                
柿が赤くなると 待ち構えていた野鳥達が暗い内からやってきて騒ぐので、食い荒らされる前に 私は早めに収穫を始めた。長い鋏棒で一個ずつもぎ取り、ビニール袋に入れていると、学校帰りの小学生の声が聞こえてきた。声をかけると2人が駆け寄ってきた。今年は出来が悪くてごめんね!と言いながら、5個づつビニール袋に入れて渡すと、柿だ! 柿だ〜! と叫びながら、袋を振り回して走って帰った。高級果物とは言えない柿を 近隣のベルを鳴らして配るのは照れ臭く、私は無言で玄関ノブにビニール袋を掛けておくが、無事に受け取ったか否かの確認ができない不安がいつもある。
                                     
まず最初の一袋を近くの柿好き親友宅に持参すると、丁度庭にいた奥さんが走り寄ってきて、あ〜ら今年も忘れずに有難う!と嬉しそうに受け取った。 続いて2軒目も奥さんが車で帰宅したところだった。苦笑いしながら 僅かで済みません!と柿袋を手渡すと いえいえ大好物でいつも有難うございますと応え、庭で採れた曲がったきゅうり2本を頂いた。
                             
3軒目は回り道して4年生宅に行ったが、留守だったので玄関ノブに掛けておいた。しかし数日経っても何の反応もなく、さては誰かに盗まれたか?と不安だった。そして翌々週の朝 子供に同伴して登校する若奥さんと出会い お互いに軽く挨拶を交わしたが 何の言葉もない, やはり渡っていない!と思っていたら急に奥さんが引き返してきて、先日は美味しい柿をありがとうございましたという。これで私の心もやっと晴れた。粗品の柿でも 一言お礼を聞くと嬉しいが、何の反応もないと気分が晴れない。とっくに傘寿超えた私も 悟りの境地にはほど遠いことを痛感する。
                                  
残りの2軒には玄関ノブに下げておいたが、夕方各々からお礼の電話があった。翌朝のペット散歩帰りに、息子が医学部受験で2浪し気落ちしている若い父親に出会った。柿があるよ!声かけて一緒に帰宅し 袋を渡すと嬉しそうだった。医学部だけが人生でないと思っているだろうか。翌々日の夕方 保護犬2匹を散歩する顔見知りの高齢女性に会ったので、 3個ほど渡すと子供のように喜んだ。思いがけない突然のプレゼントは大人でも子供でも嬉しいものだ。
                             
家内は 柿程度では相手に迷惑なので 来年からは止めようと毎年繰り返すが、田舎育ちの私は、隣家から柿やスモモを貰った喜びは 80年経った今でも忘れられない懐かしい記憶であり なかなか止められない。人間関係が希薄な今日、住宅街でも殺風景な雰囲気になり易いが、 少々面倒な柿配りを終えると 心が少し暖かくなる。子供達は嬉しいだろうが、親はお礼をどう言うか知らん顔するか 内心では悩んでいるかもしれない。かくして今年も 秋の 柿配り行事 は終わった。      

 


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2023年10月16日

幼児教育の必要性

先日、私の町で、IT女性がテレワークの邪魔になる息子(3才)を布団に巻いて仕事を続け、息子が窒息死した事件があり、その異常さに世間は驚愕した。話に聞くと、その若い女性は隣近所との付き合いが殆どなく、出会っても挨拶しない変り者だという。近年、 挨拶をしない不愛想な若者が増えているのは私も実感しており、我が家の両隣りも同様な女性が住んでいる。
                                   
片方は子供時代から気性荒い女性で、向かいの住宅から煩いラジオのボリュ-ムを下げて欲しいと申し出た途端、大ケンカになり、鎌を持ち出して立ち向かうその女性を私も見た。反対側の例は 大人しいが 付き合い苦手な年配女性で 就職もせず、近年 針灸,マッサージ業を自宅開業している。来訪客も多くはないが家賃ゼロの自宅営業で何とか生活は出来ているらしいが、長年の顔見知りにも拘わらず 挨拶を交わしたことが殆ど無く、当方から声をかけても 聞こえない振りするか 軽く頭を動かす程度だ。人付き合いに不慣れで挨拶を交わすのが苦手なのだろうが、いつも薄気味悪さを感じている。 
                                      
実は私も若い時は挨拶が苦手だった。高3で進学相談した時、高校の先生から君は営業には不向きだから理系だな!と言われた。 私の挨拶苦手は、元来性格が内気で会話を避ける為だが、入社した米国化学会社で論文を書いて一等賞になり、労働組合の書記長に強要された結果、多数の一般組合員との会話が不可欠になり、段々と人並みの会話ができるようになった。
                                        
挨拶が苦手な理由の一つに自分に 自信が持てないこともある。田舎育ちの私は吃音気味で、率先して発言し交友する自信が無かった。しかし日進月歩する今日、孤高を保つことは、仲間から置き去りされることを痛感した私は、吃音を直す為に研究社の英会話読本を60年も大声で音読し続けて、American-Englishを丸暗記して、段々と自信がつき、遂に米国の臨床診断薬DPC社と合弁会社を設立して、その社長を12年間も務めることになり 性格が大きく変わってしまった。 
                         
現代社会は会話は必須であり、まず挨拶を交わさないと会話が始まらない。誰でも自信ある社交性は自然に身に付く訳ではない。まずは親が子供に挨拶の必要性を教育し、当人の長い人生努力の成果として自信もつき始め、社交性を獲得するものだと私は思う。激変のIT時代は、周囲との会話無しには生きられない時代である。ゆっくり年月をかけて自然に人格形成を見守ってくれる時代ではなくなり、孤独な人物は社会から簡単に脱落してしまう社会になった。

会話を身につける第一歩は、先ず他人と出会ったとき、必ず自分から先に簡単に挨拶することである。顔見知りであれば、自分から一言 声をかけることから始める。あるいは軽く会釈するだけでもよい。相手は何らか反応を返してくる。そのうちに短い会話も始まる。そして段々と社交性を身につけることだ。毎朝私は柴犬の散歩をする時、色々な人と出会うが、殆ど挨拶か会釈をする、そして会話が始まり親友となり、社交性も身に付き始める。短い会話程度だと挨拶を怠ってはならない。


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2023年09月07日

おわら風の盆 

昔から素敵な踊りだと思っていた 富山県八尾市のおわら風の盆をテレビでみた。日本も欧米も同じだが、お盆は 年に一度だけ ご祖先様を自宅に招いてご馳走し 翌日再び墓地に送り返すお祭りだ。大昔に私の田舎でも真夏のお盆休みのある夜、小学校グランドに浴衣を着た多数の若者達が集まって 大音響の音楽に合わせて賑やかに踊る盆踊りがあった。山奥の小さな八尾町では 諏訪町,上新町,西町など各々の村落が小さなグループになって3日間踊り続け、全国から玄人筋の観光客が大勢かけつけるという。

豪快な阿波踊りとは違って おわら風の盆は 三味線と胡弓に合わせて唄う越中おわら節に合わせて、少人数の若者達が静かに踊る 風情と哀愁に満ちた本当に素晴らしい芸術だと思った。男は無骨に所作して踊るが、やはり中心は 編み笠を深く被って顔を隠した若い女達の素朴な踊りで、世界にも誇れるユニークな純日本式舞踊であり 思わず感傷的な雰囲気に誘い込まれてしまった。朝から晩まで多忙な農業に追われて明け暮れる若者達が、年に一度だけ集まって3日間を踊り通して自分の恋人を見つけようとするのだろう。

世界にはワルツ、タンゴ、ルンバなど、いろいろな踊りがあり、いずれも男女が絡み合って激しく動く恋の踊りだが、おわら風の盆の踊りは全く違って、男女別々で 男性は無骨に、女性は控えめに 自分の胸の内を相手に伝えようとする踊りで 外国人観光客が駆け付けるのも理解できる。運動神経の鈍い私も ワルツ,タンゴ,ルンバなどをかなり練習したが クイックは踊れるが その他は自信のレベルに達することができなかった。しかし気持ちで踊る風の盆をみて 私にも無骨に踊れるかもしれないと感じた。欧米は自分の想いを派手な技で表現するが、日本式はごく控え目な所作で無骨に想いを相手に伝えようとするユニークなもので、世界にも誇れるダンスだと思った。



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2023年08月15日

マウイ大火災とジャンボ宝くじ

ハワイのマウイ島が大火災に襲われた。100人の焼死者と1,300人の行方不明者が出ていると テレビは報じている、運悪くハリケーンに煽られて、マウイ島中心街は完全に灰燼に帰し、クルマ逃避中に火災に巻き込まれたカップルが 死にたくな~い! と悲鳴を上げていた、他人事ながら本当に悲しい大惨事である。私も個人的にハワイには深い因縁がある。マウイ島には会社の研修会で何回も訪問し、オアフ島には年賀ハガキの1等賞が当選し 家族でハワイ旅行を満喫して以来、快適な海外旅行に病みつきになり 何回もハワイ旅行を繰り返すことになったが、今回のマウイ大惨事には非常に驚いている。
                                         
話は変わり 政府のドリームジャンボ宝くじは 1等賞3億円が13本、前後賞1億円が26本、最高は 1等賞3億円+前後賞2億円で合計5億円の巨額賞金を手にできるからもの凄い。当選者は危険を恐れて絶対に名乗り出ないが、これほどの大金を突然手にした幸運者の多くには 幸福な事件ではなく、怠惰で平穏な人生か 悲劇的な後半人生に陥ってしているらしい。週刊誌情報だが、多くは贅沢病に取りつかれて お金を使い切ってしまい人生が破綻するケースが殆どらしい。もし私が5億円の大金を入手しても、全額貯金することはまずあり得ず 狙い澄ました筈の株式投資で大失敗するか、新プロジェクトを始めて家族を大混乱に巻き込み 不幸な人生に追い込むことに多分なるだろう。超高額な最高賞金は、社会学者のお偉い先生方のご意見で決まったのだろうが 政府は国民を不幸にする政策を実行している訳である。
                                          
私の提案だが 賞金額を劇的に下げて当選本数を増やし,3億円x13本 →3千万円x130本、前後賞1億円x26本→1千万円x260本に修正しては如何だろうかと前々から思っている。最大賞金は5千万円に下がるが 当選者は13名→130名に増加するほうが、多数の日本国民を幸福にすると私は思っている次第。或いは更に賞金レベルを下げて、最大賞金者を1千万円にして 当選者を650名に増やしてもよい。1千万円程度の賞金なら 会社員の定年退職金が増加した感覚で、人生を狂わすことは殆どあり得ないだろう。
                                      
一般国民の射幸心を煽ると 悲惨な結末に追い込む危険性が非常に大きいと思う。それよりも精々ハワイ旅行程度の小さな幸せを最大多数の国民に提供するべきではないだろうか。  

  



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2023年07月24日

大相撲を見て思ったこと

大相撲名古屋場所を見る為、私はペット散歩中に 仲間から別れて早めに切り上げたが、仲間達は、ダサイな大相撲の何が面白いの?と軽蔑気味に笑った。大相撲よりもっと素敵なサッカーとか、野球など色々あるでしょう?という意味だ。
                                                                          
確かに私も、大相撲はダサイという意見に反論はしないが 最近は結構面白くなってきた。特に朝乃山には私は大いに期待していた。しかし7日目の、豊昇竜戦で無残に投げ飛ばされて負傷し休場する羽目となった。先場所は内掛けで圧倒されたが、今回は上手投げで一回転させられてしまった。なんとも無様な敗れ方に 私の小さな楽しみは冷水をぶっかけられた。
                                     
今場所は、横綱照ノ富士が休場で、若元春など日本人力士の大関昇進が期待されたが、結局モンゴル力士 豊昇竜が優勝杯をとり、モンゴル国民だけが歓喜することになった。これでは私の大相撲に対する想いは消えてしまいそうだ。
                                                     
大相撲がモンゴル力士の稼ぎ場所になった理由は色々だが、最大の理由は、モンゴル人力士が、圧倒的に意欲満々で 練習熱心なことだと思う。先月のテレビで、豊昇竜が語ったのは、モンゴル人力士の殆どは日本で出世しており 自分も頑張りたい、大関昇進では霧島に先を越されたが、自分も絶対に大関になると堂々と語っていた。そして優勝後の会見で、次は横綱になりたいと涙ながらに発言していたが、流石に日本人力士では誰も言えないだろう。
                                  
この意欲こそ、日本人力士に欠けている根本原因だと思う。すなわち 朝青龍, 白鵬、照ノ富士….と モンゴル人に横綱を独占され続けている理由は、相撲に対する意欲の差だと思う、出世して名誉とお金を獲得したい断固たる覚悟の差だ。それは、正代、高安、御嶽海、高貴勝 遠藤など日本人力士の無気力さと圧倒的な差がある。日本でも飛猿、宇良などの小型軽量力士が必死で戦っているのを見習ってほしいものだ。

特に私は、日本人力士の練習にはもっと工夫が必要だと思う。先場所の豊昇竜/朝乃山戦では、朝乃山は正攻法の四つで攻めたが、豊昇竜の内掛て簡単に仰向けに倒されてしまった。日本人力士と違ってモンゴル人力士は柔道も身につけており、朝乃山が四に組んでも、内掛で簡単に逆転されてしまう。旧来の練習を繰り返すだけでは日本力士に勝てないことをモンゴル人は知っているのだ、日本人力士は四つと突っ張りが主な武器だが、モンゴルは、更に柔道も取り込んで多岐に仕掛けてくる。白鵬は恵まれた体力にプラスして 更に 顔面張り手、かちあげ、など禁じ手に近い手段も使って、63連勝を達成したのだ。中学卒で覚悟の入門した稀勢の里も意欲はあったが知恵が乏しく、昔なからの練習に固執して 技の範囲が狭く 星を稼げず、早々と引退に追い込まれた。

日本人親方は、根性を繰り返すだけで 四つと突っ張りしか教えないが、母国を捨て背水の陣のモンゴル力士は 内掛け外掛けなど柔道の足技も駆使して必死に勝ち星重ねる。モンゴルでは大相撲は憧れのスポーツであることは喜ばしく 国際交流は歓迎すべきことだが、時には地元の日本国民も喜ばしてほしいと願っているのは 私だけではないだろう。



mh3944 at 13:08|PermalinkComments(0)