2009年05月25日

経営の未来

最近、こんな本を読みました。

『すべてのサービスは患者のために』
(原題『Management Lessons from Mayo Clinic』)



読んですぐに、メイヨークリニックのウェブサイトにアクセスしてみて、こんなページを見つけました。

http://sharing.mayoclinic.org/

簡単に言えば、メイヨーでの経験をネット上で共有するページなのですが、これはスゴイ!!

何がスゴイって、トップページに書いてある、
『A blog with stories from patients, families, friends and Mayo Clinic staff』
この最後の"Staff"というのに驚きました。

患者やその家族間のコミュニケーションを促進するためのツールを、病院自らが用意するということだけでも、とても素晴らしい取り組みだと思いますが、そこにスタッフを巻き込んでしまったことは、このサイトの価値を何倍にも高めた大英断だったと思います。

もちろん、不特定多数の人が書き込めるネットですから、「荒れる」要素も多分に含んでいますが、スタッフの書き込みに関しては、きちんとガイドラインが用意されています。

こうしたサイトを維持・管理していくためには、それなりの費用がかかると思いますが、こうした顧客&従業員参加型の仕組みは、今後の経営のあり方の1つだと思うので、いつかはチャレンジしていきたいことの1つです。

こうしたコンセプトについて、わかりやすく書かれた本はこちら。とても良い本なので、未読の方は是非どうぞ!★★★★★です! 



mha_forum at 22:24コメント(0)トラックバック(0)雑感 | 参考図書 

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