英語には強アクセントと弱アクセントの区別が存在するが、日本にはないものであるため、普段英語を学習する際に、アクセントの強弱がほとんど意識されていない。結果的に、英語らしいリズム感とメリハリのある会話ができていない。
また、このアクセントの表現方法が全く理解されていない。アクセントとは、声の強さ(勢い)、長さ、高さで表現され、強アクセントにおいては、弱アクセントよりも強く、長く、高い声で発音がなされる。
このアクセントの強弱は、ジャズにおける強拍、弱拍の違いにそのまま反映されていることから、ジャズヴォーカルにおいては、ジャズスタンダード曲の歌詞を用いて最初に歌ではなく会話体でこのアクセントの強弱の表現の仕方を徹底的に訓練する必要がある。
一般の英会話の教科書を用いてこのような訓練を行うことは不可能ではないが、日常会話に置いては強アクセントの出現するパターンが一通りではなく、教えるのが非常に難しい。一方ジャズにおいては強アクセントの位置がほぼ決まっているか、強弱の選択肢がある場合でも、その出現頻度は少ないため、強弱のアクセントの表現方法及び規則性を身に着けるにはジャズヴォーカルが非常に有効である。
【第43回 英語発音美人になるジャズヴォーカルワークショップ
○2013年2月23日(土) 13:00-17:00
ライブスペース 奇聞屋(きぶんや)
杉並区西荻南 3-8-8 B1
03-3332-7724
http://www.kibunya.jp/
(JR中央線西荻窪駅南口1分)
○高野 亮(講師) http://hatsuon-bijin.com
○岸 淑香(piano) http://jazz-musician.jp/yamaguchi/
○矢野 伸行(bass)
【参加費(歌う方、見学の方共通)】
3,500円(1ドリンクつき)
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