チャンドラニーさんと助手のインド人が番号を言い出した。
チャンドラニーさんが
『トゥリー(3)』
というと助手が日本語で
『さんば〜〜ん!』
と言う。この助手の”ばーん”がとてもかわいらしくて、私とにる丸ちゃんは気に入ってしまった。
5つほど番号が出揃うと、いきなり左の方に居たインド人女性が『ビンゴ!!』と言い舞台上へ行き、なにかシャツのようなものを受け取っていた。
次にビンゴになったのは確か日本人女性だったような。
ここまでは皆なんとなくビンゴを、楽しんでいた。
そして、いくつかの番号がでた時にkomalの持っているカードがビンゴになった!!!
喜んで舞台に行くとチャンドラニーさんに「これはダメ」と追い返されてしまった。
なぜかと言うとkomalのカードは横の2列目が揃っていたからだそう。
今は横の第二列目と四列目が揃ったカードのみがビンゴと認められて景品がもらえるということであった。
ただ、どこかがそろえばいいという普通のビンゴとは違った初めてのビンゴゲームのルールに戸惑いながらも、難易度が上がると同時に景品もグレードアップするということが発覚し、皆の目の色が変わりだした。
次にビンゴとされるのは縦横ナナメ、どこかダブル揃えば¥3000分の国際電話用のテレフォンカードだったがダメだった。
その次は、縦横ナナメのどこかトリプルに揃うと3万円分のトラベルチケットだった!!!
皆のカードを握り締める手に力が入った。
後ろで『マイクが悪くて何言ってんのか、わかんねー』と言っていたインド人も真剣になっていた。
しかし、これもダメだった。
次はなんと全部揃えばDVDプレイヤーがもらえるということだった!!
皆ゴクリと息を呑みながらチャンドラニーさんと助手の『〜ばーん!』の言う番号と自分のカードを照らし合わせていた。
すると、会場中に響き渡る声で
ビンゴーーー!!!
とアンガールズの田中
にそっくりのインド人男性が舞台に駆け上がっていって見事景品を手にしていた。
自分の奥さんも舞台に呼び寄せて、ビンゴの喜びをコメントしていた。
ビンゴが終わるやいなや『kal Ho Naa Ho』の「It's the time to disco」が流れ出し、電気が消えホールはディスコ化した。
その瞬間wadaさんのスイッチは入りボルテージは最高潮に!!
wadaさんにつられてインド人も日本人も踊らずにはいられませんでした!!
インド人はwadaさんを見て
『あのジャパニー見ろよ!すげーぜ!!なんであんなに踊れるんだ!』
と注目の的でした!
アミターブの曲が流れればアミターブの振りで、ダレルメヘンディが流れれば、パンジャーブ人になっていました。
野村證券に勤めているという(南アジアの男の匂いがする:komal談)南インド人青年達と輪になって踊ったりインド人夫婦と3人でそくせきの振り付けをあわせて踊ったり、これ以上の至福はないといった感じでした!
Holi partyという名のインドディスコパーティーだったが、たくさんのインド人と話す事ができ、一緒に笑い、楽しい時間を共有できたことが心から楽しかったので、本当に行って良かった!!
また、こうして東京のイベントにも足を運ぼうと思う。