今日は、国語学習について書き留めてみたいと思います
文章を読んでも意味がさっぱり取れず
読み終わって「・・・?何を言っているのかさっぱり分からない・・・」という現象の子がいたとします
イメージ力が足りないことが原因と推察
では、イメージ力ってどうやったら育つのだろうか
一つの語句から感じられるイメージ
いかに心で文章が読めるか
日頃より考えていることですが
もしかしたら、小さい子供がよくする『ごっご遊び』はとっても有効なのではないかなと思っています
または、その発展形の『女優ごっご』←私が勝手に名づけたものです(笑)
『ごっご遊び』は、役割を決めてその役になりきって自分たちでお話を作っていくもの
『女優ごっご』は、何かお話を台本にして役割を決め、台本を再現しながら進めていくもの
同じような遊びですが、要は感情移入してお話を組み立てていくというところがミソかもしれません
文章を読む過程で、内容が心にイメージとして広がるから
文章が深く理解できるわけで
字面を追っているだけでは、面白くもないし内容もさっぱり分からないものです
感情移入して文章が読めるから、ワクワクするとか、悲しいとか、怖いとか
様々な気持ちになるのです
先日、長女が国語学習で『ビルマの竪琴』(EⅡ)を読んでいました
戦時中のお話です
読み終わって・・・
「全然意味が分かんない
!戦争のことよく分かんない
!
なんで水島は一人で部隊を離れるの?その理由を書けって問題だけど、意味分かんない!」
と憤慨しておりました
小3の子が、小5レベルの問題を読むだけでも大変なのかもしれませんが
内容も戦争ということで、興味も湧かないし、想像もできないようです
そこで・・・
私は説明というよりは、女優になりまして、その様子を一人芝居で表現してみました
一人でイギリス兵にもなりましたし、
部隊の隊長にもなりましたし、
竪琴を持って走る水島兵にもなりました(* ̄m ̄)プッ
すると・・・
「ママが話してくれると意味がよく分かる(笑)」
と言って、長女は設問にも答えられました
要は、イメージする力なんだと思います
灘高の伝説の国語教師≪橋本先生≫という方がいらっしゃって(すでに亡くなっています)
その方の授業スタイルが取り上げられたTV番組を見たことがあります
その内容は、教科書は一切使わず『銀の匙』という本を
3年間かけて読み込むという内容でした
読み込むと言っても、机の上で説明をしながら意味を覚えるとかそういったことではなく
主人公が『凧揚げ』をする場面が出てくれば、生徒と授業中に凧を作って本当にあげてみるとか
駄菓子の飴をなめる場面が出てくれば、授業中に生徒に駄菓子の飴を本当に配って、
口の中で割って食べる時の感触を味わってみたりとか・・・
それは、ある意味前代未聞の授業スタイル
意図するところは、心で感じることの大切さであり
文章を『追体験』させることで、一生忘れない授業を実現させたのです
その昔は、公立の滑り止めとも言われたという灘高を
東大合格者をたくさん生み出す名門校に押し上げた立役者とも言われている橋本先生
『国語はすべての教科の要』
だからこそ、本当に考える力、基礎力を育てたいと心で感じる学習を実践されたのだと思います
すぐに役立つものは、すぐに忘れる
苦労して積み上げた物は、絶対に忘れない
大切なのは、努力すること
心で感じて考えること
橋本先生の授業スタイルは大変興味深く
教室指導にも何かしらで活かせていけたらなぁ・・・と思います
もしかしたら・・・
国語学習していて『わかんな~~~い!』なんて言っている生徒さんの前で
トモコ先生は教材を片手に突然、一人芝居を始めるかもしれませんよ
女優になったつもりで(笑)
文章は心で感じて読まないと・・・ですから!
ちなみに、翌日の長女の国語学習の様子はというと
『うわぁ~~今日のお話面白そう!アイスマンだって
え?きゃーーーアイスマンって・・・氷の中で死体が発見されて、殺人事件かもって話だって!!!
今日は5枚じゃなくて10枚やりたい!最後まで読みたい!』
と、40分近くかかりましたがのめりこんでやっていました
内容は、『ビルマの竪琴』のような物語ではなくて
新聞記事のような、かなり固い文章だったにも関わらず・・・です
名探偵コナンが好きだから、殺人事件?みたいなフレーズにワクワクするようです
その子の興味・関心によって、教材も難易度が違ってくるようです
『アイスマン』の時は、私の一人芝居は必要無しでした
文章を読んでも意味がさっぱり取れず
読み終わって「・・・?何を言っているのかさっぱり分からない・・・」という現象の子がいたとします
イメージ力が足りないことが原因と推察
では、イメージ力ってどうやったら育つのだろうか
一つの語句から感じられるイメージ
いかに心で文章が読めるか
日頃より考えていることですが
もしかしたら、小さい子供がよくする『ごっご遊び』はとっても有効なのではないかなと思っています
または、その発展形の『女優ごっご』←私が勝手に名づけたものです(笑)
『ごっご遊び』は、役割を決めてその役になりきって自分たちでお話を作っていくもの
『女優ごっご』は、何かお話を台本にして役割を決め、台本を再現しながら進めていくもの
同じような遊びですが、要は感情移入してお話を組み立てていくというところがミソかもしれません
文章を読む過程で、内容が心にイメージとして広がるから
文章が深く理解できるわけで
字面を追っているだけでは、面白くもないし内容もさっぱり分からないものです
感情移入して文章が読めるから、ワクワクするとか、悲しいとか、怖いとか
様々な気持ちになるのです
先日、長女が国語学習で『ビルマの竪琴』(EⅡ)を読んでいました
戦時中のお話です
読み終わって・・・
「全然意味が分かんない


なんで水島は一人で部隊を離れるの?その理由を書けって問題だけど、意味分かんない!」
と憤慨しておりました
小3の子が、小5レベルの問題を読むだけでも大変なのかもしれませんが
内容も戦争ということで、興味も湧かないし、想像もできないようです

そこで・・・
私は説明というよりは、女優になりまして、その様子を一人芝居で表現してみました
一人でイギリス兵にもなりましたし、
部隊の隊長にもなりましたし、
竪琴を持って走る水島兵にもなりました(* ̄m ̄)プッ
すると・・・
「ママが話してくれると意味がよく分かる(笑)」
と言って、長女は設問にも答えられました
要は、イメージする力なんだと思います

灘高の伝説の国語教師≪橋本先生≫という方がいらっしゃって(すでに亡くなっています)
その方の授業スタイルが取り上げられたTV番組を見たことがあります
その内容は、教科書は一切使わず『銀の匙』という本を
3年間かけて読み込むという内容でした
読み込むと言っても、机の上で説明をしながら意味を覚えるとかそういったことではなく
主人公が『凧揚げ』をする場面が出てくれば、生徒と授業中に凧を作って本当にあげてみるとか
駄菓子の飴をなめる場面が出てくれば、授業中に生徒に駄菓子の飴を本当に配って、
口の中で割って食べる時の感触を味わってみたりとか・・・
それは、ある意味前代未聞の授業スタイル
意図するところは、心で感じることの大切さであり
文章を『追体験』させることで、一生忘れない授業を実現させたのです
その昔は、公立の滑り止めとも言われたという灘高を
東大合格者をたくさん生み出す名門校に押し上げた立役者とも言われている橋本先生
『国語はすべての教科の要』
だからこそ、本当に考える力、基礎力を育てたいと心で感じる学習を実践されたのだと思います
すぐに役立つものは、すぐに忘れる
苦労して積み上げた物は、絶対に忘れない
大切なのは、努力すること
心で感じて考えること
橋本先生の授業スタイルは大変興味深く
教室指導にも何かしらで活かせていけたらなぁ・・・と思います
もしかしたら・・・
国語学習していて『わかんな~~~い!』なんて言っている生徒さんの前で
トモコ先生は教材を片手に突然、一人芝居を始めるかもしれませんよ
女優になったつもりで(笑)
文章は心で感じて読まないと・・・ですから!
ちなみに、翌日の長女の国語学習の様子はというと
『うわぁ~~今日のお話面白そう!アイスマンだって

え?きゃーーーアイスマンって・・・氷の中で死体が発見されて、殺人事件かもって話だって!!!
今日は5枚じゃなくて10枚やりたい!最後まで読みたい!』
と、40分近くかかりましたがのめりこんでやっていました
内容は、『ビルマの竪琴』のような物語ではなくて
新聞記事のような、かなり固い文章だったにも関わらず・・・です
名探偵コナンが好きだから、殺人事件?みたいなフレーズにワクワクするようです

その子の興味・関心によって、教材も難易度が違ってくるようです
『アイスマン』の時は、私の一人芝居は必要無しでした
