そうだ・・・そうだ・・・と思ったことをお伝えしておこうと思います
それは、『公文の中学教材ってなかなか面白い♪』ってこと
算数から数学の世界に入っていく中学教材
数学って積み重ねの勉強っていうことで、小学校でやっていることが
そのまま繋がっていくわけですが
考えてみれば、小学生達が、今学習していることって
これから中学数学の数学ゲームの技作りをしているようなものだと思ったんですよね
どれだけ最強の技が作れるかってことが
ゲームをいかに楽しめるかにかかってくるような
算数の学習で、たし算、ひき算、わり算、かけ算、分数、少数
まとめで四則計算ができるようになって準備完了
数学ゲームに突入していくわけです
公文教材の中学教材の内容をおおまかに紹介しますと
正負の数から始まって、文字式、方程式、因数分解、関数、三平方の定理などなど・・・
例えば、因数分解の問題(H教材・・・中2ぐらい)
X2+5X+6=
なんていう問題が出てきます
注目は、『+5』と『+6』の部分ですが、足して5、かけて6になる数・・・
なんだろうね?
小学校1年、2年のレベルではないですか?
なんかのクイズみたい
これなら、小学校低学年でもすぐにひらめきそう

答えは『+3』と『+2』ですね
だから、答えは
X2+5X+6=(X+3)(X+2)
と、なります
次の問題

X2-3X+2=
これは、マイナスがあるのでちょっと中学っぽいですね

足して『-3』、かけて『+2』
これも、中学1年の最初でならうマイナスとマイナスをかけるとプラスになるとか
マイナスとマイナスを足すとマイナスで数が増えるっとかっていうのを覚えていれば
全然難しくないです
答えは『-2』と『-1』です
だから、答えは
X2-3X+2=(X-2)(X-1)
と、なります
以前の記事で、学年を越えて初めて現在やっていることが大切だと分かる
なんて書いたことがありますが
子供達に学年を越えて欲しいのはこういう部分
いかに、たし算、かけ算や分数など、小学校の勉強が大事なのか分かってもらいたいから
今のことがきっちりできていないと
先にいって必ず困る
上のような問題でも、数字に慣れ親しみ
自在に、この数とこの数は、組み合わせたらどうなるっていうのを操れる感覚が身についていれば
中学数学はそんなに難しく考えなくてもいいのではないかな
昨日の講師の先生も、『高教材はルールを覚えて楽しむもんだ♪』なんておっしゃっていましたが
うなずけるものがありました
例えば、『7』と『8』
足したら『15』、かけたら『56』、『8』から『7』引いたら『1』、
『17』のように1の位が『7』で、そこから『8』を引いたら『9』とか
見た瞬間に分かる感覚がベースにしっかりあると
因数分解のあたりはゲームのようなパズルのような面白さ感じると思うんです
そうなるためには・・・
た~~~くさんの練習!
今、たし算やかけ算をいっぱい練習している子供達
『因数分解、面白い♪』って言ってくれることを期待しています