公文式学習法は、極めて能動的な学習法です
普通の塾ならば、授業時間に机に座れば先生の講義が始まります
テキストの問題を見ながら・・・
先生の説明を聞きながら・・・
先生が黒板に板書した物を書き写しながら授業が進むのが一般的なスタイルかもしれません
公文教室には黒板がありません
すべて生徒さん一人一人に準備されたプリントのみ
時には、先生が事前にプリントを準備というよりは
当日生徒さんと先生とで相談して学習するプリントを決定します
生徒さんは、そのプリントを解かなければ学習は始まりません
そして、解いたプリントはすべて100点にしなければ帰れません
幼児さんでも、高校生でもこのスタイルはすべて同じです
全員、教室に来たら、必ず問題を解かなければならない
こういった点で、能動的な学習法であるといえるでしょう
一斉授業スタイルの場合は、机に座って、その時間が過ぎれば勉強したことになる?
のかもしれません
言い換えれば、受動的な学習といえるかもしれません
公文式学習とは対照的な学習法です
公文の生徒さんは、必ず自分に合った課題をこなしながら一歩ずつ進んでいきます
自分の力で進んでいくわけです
自分の力で一枚一枚問題を解いていくから、しっかりとした力がついていくのです
そして、自分の力で進むからこそ、自信がつき
未知なる課題(学年を超えた内容)にも挑戦していけるのだと思います
好奇心旺盛で、遊びと勉強の境がまだない幼児期の方ほど
未知なる課題に挑戦したがります
なんでもやりたがる・・・
なんでも知りたがる・・・
子供達は本来、自分の力で自分の能力を伸ばしたがっているのかもしれません